展覧会
会期終了
企画展
近代日本のガラス工芸:明治初期から現代まで
会期
会場
東京国立近代美術館工芸館
江戸切子や薩摩ガラス等の江戸期の技術によるガラス器、そして明治期に西洋から新しい技術を導入して近代ガラスの礎をつくった名工たちの作品、さらに明治・大正期に庶民の生活の中で普及したガラス器、これらによって展示の導入部とした。昭和期に入り個人的な創作表現を追求したガラス作家らによる近代ガラス工芸の系統的な発展をたどり、また現代のガラス工芸の現状を明らかにして、日本のガラス工芸の将来への展望を図った。近代日本のガラス工芸の展開に関する初の本格的な展覧会となった。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館工芸館
- 会期
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1982年9月22日‒11月28日(59日間)
- 入場者総数
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10,602人(1日平均180人)
- カタログ
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24.0×19.0cm (172) p.
- カタログ掲載論文
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近代日本のガラス工芸:びいどろ・ガラス・グラスワーク / 中ノ堂一信
- 展覧会評
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- 「近代日本のガラス工芸」展 / 滝悌三 日本経済新聞 1982年10月27日
- [Art News デザイン]グラス・アートの流行に一言 / 藝術新潮33-9 1982年9月
- Modern Japan Art Highly Diverse / The Daily Yomiuri, September 30, 1982
- 出品点数
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149点
- 出品作家 / 人数
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淡島雅吉 伊藤孚 岩城硝子工芸部・製造所 岩城滝次郎 岩田藤七 岩田久利 大重仲左衛門 岡本一太郎 小川雄平 各務鑛三 各務満 河上恭一郎 河上伝次郎 工作分局品川硝子製造所 小柴外一 小林菊一郎 佐藤潤四郎 島田孫一 菅沢利雄 竹内伝治 谷田磐太郎 中島治平 長谷川栄太郎 藤田喬平 船越三郎 益田芳徳 満州大連窯業工場 宮垣秀次郎 明道長次郎 / 29人