の検索結果
の検索結果
No image
アーティスト・トーク 第16回 2008.06.13 畠山直哉(写真家)
第16回は、写真家の畠山直哉さん 畠山直哉《川の連作》1993-96年 photo: Akiko Tobu 展示室内で作品を前に、作家に自作を語っていただくアーティスト・トーク。16回目となる今回は、写真家、畠山直哉(はたけやま なおや)さんをお迎えします。 石灰石鉱山やセメント工場、さらには東京・渋谷の地下水路など、都市と自然の関係を様々な角度から探った作品で知られる畠山さん。 コンクリートで固められた河川を撮影した《川の連作》(9点組)を前に、これまでの作品や制作の背景などについて、お話をうかがいます。 夕刻からの開催になりますので、みなさまぜひ竹橋までお越しください。 畠山直哉氏略歴 1958年岩手県生れ。筑波大学大学院修了。1997年、写真集『Lime Works』と写真展「都市のマケット」により第22回木村伊兵衛写真賞を受賞。2001年、写真集『Underground』により第42回毎日芸術賞を受賞。国内外で数多くの個展、グループ展に出品している。
No image
アーティスト・トーク 第17回 2008.08.22 元永定正(画家)
第17回は、画家の元永定正さん 《作品》1961年 アクリリック・キャンバス 作家近影 展示室内で作品を前に、作家に自作を語っていただくアーティスト・トーク。 17回目となる今回は、伝説のグループ「具体」の元メンバーで、楽しい絵本でも知られる元永定正(もとなが さだまさ)さんが、アーティスト・トークに登場です。《作品》2点と《作品66-1》を前に、創作の秘密について、語っていただきます。 夕刻からの開催になりますので、みなさまぜひ竹橋までお越しください。
No image
アーティスト・トーク 第19回 2009.01.30 白木ゆり(版画家)
第19回は、版画家の白木ゆりさん 作家近影 《Sound-28》(2000年) 展示室内で作品を前に、作家に自作を語っていただくアーティスト・トーク。19回目となる今回は、版画家の白木(しらき)ゆりさんをお迎えします。 身のまわりの見えない何かを感じ取り、作品に表現してきた白木さん、近年は銅版画にとらわれず、水彩や油彩にも取り組んでいます。これまでの作品や制作の背景などについて、お話をうかがいます。 2F会場に、1998年の《Sonic(A)》《Sonic(B)》《Sonic(C)》の3点と《Sound-28》(2000年)、さらに2005年に刊行された銅版画集『SONIC・・・・1992~2005』を展示します。 夕刻からの開催になりますので、みなさまぜひ竹橋までお越しください。 白木ゆり氏略歴 1966年、東京都の生まれ。87年、女子美術短期大学造形科絵画卒業(リトグラフにて卒業制作賞受賞)。89年、同大学芸術学部洋画(油絵)専攻卒業。91年多摩美術大学造形学部版画科研究生修了(深沢幸雄氏に師事)。個展のほか、2001年 「チャンネルn~多層世界の水路」(京都芸術センター)、 07年 「永遠の交響詩」(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション)などのグループ展でも作品を発表。 89年 「版画・期待の版画作家大賞展」(奨励賞)、 99年現代日本美術展で和歌山県立近代美術館賞、「プリンツ21グランプリ展’99」準グランプリ、国際トリエンナーレ(ポーランド)でルビン市長賞、2000年青島国際版画ビエンナーレ(中国)でエクセレント賞を受賞。
No image
アーティスト・トーク 第20回 2009.04.10 岡村桂三郎(画家)
第20回は、画家の岡村桂三郎さん 岡村桂三郎《玄武》1992年 作家近影 作品を前に、作者自身にお話をうかがう好評企画「アーティスト・トーク」。20回目は、画家の岡村桂三郎さんをお迎えします。日本画によってキャリアをスタートさせた岡村さんですが、素材に木や麻布を取り入れたり、支持体を立体のように自立させたりと、日本画の伝統的な技法にとらわれない自由な発想で制作を続けてこられました。 《白象図》(1989年)、《玄武》(1992年)、《黄象 05-1 L, R》《黄象 05-2》(ともに2005年)を展示します。(一部は「木に潜むもの」(2Fギャラリー4)内にも展示します。)夕刻からの開催ですので、どうぞ竹橋にお立ち寄りください。 略歴 1958年 東京都生まれ。1983年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業1988年 同大学大学院後期博士課程満期退学現在、東北芸術工科大学芸術学部教授銀座・コバヤシ画廊で個展を重ねるほか、グループ展へ多数出品。昨年は神奈川県立近代美術館 鎌倉にて個展を開催。 これまでのアーティスト・トークはこちら
No image
アーティスト・トーク 第21回 2009.06.19 田中信太郎(美術家)
第21回は、美術家の田中信太郎さん 《Pianissimo-A》1974年 作家近影 作家自身に、作品を前にして語っていただくアーティスト・トーク。21回目となる6月19日は、美術家の田中信太郎さんをお迎えします。 伝説的な運動であるネオ・ダダイズム・オルガナイザーズへの参加。そして日本で最初のインスタレーションとも言われる「点・線・面」の制作。独学の人であり、日本の現代美術の変革に立ち会ってきた田中は、今なお、造形性と非造形性が拮抗するぎりぎりのところを見極めながら、制作を続けています。 「意味があるところに意味はない。意味がないところに意味は生まれる。」 そのように考えてきた彼が「トーク」をすることは、ともすれば無意味となるかもしれません。しかし、であればこそ逆に、意味があるようになるのかもしれません。いずれにしても、スリリングなひとときになると期待されます。会場では、当館所蔵品である《Pianissimo-A》(1974年)、《無域》(1999年)ほかを展示。夕刻からの開催になります。ぜひこの機会をお見逃しなく。 略歴 1940年東京都生まれ。1958年茨城県立日立第一高等学校を卒業。1959年、62年、読売アンデパンダン展に出品。1968年、「点・線・面」を東京画廊で開催。パリ青年美術家ビエンナーレ(1969)、サンパウロ・ビエンナーレ(1971)、ヴェネチア・ビエンナーレ(1972)、越後妻有アートトリエンナーレ (2000)、インド・トリエンナーレ(2001)など多くの国際展に参加。東京画廊、ギャルリー・ところ、村松画廊ほかで個展、グループ展多数。2001年には国立国際美術館で回顧展「田中信太郎 饒舌と沈黙のカノン」が開催された。 【お知らせ】7月8日から、2F所蔵品ギャラリーで、トークを約17分に編集したヴィデオを上映し始めました(9月23日まで)。なお、過去のアーティスト・トークの模様は、編集版、未編集版(全編)とも、当館ライブラリにて閲覧することができますので、どうぞご利用ください。
No image
アーティスト・トーク 第22回 2009.10.16 中川佳宣(美術家)
第22回は、美術家の中川佳宣(よしのぶ)さん 作家自身に、作品を前にして語っていただくアーティスト・トーク。22回目となる10月16日は、美術家の中川佳宣さんをお迎えします。 会場では、壁に4点の作品が展示されています。3点が、1994年以降つくられている「seed on the table」のシリーズから。そしてもう1点が、《The Sower-Left》と題された作品。「seed(種)」、「sower(種まき機、種をまく人)」とあるように、中川の作品は、農耕や植物と深いかかわりを持っています。 といっても、単にイメージ上の題材として植物が用いられているわけではありません。90年代以降、中川は、制作のプロセスそれ自体を植物的なものとして捉えています(ちなみに彼は、大阪は南河内の農家出身です)。 それがどういうことであるのか。素朴で物静かなそれらの作品はどうやって生まれ、なにを語りかけようとしているのか。人間にとって根源的な行為である「つくる」と「たがやす」とを重ね合わせてきた中川さんに、じっくり語っていただきます。 夕刻からの開催です。関西在住の作家の話をゆっくり聞けるこの機会を、どうぞお見逃しなく。 略歴 1964年大阪に生まれる。現在滋賀県在住。1987年、大阪芸術大学芸術学部を卒業。同年番画廊(大阪)で初個展。以降、ギャラリー白(大阪)、ノブギャラリー(岡崎)、資生堂ギャラリー(東京)、ギャラリエ・アンドウ(東京)、ギャルリー・ユマニテ(名古屋・東京)、ノマルエディション/プロジェクトスペース(大阪)、タグチファインアート(東京)など、国内外で個展多数。最近の主なグループ展に、「たがやすように」(和歌山県立近代美術館、2003)、「三河・佐久島アートプラン21」(愛知県佐久島、2005)、 BIWAKO ビエンナーレ(滋賀県近江八幡、2007)などがある。 作家近影 《The Sower-Left》1996年木、綿、皮、糸、紙、油彩、アクリリック
No image
アーティスト・トーク 第18回 2008.11.14 辰野登恵子(画家)
第18回は、画家の辰野登恵子さん 辰野登恵子《Untitled-28》1974年 辰野登恵子《Work 84-P-1》1984年 作家に自作を語っていただくアーティスト・トーク。目の前に並ぶ作品を制作したアーティスト本人から、鑑賞のポイントや制作の裏話などをうかがう、またとないチャンスです。金曜の夕刻は、ぜひMOMATへ。 18回目となる今回は、画家の辰野登恵子(たつの とえこ)さんをお迎えします。ギャラリーには1970年代の版画や素描作品、80~90年代の絵画作品が展示されます。これらの作品を前に、制作のプロセスや現在の関心、そして今後の展開などについてお話いただきます。 略歴 長野県岡谷市生まれ。1974年東京藝術大学大学院修了。73年に初個展(東京、村松画廊)。84年に当館で開催された「現代美術への視点 メタファーとシンボル」展に出品。94年にはサンパウロ・ビエンナーレ出品。95年、当館にて個展「辰野登恵子 1986-1995」開催。2001、02、03、04年「椿会展」(資生堂ギャラリー)出品。2007年Jean Art Center(韓国)での個展など、国外での個展開催、グループ展への出品も多数。
No image
アーティスト・トーク 第23回 2010.01.15 長沢秀之(画家)
第23回は、画家の長沢秀之さん ギャラリー内で、作家に自作を語っていただくアーティスト・トーク。 今回は、70 年代末から持続的に、絵画の豊かな可能性を追い求めてきた画家・長沢秀之(ながさわ ひでゆき)さんをお招きします。 当館所蔵の《風景-不在》(1989年)と《生命体 No.8》(2008年)の二作品を中心に、この約20年の間で制作に生じた変化、あるいは変わらずに探求し続けているテーマを存分に語っていただきます。両作品に浮かび上がる不思議な人間像の意味についても、この機会にお話いただきます。皆様の参加をお待ちしております。 長沢秀之氏略歴 1947年埼玉県に生まれる。72年武蔵野美術大学造形学部産業デザイン学科卒。79年の個展(かねこ・あーとギャラリー、東京)以降、ほぼ毎年個展を開催。2008年には初の回顧展となる「風景からフウケイへ 長沢秀之展」(川越市立美術館)を開催。89年「現代美術への視点─色彩とモノクローム」(東京国立近代美術館)、95年「現代美術への視点─絵画、唯一なるもの」(同上)など多数のグループ展に参加。現在武蔵野美術大学油絵学科教授。 《生命体 No.8》(2008年) 作家近影
No image
アーティスト・トーク 第24回 2010.02.26 楢橋朝子(写真家)
第24回は、写真家の楢橋朝子さん 展示室内で自作を前に、作家自身の言葉を聴くアーティスト・トーク。今回は、写真家楢橋朝子(ならはし あさこ)さんをお迎えします。 日常的な光景にひそむ不気味さ、あやふやさ、奇妙さといったものを、独特の視線で浮かび上がらせるスナップショットの連作で知られた写真家が、2001年からとりくみはじめた、水面に漂う視点から世界にまなざしをなげかける連作、〈half awake and half asleep in the water〉。ギャラリー4で開催の小企画「水浴考」に出品される同シリーズからの5点を中心に、これまでの作品や制作の背景などについてお話をうかがいます。 金曜の夕刻、皆様のご参加をお待ちしております。 楢橋朝子氏略歴 1989年早稲田大学第二文学部美術専攻卒業。1990年フォトギャラリー・03FOTOSをオープン。同ギャラリーでの17回の連続展を中心に発表された連作〈NU・E〉(同題の写真集、1997年蒼穹社刊)などが評価され、1998年日本写真協会賞新人賞を受賞。1996年には石内都と写真誌『main〈マン〉』を創刊(2000年10号で終刊)。2003年の写真集『フニクリフニクラ』(蒼穹社)により、2004年「写真の会」賞を受賞。2007年写真集『half awake and half asleep in the water』(Nazraeli Press)を上梓。2008年「第24回東川賞国内作家賞」受賞。国内外での個展のほか、当館「写真の現在-距離の不在」(1998年)など、多くのグループ展に参加。 《half awake and half asleep in the water IWASEHAMA 》2004年 タイプCプリント 作家近影 (写真提供 OSIRIS)
No image
アーティスト・トーク 第25回 2010.05.14 野見山暁治(画家)
第25回は画家の野見山暁治さん つねに身近な自然から出発しながらも、対象の内側に切り込み、その奥にある根源的なものを引き出そうとする画家、野見山暁治(のみやま ぎょうじ)。 今回2F所蔵品ギャラリーには、50年代から帰国直前(1964年)までの滞欧作3点と90年代の近作2点の計5点の油彩に加え、眼と手で身近な対象のかたちを追うデッサン6点を展示します。トークでは、これらの作品や制作にまつわるエピソードなどについてお話をうかがいます 野見山暁治氏略歴 1920年福岡県の生まれ。東京美術学校卒業と同時に応召するが、満州で入院生活を送る。1948年自由美術家協会に出品し会員となる。1952年渡仏、1964年帰国。滞仏中の1958年《岩上の人》で第2回安井賞を受賞。帰国後、自由美術家協会退会。1968年東京藝術大学助教授(72年教授)。1992年芸術選奨文部大臣賞、1996年毎日芸術賞を受賞し、2000年に文化功労者に選ばれる。1983年北九州市立美術館、1996年練馬区立美術館、2003-04年東京国立近代美術館ほか4館で個展開催。文筆などにも優れ、1978年に『四百字のデッサン』(河出書房新社)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。2008年、副都心線明治神宮前駅にステンドグラス《いつかは会える》が完成。 《口うるさい景色》1999年 作家近影
