コレクション

浜町河岸

鏑木清方

1930

基本情報

作品名
浜町河岸
作家名
鏑木清方 作家詳細
制作年
1930
収蔵方法
購入
支持体
絹本
素材・技法
彩色
形状
作品サイズ
173.5×74.0

重要文化財

作品解説

《浜町河岸》は、清方が明治時代末に足かけ6年にわたって暮らした、日本橋の浜町を主題としています。清方はこの町に似つかわしい女性として、踊りの稽古帰りの町娘を選びました。というのも、この町には、歌舞伎舞踊の振り付けで一時代を築いた2代目藤間勘右衛門が、明治初頭から家を構えていたからです。背景には隅田川。対岸には左に深川安宅の火の見櫓、右に新大橋が描かれています。この橋は、清方が浜町から本郷龍岡町に引っ越したちょうどその年に、鉄橋に架け替えられました。


【重文指定年月日:2023(令和5)年6月27日】

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