コレクション
浜町河岸
鏑木清方1930
基本情報
- 作品名
- 浜町河岸
- 作家名
- 鏑木清方 作家詳細
- 制作年
- 1930
- 収蔵方法
- 購入
- 支持体
- 絹本
- 素材・技法
- 彩色
- 形状
- 軸
- 作品サイズ(cm)
- 173.5×74.0
-
重要文化財
- 作品番号
- J00828
作品解説
《浜町河岸》は、清方が明治時代末に足かけ6年にわたって暮らした、日本橋の浜町を主題としています。清方はこの町に似つかわしい女性として、踊りの稽古帰りの町娘を選びました。というのも、この町には、歌舞伎舞踊の振り付けで一時代を築いた2代目藤間勘右衛門が、明治初頭から家を構えていたからです。背景には隅田川。対岸には左に深川安宅の火の見櫓、右に新大橋が描かれています。この橋は、清方が浜町から本郷龍岡町に引っ越したちょうどその年に、鉄橋に架け替えられました。
【重文指定年月日:2023(令和5)年6月27日】