イベント

開催予定 展覧会関連

フェミニズムと映像表現|トークイベント

会期

対象

どなたでも

フェミニズムと映像表現 展示風景 撮影:大谷一郎

コレクションによる小企画「フェミニズムと映像表現」に関連して、1960-70年代のアメリカにおけるフェミニズムとアートの結びつきについてマーサ・ロスラーを中心に研究をされている田尻歩さん、そして出品作家である遠藤麻衣さんと百瀬文さんを招き、トークイベントを開催します。

開催日時・登壇者

2024年12月15日(日) 14:00~16:00(開場13時半)

田尻歩(東京理科大学講師)
遠藤麻衣(アーティスト)、百瀬文(アーティスト)
小林紗由里(当館研究員)

会場

東京国立近代美術館 地下1階講堂

定員

140名(先着順)

参加方法

入場無料。事前予約不要。

注意事項
  • 参加無料(観覧券不要)。
  • トークイベントの撮影、録画、録音はお断りしております。
  • トークイベント参加後の展覧会への再入場は可能です。
  • 内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。

登壇者プロフィール

田尻歩(たじりあゆむ)

東京理科大学講師。一橋大学言語社会研究科博士課程修了。博士(学術)。研究関心は日・英・米のドキュメンタリー写真、フェミニズムを含む社会運動と芸術実践の関係、マルクス主義文化批評。主な論文に、「マーサ・ロスラーにおける社会主義フェミニズムの影響——社会的再生産論の視点からの再解釈」『年報カルチュラル・スタディーズ』(2022年)など。共訳書にオーウェン・ハサリー『緊縮ノスタルジア』(堀之内出版、2021年)など。

遠藤麻衣(えんどうまい)

1984年兵庫県生まれ。2021年東京藝術大学美術研究科博士後期課程美術専攻修了。映像、写真、漫画、演劇などのメディアを横断し、おしゃべりや演技など自らの身体を通じた遊戯的手法により、社会制度や表現にまつわる規制を浮かび上がらせるクィア/フェミニスト的な美術表現を実践している。パフォーマンス作品の他、俳優として舞台や映像にも出演。2018年から批評家、キュレーターの丸山美佳とクィア系アートZine『Multiple Spirits(マルスピ)』を発行。

百瀬文(ももせあや)

1988年東京都生まれ。2013年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。映像を中心に、サウンド・インスタレーションやパフォーマンスも手掛ける。他者とのコミュニケーションから生じる違和感や不均衡、それらの背後に存在する不可視の抑圧などをテーマに、身体、ジェンダー、セクシュアリティをめぐる問題に切り込む作品を発表。国内外の大規模なグループ展に参加し、2022-23年には十和田市現代美術館で個展「口を寄せる」を開催。

Page Top