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所蔵品ガイド
所蔵品ガイド 当館解説ボランティア「MOMATガイドスタッフ」とともに、コレクション3点程度を対話を通して鑑賞するギャラリートーク。ガイドスタッフ・テーマ・作品は毎回変わります。その日出会った参加者との対話をお楽しみください。 開館日の毎日14時~14時50分頃※2023年9月23日(土)、11月27日(月)、12月2日(土)、12月3日(日)は混雑回避のため実施しません。 どなたでも なし 3階エレベーター前ホール(MOMATコレクション展示室内) MOMATコレクション展示室内での対話を伴うギャラリートーク 無料(要観覧券) ご参加にあたって: 作品とテーマは、当日ガイド前に3階エレベーター前ホールに掲示されます。(プログラムの特性上、ガイドスタッフや作品の事前周知はしておりません。ご了承ください。) 災害や会場の混雑が予想される場合、中止することがあります。 お問い合わせ 東京国立近代美術館教育普及室メール: volunteer@momat.go.jp電話:03-3214-2605(受付時間:平日10:00-17:00)
南風
上着を頭に掛け遠くを見据える中央の男性は、日本人離れをした筋肉隆々の体つきです。理想的人体を描こうとする西洋絵画のアカデミズムの思想が、当時24歳の青年であった和田三造にもしっかりと浸透していたことがわかります。描かれるのは遭難した船乗りたち。そんな事態に遭遇しながらも勇壮な男たちの姿は、日露戦争後の高揚した気分に合い、観衆の評判を呼んだと伝えられます。第1回文部省美術展で最高賞を受賞しました。 【重文指定年月日:2018(平成30)年10月31日】
ポートフォリオ『桂』より 二、古書院二の間南面・一の間と囲炉裏の間を望む
1953(昭和28)年、日本建築展を準備するニューヨーク近代美術館のキュレーターに同行して桂を初めて訪れた石元は、バウハウス及びニュー・バウハウスで教えた建築家ミース・ファン・デル・ローエ(1886–1969)の建築を想起したといいます。石元にとって、ミースの建物は撮影の課題としてとりくんだ対象であっただけでなく、そのモダンな造形原理自体が彼の受けた写真教育の根幹を成すものでした。石元は、それに通じるモダンな形を17世紀の日本建築である桂に見出したのです。1954(昭和29)年と1981–82(昭和56–57)年の二度、桂を集中的に撮影した石元は、1960(昭和35)年、1971(昭和46)年、1983(昭和58)年の三度にわたって桂の写真集を作っています。それらはいずれもヴァルター・グロピウス(1883 –1969)、ヘルベルト・バイヤー(1900–85)、丹下健三(1913–2005)、亀倉雄策(1915–97)、磯崎新(1931–2022)、田中一光(1930–2002)といった錚々たる建築家、デザイナーとの共同作業でした。
「王国」より 沈黙の園 [1]
新しい島 #1
1・9・4・7 [#29] Housewife
三等船室
かくす
刈田
自画像
愛用の硯や筆、額装された女性像、猫などとともに描かれた、特徴的なおかっぱ頭の藤田。本作は、制作当時の絵肌をそのまま今日まで残す貴重な作品です。滑らかな白い地塗り層の上に薄く絵具層を重ね、下地に反射した光の効果をねらうことで、均質で艶消しであるにもかかわらず、潤いを感じさせる独自の絵肌を獲得しています。マッチ箱のマッチを擦るざらざらした茶色い側面や硯等の質感描写へのこだわりも見のがせません。
