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パピエ・ジロの露地を歩く

木村荘八は「挿絵」を、今で言う「イラストレーション」とは異なる限定的な職能として定義していた。「コマ絵の思い出」という文章の中で、木村は図版一般を指す単語として挿絵が当時理解されていることを認めつつも、「挿絵画家」について、「或る一定のテキストに従って絵を描く特殊区域の絵師を指すものであっても新聞の広告図用にビール壜の図を描いたり或いは足袋の形を描いたりする、あれは挿絵画家の仕事とは云われない」と述べている。つまりここで木村は、広告と挿絵をはっきりと区別しているのだ。義太夫における三味線を挿絵に喩える木村にとって、それは常にテキストの補助としての役割を果たすべきものなのである。こうした考えは昭和40年代にイラストルポのブームを巻き起こした小林泰彦にも影響を与えており、イラストレーターの職能的な倫理としてしばしば取り上げられてきた。 そしてその具体的な作例として紹介されるのが、木村による永井荷風『濹東綺譚』挿絵である。昭和12  (1937)年の4月から6月にかけて新聞で連載された同作は、関東大震災後に私娼街として栄えた玉の井(現在の東京都墨田区)を舞台に小説家の主人公、大江匡と、娼婦のお雪を中心に繰り広げられる物語だ。木村は挿絵を描くにあたって同様の建築構造を持つ亀井戸の娼家に取材し、妻であるきぬが積極的に協力し綿密な取材が実施されたことが知られている。木村は自身が生まれ育った東京という都市の風俗に多大な関心を寄せており、明治から大正を経て、昭和へと時代が移り変わっていく様を数多く著述してきたことからも、この『濹東綺譚』の仕事は、そうしたパーソナリティと色街を抒情的に証言した作品内容がマッチした仕事として位置付けられている。 図1 会場風景|所蔵作品展 MOMATコレクション「『濹東綺譚』」|撮影:柳場大 しかしそうした前提の上で改めて問い直してみたいのは、『濹東綺譚』の情景の豊かさは考証によってのみ得られたものなのかということである。永井の描いたお雪の家の間取りとの比較を行った唐仁原教久によると、木村の描いた挿絵は、それと「かなり違う」ようである。伊野孝行は木村がしばしば雑誌『風俗画報』の図版を参考にしていたことに触れながら、『濹東綺譚』挿絵については「『絵を作ろう』という意図はなくてもそうなっている部分はあると思う」と述べ、考証よりもその絵作りを評価している。確かに《挿絵18》[図2]などを見ると、劇的な明暗と蚊帳の黒い枠の構築性が際立つ一枚となっており、木村の確かな手腕を感じさせる。その一方で少ない手数で仕上げられた挿絵もあり、墨やインク、コンテなどを駆使した多様なテクスチャーも『濹東綺譚』挿絵の魅力となっている。 図2 木村荘八《永井荷風著『濹東綺譚』挿絵18》1937年、東京国立近代美術館蔵 そして『濹東綺譚』の挿絵群において触れておかなければならないのは、フランス製の紙であるパピエ・ジロの使用だろう。山下新太郎から提供を受けたこの紙について、木村は「パピエ・ジロ報告」というエッセイに詳しく書いており、『濹東綺譚』の挿絵のうち8枚がこれを支持体として使用していることを明かしている。この紙の不透明な白は、和紙と違い製版してもグレーにならず、画材も選ばない紙質であると木村は述べている。そしてさらに、彼が「絶好無二の此の紙の特質」としてあげているのが、紙をひっかく「線彫り」による白い線の表現である。パピエ・ジロの厚さは、そうした特殊な技法にも耐えることを木村は強調している。先にもあげた《挿絵18》の蚊帳は線彫りによって表現されており、今回展示された《挿絵7》や《挿絵33》といった他の作例でもそれは確認することができる。「パピエ・ジロ報告」の中ではこうした白線の使用を西洋の地色のある紙の上での素描と関連付けており、西洋に学びつつも近代化する東京を描いた木村の作家性が、この線彫りに文字通り刻み込まれていると見てもいいだろう。そしてこれは、挿絵という複製表現においても「ハイライト」として印象的に機能するのだ。 そもそも『濹東綺譚』は、幻想をめぐる物語でもある。主人公の大江匡は迷宮のような色街やお雪に、江戸や明治の面影を見出す。だからこそノスタルジーを含むフィクション性を担保するために、作者の永井は実在した「玉の井」ではなく、「濹東」というタイトルを冠したのだ。そして木村は、その語りに寄り添うための考証を行いながら、自らの画趣と技法的実験を組み合わせることでそれに応えたのである。 参考文献  伊野孝行、南伸坊『いい絵だな』(集英社インターナショナル、2022年)  木村荘八『木村荘八全集 第二巻挿絵(一)』(講談社、1982年)────『新編 東京繁昌記』(岩波書店、1993年) 唐仁原教久『「濹東綺譚」を歩く』(白水社、2017年) 永井荷風『濹東綺譚』(岩波書店、1948年) 美術手帖編『日本イラストレーション史』(美術出版社、2010年)

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MOMAT DONORS’ CLUB

MOMAT DONORS’ CLUB(略称:MDC)は東京国立近代美術館(竹橋)の活動をご寄附で支えてくださる個人の皆さまのための会員制度です。  当館は、充実した所蔵作品展と魅力的な企画展の開催、学校団体、ファミリー、ビジネスパーソンや外国人のお客様など、多様な層に向けた教育普及事業の実施など、活発で積極的な活動に日々取り組んでおりますが、快適な鑑賞環境の整備や来館者サービスの向上、老朽化するインフラの維持・修繕、作品を適正に保存するための光熱費など、美術館活動にかかる費用は、国からの予算と自助努力だけでは補いきれません。私たちの活動や想いを支え、文化を守り育ててくださる寄附者の皆さまのご支援が必要不可欠です。   1952年の開館当時から守り伝え、発展させてきた、時代の記憶である当館のコレクションを、重ねてきた対話を、たくさんの方の暮らしの彩りを、今を生きる私たちだけでなく、100年、200年先の未来の世代にも確実に届けるために、ぜひMDCを通して当館をご支援いただけますようお願い申し上げます。 会員種別・寄附金額 ダイヤモンド会員:100万円 プラチナ会員:50万円 ゴールド会員:30万円 シルバー会員:10万円 ブロンズ会員:5万円 ※有効期限は会員証の発行日より1年間(入会月の翌年同月末まで)※期間内に退会されても寄附金の払い戻しはいたしかねますのでご了承ください。 入会方法 1. 券売窓口にて 東京国立近代美術館(竹橋)の券売窓口にてお申し込みいただけます。会員証をその場で発行し、当日からご利用いただけます。 2. ウェブサイトから 専用ページからお申し込みいただけます。※決済方法はクレジットカードまたはd払いです。※会員証は郵送いたします。お申し込み完了(決済完了)からお手元に届くまで1週間ほどお時間をいただきます。近日中にご来館予定の方は窓口にてお申し込みください。※会員証の有効期限、または発送日を指定してのお申し込みは承っておりません。※会員証及び返礼等の発送先は日本国内のご住所に限ります。 返礼 ご入会いただいた方には、感謝の気持ちを込めてさまざまな返礼をご用意しております。 ●東京国立近代美術館(竹橋) 所蔵作品展の無料観覧(同伴者1名まで) 企画展の招待券進呈 企画展の特別内覧会(開会式)へのご招待 ミュージアムショップ10%割引(現金でのお支払い時のみ適用・一部対象外商品あり) レストラン「ラー・エ・ミクニ」10%割引(一部対象外商品あり) MDC感謝デーへのご招待 館長との食事会&研究員による所蔵作品展のご案内(ダイヤモンド・プラチナ会員のみ) ご芳名の掲出(ウェブサイト・館内) ●国立工芸館、国立西洋美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館の所蔵作品展・常設展と、国立映画アーカイブの7階展示室の無料観覧(同伴者1名まで) など 会員区分に応じた返礼一覧はこちらから(PDF)ご確認いただけます。 会員御芳名 ゴールド会員 三田 武志 様山野 俊治 様​ シルバー会員 加藤 浩之 様志波 幹雄 様 ブロンズ会員 直江 智子 様 税制の優遇 MDCの会費につきましては、寄附金控除(所得控除)が適用されます。入会の翌月に領収書を発行しお送りしますので、確定申告の際にご利用ください。 お住まいの都道府県・市区町村が、条例で独立行政法人国立美術館を寄附金控除の対象法人として指定している場合、個人住民税額の控除を受けることができます。詳細については各自治体の条例をご確認ください。 ※令和3年度税制改正により、確定申告時に提出する領収書については、押印を要しないとされたことを受け、当館におきましては、令和7年3月1日以降に受領した会費については、領収書への押印を廃止いたします。(参照:国税庁webサイト) お問い合わせ 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館 寄付担当TEL:03-3214-2619(直通/土日祝日を除く9:30~17:00)FAX:03-3214-2577

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入札公告

電子入札システムの導入について 独立行政法人国立美術館では令和5年1月から電子入札システムを導入しました。詳細につきましては、下記リンクの国立美術館ウェブサイト入札公告ページからご覧ください。 一般競争入札 東京国立近代美術館加湿器更新等工事 東京国立近代美術館電動式稼働棚改修業務 一式 企画競争入札 令和7年度東京国立近代美術館及び「美術館の春まつり」を核とする外国人旅行者を対象とするプロモーション業務委託 「美術館の春まつり」広報物デザイン及び印刷業務 「美術館の春まつり」国内広告業務 東京国立近代美術館飲料用自動販売機の設置運営業務 入札結果 オープンカウンター方式による見積合わせの結果公表について 公募 現在、『公募』はございません。 オープンカウンター方式による見積り合わせに関する公示 現在、『オープンカウンター方式による見積り合わせに関する公示』はございません。

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インターンシップ

 東京国立近代美術館及び国立工芸館では、美術館の活動と学芸業務に関心を持つ方を対象に、インターンシップの募集を行います。  本インターンシップは、当館の学芸業務を学ぶ機会を提供することで、具体的、実践的な知識や技術を習得し、次世代を担う人材の育成に貢献することを目的としています。  本インターンシップへの参加を希望する方は、以下の募集内容を確認いただき、関係書類を提出してください。意欲のある方からのご応募をお待ちしております。  ※分野ごとの実地研修のほか、全分野のインターンが参加する「全体レクチャー」等、オンラインによる研修を織り交ぜながら行う予定です。 募集案内 令和8年度インターンシップ募集案内(PDF) 令和8年度インターンシップ・エントリーシート(別紙1)[Word/PDF] インターンシップを終えて 令和6年度 インターンシップ生のことば  令和5年度 インターンシップ生のことば 令和4年度 インターンシップ生のことば 令和3年度 インターンシップ生のことば 令和元(2019)年度 インターンシップ生のことば 平成30年度 インターンシップ生のことば 平成29年度 インターンシップ生のことば 平成28年度 インターンシップ生のことば 平成27年度 インターンシップ生のことば 平成26年度 インターンシップ生のことば 平成25年度 インターンシップ生のことば

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「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展、 「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展相互割引実施のお知らせ

東京国立近代美術館で開催する「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」(会期:2025年12 月 16 日~2026年2 月 8 日)は、東京都現代美術館で開催する「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展(会期:2025年12 月 25 日~2026年4 月 2 日)と相互割引を実施します。ぜひどちらの展覧会もあわせてご覧ください。 東京国立近代美術館 チケット売り場で「ソル・ルウィット」展のチケット/半券をご提示いただくと、「アンチ・アクション」展の当日料金が 100 円引きになります。 一般 2,000 円→1,900 円 大学生 1,200 円→1,100 円 東京都現代美術館 チケットカウンターで「アンチ・アクション」展のチケット/半券をご提示いただくと、「ソル・ルウィット」展の観覧料が当日料金から 100 円引きになります。 一般 1,600 円→1,500 円 大学生・専門学校生・65 歳以上 1,100 円→1,000 円 ※中高生料金は割引対象外です。 ※3展セット券は適用外です。(「ミッション∞インフィニティ」展会期中のみ販売) 留意事項 ・いずれも 1 枚につき 1 名 1 回限り有効。 ・他の割引との併用はできません。 ・オンラインチケット購入時に割引はできません。各館での当日券購入時のみ有効です。 ・使用前の観覧券、使用後の半券、オンラインチケット QR コード、購入履歴のメール、いずれもご利用可能です。 「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展のチケットで、「所蔵作品展 MOMATコレクション」もご観覧いただけます。当館の所蔵作品の中で人気の高いソル・ルウィット作品も、ぜひ併せてご鑑賞ください。 ソル・ルウィット| ウォール・ドローイング#769 2020年12月22日~公開(所蔵品ギャラリー3F|建物を思う部屋) - 東京国立近代美術館

アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦

展覧会概要 新しい時代を象徴していた女性の美術家は、なぜ歴史から姿を消してしまったのか。1950年代から60年代の日本の女性美術家による創作を「アンチ・アクション」というキーワードから見直します。当時、日本では短期間ながら女性美術家が前衛美術の領域で大きな注目を集めました。これを後押ししたのは、海外から流入した抽象芸術運動「アンフォルメル」と、それに応じる批評言説でした。しかし、次いで「アクション・ペインティング」という様式概念が導入されると、女性美術家たちは如実に批評対象から外されてゆきます。豪快さや力強さといった男性性と親密な「アクション」の概念に男性批評家たちが反応し、伝統的なジェンダー秩序の揺り戻しが生じたのです。本展では『アンチ・アクション』(中嶋泉[本展学術協力者]著、2019年)のジェンダー研究の観点を足がかりに、草間彌生、田中敦子、福島秀子ら14名の作品およそ120点を紹介します。「アクション」の時代に別のかたちで応答した「彼女たち」の独自の挑戦の軌跡にご注目ください。 山崎つる子 《作品》 1964年芦屋市立美術博物館蔵 © Estate of Tsuruko Yamazaki, courtesy of LADS Gallery, Osaka and Take Ninagawa, Tokyo 出品作家 赤穴桂子(1924-98)、芥川(間所)紗織(1924-66)、榎本和子(1930-2019)、江見絹子(1923-2015)、草間彌生(1929-)、白髪富士子(1928-2015)、多田美波(1924-2014)、田中敦子(1932-2005)、田中田鶴子(1913-2015)、田部光子(1933-2024)、福島秀子(1927-1997)、宮脇愛子(1929-2014)、毛利眞美(1926-2022)、山崎つる子(1925-2019) 見どころ 1 最新の研究に基づく歴史の見直し 女性美術家の再評価が進む近年、本展では『アンチ・アクション─日本戦後絵画と女性画家』(ブリュッケ、2019年、第42回サントリー学芸賞受賞/『増補改訂 アンチ・アクション—日本戦後絵画と女性の画家』筑摩書房、2025年)の著者・中嶋泉氏の全面的な協力により、ジェンダー研究の観点から日本の戦後美術史に新たな光を当てます。本展カタログには、同研究の第一人者であるイギリスの美術史家グリゼルダ・ポロック氏のインタヴューも収載します。 2 初公開作品 関係者のご協力と本展のための綿密な調査により、赤穴桂子、多田美波、宮脇愛子らの、これまで紹介されていなかった初期作品や、未発表作品を展示します。各作家たちの知られざる創作と、新たな魅力に出会える貴重な機会です。 3 充実した情報 「アンチ・アクション」のコンセプトを一望できる年表を掲示するとともに、本展に関わる様々なトピックを紹介するガイドを会場で配布。わかりやすく、多面的に、作家たちの活動や時代背景などを知ることができます。 4 ダイナミックな展示 ライトを用いた立体作品や天井高に迫る3.3mの絵画など、新たな時代に躍り出た作家たちのダイナミックな作品が一堂に会します。時代を共有する14名の作品が有機的につながる空間を体験できます。 作者のことば (…) 猫も杓子も絵具をぶつけたり、たらしたり、盛り上げたりのアンフォルメル旋風が吹きまくって、あたかも、へこんだり、でっぱったりのどろどろの絵でなければ時代遅れのようにいわれていました。いくらそれがフランスの新しい傾向とはいえ、女の子のヘアスタイルではあるまいし、右にならえで、同じ絵を描けたものではありませんし、日本の画壇の浅薄さに、がっかりしていました。 (芥川(間所)紗織)「私のアメリカ留学記」『美術手帖』 1963年2月 アクション・ペインティングのメッカ、テンス・ストリートの全盛期に住んで、わたしは彼らの時代の波にのって、アクション・ペインティングをやったわけではないの。その只中に立って、その正反対の、アクション・ペインティングの否定をただちにやったわけ。                 (草間彌生)谷川渥「増殖の幻魔—彼女はいかにして時代を駆け抜けたか」『美術手帖』 1993年6月 (…) 現代の「世界」に生きるものは、単に人間的であるものよりも、むしろ無機質化されたものとの、直接的な触れ合いによって、新鮮なより強い感動を受けるのではないでしょうか。 (福島秀子)「未知のものへの探求」『美術批評』 1957年1月 赤穴桂子《スペースに於ける物体》1958年油彩・カンヴァス、100.0×65.0cm個人蔵 芥川(間所)紗織《スフィンクス》1964年 油彩・カンヴァス、130.0×162.0cm東京国立近代美術館蔵 榎本和子《断面 (Ⅰ)》1951年油彩・カンヴァス、116.5×91.0cm板橋区立美術館蔵 江見絹子《空間の祝祭》1963年油彩・カンヴァス、161.9×112.3cm個人蔵 草間彌生《マカロニ・コート》1963年ミクストメディア、118.5×80.3×12.0cm板橋区立美術館蔵©YAYOI KUSAMA 白髪富士子《作品 No.1》1961年油彩、和紙、ガラス・カンヴァス、181.5×245.0cm高松市美術館蔵 多田美波《周波数37303055MC》1963年アルミニウム、200.0×300.0×50.0cm多田美波研究所蔵撮影:中川周 田中敦子《地獄門》1965-69年ビニール塗料、アクリル・カンヴァス、331.5×245.5cm国立国際美術館蔵©Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association 田中田鶴子《無》1961年頃油彩・カンヴァス、102.3×134.3cm奈良県立美術館蔵 田部光子 《作品》1962年ピンポン玉・紙(襖)、170.0×174.6cm福岡市美術館蔵 福島秀子 《ホワイトノイズ》1959年油彩・カンヴァス、130.5×92.0cm栃木県立美術館蔵 宮脇愛子《作品》1967年真鍮、47.5×49.5×12.0cm撮影:中川周 毛利眞美 《裸婦(B)》1957年油彩・カンヴァス、130.0×89.0cm東京国立近代美術館蔵 カタログ アンチ・アクション展 図録  刊行日:2025年10月29日価格:3,630円(税込)  仕様:並製 判型:B5頁数:290頁  言語:日英併記  発行:株式会社青幻舎 目次 中嶋泉(大阪大学大学院人文学研究科准教授)「「アンチ・アクション」──女性の美術家と日本の戦後抽象画 」グリゼルダ・ポロックインタヴュー──作品は「何をしているのか」 (聞き手:中嶋泉)「アンチ・アクション」年表 「アンチ・アクション」相関図  図版 成相肇(東京国立近代美術館主任研究員) 「どうしてドン・キホーテは帰ってきたか──アンチ・アクションの射程」千葉真智子 (豊田市美術館学芸員)「見えないものの潜在力」鈴木慈子(兵庫県立美術館王子分館 横尾忠則現代美術館学芸員)「のこぎりを引く女性──具体とアンチ・アクション」江上ゆか(兵庫県立美術館学芸員)「絵は変わらない──大橋コレクションをめぐって」能勢陽子(東京オペラシティアートギャラリーシニア・キュレーター)「美術史を描きなおす複数の線──「アンチ・アクション」展によせて」 作品リスト参考文献 開催概要 2025年12月16日(火)~2026年2月8日(日) 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー 月曜日(ただし1月12日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月13日 10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00) 入館は閉館の30分前まで 一般2,000円(1,800円)大学生1,200円(1,000円)東京国立近代美術館(当日券)、公式チケットサイト(e-tix)にて販売。*いずれも消費税込。*()内は20名以上の団体料金。*高校生以下および18歳未満、障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。*本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)もご覧いただけます。 観覧券は美術館窓口(当日券のみ)と公式チケットサイト(e-tix)で販売いたします。 「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展(東京都現代美術館)との相互割引を実施します。チケット売り場でご購入の際、チケット/半券のご提示で、1枚につき「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展当日券1枚を100円割引いたします。 ・いずれも 1 枚につき 1 名 1 回限り有効。 ・他の割引との併用はできません。 ・オンラインチケット購入時に割引はできません。各館での当日券購入時のみ有効です。 ・使用前の観覧券、使用後の半券、オンラインチケット QR コード、購入履歴のメール、いずれもご利用可能です。 東京国立近代美術館、朝日新聞社 豊田市美術館:2025年10月4日~11月30日 兵庫県立美術館:2026年3月25日~5月6日 050-5541-8600(ハローダイヤル)

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令和8年度東京国立近代美術館・国立工芸館インターンシップを募集します(募集期間:2026.1.6~1.19)

詳細はインターンシップのページをご確認ください。

「エンゲージメント」を通じて美術館の意義を示す
——「Adobe Convening 2025」への参加と「Family Day こどもまっと」  

2025年7月、ニューヨークでのAdobe Conveningという3日間の会合に筆者と松山沙樹(京都国立近代美術館学芸課研究員)が参加した。これはAdobe財団の支援を受けて「Adobe×Museums」の事業を行っている5ケ国の美術館担当者の会合で、今年で2年目となる。ニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art, New York、以下MoMA)とAdobeニューヨークのタイムズスクエア・オフィスが会場となった[図1、2]。参集したのはMoMAのほか、イギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria and Albert Museum、以下V&A)、ブラジル・サンパウロにあるイメージ・アンド・サウンド博物館(Museum of Image and Sound)、そして日本の独立行政法人国立美術館(以下独法国立美術館)である。インド・ベンガルールにあるアート・アンド・フォトグラフィ美術館(Museum of Art and Photography)のみがオンライン参加となった。この集まりを主催したAdobe財団をはじめ、各美術館のラーニング・アンド・エンゲージメント部門および企業パートナーシップ部門、プログラム担当者、MoMAとV&Aのクリエイティブ・レジデンシー(いわゆるアーティスト・イン・レジデンス)のアーティスト等、延べ30人以上が集った。Adobe財団において本事業の主担当であるジュリア・ティエンは、3日間を総括する報告の中でAdobe Conveningについて「顔を突き合わせた関係性を作ることで美術館やアーティストとの連携を強化する。そして、芸術機関の未来、アーティストのキャリア、一般の人々の芸術へのアクセスを守る方策を模索するブレーントラスト(専門家グループ)として機能する」1と述べていた。  本稿は、2024年からAdobe財団の支援を受けている東京国立近代美術館の「Family Day こどもまっと」の事業と、Adobe Conveningの中で取り上げられたMoMAのスクールプログラム事業について、「エンゲージメント」(関わり合うこと)というキーワードに着目して報告する。 図1 Adobe Convening(MoMAでの開催風景)|提供:Adobe財団 図2 Adobe Convening(Adobeニューヨークのタイムズスクエア・オフィスでの開催風景) 1 Adobe×Museums  Adobe社の理念である「Creativity for All」(すべての人につくる力を)を推進するために、Adobe財団は「Adobe×Museums」として5ケ国の美術館を支援している。中でもMoMA、V&A、日本の独法国立美術館は規模も大きく、中心的な存在となっている。  Adobe財団は各美術館への支援を通じて、これまで見過ごされてきた、あるいは十分に取り上げられてこなかった人々の声に耳を傾け、利用者との繋がりを深めることを支援する。そこでは、Adobe財団・美術館・地域社会の三者が連携することで、社会に向けて大きなインパクトを与えたいという意図がある。柱となるのは、長期的にアーティストを通じて地域や人々と関わりをもち、成果の展示を行うクリエイティブ・レジデンシー(いわゆるアーティスト・イン・レジデンス事業)だ。この事業ではアーティストと美術館が学び合う双方向性の関係の中、社会との関わりを拡大していくことに重きが置かれている。それ以外の事業においても、社会包摂的な課題へのアプローチとして、障がい者などの社会的な弱者やアクセスがしにくい人々に対する事業がある。いずれも美術館の担当者、対象とする人々や地域がそれぞれ協働し、相互に関わり合いをもつプロジェクトである。これらの事業の実施や組織編成にあたっては、相互に関わり合うことを意味する「エンゲージメント」の考え方が基底にあるという。そこには双方向性をもつ事業の立案や運営、対象者やコミュニティとの協働、事業担当や組織の横断的な協力、社会包摂的な課題への取り組み等が含意される。したがって各館のラーニング(教育普及)の事業は、エンゲージメントを志向した取り組みであるといえるだろう。  2 Adobe Convening—5ケ国の美術館による会合  Adobe Convening(2025年7月15–17日)の最初の2日間は討議が中心で、事業の戦略や課題についてのディスカッション、MoMAの企画展「Jack Whitten: The Messenger」の担当学芸員による展示解説、「ラーニング・スペシャリスト」というMoMAのスタッフによるスクールツアーへの参加体験、クリエイティブ・レジデンシーのアーティストによるプレゼンテーションなどがあった。事業戦略をめぐる討議においては、コンセプト評価、来館者の増加や提供する事業の成長戦略など、いくつかのフレームワークが取り上げられた。  会合後に関係者に配布されたジュリア・ティエンの報告において、後述する独法国立美術館の「Connecting Children with Museums」の事業は、「これまでミュージアムを利用しにくかった人々の声を強調し、利用者のエンゲージメントを高めている」2と評された。Adobe Conveningを通じて「エンゲージメント」の考え方とその実際を知るにつれて、「エンゲージメント」は事業そのものだけでなく、それを実施する組織や担当者、対象者や外部組織との連携でもあり、美術館の事業が社会の中で大きなインパクトを生み出すためにも必要な関係性の概念であると理解した。  3 東京国立近代美術館の「Family Day こどもまっと2024」  2024年9月、2年目となる東京国立近代美術館の「Family Day こどもまっと」3が2日間にわたって開催された。この前年にトライアル的に実施したところ、1日で3,000人以上の来館があり、子どもと一緒に美術館を訪れたいと思っている来館者が多数いることが顕在化した。一般的に日本の美術館の展示室は、静寂の中での観覧が求められる傾向にあるため、じっとしていられない子どもとの来館にはそもそも心理的なハードルがある。したがってAdobe財団の支援金が活用できた2年目の「Family Day こどもまっと2024」は、規模を拡大し内容を充実させた。週末(土日)に2日間実施し、日時指定システムを導入し、授乳室、おむつ替えスペース、休憩スペース等も拡充して、子どもとその家族を迎えた。教育プログラムも開館後から夕方まで「MOMATまるごと探検隊」(展示室外)と、「MOMATコレクション発見隊」(展示室内)を多数回実施した[図3]4。「MOMATまるごと探検隊」は建物や什器、椅子などの一部分を写した写真カードを手に、子どもたちがそれを当館ガイドスタッフ(ボランティア)とチームになって「探す」ことで美術館の内外を巡る20分程度のプログラムで、「MOMATコレクション発見隊」はガイドスタッフと一緒に展示作品をみて、感じたことや考えたことを話す10分程度のプログラムである。これ以外にも所蔵作品展の作品・作家と関連した「美術館で絵本をひらこう!」という絵本の読み聞かせプログラム等も実施し、未就学児から小学校低学年までが対象の鑑賞ツール「みつけてビンゴ!」を配布した。  図3 こどもまっと2024の「MOMATコレクション発見隊」の様子|撮影:haruharehinata  2024年から独法国立美術館7館は「Connecting Children with Museums」5という共通テーマの下、子どもとその家族が美術館に行きやすい環境づくりや、子どもたちが参加できる多様なプログラムの開催などを各館が行っている。東京国立近代美術館の「Family Day こどもまっと」もそのひとつであり、これまで美術館にアクセスがしにくかった人々に対し「エンゲージメント」する事業であった。  4 MoMAのスクールツアー拡大計画  MoMAではAdobe財団等の支援により、学校と先生のプログラムに力を注ぎ、スクールツアー数増加の計画を実施中である。2028年までの5年間で受け入れる児童・生徒を50,000人に増やすという。この計画の実施に先立つ2023年8月に「スクールツアーのキャパシティ分析」を行い、コロナ禍以前には11,000人だった児童・生徒数を50,000人に増やすための戦略が立てられた。スクールツアーを担う「ラーニング・スペシャリスト」をフルタイムで10人雇用しているという。担当部署の責任者であるデイビット・リオス6は、2023年11月にMoMAに着任し、スクールツアー実施数の増加だけでなく、教員向けパンフレットの配布、学校教員に対するニュースレター等の取り組みも充実させている。  スクールツアーに注力する理由のひとつには、MoMAの近隣地域からのリピーターを増やしたい目的がある。海外あるいは米国各地から多くの来館者があるものの、近隣地域から繰り返し来館する人々の指標となるのが、メンバーシップの会員数である。メンバーシップの会員数は現在、年に1%増という横ばいで推移しているので、これをより増やすために、主に公立学校のスクールツアーを拡大し、小学校、中学校、高校在籍中にスクールツアーを経験してもらい、その後メンバーシップ加入へと繋げるという未来像が語られた。近隣地域の方々に繰り返し来館してもらうことで、持続可能性のある財源の確保に繋がるという理由があげられていた。  Adobe Conveningの2日目、3日目には、MoMAのスクールツアーに関して学校や先生とのエンゲージメントのための戦略や運営が語られ、ビジネスモデルを美術館のプログラムの企画や評価に用いた事例について討議された7。スクールツアーは教育普及事業の一環といえるが、その事業の分析、事業の戦略、枠組みなどがこのような考え方で捉えられ、未来の美術館運営や持続可能な収入にも繋げるべく財政的なことも含めた包括的な検討がなされていた。  私たちも「ラーニング・スペシャリスト」による小学校4年生までを対象としたスクールツアーを実際に体験した[図4]。学校の夏休み期間であったためか、展示室は混雑を極め、来館者の話し声に満ちた騒々しい空間だった印象は否めない。スクールツアーが今後4倍以上に増えることによる、展示室のキャパシティとの兼ね合いも重点課題だとは話していたが、50,000人を達成したとき、一般来館者との共存はどのようになるのだろうか。 図4 MoMAのスクールツアー体験の様子|提供:Adobe財団 おわりに Adobe Conveningの討議を通じて、Adobe×Museumsの事業で対象とする人々や地域、ともに仕事をするアーティスト、事業を行う職員も協働すること、社会包摂や社会課題への取り組みが重視されていること、それらを通じて社会へ向けて美術館の存在意義を示すというエンゲージメントの実践が浸透していることを理解した。  Adobe財団のジュリアが、Adobe Conveningに集った5ケ国の美術館の担当者たちをひとつのコミュニティとして捉え、互いに影響を与え合いながらAdobe Conveningそれ自体を持続させ発展させたいと語っていたことも印象深い。 註 3日間の会合後にAdobe財団のジュリア・ティエンが関係者向けの報告(非公開)を作成した。 ジュリア・ティエン(Julia Tian)「Adobe × Museums convening NYC July 2025」  ジュリア・ティエン(Julia Tian)「Adobe × Museums convening NYC July 2025」 東京国立近代美術館のMOMAT(National Museum of Modern Art, Tokyo)にかけた名称。 東京国立近代美術館「Family Day こどもまっと」 https://www.momat.go.jp/learning/kids-family(2025年8月31日) 「子どもと一緒に美術館体験を! 国立美術館との取り組み「Connecting Children with Museums」をAdobe Foundationが支援」 https://blog.adobe.com/jp/publish/2024/09/04/corp-connecting-children-with-museums赤ちゃんも子どもも一緒にアートを楽しもう! アドビ×国立美術館が提案する美術館体験」 https://blog.adobe.com/jp/publish/2025/05/12/corp-connecting-children-with-museums-introducing-programs(2025年8月31日)  デイビット・リオス(David Rios)はYoung Learners and Engagement部門長である。 ビジネスモデルとして、コンセプトの評価、戦略のカスケード、成長のマトリックスなどがあげられた。

チケット

企画展 2025年12月16日~2026年2月8日  「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展(東京都現代美術館)との相互割引を実施します。美術館のチケット売り場でご購入の際、「ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー」展のチケット/半券のご提示で、1枚につき「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展当日券1枚を100円割引いたします。 ・いずれも 1 枚につき 1 名 1 回限り有効。 ・他の割引との併用はできません。 ・オンラインチケット購入時に割引はできません。各館での当日券購入時のみ有効です。 ・使用前の観覧券、使用後の半券、オンラインチケット QR コード、購入履歴のメール、いずれもご利用可能です。 所蔵作品展 いずれも消費税込。 国際博物館の日(5月18日)と文化の日(11月3日)は無料(休館日にあたる場合を除く) 「MOMATコレクション」「コレクションによる小企画」を無料でご鑑賞できる方 ・高校生以下および18歳未満、65歳以上の方・キャンパスメンバーズ加盟校の学生・教職員・障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)※入館の際に、学生証、教職員証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。 ・「MOMAT PASS」をお持ちの方・「MOMATサポーターズ(友の会)」会員の方・「MOMATメンバーズ(賛助会)」会員の方(同伴1名)・「MOMAT DONORS’ CLUB(MDC)」会員の方・「MOMAT支援サークル」パートナー企業の皆様(同伴1名。シルバーパートナーは本人のみ)※入館の際に、会員証、社員証をご提示ください。 キャッシュレス決済 チケット売り場での観覧券ご購入時には、現金のほか、各種キャッシュレス決済サービスがご利用いただけます。「ぐるっとパス」のご購入は現金のみとなります。 お得な観覧制度 団体観覧 20名以上のご来館は団体料金でご覧いただけます MOMAT PASS MOMATをもっとお得に楽しめる年間パスポート キャンパスメンバーズ 大学・短期大学・高等専門学校等の皆さまへ 友の会(新規申込受付終了) MOMATをもっとお得に楽しみたい方へ

MOMAT PASS

東京国立近代美術館(MOMAT)をもっとお得に楽しんでいただくための年間パスポート。 MOMAT PASSには1年間何度でも所蔵作品展を観覧できる、各種割引を受けられるといったさまざまな特典があります。 MOMAT PASSを活用して、あなただけの美術館の楽しみ方を見つけてみませんか? MOMAT PASSでできること ※できることはPASSの種類によって異なります。詳細はPASS種類・料金でご確認ください。 ① ≪所蔵作品展≫を何度でも鑑賞できる 東京国立近代美術館(竹橋)と国立工芸館(金沢)の所蔵作品展を一年に“何度でも”鑑賞いただけます。 ② ≪企画展≫も鑑賞できる 東京国立近代美術館(竹橋)と国立工芸館(金沢)の企画展ごとに無料観覧券をお渡しいたします。 ※国立工芸館については、企画展開催中は所蔵作品展の実施はありません。 ③ スキマ時間に「眺めのよい部屋」でひと休みできる パスポートがあれば一年中お好きなときに皇居の緑を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。 ④ ミュージアムショップでお得にお買い物ができる オリジナルグッズを割引価格でお買い求めいただけます。(東京国立近代美術館は現金でのお支払い時のみ適用。一部対象外商品あり) ⑤ レストラン「ラー・エ・ミクニ」にて10%割引でお食事ができる 美味しいフレンチのコースをお得にお楽しみいただけます。美術鑑賞のあとにいかがですか? PASS 種類・料金 BASIC(ベーシック) 【MOMATパスポート】SINGLE(シングル)PAIR(ペア)料金(税込)1,200円5,000円10,000円有効期限最初のご利用日から1年間発行日より1年間(発行月の翌年同月末まで)発行日より1年間(発行月の翌年同月末まで)所蔵作品展無料観覧本人のみ(会員証1枚)本人のみ(会員証1枚)2名まで(会員証2枚)所蔵作品展無料観覧券――本館・工芸館/各館10枚企画展観覧券―本館・工芸館/各展1枚本館・工芸館/各展2枚ミュージアムショップ割引―5%10%レストラン割引――10% SINGLE・PAIR パスポート(カードホルダー付きです) 購入方法 1. 券売窓口にて 東京国立近代美術館(竹橋)・国立工芸館(金沢)の券売窓口にてご購入いただけます。 会員証をその場で発行し、当日からご利用いただけます。 2. ウェブサイトから 専用ウェブサイトからお申し込みいただけます。 ※決済方法はクレジットカードまたはd払いです。 ※会員証は郵送いたします。お申し込み完了(決済完了)からお手元に届くまで1週間ほどお時間をいただきます。近日中にご来館予定の方は窓口にてご購入ください。 ※会員証の有効期限、または発送日を指定してのお申し込みは承っておりません。 ※会員証及び特典等の発送先は日本国内のご住所に限ります。 ※BASIC(MOMATパスポート)はウェブサイトからはご購入いただけません。券売窓口でご購入ください。 お問い合わせ 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館 MOMAT PASS担当TEL:03-3214-2584(直通/土日祝日を除く平日9:30~17:00)

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