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美術館の春まつり 2026
春にちなんだ名作が勢ぞろい 美術館で満開の春を楽しもう! 皇居や千鳥ヶ淵、北の丸公園など桜の名所エリアに立地している東京国立近代美術館。当館では桜の開花に合わせて春にちなんだ催し「美術館の春まつり」を今年も開催します。当館の代表作の一つである重要文化財、川合玉堂《行く春》を年に一度、春の時期にだけ公開するほか、前庭にお花見を楽しみながらひと休みできるお休み処をご用意し、ドリンク、フードのテイクアウト販売もおこなうなど、楽しい企画が盛りだくさんです。千鳥ヶ淵や美術館周辺の桜とともに、美術館でも満開の春をお楽しみください。 みどころ 美術館に春が咲く 所蔵作品展「MOMATコレクション」3月3日(火)~5月10日(日) 4-2F所蔵品ギャラリー 19 世紀末から今日にいたる日本近代美術の流れがご覧いただける所蔵作品展「MOMAT コレクション」では、およそ14,000 点の所蔵作品の中から選りすぐりの約200 点を、12 の展示室ごとにテーマをもうけてさまざまな切り口でご紹介します。桜の絵を得意とした跡見玉枝《桜花図巻》をはじめ、雨にけぶる吉野の桜が抒情的な菊池芳文《小雨ふる吉野》、鮮やかなピンクの花弁が目をひく船田玉樹《花の夕》など、春にちなんださまざまな作品が一室に勢ぞろいするほか、水面に散る長瀞の桜を描いた重要文化財、川合玉堂《行く春》を、年に一度、春の時期にだけ公開します。各展示室に点在する花を描いた作品を探しながらの鑑賞もおすすめです。 春まつりの特集展示は3階10室です。期間中展示替えがあります。春まつり作品の展示は3月3日(火)~4月12日(日)です。 川合玉堂《行く春》1916 年 重要文化財 跡見玉枝《桜花図巻》1934年 船田玉樹《花の夕》1938年 菊池芳文《小雨ふる吉野》1914 年 参加型イベント 春まつりをより一層楽しめる参加型のイベントをご用意しました。※いずれも当館ガイドスタッフ(ボランティア)によるガイド。※詳細や最新情報は、当イベントページにてお知らせします。 撮影:加藤健 所蔵品ガイド「美術館の春まつり」期間中・開館日の毎日11:00~(各回30分程度) ※3月14日(土)、28日(土)、30日(月)は実施しません。ガイドスタッフと対話を交えながら、所蔵作品2点をみていきます。 MOMAT ハイライトツアー3月13日(金)、20日(金・祝)、27日(金)、4月3日(金)、4月10日(金)10:15~/15:00~/16:00~/17:00~/18:00~(各回30分程度) 所蔵作品展「MOMAT コレクション」のみどころをコンパクトに紹介します。 Collection Tour “Explore with Us”3月19日(木)、25日(水)、26日(木)、4月1日(水)2日(木)、9日(木)10:30~/12:00~(各回30分程度) 当館の代表的な所蔵作品5〜6点について英語で紹介します。 その他 お花見しながらひと休み 桜が見える前庭に、床几台によるお休み処をご用意します。また、レストラン「ラー・エ・ミクニ」によるキッチンカーを出店。特製お花見弁当やドリンクなどのテイクアウト販売を予定。お休み処や2 階テラスでおくつろぎいただけます。※キッチンカー営業時間:開館日の11:00~15:00 前庭のお休み処 撮影:三嶋一路 「美術館の春まつり」ポップアップショップ 1 階エントランスホールにポップアップショップを出店。桜や春を感じる作品をモチーフとしたチケットファイルやブックカバー、扇子、風呂敷などのオリジナルグッズを販売します。 チケットホルダー 春まつり限定デザインMOMAT PASS 所蔵作品は何度でも、企画展は1回無料でご観覧いただけるお得な年間パスポート。種類に応じてさまざまな特典をご用意しています。春まつり期間中には特別に、期間限定デザイン(SINGLE:川合玉堂《行く春》、PAIR:跡見玉枝《桜花図巻》)のカードを販売します。(数量限定) 同時開催 企画展「下村観山展」3月17日(火)~5月10日(日) 1F企画展ギャラリー 日本画家・下村観山(1873-1930)の、関東圏では 13 年ぶりとなる大規模な回顧展。本展では、観山の代表作を通して作家の画業を通観するとともに、最新の研究成果も盛り込みながら、日本の近代美術史における観山芸術の意義を改めて検証します。 コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|メダルド・ロッソ《Ecce Puer(この少年を見よ)》」3月3日(火)~5月10日(日) 2Fギャラリー4 2025年度新収蔵のイタリアの彫刻家メダルド・ロッソの作品を初公開します。ロッソがそのキャリアの最後に取り組んだ最高傑作と名高い本作を、同時代の作品、現代の作品を交えてご紹介します。 メダルド·ロッソ《Ecce Puer(この少年を見よ)》1920-25年頃撮影:大谷一郎 開催概要 美術館の春まつり 東京国立近代美術館 2026年3月13日(金)~4月12日(日) 月曜日(ただし「美術館の春まつり」期間中3月30日は開館) 10:00-17:00(金曜・土曜は20:00まで) ※いずれも入館は閉館30分前まで 所蔵作品展「MOMATコレクション」一般500 円、大学生250 円 (金曜・土曜の17 時以降は一般300 円、大学生150 円)※高校生以下および18 歳未満、65 歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者は無料。※企画展「下村観山展」は別料金。詳細はチケットページをご確認ください。 東京国立近代美術館、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
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学校・団体向けプログラム
授業や行事、部活動で来館される中学生、高校生、大学生を対象に、所蔵作品展「MOMATコレクション」でスクールプログラムを行っています。来館目的、滞在時間や人数、ご希望などに応じてご提案しています。いずれのプログラムも来館の45日前までにお申込みが必要です。(企画展を扱うスクールプログラムは行っておりません。) 小学生の受入が可能な場合もあります。ご相談ください。 イラスト:永井ひでゆき スクールプログラム 当館の所蔵作品展を必ず見ていただきたいため、プログラムのみの提供はしておりません。下記表に「滞在時間の目安」を記載しておりますので、ご参照ください。 プログラム人数滞在時間の目安場所ギャラリートーク(30〜45分)10~40人90分以上所蔵品ギャラリーガイダンス/レクチャー(15〜30分)20~140人60分以上講堂 スクールプログラムのお申し込みはこちら: プログラム内容や人数等の条件をご確認のうえ、下記の申込フォームにてお申込みください。 受付は来館の45日前まで。申込多数の場合は先着順で対応します。 令和7(2025)年度のスクールプログラム ※今年度の募集は終了いたしました。26年度の受付については3月ごろ開始予定です。 プログラム不要(観覧のみ)の場合はこちら(来館3日前まで受付): 団体観覧料について 小・中学生、高校生およびキャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員の所蔵作品展観覧料は無料です。また、教育目的の観覧は、引率する生徒・学生の料金が発生しないものに限り引率の教員も無料となります(職員証の身分証明書の提示が必要です)。企画展につきましては展覧会により設定が異なりますので、各展覧会のページをご確認ください。 キャンパスメンバーズについて: ギャラリートーク 場所:所蔵品ギャラリー人数:10~40人所要時間:30〜45分 生徒が少人数のグループに分かれて、MOMATガイドスタッフ(当館ボランティア)等と対話を交えて1〜3点の作品をじっくり見ていきます。授業の学習目的にあわせて作品等を決めるので、教員と教育普及室との事前の打ち合わせが必ず必要です。 ガイダンス/レクチャー 場所:講堂人数:20~140人 所要時間:15~30分 講堂でスライドを用いて、教育普及担当のスタッフが当館の概要を紹介します。東京国立近代美術館の沿革や所蔵作品の特徴、教育普及活動などについて、教育普及担当のスタッフが話します。教員と教育普及室との事前の打ち合わせが必ず必要です。 美術館案内「ソーシャルストーリー」 「Social Story はじめて美術館にいきます。」は、主に発達障害がある方とその家族に向けた美術館案内です。 発達障害の方をはじめ、美術館にはじめて訪問する方、利用することに不安を感じる方などが、どなたでも美術館を楽しみながら過ごすことができるよう、わかりやすく説明した冊子です。 下記よりPDFファイルをダウンロードできるほか、学校向けに印刷版もご用意しています。(印刷冊子をご希望の場合は、教育普及室までお問い合わせください) 「Social Story(ソーシャルストーリー)はじめて美術館にいきます。」企画・編集:国立アートリサーチセンター(ウェブサイト)編集:東京国立近代美術館 お問い合わせ 東京国立近代美術館 教育普及室メール: school@momat.go.jp電話:03-3214-2605(受付時間:平日10:00-17:00)
下村観山展
《弱法師》1915(大正4)年 重要文化財 東京国立博物館 Image: TNM Image Archives(前期展示) 展覧会概要 日本画家・下村観山は紀伊徳川家に代々仕えた能楽師の家に生まれ、橋本雅邦に学んだのち、東京美術学校に第一期生として入学しました。卒業後は同校で教鞭を執りましたが、校長の岡倉天心とともに辞職、日本美術院の設立に参加しました。 出品作品点数約150件、関東では13年ぶりの開催となる今回の回顧展では、狩野派、やまと絵の筆法を習得して若くから頭角を現した観山が、2年間のイギリス留学を通して世界をまたにかけた幅広い視野を身につけ、画壇を牽引する存在へと成長する軌跡を示します。そこからは、盟友の横山大観、菱田春草らとともに明治という新時代にふさわしい絵画を切り拓こうとした観山のひたむきな姿が浮かび上がってきます。 さらに、日本の古画や中国絵画の研究の成果、本人のルーツでもある能を主題とした絵画制作、時の政財界人とのサロンのようなネットワークにもスポットを当て、様々な角度から観山芸術の魅力に迫ります。これにより、明治から大正へと時代が移り変わる中で絵画のあり方に改めて向き合った観山が、自己表現のための芸術とはまた別の、作品を手に取る個人ひいては社会とともに生きる絵画を追い求めていったことが明らかになるでしょう。 ※会期中、一部の作品の展示替えを行います。 前期展示:3月17日(火)~4月12日(日) 後期展示:①4月14日(火)~5月10日(日) ②4月14日(火)~4月26日(日) ③4月28日(火)~5月10日(日) 下村観山(1873 - 1930) 見どころ 1. 誰もが圧倒される“超絶筆技”を味わう 狩野派、大和絵、琳派、中国絵画そして西洋絵画まで、東西の伝統的な絵画表現を徹底的に学び、自由自在に筆を操った観山。今もなお、その繊細な筆技は他の追随を許さないほどです。 2. 観山芸術の意義を再検証-作品の意味を読み解き、成り立ちを探る― よく見ると和洋折衷の不可思議な表現、ミステリアスなモチーフなど、観山の作品には気になる部分がたくさんあることが分かります。そこには技法の他に、その作品を描くことになった経緯(作品の成り立ち)も関係しています。これらをひとつひとつ解きほぐすことで作品の示す意図を明らかにし、それを通じて観山芸術の意義を再検証します。 3. 大英博物館蔵、英国留学時の観山作品が里帰り 新しい日本の絵画には色彩の研究が必要だと考え、日本画家初の文部省留学生としてイギリスへ留学した観山。現地で親交を深めた小説家で東洋美術研究家のアーサー・モリソンに贈った自作(大英博物館蔵)が里帰り!作品からは、海外経験を通じ観山が考えた「日本画のあり方」をも感じていただけます。 主な展示作品 《木の間の秋》1907(明治40)年 東京国立近代美術館蔵(通期展示) 《ディオゲネス》1903-05年頃 大英博物館蔵 ©The Trustees of the British Museum(前期展示) 《魚籃観音》1928(昭和3)年 西中山 妙福寺蔵(通期展示) 《毘沙門天 弁財天》1911(明治44)年 徳島県立近代美術館蔵(後期展示①) 《獅子図屏風》1918(大正7)年 水野美術館蔵(後期展示①) 《大原御幸》(部分)1908(明治41)年 東京国立近代美術館(半期で巻替え) 《楓》1925(大正14)年 南湖神社蔵 画像提供:白河市歴史民俗資料館(前期展示) 開催概要 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー 2026年3月17日(火)~5月10日(日) 月曜日(ただし3月30日、5月4日は開館) 10:00–17:00(金曜・土曜は10:00–20:00) 入館は閉館の30分前まで 一般 2,000円(1,800円)大学生 1,200円(1,000円)高校生 700円(500円) ( )内は20名以上の団体料金、ならびに前売券料金(販売期間:1月20日~3月16日)。いずれも消費税込み。 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。 キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金でご鑑賞いただけます。 本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展 「MOMATコレクション」(4-2F)もご覧いただけます。 東京国立近代美術館の窓口では会期中の開館日に限り当日券を販売いたします。前売券の販売はございません。 前売券やスペシャルチケット、オンラインチケットや各種プレイガイドでのご購入方法は本展公式サイトをご確認ください。 東京国立近代美術館、日本経済新聞社、テレビ東京、BSテレビ東京 ライブアートブックス 神奈川県立歴史博物館、横浜美術館 国立能楽堂、ビクセン 和歌山県立近代美術館:2026年5月30日(土)~7月20日(月・祝)
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インターンシップ
東京国立近代美術館及び国立工芸館では、美術館の活動と学芸業務に関心を持つ方を対象に、インターンシップの募集を行います。 本インターンシップは、当館の学芸業務を学ぶ機会を提供することで、具体的、実践的な知識や技術を習得し、次世代を担う人材の育成に貢献することを目的としています。 本インターンシップへの参加を希望する方は、以下の募集内容を確認いただき、関係書類を提出してください。意欲のある方からのご応募をお待ちしております。 ※分野ごとの実地研修のほか、全分野のインターンが参加する「全体レクチャー」等、オンラインによる研修を織り交ぜながら行う予定です。 募集案内 令和8年度インターンシップ募集案内(PDF)※本募集は終了しました。 令和8年度インターンシップ・エントリーシート(別紙1)[Word/PDF] インターンシップを終えて 令和6年度 インターンシップ生のことば 令和5年度 インターンシップ生のことば 令和4年度 インターンシップ生のことば 令和3年度 インターンシップ生のことば 令和元(2019)年度 インターンシップ生のことば 平成30年度 インターンシップ生のことば 平成29年度 インターンシップ生のことば 平成28年度 インターンシップ生のことば 平成27年度 インターンシップ生のことば 平成26年度 インターンシップ生のことば 平成25年度 インターンシップ生のことば
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国立工芸館特定研究員(特定有期雇用職員)公募(採用候補者決定次第募集締切)
詳細は採用情報のページをご覧ください。
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採用情報
国立美術館職員を騙る電話について 詳細は国立美術館のページをご覧ください 東京国立近代美術館 総務課情報研究補佐員公募(採用候補者決定次第募集締切) 国立工芸館 特定研究員(特定有期雇用職員)公募(採用候補者決定次第募集締切) 国立美術館 独立行政法人 国立美術館 職員公募一覧
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国立工芸館特定研究員(特定有期雇用職員)公募
職名及び人数 特定研究員 1名 採用予定日 令和8年4月1日 契約期間 期間の定め:有(令和8年4月1日~令和9年3月31日) 更新の有無 契約の更新:有更新する場合があり得る。ただし、更新回数5回、在職できる期間は令和13年3月31日を限度とする。 更新は、予算の状況、従事している業務の進捗状況、契約期間満了時の業務量、勤務成績、勤務態度、健康状況等を考慮のうえ判断する。 試用期間 採用された日から6か月間 就業場所 国立工芸館 (石川県金沢市出羽町3-2)変更の範囲:上記のほか法人の指定する在宅勤務を行う場所。ただし、組織の改廃その他の事由により就業の場所を変更することがある 業務内容 適切な環境下における所蔵作品管理及び貸出並びにそれに伴う研究業務 温湿度並びに地震、照度対策可能な展示に関わる備品管理 企画展や所蔵作品展を開催するなど学芸業務に関すること 所蔵作品の著作権に関すること 変更の範囲:業務上の必要により配置又は業務を変更することがある。 就業日・就業時間 勤務日:月曜日~金曜日(1日7時間45分) 勤務時間:9:15~18:00 (休憩時間60分含む) 展覧会またはイベント開催時等に休日の勤務を命ずることがある(振替休日を付与) 勤務日及び勤務時間については、相談のうえ変更する場合がある 時間外勤務を命ずることがある 休日 土・日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日) 休暇 年次有給休暇、特別休暇 等 賃金等 基本給:月額500,000円+地域手当(20,000円) 諸手当:通勤手当(原則55,000 円/月まで) 給与:独立行政法人国立美術館有期雇用職員就業規則等による。https://www.artmuseums.go.jp/corporate_info/gyoumu/kisokusyu/jinji(国立美術館HP参照) 加入保険等 国家公務員共済組合保険(健康保険・年金)、雇用保険、労災保険に加入 応募資格 学芸員資格を有する者 大学院で美術史または美術館教育に関わる研究分野を専攻し、修士課程(博士課程前期)修了以上の者、もしくはこれと同等以上の専門知識、学力、経験を有する者 美術館または美術館に類する施設における学芸業務の実務経験を5年以上有する者。 文章作成、読解、日常会話に必要な英語能力を有する者が望ましい(TOEIC、TOEFLなどの受験経験者は、その点数を明記すること) 選考方法 ◯ 第1次選考 書類選考◯ 第2次選考 面接試験場所:国立工芸館 ※各選考の結果については、応募者に対してメールにより通知します。また、第2次選考の詳細については、第1次選考に合格した者に対して併せてメールにより通知します。なお、選考にかかる旅費、宿泊費等は受験者の負担とします。 応募書類 (1) 履歴書(別紙様式1で作成ください。写真または画像貼付)※電話番号及びメールアドレスを必ず記入すること。※備考欄又は余白に「特定研究員応募」と記入すること。 (2) 研究業績及び職務経歴書(別紙様式2で作成ください。) (3) 小論文※以下のテーマについて、論じてください。 テーマ:「美術館における工芸作品の保存と活用について」※A4版 4~5枚程度(図表等含め)手書き不可 応募締切 採用候補者が決定するまで随時受け付けています。【郵送またはメール送信】 応募方法 原則として①の方法で応募書類を送付してください。①の方法にて応募書類を送付するのが難しい場合は②の方法により送付してください。 ①下記メールアドレスに応募書類の PDF データを送信E-mail kogei-soumu-at-momat.go.jp(-at-は、@に置き換えてください。) ※件名に【特定研究員応募】と記載すること。②下記住所に応募書類を郵送 郵送の場合は、封筒に「特定研究員応募」と朱書きし、簡易書留等受領の確認ができる方法により送付すること。 問い合わせ先 〒920-0963 石川県金沢市出羽町3番2号国立工芸館総務課総務・事業担当TEL 076-221-1963(電話受付時間:月曜日~金曜日(祝日及び年末年始を除く)9:30~18:00) 募集者名称 独立行政法人国立美術館 受動喫煙防止措置の状況 敷地内禁煙 その他 取得した個人情報は、本人事選考以外の目的には利用しません。 応募書類等は一切返送いたしませんのでご了承願います。
「私」が、確かに生きている。
私は絵具を掴み取り、キャンバスに塗りつける。幾重にも重なる絵画の断面、あるいは塗り重ねられた絵具の層に、自分が生きている。 私が一番人生で幸せだと感じた小学校3年生の時だ。身体が男の子より同等か勝るほど活発に運動したり、喧嘩していた。楽しかった。だが、2年後、唐突に見た目や身体の異変、かけっこでは、どうしても男の子に勝てない自分に歯痒さを覚えた。中学校入学後、初めて制服のスカートを履いた日から女性というものを重く背負わされた感覚があった。自分自身を封印するかのように。 美大に入ると活躍している作家は男性ばかりにうつり、尊敬する先生からは「女には展覧会をさせない」と、言われたこともあった。美大に入れば女性、男性などの性別から自由に生活できるかと思っていたので落胆は大きかった。しかし、「当然か」と、すんなり受け入れる自分もいた。 鬱屈した日々に、私はギャルメイクと大きすぎるカラーコンタクトで武装して毎日絵を描いていた。卒業後、学校を離れ、アトリエという自由な時間、唯一素でいられる時間を獲得した。その時間は絵との対話で幸福そのものだ。私は、この場所にいると、とてもリラックスして描いている。気がつくと突然大きな絵ができていたり、いい絵ができていたり、酷い絵ができることもある。 ある日、唐突に、私は「アンチ・アクション」展のレビューを頼まれた。 実際に展覧会を訪れた際、草間彌生や田中敦子のように、男女問わず大きな影響を与え、アートシーンを牽引するような作品を生み出している作家がいることを改めて認識した。同時に、今回初めて知った作家の作品にも数多く出会えた。 一方で、共感できない作品も見受けられた。その理由は、いわゆるアートの主流をなぞったような、作家自身の「自我」が感じられない点にある。しかし、表面的な表現を追求することでしか、歴史に名を残せなかったという側面もあるのかもしれない。 特に印象的だったのは、平面という枠に留まらず、日用品などをキャンバスに貼り付けることで制作された作品群だった。 図1 会場風景|宮脇愛子(手前)と山崎つる子(奥)の作品|撮影:木奥惠三 山崎つる子の作品は、色彩を反射的に捉え、直感的かつ瞬発力に優れた配置によって構成されている。そこには、フォルマリスティックな関心と直感的な筆致が共存している。また、当時身近な素材であったブリキや塗料が、形を変えて美術史に独自の痕跡を残す。 宮脇愛子の真鍮の塔は、四角の世界が積み重なっていながら、しかし、決して数字で表すことのできない不完全な形で完成されている。固く、重い素材に対して宮脇独自の好奇心や手の仕草を感じることができる。 図2 会場風景|田部光子の作品|撮影:木奥惠三 田部光子の作品は、日常の中のモチーフ。ピンポン玉でできた向日葵、キャンバスにアイロンを押し付けて焦げつけた火傷の花弁、制作と日常が滑らかに繋がっている。美術の歴史などの大きな物語よりも手触りのある日常から何かを掴み取ろうとする身振り。竹箒の柄を切るなんて、一見すると、単調で、かつ過酷な労働だ。しかし、その作業には二つの相反する時間が流れている。一つは、無心の中で作業が消失し、全てが「一瞬」に感じられる時間。それは過剰な集中力によるもので、ふと気づいたらできてしまった作品かもしれない。あるいは、一本一本に「怨念」を込め、時間を刻みつける執念の時間。透明化された個人が物質を用い、私だけの世界を手で掴むように描いていたのかもしれない。 この「怨念」は、決してネガティブな意味ではない。 それは、社会によって封印された「私」を解放する行為である。これらの「アクション」は、派手なパフォーマンスとしての「アクション・ペインティング」とは真逆の性質を持つ。それは、自己を誇示するための外向的な身振りではなく、内面の痛みを物質に転写するフロッタージュのような、内向的な「対抗(アンチ)」としての行為なのだ。 それらの作品には共感があった。 平面でいられない理由。 どうしても描きたかった欲求。 私という自我の解放。 この欲求は、親や配偶者、あるいは権力、歴史、社会制度、世論といった、私たちを塗り固めてきた既成の価値観や枠組みを打ち破ろうとする力を含んでいる。効率や合理性、あるいは「女性らしさ」といった外的な枠組みを拒絶し、泥臭く、執念深く、素材と格闘し続けることの肯定である。それは、かつて奪われた「自由」を、表現という形でもう一度奪還しようとする試みである。 何度も描き、消し、加筆を繰り返し、封印されたはずの「私」が、確かに生きている。
下村観山展|国立能楽堂タイアップイベント
本展の開催を記念し、当館と国立能楽堂の特別タイアップを実施します。下村観山の作品にも描かれた能の世界を、展覧会の鑑賞とあわせてお楽しみください。 「下村観山展」ポスター 国立能楽堂 タイアップ内容 国立能楽堂主催公演 4月《月間特集 下村観山と能》 例年2月の月間特集「絵画と能」シリーズを本展の開催にあわせ4月に拡大して特集。観山が絵の題材にした演目を特集し、能の魅力を味わいいただきます。4月8日(水)の定例公演後には、国文学研究資料館名誉教授小林健二氏と本展担当研究員が「熊野」をはじめとした能と観山作品の繋がりを解説する「アフタートーク」を開催します。 観世左近3回忌善会 関根祥六「弱法師 盲目の舞」写真撮影=前島吉裕 狂言「鶯」、能「熊野」★アフタートーク「下村観山と能」 登壇:国文学研究資料館名誉教授 小林健二氏 東京国立近代美術館主任研究員 中村麗子(本展担当研究員) ※アフタートークは、4月8日定例公演のチケットをお持ちの方のみご参加いただけます 左:《熊野観花》 1894(明治27)年 東京藝術大学蔵(前期展示) 右:アフタートークイメージ 狂言「岡太夫」、能「鞍馬天狗」 狂言「引括」、能「弱法師」★ 仕舞「枕慈童」★、狂言「柑子」、能「松風 見留」 ★マーク付の演目は、同じ題材で描かれた作品が本展で展示されます。能「熊野」 《熊野観花》 1894(明治27)年 東京藝術大学蔵(前期展示)能「弱法師」 《弱法師》 1915(大正4)年 東京国立博物館蔵 重要文化財(前期展示) 《弱法師》 1918~19(大正6~7)年 四天王寺蔵(後期展示)仕舞「枕慈童」 《菊慈童》 1909(明治42)年頃 宮城県美術館蔵(後期展示) ※前期展示(3月17日~4月12日)、後期展示(4月14日~5月10日) 仕舞「弱法師」装束付実演+ミニ体験会 4月12日(日)に当館にて、仕舞実演+ミニ体験会を開催します。本展出展作品《弱法師》の作品解説のあと、能楽師による装束着付レクチャー、仕舞「弱法師」を実演します。ミニ体験会では、参加者のみなさんにご参加いただく体験を行います。 装束付実演イメージ 装束付実演イメージ 4月12日(日)11:00~12:00(開場:10:30)、14:00~15:00(開場:13:30) 東京国立近代美術館 地下1階講堂 《弱法師》作品解説:東京国立近代美術館主任研究員 中村麗子仕舞「弱法師」実演:松山隆之、川口晃平、小田切亮磨(シテ方観世流) 各回140名 開催当日の10:00より、1階インフォメーションカウンターにて整理券を配布します。 整理券は、定員に達し次第、配布終了となります。 整理券の配布枚数はお一人につき1枚まで、参加者ご本人が直接お受け取りください。 整理券に番号はありません。開場時刻になりましたら、会場にお越しください。 会場内は全席自由です。 参加無料(観覧券不要) イベントの録画、録音はお断りしております。 イベント当日に有効の本展チケットをお持ちの方は、イベント参加後の展覧会への再入場が可能です。 内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。 イベントのオンライン同時配信、アーカイブ配信はありません。 能「弱法師」×「下村観山展」セットチケット 能「弱法師」を上演する4月17日(金)19時開演の国立能楽堂ショーケースと本展観覧券のセット券(5,800円、税込)を1月20日から数量限定で販売します。 ※数量限定。先着順、売り切れ次第終了。
下村観山展|開催記念トーク
3月22日(日)に本展の開催記念トークを開催します。小林健二氏(国文学研究資料館名誉教授)をお招きし、下村観山と能の関係について本展担当研究員と語ります。 2026年3月22日(日)14:00~15:00(開場は13:30) 国文学研究資料館名誉教授 小林健二氏 東京国立近代美術館主任研究員 中村麗子 東京国立近代美術館 地下1階講堂 140名(先着順) 開催当日の10:00より、1階インフォメーションカウンターにて整理券を配布します。 整理券は、定員に達し次第、配布終了となります。 整理券の配布枚数はお一人につき1枚まで、参加者ご本人が直接お受け取りください。 整理券に番号はありません。開場時刻になりましたら、会場にお越しください。 会場内は全席自由です。 参加無料(観覧券不要) イベントの撮影、録画、録音はお断りしております。 イベント当日に有効の本展チケットをお持ちの方は、イベント参加後の展覧会への再入場が可能です。 内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。 イベントのオンライン同時配信、アーカイブ配信はありません。
