コレクション
手
高村光太郎c.1918
基本情報
- 作品名
- 手
- 作家名
- 高村光太郎 作家詳細
- 制作年
- c.1918
- 収蔵方法
- 購入
- 素材・技法
- ブロンズ
- 作品サイズ(cm)
- 38.6×14.5×28.7
- 作品番号
- S00050
作品解説
一見複雑そうなこの作品のポーズを真似るコツをお教えしましょう。まず左手の5本の指を揃え、中指と人差し指を垂直に立てます。続いて親指をできるだけ前に出し、反対に薬指と小指は後ろに引きます。指が攣りそうですが、これで完成です。つまり、まっすぐな中指と人差し指を軸にして、左右の指を前と後にひねるのです。高村光太郎は《女》の作者、荻原守衛とともに、ロダンの影響を日本に広めた彫刻家です。従って《手》の見どころも、守衛の《女》同様、螺旋形の力強いひねりと言えます。