コレクション
日稼
竹内栖鳳1917
基本情報
- 作品名
- 日稼
- 作家名
- 竹内栖鳳 作家詳細
- 制作年
- 1917
- 収蔵方法
- 購入
- 支持体
- 絹本
- 素材・技法
- 彩色
- 形状
- 軸
- 作品サイズ(cm)
- 210.5×88.5
- 作品番号
- J00835
作品解説
手前から順に、笠、流し場、娘、釜、障子、金色の平卓、堆朱の箱、そして阿弥陀の掛軸と、たくさんのモチーフが重なっていることに気づいた途端、平たく見えていた(しかも流し場のパースに迷いがある)画面に奥行きを認知できるようになるのが不思議です。作者はその落差を最大にしたかったようです。なぜなら、流し場以外のモチーフを正対させ、娘の着物なんて平たくベタ塗りにしているのですから。それでもまだ平たさが足りないと思ったのか、「写実の匂ひが鼻につく」作品になった(「文部省展覧会日本画作家の作意と苦心」『太陽』1917年11月)とコメントしました。