展覧会

開催予定 企画展

コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ

会期

会場

東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー

しばしば美術は「時代を映し出す鏡」と言われます。その視覚的なイメージには、作家の感性を介して、制作時の世相や文化が刻印されています。

それだけではありません。美術は時代を超えて生き続けることにより、後の世代によって新たに意味づけられるものでもあります。つまり美術が映し出すのは、作品が生み出された過去の一点から現在に至る時間の流れの中での、人々の美意識や社会と歴史を見つめる眼差しの変化なのです。

「昭和100 年」にあたり、なおかつ「戦後80 年」を迎える2025 年という節目の年に、コレクションとアーカイブ資料を駆使することで美術に堆積した記憶を読み解きながら、多様な視点で歴史に迫る美術館の可能性を探ります。

松本竣介《並木道》1943年 東京国立近代美術館

章立て・主な展示作品

本展は以下の8章構成で、1940年代~1970年代の美術を資料を交えながら展示します。

  • 1章 絵画は何を伝えたか
  • 2章 アジアへの/からのまなざし
  • 3章 戦場のスペクタクル
  • 4章 神話の生成
  • 5章 日常生活の中の戦争
  • 6章 身体の記憶
  • 7章 よみがえる過去との対話
  • 8章 記録をひらく
靉光《自画像》1944年 東京国立近代美術館
北川民次《ランチェロの唄》1938年 東京国立近代美術館 
(絵葉書)岡田三郎助《民族協和》 個人蔵
和田三造《興亜曼荼羅》1940年 東京国立近代美術館
中村研一《コタ・バル》1942年 東京国立近代美術館(無期限貸与)
井上長三郎《ヴェトナム》1965年 東京国立近代美術館 

開催概要

会場

東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー

会期

2025年7月15日(火)~10月26日(日)

休館日

月曜日(ただし7月21日、8月11日、9月15日、10月13日は開館)、7月22日、8月12日、9月16日、10月14日

開館時間

10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)

  • 入館は閉館の30分前まで
観覧料

一般  1,500円(1,300円)
大学生 800円(600円)

チケット

観覧券は美術館窓口(当日券のみ)と公式チケットサイト(e-tix)で販売いたします。

主催

東京国立近代美術館

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