展覧会

会期終了 企画展

北脇昇展

会期

会場

東京国立近代美術館

北脇昇(1901‒51)は、シュルレアリスムの影響を受けながら、自然科学、数学、歴史、易経などを応用して概念を図式化した、他に類を見ない絵画を生み出し、日本の前衛美術の歴史に独創的な足跡を残した画家である。当館では北脇没後に遺族から多くの作品の寄贈を受け、1958年に「四人の作家」展でも取り上げているが、本格的な回顧展はこれが最初の機会となった。京都国立近代美術館、愛知県美術館に巡回した。

開催概要

会場

東京国立近代美術館

会期

1997年1月25日‒3月2日(32日間)

入場者総数

8,392人(1日平均262人)

カタログ

28.0×22.5cm (172) p.

カタログ掲載論文
  • 北脇昇─眠られぬ夜の画家 / 松本透
  • 北脇昇、小牧源太郎の1937年 / 山野英嗣
  • 「浦島物語」をめぐって / 牧野研一郎
展覧会評
  • 北脇昇展 時代の制約超えた独創性 / 宝玉正彦 日本経済新聞1997年1月29日
  • [美術]北脇昇展 再考に値するシュール日本化の軌跡 / 田中三蔵 朝日新聞(夕) 1997年2月6日
  • [美術]北脇昇展 4部構成で全体像を明らかに / 三田晴夫 毎日新聞(夕) 1997年2月6日
  • [美術]「北脇昇展」 絵画の中で思索し想像する / 山梨俊夫 東京新聞(夕) 1997年2月7日
  • [アート]「北脇昇」展 前衛作家の本格的回顧展 / 渋沢和彦 産経新聞 1997年2月9日
出品点数

140点

出品作家 / 人数

北脇昇 小石原勉 小牧源太郎 原田潤 吉加江京司 / 5人

講演会

北脇昇─理智と幻想のシュルレアリスト / 大谷省吾

共催
  • 京都国立近代美術館
  • 愛知県美術館
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