イベント

終了 展覧会関連

模写と対話で考える関東大震災

会期

対象

どなたでも

MOMATコレクション「関東大震災から100年」関連イベント

「関東大震災から100年」の特集展示をきっかけに、関東大震災についてさまざまな角度から捉えなおすためのプログラムです。まず、アーティストの瀬尾夏美と担当研究員が今回の展示をめぐるギャラリートークを行います。その後、被災したまちを描いたスケッチや、震災から影響を受けてつくられた作品をじっくり見て模写をします。創作を加えるのも自由です。タイトルや簡単な解説文も書いてみましょう。それらを囲んで対話しながら、100年前に発生した震災とは、いったいどのようなものだったのかを考えます。

東京国立近代美術館の展示室の風景。開放的な空間で、真ん中に展示ケースがあります。
展示風景 撮影:大谷一郎

プログラム日程・概要

日時

2023年8月4日(金) 18時~20時

定員

15名程度(申込多数の場合は抽選)

参加費

無料(所蔵作品展「MOMATコレクション」の観覧料が必要です)

会場 

所蔵品ギャラリー2-4室、および2Fテラスに面した通路

登壇

瀬尾夏美(アーティスト)、横山由季子(東京国立近代美術館研究員)

申込締切

2023年7月23日(日)23時45分まで  ※申し込みは終了しました。

‐ 同日程に同じメールアドレスから複数のお申込みがある場合、最新のお申込みを抽選の対象とします。

‐ 抽選後、7月28日(金)までに、当選された方にのみお申込み時のメールアドレスにご連絡いたします。当選をお知らせするメールで、集合場所を含むご案内をお送りいたします。

参加にあたってのご注意

‐ 記録のため、主催者が撮影させていただきます。あらかじめご了承ください。

‐ 制作した作品はお持ち帰りいただきます。

当日の流れ

18:00  ギャラリートーク

18:30  作品の模写、タイトルと解説の執筆

19:10  作品発表、対話

登壇者プロフィール

瀬尾夏美

1988年東京都足立区生まれ。土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。東日本大震災のボランティア活動を契機に、映像作家の小森はるかとのユニットでの制作を開始し、岩手県陸前高田市に移住。2015年、土地との協働を通した記録活動を行うコレクティブ「NOOK(のおく)」を立ち上げる。現在は江東区で「studio04」を運営しながら、災禍の記録のリサーチとそれらを活用した表現を模索しつつ、“語れなさ”をテーマに各地を旅し、物語を書いている。参加した主な展覧会に「ヨコハマトリエンナーレ2017」、「第12回恵比寿映像祭」(2020)、「3.11とアーティスト:10年目の想像」(水戸芸術館、2021)、「日常のあわい」(金沢21世紀美術館、2021)など。最新の映画作品に小森はるか+瀬尾夏美『二重のまち/交代地のうたを編む』。著書に、『あわいゆくころ――陸前高田、震災後を生きる』(晶文社、2019年)、『二重のまち/交代地のうた』(書肆侃侃房、2021年)。

Page Top