展覧会
デザインの(居)場所 : 所蔵作品展
会期
会場
東京国立近代美術館工芸館
展覧会について
東京国立近代美術館のコレクションにデザイン作品があることは、ご存知ですか?
1988年にインダストリアルデザイナーの先駆者と呼ばれるクリストファー・ドレッサーやアール・デコ様式の家具デザインで知られるピエール・シャローなどの作品が収蔵され、以後少しずつその数を増やしてきました。現在は、工業デザイン192点*、グラフィックデザイン776点*を収蔵しています。本展では、その中から選りすぐりのデザイン作品と、工芸作品を合わせた約120点を通して、デザインの居場所はどこ?という問いに対する答えを国境、領域、時間という3つの視点から考えていきます。デザインという言葉が我々の生活に定着し、様々な場面で聞かれるようになった今日ではありますが、その定義や意味合いは、状況や場所、人によって変化します。そんな、つかみどころのないデザインの存在について、改めて考える機会になれば幸いです。
*2019年3月31日現在
本展のポイント①
当館所蔵のデザインコレクションを一挙にお見せします。
本展のポイント②
工芸とデザインの関係とは?工芸館のコレクションから考察します。
本展のポイント③
エンツォ・マーリがデザインしたSAMOSシリーズを一堂に展示します。
エンツォ・マーリが1973年にイタリアの日用品メーカー・ダネーゼ社から発表した陶磁器のシリーズSAMOS。21種類ある器は全てマーリが考えたデザインにしたがって、ひとつひとつ手作業で制作されました。工芸館でシリーズ全ての器を全て展示するのは、約30年ぶりとなります。
本展のポイント④
60年以上前に開催された「世界のポスター展」についての小展示もあります。
東京国立近代美術館で初めて開催されたデザインの展覧会は、1953年の「世界のポスター展」でした。現在も当館で一部保管している出品作品の中から、今竹七郎、伊東深水、北代省三、菅井汲、原弘によるポスター5点を記録資料と合わせて展示し、当時の様子を振り返ります。
イベント
ギャラリートーク
当館研究員が鑑賞のポイントを分かりやすく解説します。
- 日程
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2019年6月9日(日) 当館研究員
2019年6月23日(日) 当館研究員 - 時間
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14:00~15:00
- 場所
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工芸館2階
※各日とも申込不要・参加無料(要観覧券
タッチ&トーク
工芸館ガイドスタッフによる鑑賞プログラム。注目の若手作家から人間国宝が手がけた作品や制作工程資料などに触れながら鑑賞する〈さわってみよう コーナー〉と、時代背景や作家の情報などの豊富なエピソードをまじえて作品のみどころをご紹介する会場トークとの2部構成で、さまざまな角度から展覧会を ご案内します。
- 日程
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会期中の毎週水・土曜日
- 時間
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14:00~15:00
- 場所
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工芸館2階
※申込不要、参加無料(要観覧券)
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館工芸館
- 会 期
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2019年5月21日(火)-6月30日(日)
- 開館時間
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10:00 – 17:00
※入館時間は閉館30分前まで - 休館日
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10:00 – 17:00
※入館時間は閉館30分前まで - 観覧料
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一般250円(200円)
大学生130円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会、賛助会員(同伴者1名まで)MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバー会員は本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
※それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、会員証、社員証、障害者手帳をご提示ください。 - 無料観覧日
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6月2日(日)
- 主催
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東京国立近代美術館