展覧会

会期終了 所蔵作品展

MOMATコレクション

会期

会場

東京国立近代美術館本館ギャラリー4

2019年11月1日- 2020年2月2日の所蔵作品展のみどころ

MOMATコレクションにようこそ!19世紀末から今日に至る日本の近現代美術の流れを、国際的な関連も含めてご紹介します。

展示室はぜんぶで13室。まずは第1室「ハイライト」からご覧ください。当館選りすぐりの名品が凝縮されています。2室から13室まではおおよそ時代順に、部屋ごとにテーマをたてて、各時代の美術と社会の関係をさまざまな角度から見ることができます。今回は、会期前半(11月1日-12月15日)のみ、3階10室が企画展「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」の会場になります。

また、小林耕平《東・海・道・中・膝・栗・毛》(2016年、作家蔵)を特別展示します。弥次さん、喜多さんのかけあいで知られる江戸時代の滑稽本、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に想を得た作品で、さまざまな場所に点在していますので、どうぞお見逃しないよう。

油彩、日本画、彫刻、版画、写真、映像、さらに最近は工芸作品も充実し、ヴァラエティ豊かな構成になっています。今期も盛りだくさんのMOMATコレクション、どうぞごゆっくりお楽しみください。

出品作品リスト

重文音声ガイド作家名(和)題名(和)制作年技法・材質受入方法期間(始)期間(終)
1室 0019鏑木清方墨田河舟遊1914絹本彩色文部省管理換2019/11/012019/12/15
1室  菱田春草雀に鴉1910紙本彩色文化庁管理換2019/12/172020/02/02
1室  増村益城乾漆流水文盛器1962漆、乾漆文化庁管理換2019/11/012020/02/02
1室  伊砂利彦水辺1975和紙、型染作者寄贈2019/11/012020/02/02
1室  松井康成練上嘯裂文茜手大壺1981陶器購入2019/11/012020/02/02
1室  和太守卑良芒雲花文器1985陶器購入2019/11/012020/02/02
1室  須田賢司楓造拭漆嵌装箱 湖上月夜2001木(楓)、象嵌石井本子氏寄贈2019/11/012020/02/02
1室  大角幸枝銀打出花器 濳龍2009銀、金購入2019/11/012020/02/02
1室0001原田直次郎騎龍観音1890油彩・キャンバス寄託(護國寺蔵)2019/11/012020/02/02
1室0029中村彝エロシェンコ氏の像1920油彩・キャンバス大里一太郎氏寄贈2019/11/012020/02/02
1室 0037藤田嗣治五人の裸婦1923油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
1室 0039佐伯祐三ガス灯と広告1927油彩・キャンバス文化庁管理換2019/11/012020/02/02
1室 0040古賀春江1929油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
1室 0063香月泰男水鏡1942油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
1室  松本竣介Y市の橋1943油彩・キャンバス文化庁管理換2019/11/012020/02/02
1室  藤田嗣治アッツ島玉砕1943油彩・キャンバス無期限貸与2019/11/012020/02/02
1室  ポール・セザンヌ 大きな花束c.1892-95油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
1室 0024オスカー・ココシュカアルマ・マーラーの肖像1912油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
1室  オーギュスト・ロダントルソー制作年不詳ブロンズ岩波茂雄氏旧蔵、岩波雄二郎氏遺贈2019/11/012020/02/02
2室  小林古径加賀鳶1910絹本彩色文化庁管理換2019/11/012019/12/15
2室  尾竹竹坡風精1920絹本彩色購入2019/11/012019/12/15
2室  尾竹竹坡銀河宇宙1920絹本彩色購入2019/11/012019/12/15
2室  尾竹竹坡火精1920絹本彩色購入2019/11/012019/12/15
2室  尾竹竹坡流星1920絹本彩色購入2019/11/012019/12/15
2室  富岡鉄斎蓬莱仙境図1924紙本墨画淡彩坂本光浄氏寄贈2019/11/012019/12/15
2室  菱田春草松に月1906絹本彩色購入2019/12/172020/02/02
2室  横山大観布袋図c.1908絹本彩色寄託2019/12/172020/02/02
2室  尾竹竹坡宝の番人1920絹本彩色購入2019/12/172020/02/02
2室  尾竹竹坡天下廻り持1920絹本彩色購入2019/12/172020/02/02
2室  尾竹竹坡失題1920絹本彩色購入2019/12/172020/02/02
2室 0031富岡鉄斎教祖渡海図1921紙本墨画淡彩購入2019/12/172020/02/02
2室 0002黒田清輝落葉1891油彩・キャンバス田中千代氏寄贈2019/11/012020/02/02
2室0004和田三造南風1907油彩・キャンバス文部省管理換2019/11/012020/02/02
2室  中沢弘光1907油彩・キャンバス文部省管理換2019/11/012020/02/02
2室0017萬鉄五郎裸体美人1912油彩・キャンバス八木正治氏寄贈2019/11/012020/02/02
2室 0022萬鉄五郎もたれて立つ人1917油彩・キャンバス八木正治氏寄贈2019/11/012020/02/02
2室  山本森之助曲浦1908油彩・キャンバス文部省管理換2019/11/012020/02/02
2室  岸田劉生イブを待つアダム1912油彩・板鈴木良衛氏遺贈2019/11/012020/02/02
2室  岸田劉生自画像1914油彩・キャンバス杉本健吉氏寄贈2019/11/012020/02/02
2室 0012荻原守衛1910ブロンズ文部省管理換2019/11/012020/02/02
3室  ジョルジュ・ブラック 女のトルソ1910-11油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
3室  アンリ・マティス ルネ、緑のハーモニー1923油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
3室  津田青楓婦人と金絲雀鳥1920油彩・キャンバス作者寄贈2019/11/012020/02/02
3室  津田青楓出雲崎の女1923油彩・キャンバス作者寄贈2019/11/012020/02/02
3室  黒田重太郎港の女1922油彩・キャンバス作者寄贈2019/11/012020/02/02
3室  石井柏亭ナポリ港1923油彩・キャンバス上山英三氏寄贈2019/11/012020/02/02
3室  住谷磐根工場に於ける愛の日課1923油彩・キャンバス作者寄贈2019/11/012020/02/02
3室  神原泰あるペシミストの手記 A(作品第6番)1923油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
3室  岡本唐貴静物1923油彩・キャンバス作者寄贈2019/11/012020/02/02
3室  村山知義コンストルクチオン1925油彩、紙、木、布、金属、皮浜徳太郎氏寄贈2019/11/012020/02/02
3室  古賀春江1924油彩・キャンバス高松太郎氏寄贈2019/11/012020/02/02
3室  古賀春江海女1923水彩・紙高松太郎氏寄贈2019/11/012019/12/15
3室  古賀春江海女1923水彩、鉛筆・紙高松太郎氏寄贈2019/12/172020/02/02
3室   「二科展と震災」『みづゑ』第224号 (1923年10月)    2019/11/012019/12/15
3室   『二科展』(第10回)目録(二科會、1923年)   2019/11/012019/12/15
3室   『東海道漫画紀行』 東京漫画会(編) 朝香屋書店 1922年   2019/11/012019/12/15
3室   『大震災畫集』 日本漫画会(著) 金尾文淵堂 1923年   2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「東海道風景選集」より 三保の松原1931木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「東海道風景選集」より 品川1931木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「東海道風景選集」より 相州前川の雨1932木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「東海道風景選集」より 鳴海瑞泉寺1932木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「東海道風景選集」より 静岡 浅間神社1934木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「東海道風景選集」より 日本橋(夜明)1940木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「東海道風景選集」より 田子の浦の夕1940木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「東海道風景選集」より 東海道 島田1942木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「旅みやげ第一集」より 陸奥 蔦温泉1919木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「旅みやげ第一集」より しほ原 あら湯の秋1920木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「旅みやげ第二集」より 奈良二月堂1921木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「旅みやげ第二集」より 晴天の雪(宮島)1921木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「旅みやげ第三集」より 加賀八田 秋の虹1924木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  川瀬巴水「旅みやげ第三集」より 白馬山より見たる朝日獄1924木版(多色)購入2019/11/012019/12/15
4室  恩地孝四郎[作品]1914木版(多色)購入2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎愚人願求1914木版(多色)購入2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎抒情 『あかるい時』1915木版(多色)購入2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎抒情 いとなみ祝福せらる1915木版(多色)山口貴久男氏、美恵氏寄贈2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎抒情 慈に泪す1915木版(多色)山口貴久男氏、美恵氏寄贈2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎母と子1917木版(多色)購入2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎水浴c.1920木版(多色)購入2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎浴後1926木版(多色)購入2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎人体考察(髪)1927木版(多色)購入2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎海にゐる人物c.1930木版(多色)購入2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎黒葡萄切子鉢1931木版(多色)恩地邦郎氏寄贈2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎男の胴c.1938木版(多色)購入2019/12/172020/02/02
4室  恩地孝四郎巌の内c.1939木版(多色)、手彩色、コラージュ購入2019/12/172020/02/02
5室  小出楢重1930油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
5室  石垣栄太郎リンチ1931油彩・キャンバス石垣綾子氏寄贈2019/11/012020/02/02
5室  吉原治良朝顔と土蔵c.1931-34油彩・キャンバス清水夏生氏寄贈2019/11/012020/02/02
5室  須田国太郎法観寺塔婆1932油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
5室 0051安井曽太郎奥入瀬の溪流1933油彩・キャンバス文化庁管理換2019/11/012020/02/02
5室  安井曽太郎松原氏像1937/38-44油彩・キャンバス松原久人氏寄贈2019/11/012020/02/02
5室  梅原龍三郎桜島(青)1935油彩・キャンバス川口松太郎氏寄贈2019/11/012020/02/02
5室  長谷川三郎アブストラクション1936油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
5室  藤島武二麻姑献壽1937油彩・キャンバス武廣恭子氏寄贈2019/11/012020/02/02
5室  北脇昇空港1937油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
5室  杉全直1938油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
5室  北川民次ランチェロの唄1938テンペラ・紙購入2019/11/012020/02/02
5室 0062靉光眼のある風景1938油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
5室  靉光1942油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
5室  浜田浜雄ユパス1939油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
5室  国吉康雄二つの世界1939油彩・キャンバス寄託2019/11/012020/02/02
5室  藤田嗣治リオの人々c.1932水彩・紙購入2019/11/012019/12/15
5室  藤田嗣治ラパスの老婆1932墨、水彩・紙購入2019/12/172020/02/02
5室  ポール・ジャクレー 「世界風俗版画集」より 鯉を売る老婆、茨城県水郷1934木版(多色)藤懸さと氏寄贈2019/11/012019/12/15
5室  ポール・ジャクレー 清馨さん1935木版(多色)藤懸さと氏寄贈2019/12/172020/02/02
5室  靉光作品1940墨・紙購入2019/11/012019/12/15
5室  靉光c.1941墨・紙購入2019/12/172020/02/02
5室   『アブストラクトアート』 長谷川三郎(著) アトリヱ社 1937年   2019/11/012020/02/02
5室   『長谷川三郎氏滞欧作品展』出品目録(紀伊国屋書店、1933年)   2019/11/012020/02/02
6室  新井勝利航空母艦上に於ける整備作業(三部作ノ内一)c.1943紙本彩色無期限貸与2019/11/012020/02/02
6室  新井勝利航空母艦上に於ける整備作業(三部作ノ内二)c.1943紙本彩色無期限貸与2019/11/012020/02/02
6室  新井勝利航空母艦上に於ける整備作業(三部作ノ内三)c.1943紙本彩色無期限貸与2019/11/012020/02/02
6室  加藤栄三設営隊の活躍1943紙本彩色無期限貸与2019/11/012020/02/02
6室  松見吉彦十二月八日の租界進駐c.1942油彩・キャンバス無期限貸与2019/11/012020/02/02
6室  藤田嗣治○○部隊の死闘−ニューギニア戦線1943油彩・キャンバス無期限貸与2019/11/012020/02/02
6室  中村研一珊瑚海海戦1943油彩・キャンバス無期限貸与2019/11/012020/02/02
6室  宮本三郎海軍落下傘部隊メナド奇襲1943油彩・キャンバス無期限貸与2019/11/012020/02/02
6室   『大東亞戦美術』第二輯 朝日新聞社企畫局(編) 朝日新聞社 1943年   2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹コンポジション1949油彩・キャンバス作者寄贈2019/11/012020/02/02
7室 0069岡本太郎燃える人1955油彩・キャンバス作者寄贈2019/11/012020/02/02
7室  北川民次画家の家族1969油彩・キャンバス文化庁管理換2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹自画像1944鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1944鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1944鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1944鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1945鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1945鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1945鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1945鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1945鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1945鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1945鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1945鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  末松正樹作品1946鉛筆・紙香山万里惠氏寄贈2019/11/012020/02/02
7室  オットー・エグラウ 原子炉1957水彩、コンテ・紙作者寄贈2019/11/012020/02/02
7室  北川民次狂女1957リトグラフ久保貞次郎氏寄贈2019/11/012019/12/15
7室  北川民次1957リトグラフ久保貞次郎氏寄贈2019/11/012019/12/15
7室  北川民次サボテン1957リトグラフ久保貞次郎氏寄贈2019/12/172020/02/02
7室  北川民次バッタ1958銅版久保貞次郎氏寄贈2019/12/172020/02/02
7室  長谷川潔原子力時代と平和1958銅版寄託2019/11/012020/02/02
7室  川田喜久治「地図」より 原爆ドーム 太田川 広島1960-65プラチナ・プリント購入2019/11/012020/02/02
7室  川田喜久治「地図」より 原爆ドーム 観光者 落書き 広島1960-65プラチナ・プリント購入2019/11/012020/02/02
7室  イサム・ノグチあかり 33S(BB3スタンド)c.1952竹、和紙、鉄 2019/11/012020/02/02
7室  亀倉雄策原子エネルギーを平和産業に!1990 (original 1956 )オフセット作者寄贈2019/11/012020/02/02
7室  原弘世界の児童画1954オフセット 2019/11/012020/02/02
7室   日本の児童画1954-67鉛筆、オイルパステル、水彩、その他・紙日本放送協会寄贈2019/11/012020/02/02
7室   『世界の児童画』展図録(国立近代美術館、1954年)     
7室   『芸術新潮』第5巻第11号 (1954年11月)      
7室   池田栄「「多古子供アトリエ」の実態」『美術手帖』第60号 (1952年9月)     
7室   今泉篤男「よい絵・よくない絵」『美術手帖』第106号 (1956年3月)      
7室   「世界の児童画」『アトリエ』第316号 (1953年3月)     
7室   『日本アンデパンダン展』(第5回)目録(読売新聞社、1953年)     
7室   『日本アンデパンダン展』(第6回)目録(読売新聞社、1954年)     
7室   『戦後児童画の一断面展 : 多古子供アトリエと読売アンデパンダン展』図録(目黒区美術館、1994年)     
7室   『裸の王様』 開高健(著) 文藝春秋新社 1958年     
7室   「廣島計画 1946~1953」『新建築』第29巻第1号 (1954年1月)     
7室   『ノグチ』 イサム・ノグチ(著) 美術出版社 (1953年)     
8室  丸木俊(赤松俊子)解放され行く人間性1947油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
8室  山下菊二植民地工場1951油彩・キャンバス竹本實三氏遺贈2019/11/012020/02/02
8室  山下菊二あけぼの村物語1953油彩・ドンゴロス購入2019/11/012020/02/02
8室  尾藤豊シベリア紀行1958油彩・キャンバス尾藤実子氏寄贈2019/11/012020/02/02
8室  石井茂雄巣の人々1959銅版石井茂樹氏寄贈2019/11/012020/02/02
8室  山下菊二《あけぼの村物語》関連資料c.1953鉛筆、インク・紙小池英明氏、市成榮氏寄贈2019/11/012020/02/02
8室  河原温浴室11953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室21953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室31953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室41953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室51953鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室61953-54鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室71953鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室81953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室91953鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室101953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室111953鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室121953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室131953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室141953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室151953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室161953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室171953-54鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室181953鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室191953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室201953鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室211953鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室221953鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室231953鉛筆、色鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室241954鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室251953鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室261954鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室271953-54鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温浴室281954鉛筆・紙作者寄贈2019/11/012019/12/15
8室  河原温物置小屋の中の出来事11954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事21954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事31954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事41954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事51954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事61954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事71954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事81954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事91954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事101954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事111954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事121954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事131954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事141954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事151954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事161954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事171954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事181954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事191954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事201954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事211954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事221954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事231954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事241954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事251954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事261954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事271954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事281954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事291954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事301954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室  河原温物置小屋の中の出来事311954鉛筆・紙作者寄贈2019/12/172020/02/02
8室   紙芝居『お母さんの話』
稲庭桂子 文/岩崎ちひろ 画
教育紙芝居研究会編(1950年、日本紙芝居幻灯株式会社)
   2019/11/012020/02/02
8室   針生一郎「あたらしいリアリズムのために―『ニッポン展』によせて」『美術批評』第19 号 (1953 年7月)   2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント作者寄贈2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
9室  奈良原一高「無国籍地」より1954-56ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
10室 0013尾竹竹坡おとづれ1910紙本彩色文部省管理換2019/12/172020/02/02
10室  徳岡神泉椿c.1922絹本彩色徳岡政子氏寄贈2019/12/172020/02/02
10室  速水御舟山椿1923絹本彩色寄託2019/12/172020/02/02
10室  川崎小虎萠出づる春1925絹本彩色作者寄贈2019/12/172020/02/02
10室  速水御舟1926紙本墨画寄託2019/12/172020/02/02
10室  奥村土牛胡瓜畑1927絹本彩色作者寄贈2019/12/172020/02/02
10室 0049小茂田青樹虫魚画巻1931紙本彩色購入2019/12/172020/02/02
10室  村上華岳椿1938紙本墨画谷川徹三氏寄贈2019/12/172020/02/02
10室  中村岳陵狭霧霽れゆく1955紙本彩色東京国立博物館管理換2019/12/172020/02/02
10室  中村正義源平海戦絵巻 第1図(紅白吐霓)1964紙本彩色購入2019/12/172020/02/02
10室  中村正義源平海戦絵巻 第2図(海戦)1964紙本彩色購入2019/12/172020/02/02
10室  中村正義源平海戦絵巻 第3図(玉楼炎上)1964紙本彩色購入2019/12/172020/02/02
10室  中村正義源平海戦絵巻 第4図(修羅)1964紙本彩色購入2019/12/172020/02/02
10室  中村正義源平海戦絵巻 第5図(竜城煉獄)1964紙本彩色購入2019/12/172020/02/02
10室  香月泰男かまきりn.d.油彩・キャンバス寄託2019/12/172020/02/02
10室  香月泰男1938-1939油彩・キャンバス寄託2019/12/172020/02/02
10室  速水御舟写生図巻(蛾・蝶・蜂・蝉 etc.)1925紙本彩色寄託2019/12/172020/02/02
10室  岸田劉生蝸牛のいる植物n.d.墨・紙岸田鶴之助氏遺贈2019/12/172020/02/02
10室  川端龍子パラオ島スケッチ トカゲ1934鉛筆、彩色・紙川端蕗子氏寄贈2019/12/172020/02/02
10室  土田麦僊菊の写生c.1933鉛筆、彩色・紙草薙和三郎氏寄贈2019/12/172020/02/02
10室  竹内栖鳳草相撲1937墨、朱墨、木炭、胡粉・紙購入2019/12/172020/02/02
3F、EVホール  デイヴィッド・スミス サークル IV1962鉄、彩色購入2019/11/012020/02/02
11室  赤瀬川原平ヴァギナのシーツ(二番目のプレゼント)1961/94ゴム、アルミニウム、ガラス、真空管、木、その他購入2019/11/012020/02/02
11室  中西夏之コンパクト・オブジェ1962ポリエステル樹脂、他購入2019/11/012020/02/02
11室  三木富雄EAR NO.Y-81972アルミニウム購入2019/11/012020/02/02
11室  中西夏之1960ラッカー、エナメル、砂・合板購入2019/11/012020/02/02
11室  山口長男1961油彩・合板購入2019/11/012020/02/02
11室  菊畑茂久馬ルーレット1963エナメル・板購入2019/11/012020/02/02
11室  赤瀬川原平架空の事実1963油性塗料、新聞紙、写真・ベニヤパネル購入2019/11/012020/02/02
11室  宇佐美圭司還元 No.21963油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
11室  オノサト・トシノブ(小野里利信)巴・黄1969油彩・キャンバス藤岡時彦氏寄贈―妻英子氏を偲んで2019/11/012020/02/02
11室  アン・トゥルイット無題1967アクリリック・紙購入2019/11/012020/02/02
11室  アン・トゥルイット無題1966アクリリック・紙石川忠夫氏寄贈2019/11/012020/02/02
11室  ウロボンK・J高松・N中西・K村田「山手線事件」案内状1962焦げ穴・紙(活版印刷)赤瀬川尚子氏寄贈2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「第5次ミキサー計画」レセプション案内状/招待状1963インク(スタンプ)・紙(活版印刷)赤瀬川尚子氏寄贈2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「第5次ミキサー計画」ポスター1963オフセット印刷赤瀬川尚子氏寄贈2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センターハイレッド・センター名刺1963活版印刷赤瀬川尚子氏寄贈2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センターハイ・レッド通信 No.31963インク(スタンプ)・紙(活版印刷)赤瀬川尚子氏寄贈2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センターハイレッド・シール1964印刷・紙赤瀬川尚子氏寄贈2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター特報!通信衛星は何者に使われているか!1964インク(スタンプ)・紙(活版印刷)赤瀬川尚子氏寄贈2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「シェルター計画」より 「シェルター計画」招待状1964インク・紙(活版印刷)購入2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「シェルター計画」より 「シェルター計画」来館者の心得1964活版印刷購入2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「シェルター計画」より 「シェルター計画」インストラクション1964活版印刷購入2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「シェルター計画」より 「シェルター計画担当 ハイレッド・センター」名刺1964活版印刷購入2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「シェルター計画」より 「シェルター模型(川仁宏)」1964写真、木購入2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「シェルター計画」より 「人体展開図写真(横尾忠則)」1964ゼラチン・シルバー・プリント購入2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「シェルター計画」より 「人体展開図写真(風倉匠)」1964湿式印刷購入2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「シェルター計画」より 「シェルター計画」カルテ1964インク・紙(活版印刷)購入2019/11/012020/02/02
11室  ハイレッド・センター「シェルター計画」より 「帝国ホテル領収書」1964インク(タイプ)・紙(活版印刷)購入2019/11/012020/02/02
11室  和泉達ハイレッド・センター資料収集プランの草案1971インク(一部スタンプ)・紙赤瀬川尚子氏寄贈2019/11/012020/02/02
11室   『オノサト・トシノブ展』図録(南画廊、1969年)   2019/11/012020/02/02
11室   『山口長男個展』図録(南画廊、1961年)   2019/11/012020/02/02
11室   『菊畑茂久馬個展』図録(南画廊、1964年)   2019/11/012020/02/02
11室   『トルーイット展』図録(南画廊、1964年)   2019/11/012020/02/02
11室   『三木富雄展』図録(南画廊、1965年)   2019/11/012020/02/02
11室   『美術手帖』第227号 (1963年10月号増刊)   2019/11/012020/02/02
11室   「山手線を一周する…」『美術手帖』第213号 (1962年12月号)   2019/11/012020/02/02
12室  荒川修作作品1960セメント、綿、布、金属、藁、木箱購入2019/11/012020/02/02
12室  高松次郎遠近法の椅子とテーブル1966-67木、ラッカー購入2019/11/012020/02/02
12室  ロバート・スミッソンノンサイト(デス・バレーの南、127号線上のリッグスとシルヴァー湖の間で採取された白亜)1968彩色されたスティール製容器、白亜、グラファイト、ゼラチン・シルバー・プリント、地図購入2019/11/012020/02/02
12室  アンソニー・カロラップ1969スティールに彩色購入2019/11/012020/02/02
12室  菅木志雄Protrusion #0761981購入2019/11/012020/02/02
12室  黒川弘毅Golem No.91984-85ブロンズ作者寄贈2019/11/012020/02/02
12室  黒川弘毅Golem No.181985-86ブロンズ作者寄贈2019/11/012020/02/02
12室  黒川弘毅Golem No.81984-85ブロンズ購入2019/11/012020/02/02
12室  菅野聖子レヴィ・ストロースの世界 I1971アクリリック・キャンバス荒井玲子氏寄贈2019/11/012020/02/02
12室  クロード・ヴィアラ 無題(緑)1974アクリリック・合繊布購入2019/11/012020/02/02
12室  鈴木省三森 III1983油彩、オイルスティック、パステル・ゴム板購入2019/11/012020/02/02
12室  草間彌生天上よりの啓示1989アクリリック・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
12室 0087小林正人絵画=空1985-86油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
12室  テリー・ウィンターズ 桑実胚 I1983油彩・リネン購入2019/11/012020/02/02
12室  榎倉康二二つのしみ1972シルクスクリーン・フェルト、テント綿布作者寄贈2019/11/012020/02/02
12室  ブリジット・ライリー 無題1979孔版購入2019/11/012020/02/02
12室  ブリジット・ライリー 無題1979孔版購入2019/11/012020/02/02
12室  辰野登恵子May-7-911991リトグラフシロタ画廊寄贈2019/11/012020/02/02
12室   ビル・ヴィオラ映り込む池1977-79ヴィデオ(デジタル・ベータカムに変換)、カラー、サウンド、7分購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  ジョエル・シャピロ無題1979油性塗料・木寄託2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  村上隆ポリリズム1991FRP、鉄、タミヤ1/35アメリカ歩兵フィギュア(西ヨーロッパ戦域)購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  村上隆サインボード TAMIYA1992合板、ステッカー、焼印小山登美夫ギャラリー寄贈2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  村上隆サインボード TAKASHI1992合板、ステッカー、焼印小山登美夫ギャラリー寄贈2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  大竹伸朗トルソとギター1988染料、紙、綿テープ、鉄、ワイヤ、ホチキス、本、木製の船の部品、その他作者寄贈2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  奈良美智Harmless Kitty1994アクリリック・綿布購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4) 0088ゲルハルト・リヒター 抽象絵画(赤)1994油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  イケムラレイコ横たわる少女1997油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  正木隆造形 00-32000油彩・綿布正木建治氏寄贈2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  正木隆造形 01-202001油彩・キャンバス株式会社 ヒトスギ寄贈2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  丸山直文Garden 12003アクリリック・綿布購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  堂本右美Kanashi-112004油彩・キャンバス購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  中原浩大無題c.1992-94水彩・紙購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  中原浩大無題c.1992-94ミクストメディア・紙購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  中原浩大無題c.1992-94油性ペン、水性ペン、アクリリック・紙購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  中原浩大無題c.1992-94油性ペン、鉛筆、アクリリック・紙購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  中原浩大金魚を見ているc.1992-94オイルパステル・紙購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  新井卓「Here and There ──明日の島」より 2012年1月10日、遠藤定昭、斗蔵満、相馬市松川浦2012ダゲレオタイプ購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  新井卓「Here and There ──明日の島」より 2012年1月12日、検問所、川内村2012ダゲレオタイプ購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  新井卓「EXPOSED IN A HUNDRED SUNS/百の太陽に灼かれて」より 2012年2月16日、第五福竜丸の船室に遺されたカレンダー2012ダゲレオタイプ購入2019/11/012020/02/02
13室(Gallery4)  新井卓「Here and There―明日の島」より 2012年2月19日、飯舘村から避難した母子、福島市2012ダゲレオタイプ作者寄贈2019/11/012020/02/02
1~13室  小林耕平東・海・道・中・膝・栗・毛2016ヴィデオ・インスタレーション作家蔵 courtesy of ANOMARY2019/11/012020/02/02
2F、EVホール 0090アントニー・ゴームリー 反映/思索2001鋳鉄購入2019/11/012020/02/02
2F、EVホール  田中功起一つのプロジェクト、七つの箱と行為、美術館にて2012HDヴィデオ カラー サウンド 13分33秒、段ボール、椅子他購入2019/11/012020/02/02
本館2F  ジュリアン・オピー 「日本八景」より 国道百三十六号線から見る雨の松崎港2007映像インスタレーション(液晶モニター2台、コンピューター)購入2019/11/012020/02/02
本館2F  ジュリアン・オピー 「日本八景」より 真鶴半島の上の月2007映像インスタレーション(液晶モニター2台、コンピューター)購入2019/11/012020/02/02
本館2F  ジュリアン・オピー 「日本八景」より 国道三百号線からみる本栖湖の富士山2007映像インスタレーション(液晶モニター1台、コンピューター)購入2019/11/012020/02/02
2Fテラス 0084イサム・ノグチ 1969鋼鉄、彩色購入2019/11/012020/02/02
本館前庭  多田美波Chiaroscuro1979ステンレススチール、硬質ガラス購入2019/11/012020/02/02
本館屋外  木村賢太郎七つの祈り1969購入2019/11/012020/02/02
本館屋外  マリノ・マリーニ あるイメージの構想1969-70ブロンズ文化庁管理換2019/11/012020/02/02

今会期に展示される重要文化財指定作品

■今会期に展示される重要文化財指定作品は以下の通りです。

  • 原田直次郎 《騎龍観音》(1890年) 寄託作品(護國寺蔵)
  • 和田三造《南風》(1907年)
  • 萬鉄五郎《裸体美人》(1912年)
  • 中村彝《エロシェンコ氏の像》(1920年)

展覧会構成

4F

1室 ハイライト
2-5室 1900s-1940s 明治の終わりから昭和のはじめまで

「眺めのよい部屋」

美術館の最上階に位置する休憩スペースには、椅子デザインの名品にかぞえられるベルトイア・チェアを設置しています。明るい窓辺で、ぜひゆったりとおくつろぎください。大きな窓からは、皇居の緑や丸の内のビル群のパノラマ・ビューをお楽しみいただけます。

「情報コーナー」

MOMATの刊行物や所蔵作品検索システムをご利用いただけます。

1室 ハイライト

佐伯祐三《ガス灯と広告》1927年

3,000m²に200点以上が並ぶ、所蔵作品展「MOMATコレクション」。その冒頭を飾るのは、重要文化財を含むコレクションの精華をご覧いただく「ハイライト」です。
今回、日本画は、会期の前半(11月1日-12月15日)には、「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」にあわせて、第8回文展で二等賞を受賞した鏑木清方《墨田河舟遊》を紹介します。また、後半(12月17日-2020年2月2日)には、明治天皇遺愛の作品と伝わる菱田春草《雀に鴉》が並びます。
工芸は、陶磁、染織、金工、木工、漆工と多彩なジャンルの作品を一堂に集めました。それぞれの作品の素材や技法に注目してお楽しみください。
洋画は、重要文化財の原田直次郎《騎龍観音》、中村彜《エロシェンコ氏の像》をはじめ1940年代まで各時代を代表する作品が並びます。人気の藤田嗣治は、パリ時代の《五人の裸婦》と戦争記録画《アッツ島玉砕》が展示されますので、両者を比較してみてください。また日本のアーティストに多大な影響を与えたセザンヌやロダンといった海外の作家たちの作品もご覧いただけます。

2室 1912年|明治/大正

萬鉄五郎《裸体美人》1912年 重要文化財

重要文化財の和田三造《南風》と萬鉄五郎《裸体美人》が隣り合っています。どちらも画面中央の人物は赤い腰巻をして、堂々としています。一方は筋骨隆々の男性、もう一方は草地におおらかに寝そべる女性。《裸体美人》の横に並ぶのは、萬が5年後に描いた同じく裸婦像、《もたれて立つ人》です。さて、それぞれの制作年に注目してみましょう《南風》は明治の終わり、《もたれて立つ人》が大正の初め、そして間に挟まれた《裸体美人》は、ちょうど明治から大正へと改元する1912年に描かれています。
明治期の美術が、近代的な国民国家として歩み始めた新生日本の文化的なアイデンティティ創出に深く関わったとすれば、大正期の美術は芸術家の個の視点を尊重したところに特徴があります。1907年に開設された文展(文部省美術展覧会)が認める穏健なリアリズムに対抗するかのように、大正期に登場した若く野心的な作家達は、西欧のフォーヴィスムやキュビスムや未来派を吸収した新傾向を次々に展開していきました

3室 1923年9月1日|第10回二科展

古賀春江 《海女》1923年頃
(展示期間:11月1日-12月15日)

「天災は忘れた頃にやってくる」、これは物理学者の寺田寅彦の言葉とされます。1923(大正12)年9月1日11時58分、マグニチュード7.9の巨大地震が関東地方を襲います。揺れによる建物の倒壊よりも火災の被害の方がはるかに大きく、地震直後に発生した火災はまたたくまに東京の中心部を焼き尽くし、壊滅的な被害を与えました。
この地震発生時、第10回二科展を見るため上野におもむいた寺田は、友人の画家、津田青楓と会場施設の喫茶室にいて、その時の様子を物理学者ならではの視点で文章に残しています。二科展とは、官設の文展・帝展へ不満を持った作家たちによる団体「二科」が開催する公募展です。第10回はアンリ・マティスやジョルジュ・ブラックなど同時代フランスの画家による特別陳列も企画されました。震災により東京での展示は1日のみで中止となりますが、10月に大阪へと巡回しています。
この部屋では、10回二科展に実際に出品されていた作品を中心に、1920年代の美術表現、および芸術と震災の関わりについて紹介します。

4室(1) 旅の版画家、川瀬巴水(展示期間:11月1日-12月15日)

川瀬巴水《「旅みやげ 第一集」より しほ原 あら湯の秋》 1920年

川瀬巴水は、日本各地の風景を瑞々しい感性で捉えた作品で「旅の版画家」として知られます。また明治以降衰退の道をたどっていた浮世絵版画(錦絵)の復興運動に関わった一人で、錦絵同様に、プロデューサーである版元、絵師、彫師、摺師の協同作業によって制作されていることも特徴です。
鏑木清方に日本画を、岡田三郎助に油絵を学んだ川瀬が版画家として立つ決心をしたのが1918(大正7)年。21年の展覧会に際して出版された『川瀬巴水創作板画解説』では、清方が「川瀬の行く途は恐らく尽くるところがないであらう」と激励の言葉を寄せています。
何が好きかと聞かれれば「旅行!」と即答したという川瀬が、旅に取材した最初の連作であり、また彼の作風を決定づけたのが「旅みやげ第一集」です。そして翌年、関西や北越地方への旅から生まれたのが「旅みやげ第二集」、関東大震災後初の連作となったのが「旅みやげ第三集」です。また1910年代末から20年代の作品に続いて、今回は川瀬の30年代以降の仕事の中から「東海道風景選集」を紹介します。

4室(2) 抽象の先駆者、恩地孝四郎(展示期間:12月17日-2020年2月2日)

恩地孝四郎《抒情 『あかるい時』》 1915年

日本における抽象美術の先駆者である版画家・恩地孝四郎。1910年代に始まる抽象的な表現を中心に、昭和戦前期までの作品を紹介します。
恩地は10代で竹久夢二に師事し、1914(大正3)年、東京美術学校に通う田中恭吉・藤森静雄とともに、木版画と詩の同人誌『月映』(つくはえ)を創刊します。この『月映』誌上で展開されたのが、日本における最初の抽象表現ともされる「抒情」シリーズです。「抒情」について恩地は以下のように述べています。「あらゆるものが生気を以て迫る。快美以上の美を以てかがやく。それらの力が私の生活を緊密にする。心の底から衝いて来る。感情の全体を一連の振動体とする。心が手に流れ、手が紙を走る。そうした所に私の抒情画が成り立つ」(「抒情画について」『感情』20号、1918年)。
天を仰ぐ人影らしき形が認められる半抽象的な《愚人願求》に始まり、円弧の複合による《抒情 『あかるい時』》を経て、半透明の色面の擦り重ねによる《抒情 いとなみ祝福せらる》へと至る、恩地の抽象表現の展開をお楽しみください。

5室 1930年代|モダンの実験と成熟

北脇昇《空港》1937年

この部屋では、1930年代の美術動向をいくつかのトピックから紹介します。
  たとえば前衛的表現の受け皿となった画廊の活動。官設の文展・帝展や二科展などの公募団体展に対して、個展やグループ展で実験的、前衛的表現を模索する作家の発表の場として、紀伊國屋ギャラリー(新宿:1927年、銀座:1932年)など数多くの小画廊が誕生したのがこの時期です。新たなスペースで行われた展覧会は、当時「街頭展」と呼ばれました。
 そして洋画の「成熟」もこの時代の特徴として挙げられます。明治、大正期から修練を積み、西洋の模倣=「切花」ではなく、西洋的写実と日本に根を張った感性との融合を目指した安井曽太郎や梅原龍三郎らは、この時期に表現上、ひとつの円熟を迎えます。
 あるいは異国の画家。安井、梅原らの日本的な油絵の探求の一方、ヨーロッパや南北アメリカへ渡り、彼の地で制作を続けた日本人画家たちがいます。加えて日本で育ち、生涯制作を続けたフランス人版画家、ポール・ジャクレーなども興味深い存在です。

3F

6-8室 1940年代-1960年代 昭和のはじめから中ごろまで
9室 写真・映像
10室 日本画
建物を思う部屋

6室 1943年|第2回大東亜戦争美術展

中村研一《珊瑚海海戦》1943年

アジア・太平洋戦争下、軍の委嘱で制作された公式の戦争絵画を「作戦記録画」と呼びます。軍が主題を選び、戦地に派遣された画家が制作、作品は完成後に軍に収められ、戦争関連の展覧会に出品されて国内各地を巡回しました。今回はそのような展覧会のうち、1943(昭和18)年12月から翌年1月まで、東京都美術館で開かれた第2回大東亜戦争美術展を紹介します。出品370点と戦時中の戦争美術展で最大規模のこの展覧会は、半年かけて大阪、京都、福岡、佐世保、名古屋を巡回しました。1943年は、ガダルカナル島からの撤退やアッツ島での守備隊全滅、学徒兵出陣など戦局が悪化し、国民の生活も厳しさを増しつつあった時期です。にもかかわらず、主催者発表によれば、東京での動員は1ヵ月の会期で15万人を超えたといいます。
この部屋に並ぶのは、すべて第2回大東亜戦争美術展の出品作です。当時の人々はこれらの絵が並ぶ展示空間で何を考え、鑑賞したのか、そして現在の私たちは、これらの絵から何を受け取るのでしょうか。

7室 1950年代(その1)|「核の時代」と「児童画ブーム」

1950年代の表現を二つのトピックから紹介します。まず「核の時代」。広島、長崎に原子爆弾が投下された1945(昭和20)年から8年後、東西冷戦下の国連総会でアイゼンハワー米国大統領が「平和のための原子力」と呼ばれる演説をします。1950年代は核の平和利用が議論された時代で、このテーマは芸術文化でも盛んに取り上げられます(原子力がエネルギー源のロボット『鉄腕アトム』の連載開始が1952年、水爆実験により目覚めた『ゴジラ』の公開が1954年)。
もう一つは「児童画」の時代。画家の北川民次らが関わった創造美育協会による、子どもの精神解放を主眼にした理論・実践などによって、全国的な児童画ブームが生じます。教育現場だけでなく、「日本アンデパンダン展」にはプロの画家の作品に混じって児童画が出品され、また小説家の開高健が、児童画教育をテーマにした『裸の王様』で芥川賞を受賞するのも1957年のことです。開館間もない当館でも1954年に「世界の児童画」展が開かれ、児童画を「作品」として展示、そしてこの頃に描かれた児童画が、現在「資料」として所蔵されています。

8室 1950年代(その2)|前衛美術会とニッポン展

1953(昭和28)年、「課題をもった美術展 “ニッポン”」(ニッポン展)という展示が東京都美術館で開催されます。展覧会には、後に1950年代美術を語るうえで欠かすことのできない作品となる山下菊二《あけぼの村物語》や河原温〈浴室〉シリーズ(12月15日まで展示)などが含まれていました。
この展覧会の共催に「前衛美術会」という左翼的な美術団体が名を連ねていました。《原爆の図》で知られる丸木位里、丸木俊(赤松俊子)、山下菊二、現在、絵本作家として知られるいわさきちひろ(岩崎知弘)など多様な作家が参画し、戦後間もない1947年に結成され、同年から「前衛美術展」を開催します。その7回展となる53年、反戦・反画壇志向の作家が結集した「青年美術家連合」(前衛美術会の山下もその一員でした)に、美術館の会場枠を貸出すかたちで開催されたのがニッポン展です。この部屋では前衛美術会およびニッポン展というトピックを入口に、1950年代の表現を紹介します。

9室 奈良原一高 「無国籍地」

奈良原一高の最初期作品「無国籍地」を紹介します。デビュー作「人間の土地」と並行して撮影されていたもので、隔絶された空間に生きる人々をめぐる「人間の土地」とは対照的に、ほぼ無人の空間と向き合った内省的な作品です。
戦争の時代に育ち、10代半ばで敗戦を経験した奈良原にとって、戦後の社会空間は、「平和を見るよりは真空と不毛を味わわせ」るものだったといいます。作品の舞台、戦後廃墟となっていた軍需工場跡は、その真空で不毛に感じられた社会の象徴ととらえることができるでしょう。そこでの撮影とは、写真家として、また一人の青年として、自らの立脚点を見定めるような作業だったのかもしれません。
この頃、美術史を学ぶ大学院生だった奈良原は、同世代の若い美術家たちとも親交があり、今回、第8室で展示されている河原温の《浴室》シリーズ(12月15日まで展示)のうち2点は、当初奈良原が河原から購入したものであったことが知られています。奈良原の「無国籍地」と河原の《浴室》や《物置小屋の中の出来事》(12月17日から展示)の同時代性にもご注目ください。

10室 「画家の眼、虫の眼」と「源平海戦絵巻」(展示期間:12月17日-2020年2月2日)

小茂田青樹《虫魚画巻》1931年

奥のコーナーでは、草花、そして虫をはじめとした小さな生物が描かれた作品を並べています。現実の草むらや森にたたずんだ時に経験するような、豊かな匂いや音、それに動きはありません。残念ながら野イチゴやビワなどをもいで食べることもできません。けれど、さまざまな画家たちの作品がこのように並ぶことで、視点は次々に切り替わり、一人の眼では普通経験することのない、豊かな自然の諸相に出会うことができます。細密な写生、装飾的な色面といったそれぞれの表現から、画家が世界をとらえる解像度のようなものが感じられるでしょう。ミクロな視点からマクロな視点まで、そのまなざしは実に多様です。さらに、それぞれの画家がまなざす対象としての虫を入口に、時に虫のまなざしまで想像しながら、ご覧いただければと思います。
手前のコーナーでは、小泉八雲原作、小林正樹監督による映画『怪談』(1965年公開)のために描かれた大作(全5部作)、中村正義「源平海戦絵巻」シリーズを一挙公開いたします。

2F

11–12室 1970s-2010s 昭和の終わりから今日まで

 *ギャラリー4(13室)

11室 1960年代|美術館ではない場所を二つ

1960年代の美術動向を二つの場所から紹介します。まず「南画廊」。志水楠男(1926-1979)が1956(昭和31)年、日本橋高島屋そばに設立した現代美術の画廊です。山口長男など日本の戦後美術の主要作家を扱う一方、59年、画家本人を招待して開催した「フォートリエ」展で大きな成功を収めます。以後1960~70年代を通じて、国内外の現代美術を紹介し、大きな影響力を持つ先進的画廊として注目を集め続けました。
もう一つは高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之によって1963年春に結成された「ハイレッド・センター」。グループ名は3人の頭文字「高」「赤」「中」をつなげて英訳したものです。画廊での発表にとどまらず、都市空間に積極的に進出し、1964年の東京オリンピック開催中、銀座の街頭で行った「首都圏清掃整理促進運動」などのイベントを通して、芸術と日常生活との境界線を撹拌していきます。今回は帝国ホテルの一室で行ったイベント「シェルター計画」を中心に彼らの活動をご覧いただきます。

12室 1970-1980年代|独自かつ類似について

当館が扱う近代日本の美術の歴史において、西洋との関係は常に大問題として横たわっていて、その関係は模倣や受容という観点から語られがちです。この非対称の関係に対して、戦後美術においては「同時代的」という語りが増えていきます。日本で見られるある表現は、西洋の模倣でなく独自だ、しかし、同時代の西洋にその表現に類似するものが見つかる、というような。「同時代性」には「独自かつ類似」というニュアンスが含まれているわけです。ここには独自だけを突き進んだ先のガラパゴス化をどう評価するのかという問題もあるでしょう。
テーブル、箱、しみ、規則的反復といった類似性によって、日本の作家と海外の作家が隣り合っています。このようなペアリングは並べる側の恣意的選択なのか、あるいは並べる必然性のある同時代性というものが存在するのかを少し気に留めてご覧ください。この同時代性(独自性/類似性)は、日本の戦後美術をどう評価し、歴史的に位置づけられるのか、という問題へとつながっていきます(ちなみに近年の日本では1980年代の美術が歴史化の対象になりつつあります)。

13室(ギャラリー4) 1990年代以降|「鑑賞」と「旅」

この部屋には主に1990年代以降の作品が並びます(部屋の外の田中功起、ジュリアン・オピー、アントニー・ゴームリーの作品も含めて)。そしてコレクション展内に点在する小林耕平《東・海・道・中・膝・栗・毛》も、ここでようやく同時代の作品と隣り合うことになります。
小林の作品には「オブジェクトを鑑賞することで、十返舎一九『東海道中膝栗毛』を旅する」というコンセプトがあります。この「鑑賞」と「旅」という問題は、「日本の近現代美術の流れ(旅)」の「展観(鑑賞)」というコレクション展全体へと接続されます。小林の作品で展開する「鑑賞」の指南は、普通イメージされる「教える―学ぶ」という非対称的な関係にないことは大事です。指南する側は、時に指南される側から突っ込みを受けますが、これを小林は「制作者と鑑賞者の原作までの距離が同じになる」とします。そしてそのような「関係は、オブジェクトに対する観察を促すと同時に、概念やイメージを増幅させることでもある。増幅された作品はすでに作者も鑑賞者も乗り越えている」のだといいます。さて、「旅」の終わりに、作者も鑑賞者も乗り越えた作品に、出会えましたか?

イベント 

MOMATガイドスタッフによる所蔵品ガイド

休館日を除く毎日

日程

2019年11月1日(金)~2020年2月2日(日) 

時間

14:00-15:00

場所

所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)

※イベント開催日には中止する場合や、時間を変更する場合があります。

所蔵品ギャラリーでは毎日、作品解説が行われています。
当館のボランティア「MOMATガイドスタッフ」が、参加者のみなさまと会場をまわり、数点の作品を一緒に鑑賞しながら、作品についての理解を深められるようにお手伝いします。
作品とテーマは、ガイド前に1階エントランスに掲示されます。
約40名のガイドスタッフそれぞれ、作品とテーマが異なりますので、何度参加されてもお楽しみいただけます。

「MOMATガイドスタッフ」のページもあわせてご覧ください。
「教育普及レポート」でも様子を写真付きで詳しく紹介しています。

MOMATガイドスタッフによるハイライト・ツアー

日程

2019年11月3日(日)、12月1日(日)
日程2020年1月5日(日)、2月2日(日)

時間

11:00-12:00

場所

所蔵品ギャラリー(4Fエレベーター前集合)

近代日本の美術の流れをたどりつつ、所蔵作品展「MOMATコレクション」の見どころを押さえたい方に。MOMATガイドスタッフが、参加者の皆様とともに4階から2階までをまわり、代表的な所蔵作品を、やさしく解説します。

キュレーター・トーク

「鑑賞」と「旅」

日程

11月2日(土)

担当研究員

三輪健仁

時間

14:00-15:00

場所

1階エントランスホール

「廃墟へ/廃墟から」

日程

1月10日(金)

担当研究員

鈴木勝雄

時間

18:00-19:00

場所

4Fエレベーター前

「戦後の児童画を見る」

日程

1月19日(日)

担当研究員

細谷美宇

ゲスト

増田金吾(東京学芸大学名誉教授)

時間

11:00-12:00

場所

4階2室

開催概要

会場

東京国立近代美術館本館所蔵品ギャラリー(4F-2F)

会期

2019年11月1日(金)~ 2020年2月2日(日)

開館時間

10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)
※入館は閉館30分前まで

休室日

月曜日[ただし11月4日、12月2日、2020年1月13日は開館]、11月5日(火)、年末年始(12月28日[土]-2020年1月1日[水・祝])、1月14日(火)

観覧料

一般 500円 (400円)
大学生 250円 (200円)

5時から割引

一般 300円
大学生 150円
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
※高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
※金曜・土曜の17時以降の入館は「MOMATコレクション」観覧料が一般300円、大学生150円になります。
※お得な観覧券「MOMATパスポート」でご観覧いただけます。
キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示でご観覧いただけます。
「友の会MOMATサポーターズ」「賛助会MOMATメンバーズ」会員の方は、会員証のご提示でご観覧いただけます。

「MOMAT支援サークル」のパートナー企業の皆様は、社員証のご提示でご観覧いただけます。(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ)
※本展の観覧料で、入館当日に限り、工芸館 所蔵作品展「パッション20 今みておきたい工芸の想い」(12月20日-2020年3月8日)もご観覧いただけます。

無料観覧日

毎月第一日曜日(11月3日、12月1日、2020年1月5日、2月2日) 、2020年1月2日
*所蔵作品展 「MOMATコレクション」のみ
*11月3日は全館無料です。

東京国立近代美術館

1階エントランスホール

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