開催予定の展覧会

  • 2022.7.5 - 9.4
  • 所蔵作品展

こどもとおとなの自由研究 工芸の〇△□✕展

Independent Study for Kids & Adults: 〇△☐✕ for Crafting Crafts

展覧会について

四谷シモン《解剖学の少年》
1983年 東京国立近代美術館所蔵
撮影:斎城卓

○に△、□に✕。もっとも基本的な図形や記号として、日頃から見慣れ、使い慣れたイメージではないでしょうか。工芸を観察すると、ここでも実にさまざまな○や△、□や✕に出合います。たとえば曲輪造りの盛器。ガラスピッチャーのシャープな注ぎ口。サイズ、用途も豊富な箱。素材のしなやかさを頼みに、たわめ、ギリギリの力加減で組み合った状況が並ぶ籠目など、いずれも使い手と作り手双方が描く「こうしたい」と願うイメージを実現するために、それもより善く、さらなるカッコイイを目指した結果、浮かび上がった〇△□✕です。

工芸をめぐる数々の秘密を○△□✕のフレームを通して読み解くこと。それがこの夏、工芸館から皆さんに送るミッションです。子どもと大人がそれぞれのペースで、あるいは力をあわせて挑戦しませんか?お助けツールのほか、楽しく学べるプログラムを各種用意してお待ちいたしております。

特別陳列 北村武資

北村武資《経錦帯「春苑」》(部分)
2012年  東京国立近代美術館蔵
撮影:斎城卓

北村武資(1935-2022)は京都生まれの 染織家。西陣で得た高度な技術と現代的な感覚は、伝統の立場をとりながら も「織物の組織そのものが表現」とする造形思考によって新たな地平を切り開きました。1995年に「羅」、2000 年には「経錦」で重要無形文化財保持者に認定。国内外で高く評価される日本を代表する染織家の一人です。

北村作品の魅力は、既成の価値観に甘んずることなく、織の根源を探求しづけたことから生まれました 。「羅」も「経錦」も一度は衰微した技法ですが、北村の挑戦は古代織の再生にとど まらず、経糸の大胆な動きで文様と陰翳とを構築する「透文羅」、伝世品の 数倍も大きな文様を構築し経錦など、過去に類例のない織造形の可能性もって私たちの感嘆を誘いました。

2011‐12 年、京都国立近代美術館と東京国立近代美術館工芸館は「『 織 』を 極める人間国宝 北村武資」展を開催いたしました。今回の陳列では、回顧展の後も進み続け、さらなる展開への想いが止むことのなかった作家の意欲と造形思考に触れていただけましたら幸いです。

出品点数22 点

展覧会のポイント

●身近なかたちのフレーミングだから気軽にはじまる「あった」や「見つけた」。
 美術館ビギナーのちびっ子ちゃんから大人まで、リラックスできる鑑賞体験を。

●○△□✕に集約された工芸の歴史や物理化学的特性、そして作家の想い。
 学校の課題のヒント探しはもちろん、学びの楽しさを大人の方にも。

●紙とデジタルのセルフガイドで“自由研究”を深めよう。
 小学生以下には工芸館オリジナル「ジロメガネ」をプレゼント(先着1,000名)。

 

 

こうげいかんで楽しみっしょん

1、探す・見つける・見えてくる

まずは肩の力を抜いて作品を眺め、○△□✕を探しむこと。
そのうち○だと疑わなかったものに□みを感じたり、1つ2つどころか5つ6つ…というか無数!?と唖然としたり。発見の喜びが連れてくるひらめきとスリルを楽しみましょう。

 

2、味わう・感じる

次は○△□✕が発散するエネルギーを味わうこと。
○の循環、△のスピード、□の安定、✕の広がり…シンプルさの中に厳選・圧縮された力を皆さんの感性で解き放ちましょう。そしてなぜそのかたちが選ばれたのかを想像して。思いめぐらせた その先で、つくり手の眼差しと向かい合う瞬間があるかもしれません。

 

3、知って・驚く

ガイドツールで鑑賞チップ(ヒント)を集めること。
○△□✕は姿かたちだけでなく、構造の奥の奥にも潜んでいたりする。心の琴線に触れた美しさやカッコよさは案外そんなところから来ているのかも。実はとっても見えていたご自分の目の良さ勘の鋭さにも驚いてください。

 

開催概要

会場:
国立工芸館(石川県金沢市出羽町3-2)
会期:
2022年7月5日(火)- 2022年9月4日(日)
開館時間:
9:30 - 17:30
※入館時間は閉館30分前まで
休館日:
月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)
チケット:
事前予約制(日時指定券)を導入します。
こちらから来館日時をご予約いただけます。
※お電話でのご予約はお受けしておりません。
※会場では当日券を販売しています。ただし、ご購入の列にお並びいただく場合やご入館時に販売予定枚数が終了している可能性もございますので、オンラインでの事前のご予約・ご購入をお薦めいたします。
※10名以上での来館をご希望の場合は、事前にお問い合わせください。(050-5541-8600/ハローダイヤル)
観覧料:
一般  300円(250円)
大学生 150円( 70円)
※( )内は20名以上の団体料金および割引料金
※いずれも消費税込
〇無料対象:高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポート・学パスをお持ちの方、友の会・賛助会員の方、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)
〇割引対象:石川県立美術館・金沢21世紀美術館・石川県立歴史博物館・石川県立伝統産業工芸館(いしかわ生活工芸ミュージアム)・金沢市立中村記念美術館・金沢ふるさと偉人館の主催展覧会入場券半券、ならびにSAMURAIパスポート (一般のみ)を窓口で提示した方。
主催:
東京国立近代美術館
夜間開館:
2022年7月8日(金)-8月13日(土)の毎週金曜および
土曜は20:00まで開館 ※入館時間は閉館30分前まで

17:30以降の観覧料
一 般 150円
大学生 70円
※ほかの割引との併用不可
※いずれも消費税込
※無料対象は通常通り

プレスリリース >>


イベント

こどもの○△□×
・ジロメガネ(紙製のぞきメガネ)キットとともにシール付きセルフガイドを配布。
 ジロメガネは作品と出あうきっかけづくりにぴったり。
 セルフガイドは解説を読んで学ぶだけでなく、シールを貼りながら子どもたち自身の発見を記録して
 いきます。先着1000名。

おとなの○△□×
・ご自身のスマホやタブレットで、展示作品のみどころや歴史的背景、作者の想いなどをご紹介します。
・「特別陳列 北村武資」セルフガイド(リーフレット)も配布。
 作者の言葉を交えながら展示を楽しむヒントをお届けします。先着10000名。

国立工芸館来館者10万人記念イベント開催

2020年に石川県金沢市に移転・開館した国立工芸館。
おかげさまで近日中に来館者が10万人に達成する予定です。
そこで、感謝の気持ちを込めて記念イベントを開催します。

期間:2022年7月5日(火)~9月4日(日)

①来館者プレゼントキャンペーン

予約来館者全員に応募券を配布し、記載のクイズに答えて応募すると正解者の中から抽選で5名に親子で楽しめる冊子をプレゼント!
期間:2022年7月5日(火)~9月4日(日)
対象:期間中にチケット予約サイトで日時指定予約の上、来館された方
プレゼント:「ボディ☆ブック」「ボディ☆ノート」2冊セット(東京国立近代美術館発行)

②ショップキャンペーン

期間中ショップで1,000円(税込)以上お買い上げの方、先着500名に国立工芸館オリジナルミネラルウォーター1本(350㎖)をプレゼント
期間:10万人達成セレモニー翌日~9月4日(日)
※セレモニーの開催日は決定次第公式HPとSNSでお知らせします。

③SNSキャンペーン

期間中、キャンペーンの投稿をInstagramでフォロー&いいね!、もしくはTwitterでフォロー&RTした方の中から抽選で20組40名に次回展覧会「ジャンルレス工芸展」(会期:2022年9月16日(金)~12月4日(日))の招待券をプレゼント
期間:2022年7月5日(火)~9月4日(日)
応募方法:(1)国立工芸館のInstagram(@nationalcraftsmuseum)、またはTwitter(@ncm2020)アカウントをフォロー
(2)期間中に「#国立工芸館来館者10万人キャンペーン」のついた当館の投稿を、Instagramはいいね、TwitterはRT、で応募完了!
⇒ 期間終了後に、抽選を行い、当選者には国立工芸館公式アカウントよりダイレクトメッセージにてご連絡いたします。
*公開アカウントにてご投稿ください。
*一つのアカウントにつき複数の投稿をいいね、RTが可能ですが、当選は1回となります。

【参加条件・規約等】
・本企画へ応募の際は公開アカウントでご投稿ください。途中でアカウントを非公開・削除した場合は無効となりますので、ご注意ください。
・ご投稿の際のインターネット接続料および通信費はご自身のご負担になります。
・本企画の参加は、参加者自らの判断と責任において行うものとし、参加に際して何らかの損害が生じた場合、当館はその責任を一切負わないものとします。
・本企画はTwitter社、Instagram社が支援、承認、運営、関与するものではありません。