展覧会
会期終了
企画展
黒田辰秋展:木工芸の匠
会期
会場
東京国立近代美術館工芸館
木工芸の技法で初の重要無形文化財保持者(人間国宝)となった黒田辰秋(1904‒82)の、初期の民藝の美を基調とした制作から、晩年に至る剛健で華美な造形の木工芸、および漆塗りや螺鈿による漆芸の作品によって、その特異な芸術世界を回顧した。初期や後年の家具調度類の制作をはじめ、伝統工芸の展覧会や個展等で発表された主要な箱類や盆・盤、水指、茶入等で構成した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館工芸館
- 会期
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1983年3月19日‒5月8日(44日間)
- 入場者総数
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26,049人(1日平均592人)
- カタログ
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24.0×19.0cm (26), 88, (31) p.
- カタログ掲載論文
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現代の屈輪(ぐり) / 樋田豊次郎
- 展覧会評
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- [美術評]黒田辰秋展 量感と美しさもつ / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1983年3月30日
- [美術]黒田辰秋展 男性的かつ繊細な造形 / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1983年4月1日
- 木工芸 黒田辰秋の遺作展 体質と感覚の天賦の芸 / 米倉守 朝日新聞(夕) 1983年5月2日
- [話題を追って 第96回]木工芸の匠─黒田辰秋展 / れんず 室内 339 1983年3月
- ─木工芸の匠─黒田辰秋展 / 新美術新聞 326 1983年3月21日
- Master Wood Craftman / Mieko Sasaki, The Daily Yomiuri, March 31, 1983
- 出品点数
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133点
- 共催
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日本経済新聞社