展覧会

会期終了 コレクションによる小企画

北脇昇 一粒の種に宇宙を視る

会期

会場

東京国立近代美術館本館ギャラリー4

展覧会について

北脇昇《周易解理図(乾坤)》1941年

北脇昇(1901–1951)は1930年代から40年代にかけて京都で活躍した前衛画家です。これまで彼の作品は、シュルレアリスム(超現実主義)の影響の側面から語られることがほとんどでした。例えば《空港》(1937年)において、カエデの種子が同時に飛行機にも見えるような、形の連想によって幻想的なイメージを生み出そうとする手法がそれにあたります。けれども本展では、北脇がそうしたシュルレアリスムの思想や技法を借りながら、本当にやりたかったことは何だったのか、ということに目を向けたいと思います。それは、私たちをとりまくこの世界の背後にある見えない法則を解き明かし、世界観のモデルを示すことでした。 北脇はそうした信念のもと、シュルレアリスムだけでなく、数学をはじめ、ゲーテの自然科学や古代中国の易などを駆使して、独自の図式的な絵画を生み出しました。

一粒の種子が発芽し、成長をとげ、開花し実を結び、そして新たな種子を生み出すことに、天地の法則すべてが凝縮されていることを見出そうとした彼の、他に類をみない制作の歩みを紹介します。

「北脇昇 一粒の種に宇宙を視る」パンフレット

北脇昇 一粒の種に宇宙を視る展パンフレット

「北脇昇 一粒の種に宇宙を視る」展では、会場でパンフレットを配布しております。この度、遠方で来館が難しい方のために、PDF版を配布することにしました。
(※会期の表記が変更前のものとなっております。ご了承下さい。)

PDF版(A3サイズ)はこちらよりダウンロードして下さい。

イベント

5月16日(土)15:00-16:30 臨時休館につき中止
講師 大谷省吾(美術課長・本展企画者)
場所 地下1階講堂
入場無料・申込不要(先着140名)

キュレータートーク

5月8日(金)18:00-19:00  臨時休館につき中止
担当研究員 大谷省吾(美術課長・本展企画者)
場所 ギャラリー4
申込不要・参加無料(要観覧料)

開催概要

会場

東京国立近代美術館2階 ギャラリー4

会期

2020年2月11日(火・祝)~6月14日(日)10月25日(日)

開館時間

10:00-17:00 ※入館は閉館30分前まで
※8月1日(土)以降、金曜・土曜10:00-20:00

休室日

月曜日[ただし2月24日、8月10日、9月21日は開館]、2月25日(火)、8月11日(火)、9月23日(水)
※臨時休館期間:2月29日~6月3日

チケット

会場では当日券を販売しています。
会場の混雑状況によって、当日券ご購入の列にお並びいただいたり、入場をお待ちいただく場合がありますので、オンラインでの事前のご予約・ご購入をお薦めいたします。

新型コロナウイルス感染症予防対策のため、 ご来館日時を予約する日時指定制を導入いたしました。
こちらから来館日時をご予約いただけます。

(「MOMATコレクション」のご予約で「北脇昇」がご覧いただけます)
※上記よりチケットも同時にご購入いただけます。
※観覧無料対象の方(65歳以上、高校生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名、招待券をお持ちの方等)についても、上記より日時のご予約をお願いいたします。
※お電話でのご予約はお受けしておりません。

観覧料

一般 500円 (400円)
大学生 250円 (200円)

  • ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
  • 高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。
  • それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。
  • お得な観覧券「MOMATパスポート」でご観覧いただけます。
  • キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示でご観覧いただけます。
  • 「友の会MOMATサポーターズ」、「賛助会MOMATメンバーズ」会員の方は、会員証のご提示でご観覧いただけます。
  • 「MOMAT支援サークル」のパートナー企業の皆様は、社員証のご提示でご観覧いただけます。(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ)

【大学生・高校生無料期間】

8⽉1⽇(土)〜8⽉30⽇(⽇)は、⼤学⽣・高校生の本展覧会観覧料が無料となります。 *⼊場時に、学⽣証の提⽰が必要となります。

主催

東京国立近代美術館

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