展覧会

会期終了 企画展

オーストラリア現代工芸3人展:未知のかたちを求めて

会期

会場

東京国立近代美術館工芸館

概要

現在オーストラリアで活躍する3人の女性の工芸家、ロビン・ベスト、スー・ロレイン、キャサリン・トルーマンによる新作展です。3人のあつかう素材は、磁器、金属、木とそれぞれ異なりますが、黒を基調とし、すっきりと洗練されたかたちが特色となっています。これまで科学が人類にとって暗闇を照らし出す光としての役割を果たしてきたように、彼女たちは、解剖学や科学的な現象に深い関心を抱き、サンゴや海綿などといった海の生物、あるいは心臓や筋肉などといった身体の器官など、有機的なモチーフを題材として制作を行い、工芸の未知のかたちを暗示する作品群を生み出しています。今回はこうした作品27点を紹介します。

キャサリン・トルーマン《ねじれ》2002年 (木、彩色)

イベント情報

ギャラリートーク:  工芸館会場にて

各日午後2時から工芸館会場にて

5月30日(金)午後3時~

ジャニス・ラリー(本展企画者、通訳付)

5月31日(土)午後2時~

ロビン・ベスト(本展出品作家、通訳付)

6月7日(土)午後2時~

「近代の友禅と型染」今井陽子

6月14日(土)午後2時~

「オーストラリア現代工芸3人展について」木田拓也

キャサリン・トルーマン《上向きの手》2002年 (木、朱肉)
ロビン・ベスト《コケムシ1》2002年 (磁器)
スー・ロレイン 左から、《ふさがれたフラスコ》2002年、《スポンジ・フラスコ》2002年、《からっぽのフラスコ》 (鉄、焼付け塗装)

開催概要

主催

東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、アジアリンク

企画協力

ジャム・ファクトリー・コンテンポラリー・クラフト・アンド・デザイン

協賛

豪日交流基金、オーストラリア・カウンシル

会期

2003年(平成15)5月27日(火)~6月29日(日)<月曜休館>
午前10時~午後5時(入館は、午後4時30分まで)

会場

東京国立近代美術館工芸館(東京都千代田区北の丸公園1-1)
電話03-5777-8600(NTTハローダイアル)
http://www.momat.go.jp/ (東京国立近代美術館ホームページ)

交通

地下鉄東西線「竹橋駅」下車徒歩8分(1b出口)
地下鉄東西線・半蔵門線・都営地下鉄「九段下駅」下車徒歩12分(2番出口)

観覧料

一般200円(100円)、大学生70円(40円)、高校生40円(20円)、幼児・小人無料
*( )カッコ内は、団体料金

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