展覧会
会期終了
企画展
福田繁雄のポスター:視覚の遊気
会期
会場
東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
本展には福田繁雄(1932‒2009)のもっとも中心的な活動の媒体であるポスター81点が並んだ。一瞬のうちに意図が明らかとなる福田の作品は、まさにヴィジュアルコミュニケーションの真髄を実現したものである。その特徴は軽やかなユーモア感覚にあり、そのことがかえって戦争や人権などのシリアスなテーマの本質をあぶり出してもいた。本展は日本のグラフィックデザイン界を代表するデザイナーの仕事を展観するシリーズの第2回目として開催された。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
- 会期
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1997年6月3日‒7月26日(40日間)
- 入場者総数
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2,949人(1日平均74人)
- カタログ
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29.7×21.0cm (96) p.
- カタログ掲載論文
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- 愉悦の造形:福田繁雄のポスター / 今井陽子
- 視るということ-福田繁雄のデザイン / 白石和己
- 展覧会評
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- [展覧会Highlight]福田繁雄ポスター展─視覚の遊気─ / 藝術公論 14-4 1997年7月
- [Art Exhibitions] Posters of Shigeo Fukuda: An Artist of Visual Wit / The Mainichi Daily News, June 9, 1997
- 出品点数
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81点
- ギャラリートーク
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今井陽子