夢土画廊関係資料

  • 夢土画廊関係資料の整理は、ISAD (G)(国際標準記録史料記述一般原則の第2版)に基づいて行った。以下の表で示した項目(番号)はISAD (G)の記述エリアと対応している。
  • 資料の詳細情報は、「3.3.4編成方法」の各シリーズに付した東京国立近代美術館蔵書検索(OPAC)のリンクから確認することができる。実際に、資料を利用する際は、「3.4.1利用条件」を事前に確認の上、アートライブラリにお問い合わせください。
ISAD(G)2nded. 項目 記述内容
3.1 識別表示 3.1.1 請求記号 MUDO||(シリーズ番号)||*
3.1.2 資料名 夢土画廊関係資料
3.1.3 年代域 1954~2002年
※主に小林純氏による夢土画廊等の活動時期に関係する資料
3.1.5 資料の分量・規模 書架延長4.5m
3.2 コンテクスト 3.2.1 作成者名(出所) 夢土画廊
3.2.2 作成者の経歴情報 夢土画廊は1960年から2002年11月にかけて、小林純氏(Kobayashi Jun, 1922~2006年)が運営していた貸し画廊。同画廊では荒川修作、稲葉治夫、伊藤隆康、若林奮などの個展が行われた。画廊の命名者は日本画家の山本丘人。画廊経営を始める以前の1954年頃から、小林氏は、今泉篤男の協力を得て「晴日会」という展覧会の企画・運営に携わっていた。その後、1958年に六本木で「六本木画廊」を開設した。1960年に銀座1丁目へ移転し、その際、「夢土画廊」に画廊名を改称した。1976年、銀座6丁目ギャラリーセンタービル7階へ移転し、1995年に新宿区信濃町マヤ2番館へ移転し、2002年11月に閉廊した。
3.2.3 伝来情報 夢土画廊の画廊主であった小林純氏のご遺族より、当館への寄贈申出があり、2017年3月2日に段ボール5箱分の資料の寄贈を受けた。その後、2018年8月9日に封筒1通、2019年3月10日に段ボール1箱分の資料が追加寄贈された。
3.2.4 入手元 個人(ご遺族)からの寄贈
3.3 内容と構造 3.3.1 範囲・内容 小林純氏が夢土画廊等を運営する際に収集した図書、展覧会カタログ、雑誌の他、画廊の案内状、写真アルバム、手稿、スクラップブック等が含まれている。
3.3.4 編成方法 シリーズ(HP上で表記) > ファイル(OPAC上で表記) > アイテム(OPAC内の「備考」「注記」で表記)
  • シリーズ4:刊行物※アイテム単位で表示されます
3.4 アクセスと利用条件 3.4.1 利用条件 〇一般公開
「シリーズ4:刊行物」は事前予約(原則1週間前)が必要(要事前予約)。
〇限定付き公開
上記以外のシリーズに含まれる資料は利用者から調査内容を伺った上で、著作権法やプライバシー、肖像権、個人情報保護法等に対する配慮を前提に、該当する資料を当館で用意するものとする。資料の利用にあたっては、原則2週間までに要相談(要事前予約)。
3.4.3 資料の言語 主に日本語
3.4.4 資料の物理的状態 貴重書庫にて保管
3.4.5 検索手段
3.5 重要な関連性のある他の資料 3.5.3 関連資料
3.5.4 参考文献

長名大地. “東京国立近代美術館アーカイブズ資料と夢土画廊資料について”. 美術館のアーカイブズ資料の可視化とさらなる活用に向けて. 全国美術館会議情報・資料研究部会. 全国美術館会議, 2020年, p. 17-24.

長名大地, 石川明子. <資料紹介>夢土画廊関係資料について. 東京国立近代美術館研究紀要. 2021, (25), p.35-52.

3.6 注記 3.6.1 注記 資料ID:190007164-190007166の3ファイルは、資料ID:190007246-190007250の5ファイルを当館で編集・作成したため原秩序が保たれていない。
3.7 記述コントロール 3.7.1 担当者 東京国立近代美術館企画課情報資料室(長名大地、石川明子)
3.7.3 記述年月日 2019年10月15日(更新2021年1月)
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