コレクション
展示中
草炎
川端龍子1930
基本情報
- 作品名
- 草炎
- 作家名
- 川端龍子 作家詳細
- 制作年
- 1930
- 収蔵方法
- 管理換
- 支持体
- 絹本
- 素材・技法
- 彩色
- 形状
- 屏風6曲1双
- 作品サイズ(cm)
- 各176.8×369.5
- 作品番号
- J00635
作品解説
紺地に金泥という取り合わせからは、紺紙金泥経が連想されます。平安時代や鎌倉時代に作例が残る、紺色に染めた料紙に金泥で経文や扉絵を書したおごそかな装飾経です。他にも、黒地に秋草の着物を連想する人や、漆器の蒔絵を思い浮かべる人もいるかもしれません。では質問です。描かれた光景は夜でしょうか?それとも灼熱の昼間でしょうか?正解はありません。見る人がこの作品から何を連想し、何と結びつけて理解したかによって、夜と見るか昼と見るかはっきり分かれるのが興味深いところです。