展覧会
会期終了
企画展
現代染織の美:森口華弘 宗廣力三 志村ふくみ
会期
会場
東京国立近代美術館 本館
昭和30年代に、伝統の染織技法を基調に独自の感性と芸術表現を発揮して台頭した森口華弘(1909‒2008)、宗廣力三(1914‒89)、志村ふくみ(1924‒ )を取り上げた。糸目糊と蒔糊を駆使した染色技法と写実に基づく大胆な装飾意匠表現とによる森口の友禅、伝統の紬織に絣模様を展開して独自の表現に高めた宗廣の紬織、そして伝承の紬織に自らの感性に沿った天然染料の糸染めと主題の織を重ねて豊かな表現とした志村の紬織など、各々の代表作品によって現代の伝統染織の美を検証した。本館にて開催された。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館 本館
- 会期
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1985年5月22日‒6月30日(35日間)
- 入場者総数
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21,254人(1日平均607人)
- カタログ
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24.0×19.0cm (124) p.
- カタログ掲載論文
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「現代染織の美─森口華弘・宗廣力三・志村ふくみ」展:昭和30年代の伝統工芸 / 石村速雄
- 展覧会評
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- 「現代染織の美」展 伝統から新風を創出 / 滝悌三 日本経済新聞 1985年5月27日
- [美術]「現代染織の美」展─森口華弘・宗広力三・志村ふくみ─ / 田中幸人記者 毎日新聞(夕) 1985年6月21日
- 出品点数
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77点
- 出品作家 / 人数
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志村ふくみ 宗廣力三 森口華弘 / 3人
- 共催
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日本経済新聞社