展覧会

会期終了 所蔵作品展

所蔵作品展 MOMATコレクション

会期

会場

東京国立近代美術館本館所蔵品ギャラリー

2019年6月4日- 10月20日の所蔵作品展のみどころ

和田三造《南風》1907年 重要文化財

MOMATコレクションにようこそ! 20世紀はじめから今日に至る日本の近現代美術の流れを、国際的な関連も含めてご紹介します。

4階第1室は「ハイライト」。当館選りすぐりの名品が凝縮されています。2室から12室までは、おおよそ時代順ですが、部屋ごとにテーマをたてて、各時代の美術と社会の関係をさまざまな角度から見ることができます。また今回は、3階7室と8室の2部屋で、1950-60年代に盛り上がりを見せた古代ブームにまつわる造形をデザインや工芸を含め紹介します。2階11室には「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」に関連した特集があり、2階ギャラリー4では「解放され行く人間性 女性アーティストによる作品を中心に」と題した小企画を開催します。

東京国立近代美術館は1969年6月11日に竹橋に移転オープンしました。この会期中に50周年を迎えるにあたり、3階の「建物を思う部屋」で当時の資料を紹介しています。今期も盛りだくさんのMOMATコレクション。どうぞごゆっくりお楽しみください。

出品作品リスト

  • 展示内容、開館日、開館時間に変更が生じる場合がございます。詳細はハローダイヤル(03-5777-8600)でご確認願います。
  • リストは各室毎に順不同です。
重文音声ガイド作家名(和)題名(和)制作年技法・材質受入方法期間(始)期間(終)
1室  尾竹国観油断1909絹本彩色文部省管理換2019/06/042019/08/18
1室  菊池契月供燈(くとう)1910絹本彩色文部省管理換2019/06/042019/08/18
1室 0006下村観山木の間の秋1907紙本彩色文部省管理換2019/08/202019/10/20
1室  加山又造天の川1968絹本彩色寄託2019/08/202019/10/20
1室0001原田直次郎騎龍観音1890油彩・キャンバス寄託(護國寺蔵)2019/06/042019/10/20
1室0029中村彝エロシェンコ氏の像1920油彩・キャンバス大里一太郎氏寄贈2019/06/042019/10/20
1室 0037藤田嗣治五人の裸婦1923油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
1室  萬鉄五郎裸婦(ほお杖の人)1926油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
1室  長谷川利行岸田国士(くにお)像1930油彩・キャンバス木村東介氏寄贈2019/06/042019/10/20
1室  三岸好太郎雲の上を飛ぶ蝶1934油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
1室  山下菊二あけぼの村物語1953油彩・ドンゴロス購入2019/06/042019/10/20
1室 0062靉光眼のある風景1938油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
1室 0003アンリ・ルソー第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神1905-06油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
1室  パウル・クレー破壊された村1920油彩・厚紙にアスファルト下地購入2019/06/042019/10/20
1室 0012荻原守衛1910ブロンズ文部省管理換2019/06/042019/10/20
2室  狩野芳崖桜下勇駒図(おうかゆうくず)1884紙本墨画淡彩奈良岩雄氏寄贈2019/06/042019/08/18
2室  橋本雅邦蓬莱山c.1903-07絹本彩色福田武彦氏遺贈2019/06/042019/08/18
2室  横山大観菊慈童c.1897絹本彩色寄託2019/06/042019/08/18
2室  寺崎広業溪四題(雲の峰・夏の月・秋霧・雨後)1909紙本彩色文部省管理換2019/06/042019/08/18
2室  狩野芳崖獅子図c.1886紙本墨画淡彩奈良岩雄氏寄贈2019/08/202019/10/20
2室  川合玉堂小松内府図1899絹本彩色購入2019/08/202019/10/20
2室  下村観山ダイオゼニス1903絹本彩色購入2019/08/202019/10/20
2室  菊池契月名士弔葬1908絹本彩色文部省管理換2019/08/202019/10/20
2室  原田直次郎ガブリエル・マックス像c.1884-86油彩・キャンバス寄託2019/06/042019/10/20
2室  久米桂一郎ブレア島1891油彩・キャンバス寄託2019/06/042019/10/20
2室  中沢弘光非水像1901油彩・キャンバス工藤登紀子氏寄贈2019/06/042019/10/20
2室  石井柏亭草上の小憩1904油彩、オイルパステル・キャンバス石井加代氏寄贈2019/06/042019/10/20
2室  熊谷守一半裸婦1904油彩・板川上淳氏寄贈2019/06/042019/10/20
2室  青木繁運命1904油彩・板購入2019/06/042019/10/20
2室  吉田博パリ風景1905油彩・キャンバス吉田穂高氏寄贈2019/06/042019/10/20
2室0004和田三造南風1907油彩・キャンバス文部省管理換2019/06/042019/10/20
2室  浅井忠山村風景1887水彩、鉛筆・紙鈴木光氏寄贈2019/06/042019/08/18
2室  鹿子木孟郎田舎の道c.1895水彩、鉛筆・紙吉田穂高氏寄贈2019/08/202019/10/20
3室  南薫造スコットランド老人1908油彩・キャンバス南建氏寄贈2019/06/042019/10/20
3室  岸田劉生イブを待つアダム1912油彩・板鈴木良衛氏遺贈2019/06/042019/10/20
3室  木村荘八虎の門付近1912油彩・板購入2019/06/042019/10/20
3室  川上涼花植物園風景1913油彩・キャンバス酒井億尋氏寄贈2019/06/042019/10/20
3室  萬鉄五郎手袋のある静物1915油彩・キャンバス寄託2019/06/042019/10/20
3室  梅原龍三郎静物1916油彩・キャンバス作者寄贈2019/06/042019/10/20
3室  正宗得三郎モレーの冬1922油彩・キャンバス正宗猪早夫氏寄贈2019/06/042019/10/20
3室  中川一政柚子壜図(ゆずたんず)1925油彩・厚紙購入2019/06/042019/10/20
3室  ポール・セザンヌ大きな花束c.1892-95油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
3室  オーギュスト・ロダントルソー年代不詳ブロンズ岩波茂雄氏旧蔵、岩波雄二郎氏遺贈2019/06/042019/10/20
3室  南薫造少女1908水彩、鉛筆・紙南建氏寄贈2019/06/042019/08/18
3室  南薫造水辺の少女1908水彩、鉛筆・紙南建氏寄贈2019/08/202019/10/20
3室  岸田劉生《人類の意志》のための下絵c.1914インク、鉛筆・紙購入2019/06/042019/08/18
3室  岸田劉生イブを求むるアダムc.1914インク、鉛筆・紙購入2019/08/202019/10/20
3室  ポール・ゴーギャンナヴェ・ナヴェ・フェヌア(かぐわしき大地)1893-94木版山口貴久男氏、美恵氏寄贈2019/06/042019/08/18
3室  ポール・ゴーギャンノア・ノア(かぐわしい)1893-94木版山口貴久男氏、美恵氏寄贈2019/08/202019/10/20
3室  ジョルジュ・ルオーミセレーレ No.1 (神よ、われを憐れみたまえ、あなたのおおいなる慈によって)1923銅版山口貴久男氏、美恵氏寄贈2019/06/042019/08/18
3室  ジョルジュ・ルオーミセレーレ No.57 (死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順なれば)1926銅版山口貴久男氏、美恵氏寄贈2019/06/042019/08/18
3室  ジョルジュ・ルオーミセレーレ No.20 (忘れ去られた十字架のイエスの下で)1926銅版山口貴久男氏、美恵氏寄贈2019/08/202019/10/20
3室  ジョルジュ・ルオーミセレーレ No.52 (法は苛酷、されど法)1926銅版山口貴久男氏、美恵氏寄贈2019/08/202019/10/20
3室   『白樺』第9巻第3号(1918年3月)[表紙|バーナード・リーチ]   2019/06/042019/08/18
3室   「公共白樺美術館員募集」『白樺』第9巻第7号(1918年7月)   2019/06/042019/08/18
3室   『白樺』第9巻第7号(1918年7月)[挿畫|セザンヌ《野中にての朝餐》]   2019/06/042019/08/18
3室   『白樺』第12巻第2号(1921年2月)[挿畫|ゴオホ《向日葵》*山本顧彌太氏旧蔵、第二次世界大戦時に焼失]   2019/06/042019/08/18
3室   『白樺』第9巻第7号(1918年7月)[表紙|岸田劉生]   2019/08/202019/10/20
3室   「公共白樺美術館員募集」『白樺』第10巻第3号(1919年3月)   2019/08/202019/10/20
3室   「編輯室にて」『白樺』第12巻第1号(1921年1月)   2019/08/202019/10/20
3室   『白樺』第12巻第2号(1921年2月)[挿畫|セザンヌ《風景》*現存、大原美術館蔵(白樺美術館永久寄託)]   2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵11937墨、インク、水彩、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵21937鉛筆、墨、コンテ・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵31937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵41937墨、インク、水彩、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵51937墨、インク、水彩、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵61937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵71937墨、インク、水彩、胡粉・厚紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵81937墨、インク、コンテ・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵91937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵101937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・厚紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵111937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・厚紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵121937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵131937インク・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵141937墨、インク、水彩、コンテ・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵151937墨、インク、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵161937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵181937墨、インク、水彩、コンテ・厚紙木村初枝氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵191937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵201937墨、インク、水彩、コンテ・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵211937墨、インク、水彩、コンテ・厚紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵221937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・厚紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵231937墨、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵241937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・厚紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵251937墨、インク、水彩、コンテ・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵261937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵271937墨、インク・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵281937墨、水彩、コンテ・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵291937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵301937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵311937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵321937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵331937墨、インク、水彩、コンテ、胡粉・厚紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵341937墨、インク、水彩・トレーシング・ペーパー木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  木村荘八永井荷風著『濹東綺譚』挿絵35のための下絵1937墨、インク・紙木村初枝氏寄贈2019/08/202019/10/20
4室  織田一磨「画集東京近郊八景」より 玉の井雪景1932リトグラフ織田ユキエ氏寄贈2019/06/042019/08/18
4室  川瀬巴水「東京十二題」より 雪に暮るる寺島村1920木版(多色)購入2019/08/202019/10/20
5室  国吉康雄村落1921油彩・キャンバス寄託2019/06/042019/10/20
5室  村山知義あるユダヤ人の少女像1922油彩、紙、木、コラージュ浜徳太郎氏寄贈2019/06/042019/10/20
5室  神原泰スクリアビンの『エクスタシーの詩』に題す1922油彩・布作者寄贈2019/06/042019/10/20
5室  前田寛治労働者c.1925油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
5室 0039佐伯祐三ガス灯と広告1927油彩・キャンバス文化庁管理換2019/06/042019/10/20
5室  川口軌外静物(マンドリン)1927-31油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
5室  三岸好太郎少年道化1929油彩・キャンバス三岸節子氏寄贈2019/06/042019/10/20
5室  山口長男二人像1930油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
5室  山口長男1936油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
5室  佐分真午後1932油彩・キャンバス佐分純一氏寄贈2019/06/042019/10/20
5室  野田英夫都会1934油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
5室  野田英夫サーカス1937油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
5室  村井正誠URBAIN1937油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
5室  今西中通静物1940油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
5室  ハンス・リヒター色のオーケストレーション1923油彩・キャンバス作者遺贈2019/06/042019/10/20
5室  クルト・シュヴィッタースE. +E. シュヴィッタースより1947コラージュ・紙フランシス・ロイド氏寄贈2019/06/042019/10/20
5室  仲田定之助女の首1924白銅購入2019/06/042019/10/20
5室  陽咸二或る休職将軍の顔1929ブロンズ購入2019/06/042019/10/20
5室  ウォーカー・エヴァンズ無題(一番街14丁目、ニューヨーク市)1931ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
5室  ウォーカー・エヴァンズ道端の光景、セルマ1936ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
5室  ウォーカー・エヴァンズニューオーリンズの街角1935ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
5室  ウォーカー・エヴァンズ無題(靴磨き)c.1936ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
6室 0059梅原龍三郎北京秋天1942油彩、岩絵具・紙川口松太郎氏寄贈2019/06/042019/10/20
6室  吉原治良火山1943油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
6室  国吉康雄誰かが私のポスターを破った1943油彩・キャンバス寄託2019/06/042019/10/20
6室  松本竣介Y市の橋1943油彩・キャンバス文化庁管理換2019/06/042019/10/20
6室  安井曽太郎安倍能成像1944油彩・キャンバス安倍恭子氏寄贈2019/06/042019/10/20
6室  松本竣介自画像1942鉛筆、木炭・紙購入2019/06/042019/08/18
6室  松本竣介果物を持つ少年c.1942鉛筆、コンテ、木炭、墨・紙購入2019/08/202019/10/20
6室  三輪晁勢ツラギ夜襲戦1943紙本彩色無期限貸与2019/06/042019/10/20
6室  岩田専太郎小休止1944紙本彩色無期限貸与2019/06/042019/10/20
6室  藤田嗣治血戦ガダルカナル1944油彩・キャンバス無期限貸与2019/06/042019/10/20
6室  小川原脩成都爆撃1945油彩・キャンバス無期限貸与2019/06/042019/10/20
6室  中村研一北九州上空野辺軍曹機の体当りB29二機を撃墜す1945油彩・キャンバス無期限貸与2019/06/042019/10/20
7室  パブロ・ピカソラ・ガループの海水浴場1955油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
7室  岡本太郎装飾1954油彩・キャンバス寄託2019/06/042019/10/20
7室  植木茂作品1954購入2019/06/042019/10/20
7室  建畠覚造貌(かお)1955セメント作者寄贈2019/06/042019/10/20
7室  辻晋堂1956テラコッタ(陶彫)購入2019/06/042019/10/20
7室  村井正誠唄う人1956リトグラフ購入2019/06/042019/08/18
7室  村井正誠田舎の娘1957リトグラフ作者寄贈2019/08/202019/10/20
7室  北代省三・大辻清司『APN』ポートフォリオより (7)1953-54ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
7室  北代省三・大辻清司『APN』ポートフォリオより (6)1953-54ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
7室  鈴木治双頭壺1951陶器寄託2019/06/042019/10/20
7室  鈴木治泥像 行ク人1964陶器購入2019/06/042019/10/20
7室  岡部嶺男練込志野縄文花器1956陶器寄贈2019/06/042019/10/20
7室  安原喜明焼締花器 港1954陶器安原喜孝氏寄贈2019/06/042019/10/20
7室  原弘現代の眼 : 日本美術史から1954オフセット 2019/06/042019/08/18
7室  原弘日本の彫刻 : 上代(埴輪・金銅仏・伎楽面)と現代1956オフセット 2019/06/042019/08/18
7室  原弘現代の眼 : 日本美術史から1954オフセット 2019/08/202019/10/20
7室  原弘現代の眼 : 原始美術から1960オフセット 2019/08/202019/10/20
7室  イサム・ノグチあかり 1A1952竹、和紙 2019/06/042019/10/20
7室   「特集 埴輪研究」 『造形芸術』第3巻第6号 (1941年6月)    2019/06/042019/10/20
7室   『埴輪美』 野間清六(著)・坂本万七(撮影) 聚楽社 (1942年)    2019/06/042019/10/20
7室   『生活美術』3巻10号(1943年10月)   2019/06/042019/10/20
7室   『みづゑ文庫 土器とはにわ』 久野健(著) 美術出版社 (1951年)      2019/06/042019/10/20
7室   「埴輪特集」 『MUSEUM』2号 国立博物館 (1951年5月)    2019/06/042019/10/20
7室   『国立近代美術館ニュース 現代の眼』1号 (1954年12月)   2019/06/042019/10/20
7室   『国立近代美術館ニュース 現代の眼』2号 (1955年1月)   2019/06/042019/10/20
7室   『国立近代美術館ニュース 現代の眼』3号 (1955年2月)   2019/06/042019/10/20
7室   『現代の眼 日本美術史から』 国立近代美術館(監修)・谷口吉郎(編集) 東都文化出版株式会社 (1955年)   2019/06/042019/10/20
7室   『アサヒ写真ブック28 埴輪の美しさ』 三木文雄(編集) 朝日新聞社 (1956年)   2019/06/042019/10/20
7室   『国立博物館ニュース』第53号 (1951年10月) [『国立博物館ニュース縮刷版』 東京美術 (1970年)]   2019/06/042019/10/20
8室 0066福田平八郎1953紙本彩色購入2019/06/042019/08/18
8室 0074前田青邨石棺1962紙本彩色作者寄贈2019/06/042019/10/20
8室  宇田荻邨桂離宮笑意軒1964紙本彩色作者寄贈2019/08/202019/10/20
8室  鳥海青児1953油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
8室  間所紗織神話 神々の誕生1956染料、その他・布間所幸雄氏寄贈2019/06/042019/10/20
8室  中谷泰陶土1958油彩・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
8室  利根山光人いしぶみ1961油彩・キャンバス作者寄贈2019/06/042019/10/20
8室  榎戸庄衛奈良1967油彩・キャンバス作者寄贈2019/06/042019/10/20
8室  猪熊弦一郎驚く可き風景(B)1969油彩・キャンバス文化庁管理換2019/06/042019/10/20
8室  宮脇愛子作品1968真鍮購入2019/06/042019/10/20
8室  斎藤清1955木版(多色)購入2019/06/042019/08/18
8室  斎藤清唐招提寺1959木版(多色)購入2019/08/202019/10/20
8室  関野準一郎いらか1957木版(多色)購入2019/08/202019/10/20
8室  平塚運一廊下、桂離宮、京都1966木版作者寄贈2019/06/042019/08/18
8室  平塚運一八窓庵雁木橋、奈良1961木版作者寄贈2019/08/202019/10/20
8室  石元泰博ポートフォリオ「桂」より 八、御腰掛前延段・南から北方を望む1954(1989 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
8室  石元泰博ポートフォリオ「桂」より 十、松琴亭茶室内部東面1954(1989 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
8室  石元泰博ポートフォリオ「桂」より 一、月波楼の化粧屋根裏1954(1989 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
8室  石元泰博ポートフォリオ「桂」より 九、蘇鉄山脇から御腰掛に導く飛石道1954(1989 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
8室  濱田庄司失透釉格子文角皿1958陶器文化庁管理換2019/06/042019/10/20
8室  濱田庄司飴釉繩文角皿1958陶器文化庁管理換2019/06/042019/10/20
8室  金重陶陽備前緋襷筒水指1959陶器文化庁管理換2019/06/042019/10/20
8室  三浦小平二鉄絵大皿 横断歩道1967陶器三浦竹子氏寄贈2019/06/042019/10/20
8室  亀倉雄策東京オリンピック1961 (1990 reprint)グラビア作者寄贈2019/06/042019/08/18
8室  亀倉雄策東京オリンピック1962 (1990 reprint)グラビア作者寄贈2019/08/202019/10/20
8室   イサム・ノグチ「私のカメラから」 『美術手帖』第34号  (1950年9月)   2019/06/042019/10/20
8室   『土の芸術 土偶・土器・埴輪』 野間清六(著)・坂本万七、藤本四八(撮影)・斎藤清(カバー装丁) 美術出版社 (1954年)    2019/06/042019/10/20
8室   『This is Japan』第2号 朝日新聞社 (1954年11月)   2019/06/042019/10/20
8室   『This is Japan』第6号 朝日新聞社 (1958年9月)   2019/06/042019/10/20
8室   『日本の伝統』 岡本太郎(著) 光文社 (1956年)   2019/06/042019/10/20
8室   『現代人の眼 伝統美術の批判』 岡本太郎、瀧口修造他(著) 現代社 (1956年)   2019/06/042019/10/20
8室   『Japan』 産経インターナショナル (1956年)    2019/06/042019/10/20
8室   二川幸夫『日本の民家』より「京・山城」 美術出版社(1959年)   2019/06/042019/10/20
8室   二川幸夫『日本の民家』より「大和・河内」美術出版社(1957年)   2019/06/042019/10/20
建築を思う部屋   『東京国立近代美術館1969』(新館開館記念冊子)   2019/06/042019/10/20
建築を思う部屋   『東京国立近代美術館1969』(新館開館記念冊子)   2019/06/042019/10/20
建築を思う部屋   『現代の眼』175号 東京国立近代美術館ニュース 1969年6月(新館開館記念号)   2019/06/042019/10/20
建築を思う部屋   『新建築』1969年8月号 新建築社   2019/06/042019/10/20
建築を思う部屋   東京国立近代美術館開館記念切手シート   2019/06/042019/10/20
9室  伊藤義彦imagery72 820121982(1991 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦imagery72 830111983(1991 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦imagery72 840161984(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦imagery72 8500071985(1991 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦imagery72 8500081985(1991 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦imagery72 8500201985(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 86141986(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 86151986(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 86161986(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 87171987(1991 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 87181987(1991 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 87191987(1991 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 87211987(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 87231987(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 87241987(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦KAGE 880011988(1991 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦SHIKAKU SKK 89003W1989(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦SHIKAKU SKK 89007W1989(1990 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦SHIKAKU SKK 89009W1989(1990 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦SHIKAKU SKK 91010W1991(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦SHIKAKU SKK 91012W1991(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/06/042019/08/18
9室  伊藤義彦SHIKAKU SKK 91037W1991(1993 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/06/042019/08/18
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より 駿河湾 19781978(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より 宇久須 19781978(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より グラーツ 19781978(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より ボブリンゲン 19781978(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より グラーツ 19781978(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より グラーツ 19781978(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より グッシング 19791979(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より グラーツ 19791979(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より グラーツ 19801980(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より ウィーン 19801980(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より ミッターラスニッツ 19801980(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より グラーツ 19811981(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より シャッテンドルフ 19811981(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より グラーツ 19821981(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より ウィーン 19821982(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より ウィーン 19821982(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より グラーツ 19831983(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より ウィーン 19831983(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より ウィーン 19831983(1997 print)ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より 東ベルリン 19851985(1997 print)発色現像方式印画作者寄贈2019/08/202019/10/20
9室  古屋誠一「クリスティーネの肖像」より ヴェネツィア 19851985(1997 print)発色現像方式印画作者寄贈2019/08/202019/10/20
10室  下村観山唐茄子畑c.1910紙本彩色購入2019/06/042019/08/18
10室0026土田麦僊湯女(ゆな)1918絹本彩色文化庁管理換2019/06/042019/08/18
10室  近藤浩一路鵜飼六題(浴泉)1923紙本墨画近藤清子氏寄贈2019/06/042019/08/18
10室  近藤浩一路鵜飼六題(黄昏)1923紙本墨画近藤清子氏寄贈2019/06/042019/08/18
10室  近藤浩一路鵜飼六題(夜凉)1923紙本墨画近藤清子氏寄贈2019/06/042019/08/18
10室  近藤浩一路鵜飼六題(飛汀)1923紙本墨画作者寄贈2019/06/042019/08/18
10室  近藤浩一路鵜飼六題(深潭)1923紙本墨画作者寄贈2019/06/042019/08/18
10室  近藤浩一路鵜飼六題(残燋)1923紙本墨画近藤清子氏寄贈2019/06/042019/08/18
10室  速水御舟京の家・奈良の家1927紙本彩色購入2019/06/042019/08/18
10室  安田靫彦居醒泉1928絹本彩色寄託2019/06/042019/08/18
10室  北野恒富戯れ1929絹本彩色購入2019/06/042019/08/18
10室  三谷十糸子1934絹本彩色文部省管理換2019/06/042019/08/18
10室  中村岳陵豊幡雲1936紙本彩色購入2019/06/042019/08/18
10室  菊池契月麦挋(むぎふるい)1937絹本彩色菊池一雄氏寄贈2019/06/042019/08/18
10室  河合健二霧雨1947絹本彩色文部省管理換2019/06/042019/08/18
10室  中村貞以爽凉1956絹本彩色購入2019/06/042019/08/18
10室 0073徳岡神泉仔鹿1961紙本彩色徳岡房子氏寄贈2019/06/042019/08/18
10室 0018土田麦僊島の女1912絹本彩色文部省管理換2019/08/202019/10/20
10室  川端龍子盗心1923絹本墨画鈴木光氏寄贈2019/08/202019/10/20
10室 0047川端龍子草炎1930絹本彩色文化庁管理換2019/08/202019/10/20
10室  横山大観夕顔1929絹本墨画淡彩寄託2019/08/202019/10/20
10室  速水御舟白百合1931紙本彩色長崎次郎氏遺贈2019/08/202019/10/20
10室  速水御舟暁に開く花1934紙本彩色文化庁管理換2019/08/202019/10/20
10室  伊東深水1931紙本彩色並木宗七氏寄贈2019/08/202019/10/20
10室  小林古径唐蜀黍(とうもろこし)1939紙本彩色購入2019/08/202019/10/20
10室  吉岡堅二1948紙本彩色作者寄贈2019/08/202019/10/20
10室  山口蓬春1961紙本彩色作者寄贈2019/08/202019/10/20
10室  杉山寧1964麻布彩色購入2019/08/202019/10/20
10室  髙山辰雄1964紙本彩色購入2019/08/202019/10/20
10室  山口華楊飛火野1965紙本彩色文化庁管理換2019/08/202019/10/20
10室  森田曠平虫合せ1966紙本彩色文化庁管理換2019/08/202019/10/20
10室  東山魁夷月篁(げっこう)1967紙本彩色作者寄贈2019/08/202019/10/20
10室  中村貞以香を聞く1968紙本彩色文化庁管理換2019/08/202019/10/20
10室  荘司福1982紙本彩色作者寄贈2019/08/202019/10/20
3F、EVホール  毛利武士郎作品1956ブロンズ購入2019/06/042019/10/20
3F、EVホール  柳原義達風の中の鴉1982ブロンズ購入2019/06/042019/10/20
11室  今村紫紅絵巻物模写 伴大納言絵巻(其一)c.1899紙本彩色購入2019/06/042019/08/18
11室  今村紫紅絵巻物模写 伴大納言絵巻(其二)c.1899紙本彩色購入2019/06/042019/08/18
11室  前田青邨神代之巻1924紙本墨画東京国立博物館管理換2019/06/042019/08/18
11室  今村紫紅絵巻物模写 春日権現記(其一)年代不詳紙本彩色購入2019/08/202019/10/20
11室 0011菱田春草四季山水1910絹本彩色購入2019/08/202019/10/20
11室 0045川端龍子角突之巻(越後二十村行事)1922紙本彩色購入2019/08/202019/10/20
11室  岡崎和郎ドクロ1962メディウム・キャンバス寄託2019/06/042019/10/20
11室  岡崎和郎位相的手袋1965ポリエステル樹脂寄託2019/06/042019/10/20
11室  岡崎和郎足袋1965ポリエステル樹脂寄託2019/06/042019/10/20
11室  横山裕一アウトドアー2008-09インク・紙購入2019/06/042019/10/20
11室  伊藤義彦葬列772002ゼラチン・シルバー・プリント、膠購入2019/06/042019/08/18
11室  伊藤義彦公園−III1999-2000ゼラチン・シルバー・プリント、膠作者寄贈2019/06/042019/08/18
11室  伊藤義彦回廊2000ゼラチン・シルバー・プリント、膠購入2019/08/202019/10/20
11室  伊藤義彦歩趨−II1999ゼラチン・シルバー・プリント、膠作者寄贈2019/08/202019/10/20
12室  吉川静子色影1979ラッカー、アクリリック・ポリエステル吉川静子・ヨーゼフ・ミュラー=ブロックマン財団寄贈2019/06/042019/10/20
12室  大竹伸朗網膜(ワイヤー・ホライズン、タンジェ)1990-93油彩、オイルスティック、ウレタン塗料、樹脂、紙、その他・木製パネル購入2019/06/042019/10/20
12室  小林正人Unnamed #71997油彩、キャンバス、木購入2019/06/042019/10/20
12室  杉戸洋the secret tower1998アクリリック、顔料・紙購入2019/06/042019/10/20
12室  石川順惠Impermanence 青女2014アクリリック・キャンバス購入2019/06/042019/10/20
12室  ダニエル・ビュレンフレームの中のフレームの中のフレーム No.43 ミドリ1988カッティングシート、ガラス購入2019/06/042019/10/20
12室  デイヴィッド・スミスサークル IV1962鉄、彩色購入2019/06/042019/10/20
12室  アンソニー・カロラップ1969スティールに彩色購入2019/06/042019/10/20
12室  髙柳恵里ポケットガーゼ1998布(ガーゼハンカチ)一杉徹氏寄贈2019/06/042019/10/20
12室  髙柳恵里Tシャツのたたみ方2000布(Tシャツ)一杉徹氏寄贈2019/06/042019/10/20
12室  髙柳恵里ブックホルダー(単行本サイズ)2000アルミニウム購入2019/06/042019/10/20
12室  松谷武判オブジェのK1976シルクスクリーン購入2019/06/042019/10/20
12室  髙柳恵里側面あるいは正面(蓼科山)2011発色現像方式印画(2点組)購入2019/06/042019/10/20
12室  春木麻衣子outer portrait (1)2009発色現像方式印画黒田賢三氏寄贈2019/06/042019/10/20
12室  春木麻衣子outer portrait (2)2009発色現像方式印画黒田賢三氏寄贈2019/06/042019/10/20
12室  春木麻衣子outer portrait (3)2009発色現像方式印画黒田賢三氏寄贈2019/06/042019/10/20
12室  春木麻衣子outer portrait (4)2009発色現像方式印画黒田賢三氏寄贈2019/06/042019/10/20
2F、EVホール  田中功起一つのプロジェクト、七つの箱と行為、美術館にて2012HDヴィデオ カラー サウンド 13分33秒、段ボール、椅子他購入2019/06/042019/10/20
2F、EVホール 0090アントニー・ゴームリー反映/思索2001鋳鉄購入2019/06/042019/10/20
本館2F  ジュリアン・オピー「日本八景」より 国道百三十六号線から見る雨の松崎港2007映像インスタレーション(液晶モニター2台、コンピューター)購入2019/06/042019/10/20
本館2F  ジュリアン・オピー「日本八景」より 真鶴半島の上の月2007映像インスタレーション(液晶モニター2台、コンピューター)購入2019/06/042019/10/20
本館2F  ジュリアン・オピー「日本八景」より 国道三百号線からみる本栖湖の富士山2007映像インスタレーション(液晶モニター1台、コンピューター)購入2019/06/042019/10/20
2Fテラス 0084イサム・ノグチ1969鋼鉄、彩色購入2019/06/042019/10/20
本館前庭  多田美波Chiaroscuro1979ステンレススチール、硬質ガラス購入2019/06/042019/10/20
本館屋外  マリノ・マリーニあるイメージの構想1969-70ブロンズ文化庁管理換2019/06/042019/10/20
本館屋外  木村賢太郎七つの祈り1969購入2019/06/042019/10/20

今会期に展示される重要文化財指定作品

■今会期に展示される重要文化財指定作品は以下の通りです。

  • 原田直次郎 《騎龍観音》(1890年) 寄託作品(護國寺蔵)
  • 和田三造《南風》(1907年)
  • 土田麦僊《湯女(ゆな)》(1918年)*2019年6月4日-8月18日 展示
  • 中村彝《エロシェンコ氏の像》(1920年)

展覧会構成

4F

1室 ハイライト
2-5室 1900s-1940s 明治の終わりから昭和のはじめまで

「眺めのよい部屋」

美術館の最上階に位置する休憩スペースには、椅子デザインの名品にかぞえられるベルトイア・チェアを設置しています。明るい窓辺で、ぜひゆったりとおくつろぎください。大きな窓からは、皇居の緑や丸の内のビル群のパノラマ・ビューをお楽しみいただけます。

「情報コーナー」

MOMATの刊行物や所蔵作品検索システムをご利用いただけます。

1室 ハイライト

靉光《眼のある風景》1938年

3,000m²に200点以上が並ぶ、所蔵作品展「MOMATコレクション」。その冒頭を飾るのは、重要文化財を含むコレクションの精華をご覧いただく「ハイライト」です。2012(平成24)年の所蔵品ギャラリーのリニューアルを機に新設したコーナーで、壁は作品を美しく際立たせる濃紺、床はガラスケースの映り込みを少なくするために、艶消しの黒を選んでいます。
今回、日本画は、会期の前半(6月4日-8月18日)に、平家物語の一節を描いた菊池契月《供燈》などを紹介します。また、後半(8月20日-10月20日)には、季節の移り変わりを描いた下村観山《木の間の秋》と加山又造《天の川》が登場します。
洋画は、重要文化財の原田直次郎《騎龍観音》、中村彜《エロシェンコ氏の像》をはじめ、他館や海外への貸し出しから戻ってきた藤田嗣治《五人の裸婦》、長谷川利行《岸田国士像》などが並びます。アンリ・ルソーやパウル・クレーなど、日本に影響を与えたヨーロッパの作品もあわせてお楽しみください。

2室 始まりの前

和田三造《南風》1907年 重要文化財

明治政府が発足して以降、文化の面でもさまざまな概念や制度が西洋にならって整備されました。西洋由来の油彩画に「洋画」の名を与え、対して古来育まれた伝統的な手法による絵画全般を「日本画」と一括りにしたのもこの時代のことです。このジャンル分けは、1907(明治40)年に「洋画」「日本画」「彫刻」の3部門を対象とする官設の文部省美術展覧会(文展)が開設されるに至り、制度の上でも明確化されました。
この文展開設を日本の近代美術の始まりとする考え方があります。けれども文展以前に制作された絵画や彫刻は当然存在しますし、当館にも収蔵されています。この部屋は、文展出品作の洋画と日本画一点ずつを除いて、文展以前に制作された作品で構成されています。「始まり」の前に少し気を留めてから、「MOMATコレクション」の鑑賞をお楽しみください(ちなみに文展に工芸が加わるのは1927年を待たねばなりません。今回の「MOMATコレクション」には工芸作品も展示されているので、美術と工芸の関係についても注目してみてください)。

3室 『白樺』

ポール・セザンヌ 《大きな花束》1892-95年頃

大正期、日本の美術において大きな影響力をもった『白樺』という雑誌があります。『白樺』は武者小路実篤、志賀直哉、有島生馬、柳宗悦らによって1910(明治43)年に創刊された文芸雑誌です(関東大震災による廃刊まで計160号刊行)。彼らは大正デモクラシーの空気を背景にした個人主義、生命賛美といった思想を基盤に、文学のみならず美術、音楽、演劇、哲学など多方面へ活動を展開させました。『白樺』誌上では毎号、海外の美術作品(セザンヌやロダン、ファン・ゴッホなど)の図版が掲載され、若き画家たちに大きな衝撃を与えました。また西洋の美術の展覧会や、岸田劉生や梅原龍三郎などの個展を積極的に主催してもいます。さらには、実現にはいたらなかったものの、理想の美術館「白樺美術館」の建設を夢みて、実際に作品のコレクションを進めるという画期的な取り組みも行っています(集めた作品には、「白樺美術館」のために実業家山本顧彌太が購入し、第二次世界大戦の際に惜しくも焼失したファン・ゴッホの代表作《ひまわり》なども含まれていました)。

4室 『濹東綺譚』

木村荘八《永井荷風著『濹東綺譚』挿絵8》 1937年
(展示期間:6月4日-8月18日)

東京郊外の遊里、玉の井に遊ぶ初老の小説家、大江匡。雨の中、大江の傘に飛び込んできた私娼、お雪。二人は関係を深めるが、やがて大江は姿を消す―。永井荷風の『濹東綺譚』は、1937(昭和12)年4月から6月まで、ここにご紹介する木村荘八の挿絵付きで、東京および大阪の『朝日新聞』に連載され、木村の挿絵の人気とあいまって、荷風の代表作となります。
濹(墨)東とは墨田川の東岸にあたる地域で、現在の東京都墨田区一帯を指します。この濹東の玉の井(旧名を寺島町)は、かつて銘酒屋が集まる場所でした。銘酒屋とは、表向きは良質な酒を売る飲み屋の看板を掲げながら、ひそかに私娼を抱えて売春した店のことです。もともと浅草にあった銘酒屋街ですが、1918(大正7)年頃から23年の関東大震災の後にかけて、玉ノ井駅(現在の東武伊勢崎線東向島駅)付近に移転してきます。玉の井の銘酒屋街は、戦前・戦中とたいへん繁盛しますが、1945(昭和20)年の東京大空襲でほぼ消失してしまい、現在は往時の面影はありません。

5室 1920-30年代の美術―モダニズム、都市化の光と影

陽咸二《或る休職将軍の顔》1929年

第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけての戦間期、おおよそ1920-30年代のヨーロッパでは、自然の写実的再現といった旧来の枠組みにとらわれず、ときに大きな破壊と創造を伴い、自由な発想と美術家の個性が結びついた様々な美術が開花しました。線や面などの造形的な要素に還元し、形態の解体と再構築を見せる抽象美術などの同時代の動向は、日本にも次々と紹介され、大きな影響を与えました。加えて、1918(大正7)年の第一次世界大戦終結以降、日本の美術家たちが渡欧し、ヨーロッパの美術動向に直に触れる機会をもったことで、日本でも一気に表現の多様化が促されました。
しかしこの時代は、都市化や工業化が階級や貧富の差を生み、都市と農村の社会的な格差が拡がった時代でもあります。美術家たちは矛盾や問題をはらんだ社会へ批判的な眼差しを向け、寂れた街角や貧しい人々なども主題にしました。生活のために渡米して美術を志した国吉康雄や野田英夫の作品にも、世界恐慌(1929年)前後のアメリカ社会の反映が見られます。

3F

6-8室 1940年代-1960年代 昭和のはじめから中ごろまで
9室 写真・映像
10室 日本画
建物を思う部屋

6室 1941–1945|戦争/美術

松本竣介《Y市の橋》1943年

1937(昭和12)年に日中戦争が始まり、翌38年に国家総動員法が施行されると、国民は戦争への協力を迫られていきます。美術家もまた例外でなく、多くの画家が戦地に派遣されて戦争記録画を制作します。また自由で前衛的な表現への弾圧も行われ、展覧会の禁止や美術団体の解散といった事態に至ります。
この部屋に並ぶ作品は、戦況が厳しさを増していく1941(昭和16)年(真珠湾攻撃)から45年(第二次世界大戦終結)の間に制作されたものです。戦争と美術の直接的な関係を分かりやすく伝えているように見えるのは戦争記録画です。また、それまでのスタイルを揺るぎなく継続させ、戦争の影響がほぼないかに見える作品、戦争への違和を間接的に示しているように見える作品もあります。この時代の表現を戦争か美術か、あるいは戦争協力か戦争反対かという二者択一の図式で整理するのはおそらく適当ではありません。どの作品にも戦争と美術とが含まれており、鑑賞において、その二つの要素を同時に見なければいけないという困難がここにはあります。

7室 1950s-1960s 「土」のなかに「日本」はあった?

1950年代の美術には、埴輪や土偶といった考古遺物―「土から出てきた」ような形の作品が多く登場します。戦後は1950年のイサム・ノグチの来日や翌年のピカソ展の開催をはじめ、西洋との直接的な交流が再開されました。1954年の「現代の眼―日本美術史から」展は、西洋のモダニズムと日本の古美術の形態上の類似点を足がかりに、「東と西」・「昔と今」をいかに接続するかという試みでした。日本の出土遺物がもつ「素朴」で「簡明」であり「大胆」な造形は抽象芸術に通ずる、と多くの美術家が述べています。イサム・ノグチや岡本太郎が「原始の美」を発見し、「資料」であった出土遺物が美的なものとして語られるようになった、という物語はよく知られるところでしょう。
それはまた日本が敗戦で焼け野原となり、その復興のためにあらゆる場所が発掘現場になったという状況とも重なっています。GHQ占領下、皇国史観に基づいた建国神話による歴史記述が検閲の対象になる一方で、新たに脚光を浴びたのが、遺跡の実証的な発掘でした。

8室 1950s-1960s 掘り起こしたあとに、何が建ったか

戦後の古代ブームは、道路や宅地の開発とも大きく関わっています。1964(昭和39)年の東京五輪開催に向けて、新幹線や首都高速といった都市のインフラ整備の需要が各地での遺跡発掘を急速に推し進めました。古代への情熱と経済成長、発掘と破壊。一見矛盾するように見えるこれらの事柄は、表裏一体の関係にありました。
1950年代後半から1960年代にかけて「日本的なるもの」や「伝統」への探求が盛んに行われたのも、自国のアイデンティティー再生という内発的な動機のみでは語ることができない、複合的な動機を含むものでした。1950年に定められた「国土総合開発法」は自立経済を築くために国土と資源の利用を進めるもので、「観光道路の整備」もその重要な柱でした。日本経済は、長期にわたる戦争によって貯えを失っていました。各地の遺跡が整備・復原され、観光地となっていったのは、外貨獲得のための貴重な観光資源でもあったからでした。日本各地の道路が土からアスファルトへと変貌を遂げたこの時代、美術家たちの作品には「失われゆく土への愛着」と「新しい風景への驚嘆」がしばしば同時にあらわれます。

9室(1) 並べられた時間 ― 伊藤義彦の仕事(展示期間:6月4日-8月18日)

フィルムを印画紙上に置き、フィルムサイズそのままの画像をプリントしたものを、コンタクトプリントといいます。大判フィルムの場合、それでも十分見応えのある作品となり得ますが、イメージサイズの小さい35mmフィルムでコンタクトプリントを作成するのは、普通はどのコマを引伸ばすべきか検討するためです。しかし伊藤義彦は、35mmフィルム一本分を撮影順に並べて焼き付けたコンタクトプリントそれ自体を、最終的な作品としています。
順番に撮影された画像がグリッド状に一つの画面に並ぶことで、各コマには、たて、よこ、斜めと、新たな関係が生じています。連続撮影した画像を連続して映写することで、時間を再生しているのが動画だとすると、伊藤の仕事は、それとはまったく異なる時間へのアプローチを試みている、とも考えられます。
時間の経過の中で起きるできごとをじっと観察し、それを一つの画面に組み立てるとどう見えるか。2階の11室には、この関心に、コンタクトプリントとは異なる方法でとりくんだ作品を展示しています。

9室(2) 古屋誠一 「クリスティーネの肖像」(展示期間:8月20日-10月20日)

古屋誠一の「クリスティーネの肖像」は、妻である一人の女性をめぐる作品です。二人が出会い、結婚した1978年に始まり、折々に撮影が重ねられていきました。しかし妻クリスティーネは85年に東ベルリンで自ら命を絶ち、その作業は中断します。
演劇を学んでいたこともあってか、クリスティーネは写真の中で、驚くほど変化に富んだ表情を見せています。一方で82年頃から精神を病んだことは、その存在に深く影を落とし、その後に来る悲劇の予兆のようなものを感じさせます。
妻の死の数年後から、古屋は残された写真と向き合い、「メモワール」と題する写真集を作り続けます。最初の出版は89年。集大成と位置づけられた5冊目は2010年に刊行されました。約20年にわたり、そのたびに異なるかたちで写真集を編むことは、表題通り、記憶をめぐる営みでした。記憶がつねに現在から想起され、変化するものであるように、写真もまた時間の経過とともにその意味は変容します。古屋の営為は、妻の記憶をたどり直すと同時に、そのたびに未知の存在と出会うような作業だったのかもしれません。

10室 自然と季節と日本画

今回この部屋では、会期の前半(6月4日-8月18日)と後半(8月20日-10月20日)で作品を入れ替えながら、初夏から秋にかけての季節感が感じられる作品を選んでいます。
さて、多くの日本人が名前を知っている日本画家、横山大観は、1931(昭和6)年にこんなことを言っています。「芸術に於ける作品の対象は自然と人生であって、春夏秋冬とか月雪花とか若しくは喜怒哀楽の外何物も無いのでございます、これは千古変らないのであります」。人物を描いたら衣装によって季節感を表し、花や色づいた木々を描き、季節の風物詩を題材とする。そんな事例を見れば、この言葉は日本画家全員を代表するもののように感じられるかもしれません。
ただし、近代にはここに選ばれていない多くの作品があることも忘れるわけにはいきません。若い頃の大観が日本画になじみのない主題に取り組んだり、戦後の若手画家が伝統的価値観を放棄したりして、日本画の領域を広げてきたのです。季節の表現は日本画に当然のものではなく、個人が選び、あるいは時代が要請したものだと意識すれば、なにか違ったものが見えてくるかもしれません。

3F建物を思う部屋 1969年6月11日

当館は1952年、現在国立映画アーカイブが立つ中央区京橋の地に開館しました。当初の建物は、戦前、日活本社として建てられたビルを改装したものであり、展示や収蔵のスペースは十分とは言えず、とくにコレクションを常設展示する展示室がないことは、当館にとっての大きな課題でした。それを解消する、竹橋・北の丸公園への新築移転が実現したのは69年のことです。谷口吉郎の設計による新館は、当時ブリヂストンタイヤ株式会社会長であった石橋正二郎氏より寄贈されたものでした。
竹橋新館が開館したのは69年6月11日。今期のMOMATコレクション会期中に50周年を迎えるにあたり、当時の資料を紹介します。なお、69年に竣工した建物は、99年から2年にわたる耐震化と増築を兼ねたリニューアル工事を経て、現在に至っています。

2F

11–12室 1970s-2010s 昭和の終わりから今日まで

 *ギャラリー4(13室)

コレクションによる小企画「解放され行く人間性 女性アーティストによる作品を中心に」

11室 動くか? 動かないか?

菱田春草《四季山水》 1910年 (展示期間:8月20日-10月20日)

連続撮影した静止画を連続して映写すると動画になります。静止画(コマ)の数が多ければなめらかな動きになり、少なければぎこちない。それがだいぶ少なくなって対象がとびとびに表れる場合でも、見る人は頭で補って、対象は動いているんだなと理解します。絵巻の「異時同図」とは言ってみればそんなようなことです(もはや動画ではありませんが)。
絵巻では、光景それ自体が動いているように見えることもあります。とくに、絵巻の本来の鑑賞方法にしたがって、絵巻を手に取り、左手で繰り出し、右手で巻き取りながら連続的に鑑賞すると、すぐれた絵巻ほどすぐれた映画のカメラワークのような妙味を味わうことができます。動かないものを動くように見せる、その仕掛けは漫画でも発展を遂げています。
この部屋では、以上のようなことを考えることができる作品を選びました。1階で7月2日から10月6日まで回顧展を開催する高畑勲に、『十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの―』と題した著作があることにちなんだ特集です。

12室 え、なにこれ?

今日のアートでは常識を疑うことが大切とされていて、そうした姿勢が、ビジネス界で注目されたりもしています。しかしここ日本では、柔道や茶道などがあるからでしょう、「道」を究めるのがよしとされるので、「絵画とはなにか?」とか「私とはなにか?」と追求することが大事とされがちです。「現代美術は難しい」となる理由のひとつはここにあると言ってよいでしょう。
でももちろん、そうした作品だけではないのです。そこでここでは、「絵画と彫刻をミックスしたらどうなるだろう」とか「日本画のよいところを油画にあてはめてみよう」といったような、柔軟な発想から出発している作品を集めてみました。そうしてできあがったものは、「え、なにこれ?」と思ってしまうものになっているかもしれません。でも、それらは、アートの約束事から自由になっているがために、むしろ私たちの生活で見ることのできるなにかに、より近い存在になっているのではないでしょうか。

イベント 

MOMATガイドスタッフによるフライデー・ナイトトーク

MOMATサマーフェス期間中の金曜日には、「フライデー・ナイトトーク」を実施します。ギャラリーチェアを使い、約30分かけて1作品をじっくり鑑賞するスタイルです。仕事帰りにもプレミアムフライデーにもお気軽にご参加いただけます。

※参加ご希望の方は、下記にて集合場所をご確認ください。
※参加費無料、要観覧券。
※集合場所やトーク作品は随時更新いたします。

日時

7月19日 19:00~19:25 ※終了しました。

トーク作品

土田麦僊《湯女》

集合場所

3階10室

日時

7月19日 19:30~19:55 ※終了しました。

トーク作品

ポール・セザンヌ《大きな花束》

集合場所

4階3室

日時

7月26日 19:00~19:25 ※終了しました。

トーク作品

靉光《眼のある風景》

集合場所

4階1室

日時

7月26日 19:30~19:55 ※終了しました。

トーク作品

大竹伸朗《網膜(ワイヤー・ホライズン、タンジェ)》

集合場所

2階12室

日時

8月2日 19:00~19:25 ※終了しました。

トーク作品

小林正人《Unnamed #7》

集合場所

2階12室

日時

8月2日 19:30~19:55 ※終了しました。

トーク作品

春木麻衣子《outer portrait》

集合場所

2階12室

日時

8月9日 19:00~19:25 ※終了しました。

トーク作品

間所紗織《女(I)》《女(B)》

集合場所

2階ギャラリー4

日時

8月9日 19:30~19:55 ※終了しました。

トーク作品

和田三造《南風》

集合場所

4階2室

日時

8月16日 19:00~19:25 ※終了しました。

トーク作品

小林正人《Unnamed #7》

集合場所

2階12室

日時

8月16日 19:30~19:55 ※終了しました。

トーク作品

塩田千春《Bathroom》

集合場所

2階ギャラリー4

日時

8月23日 19:00~19:25 ※終了しました。

トーク作品

イケムラレイコ《横たわる少女》

集合場所

2階ギャラリー4

日時

8月23日 19:30~19:55 ※終了しました。

トーク作品

萬鉄五郎《裸婦(ほお杖の人)》

集合場所

4階1室

日時

8月30日 19:00~19:25 ※終了しました。

トーク作品

和田三造《南風》

集合場所

4階2室

日時

8月30日 19:30~19:55 ※終了しました。

トーク作品

原田直次郎《騎龍観音》

集合場所

4階1室

MOMATガイドスタッフによる所蔵品ガイド

休館日を除く毎日

日時

2019年6月4日(火)~10月20日(日)

時間

14:00-15:00

場所

所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)

※イベント開催日には中止する場合や、時間を変更する場合があります。
※10月5日(土)、6日(日)の所蔵品ガイドは中止となります。ご了承ください。
※10月12日(土)、13日(日)の所蔵品ガイドは、台風のため中止となります。ご了承ください。

所蔵品ギャラリーでは毎日、作品解説が行われています。
当館のボランティア「MOMATガイドスタッフ」が、参加者のみなさまと会場をまわり、数点の作品を一緒に鑑賞しながら、作品についての理解を深められるようにお手伝いします。
作品とテーマは、ガイド前に1階エントランスに掲示されます。
約40名のガイドスタッフそれぞれ、作品とテーマが異なりますので、何度参加されてもお楽しみいただけます。

*「MOMATガイドスタッフ」のページもあわせてご覧ください。
「教育普及レポート」でも様子を写真付きで詳しく紹介しています。

MOMATガイドスタッフによるハイライト・ツアー

日程

2019年7月7日(日)
8月4日(日)
9月1日(日)

時間

11:00-12:00

場所

所蔵品ギャラリー(4Fエレベーター前集合)

近代日本の美術の流れをたどりつつ、所蔵作品展「MOMATコレクション」の見どころを押さえたい方に。MOMATガイドスタッフが、参加者の皆様とともに4階から2階までをまわり、代表的な所蔵作品を、やさしく解説します。

キュレーター・トーク

「並べられた時間:伊藤義彦の作品を見る」

日時

6月8日(土)

担当研究員

増田玲

時間

14:00-15:00

場所

3階エレベーターホール

「「土」のなかに「日本」はあった?」

日時

7月12日(金)

担当研究員

花井久穂

時間

18:00-19:00

場所

3階7室入口付近

「女性を描くということ」

日時

7月21日(日)

担当研究員

中村麗子

時間

11:00-12:00

場所

4階エレベーターホール

「いつどこでなにが解放されたのか?」

日時

8月24日(土) 

担当研究員

保坂健二朗

時間

14:00-15:00

場所

2階エレベーターホール

「秋の気配を」

日時

9月14日(土)

担当研究員

鶴見香織

時間

18:00-19:00

場所

4階エレベーター前

「1920-30年代の洋画」

日時

10月13日(日)
台風19号の影響により、中止いたします。

担当研究員

都築千重子

時間

11:00-12:00

場所

4階エレベーター前

開催概要

会場

東京国立近代美術館本館所蔵品ギャラリー(4F-2F)

会期

2019年6月4日(火)~ 10月20日(日)

開館時間

10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)
※入館は閉館30分前まで
7月2日-10月6日の金曜・土曜は、21:00まで(入館は閉館30分前まで)

休室日

月曜日[ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日、10月14日は開館]、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)
【台風19号の影響により、10月12日(土)、13日(日)は臨時休館いたします。】

観覧料

一般 500円 (400円)
大学生 250円 (200円)

5時から割引

一般 300円
大学生 150円
※7月19日-10月6日17時以降は、大学生無料
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
※高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
※17時以降の入館は「MOMATコレクション」観覧料が一般300円、大学生150円になります。ただし7月19日-10月6日17時以降は、大学生無料)
※お得な観覧券「MOMATパスポート」でご観覧いただけます。
キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示でご観覧いただけます。
「友の会MOMATサポーターズ」「賛助会MOMATメンバーズ」会員の方は、会員証のご提示でご観覧いただけます。

「MOMAT支援サークル」のパートナー企業の皆様は、社員証のご提示でご観覧いただけます。(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ)
※本展の観覧料で、入館当日に限り、工芸館 所蔵作品展「デザインの(居)場所」(6月4日-6月30日)、「みた?―こどもからの挑戦状」(7月13日-9月1日)もご観覧いただけます。

無料観覧日

毎月第一日曜日(7月7日、8月4日、9月1日、10月6日)
*所蔵作品展 「MOMATコレクション」のみ

主催

東京国立近代美術館

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