展覧会

会期終了 所蔵作品展

工芸館と旅する世界展―外国の工芸とデザインを中心に

会期

会場

国立工芸館

展覧会について

国立工芸館では、日本国内の工芸作品のみならず、世界各国の工芸家やデザイナーの作品収集も行い、さまざまな展覧会を開催してきました。コレクションのうち、外国人作家の作品は工芸作品が約180点、デザイン作品が約300点におよびます。

本展では、これまでまとめて展示する機会の少なかった海外作家による作品を中心にご紹介します。工芸やデザイン、それを生み出す場所の歴史や風土との関わりにも目を向ける機会となるでしょう。作品を通して、工芸とデザインをめぐる世界旅行に出かけてみませんか?

展覧会の構成

国際色豊かなコレクションが一堂に

国立工芸館=すぐれた手わざを駆使した日本の工芸品の殿堂、というイメージが強いかもしれませんが、じつは「こんな作品持ってるの 」と驚くような世界各国の作品もたくさん所蔵しています。
本展では、久しぶりにお目見えする作品も含めて、世界の工芸・デザイン作品が一堂に揃います。

それぞれの国を旅するように作品と出会う

会場では、国や時代のテーマごとに作品の魅力を紐解きます。工芸もデザインも、それぞれ歴史や文化、時代性と深い関わりがあり、作品を通してその背景に思いを馳せることで、新たな発見があるはずです。

フランスのポスターやアール・デコ期の工芸品

  • A.M. カッサンドル
  • ジャン・カルリュ
  • レイモン・サヴィニャック
  • ルネ・ラリック
  • ジャン・デュナンなど

ドイツのバウハウスで活躍した作家たちの家具やデザイン

  • マルセル・ブロイヤー
  • マリアンネ・ブラント
  • テオドール・ボーグラーなど

イギリスの工芸

  • バーナード・リーチ
  • ルーシー・リー
  • ハンス・コパー
  • トム・ディクソン
  • マイケル・ロウ
  • ピーター・コリンウッドなど

イタリアの陶芸や工業デザイン

  • カルロ・ザウリ
  • グェッリーノ・トラモンティ
  • アルド・ロンティーニ
  • エンツォ・マーリなど

今、この時代を生きる私たちの道しるべとして

本展の出品作家には、ルーシー・リー、マルセル・ブロイヤー、イサム・ノグチ、ヘンリー・スタイナー、里見宗次など、国という境界によって、自らのアイデンティティや居場所に影響を受けてきた人々も多く含まれます。病気や戦争、さまざまな災害に今も直面する私たちに、作品が多くのヒントを与えてくれるでしょう。

開催概要

会場

国立工芸館(石川県金沢市出羽町3-2)

会期

2022年12月20日(火)-2023年2月26日(日)

休館日

月曜日(ただし1月2日、1月9日は開館)、年末年始(12月28日-1月1日)、1月10日(火)

開館時間

午前9時30分-午後5時30分 ※入館時間は閉館30分前まで

観覧料

個人 団体(20名以上) 割引料金
一般 300 250 250
大学生 150 70 70

個人

一般

300

大学生

150

団体(20名以上)

一般

250

大学生

70

割引料金

一般

250

大学生

70

※お電話でのご予約はお受けしておりません。
※10名以上での来館をご希望の場合は、事前にお問い合わせください。(050-5541-8600/ハローダイヤル)
※いずれも消費税込

〇無料対象:高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポート・学パスをお持ちの方、友の会・賛助会員の方、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)
〇割引対象:石川県立美術館・金沢21世紀美術館・石川県立歴史博物館・石川県立伝統産業工芸館(いしかわ生活工芸ミュージアム)・金沢市立中村記念美術館・金沢ふるさと偉人館の主催展覧会入場券半券、ならびにSAMURAIパスポート (一般のみ)を窓口で提示した方。

主催

国立工芸館

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