展覧会

会期終了 コレクションによる小企画

女性と抽象

会期

会場

東京国立近代美術館2Fギャラリー4

展覧会について

紫の背景、中央に大きな目。黒い線がいくつも横切る。
福島秀子《凝視》1956年

近年、海外では台北市立美術館「她的抽象(彼女の抽象)」展(2019年)、ポンピドゥセンター「Elles font l’abstraction(彼女たちは抽象芸術を作る)」(2021年)など、女性のアーティストによる抽象芸術をテーマにした展覧会が開催され、既存の美術史における「抽象芸術」の枠組み自体を問い直すとともに、個々の背景をもつ女性のアーティストによる抽象表現を再評価する試みが進んでいます。
本展は3つの章で構成し、戦後から現代まで、当館のコレクションから多様な抽象表現を紹介します。1章「女流画家協会」では、戦後まもなく女性たちの連帯によって結成された同会に参加したアーティストの抽象的な作品を取りあげます。2章「増殖する円」では、円のモティーフを増殖させることで空間を作り上げた作品に注目します。3章「抑制と解放」では、大胆な省略や要素の純化によって抽象的な表現へと至った作品を集めています。
本展が抽象芸術への新たな視点を得るきっかけとなれば幸いです。

1章「女流画家協会」

この章では、戦後まもなく女性たちの連帯によって結成された同会に参加したアーティストの抽象的な作品を取りあげます。

2章「増殖する円」

この章では、円のモティーフを増殖させることで空間を作り上げた作品に注目します。

3章「抑制と解放」

この章では、大胆な省略や要素の純化によって抽象的な表現へと至った作品を集めています。

※「女性と抽象」リーフレット内で図版の公開に差支えがある場合は、公開を控えさせていただいております。
  

開催概要

会場

東京国立近代美術館2Fギャラリー4

会期

2023年9月20日(水)~12月3日(日)

休館日

月曜日(ただし10月9日、11月27日は開館)、10月5日(木)、10月10日(火)

開館時間

10:00–17:00(金曜・土曜は10:00–20:00)

  • 11月27日(月)は臨時開館(10:00-17:00)
  • 入館は閉館30分前まで
観覧料

一般  500円 (400円) 大学生 250円 (200円)

  • ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。

5時から割引(金曜・土曜 :一般 300円 大学生 150円)

  • 高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。入館の際に、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。
  • キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示でご観覧いただけます。
  • ※「友の会MOMATサポーターズ」、「賛助会MOMATメンバーズ」会員の方は、会員証のご提示でご観覧いただけます。※「MOMAT支援サークル」のパートナー企業の皆様は、社員証のご提示でご観覧いただけます。(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ)
無料観覧日

11月3日(文化の日)

主催

東京国立近代美術館

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