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フランス映画史展

日仏交換映画祭の一環として開かれたもので、草創期よりヌーヴェル・ヴァーグまでのフランス映画70年の流れを追った。セクションを27に分け、それぞれの時代に重きをなした81名の監督とその代表作についてまとめた。展示品はフランス・シネマテーク所蔵のセット下絵や衣装に加え、日本で若干の補足をした。また、岡田真吉氏の厚意により、氏宛の監督、俳優の書簡などを特別陳列した。構成はフィルム・ライブラリーの担当。 開催概要 東京国立近代美術館 1962年11月17日-12月09日(20日間) 清水晶 登川直樹 丸尾定 387点 44人

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特別陳列 写楽

開催概要 東京国立近代美術館 1962年10月16日-11月11日(32日間) 42点

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第6回サンパウロ・ビエンナーレ展:日本側出品

今回からコミッショナー制がとられて岡本謙次郎がこれを務め、総花的な作家選考ではなく、展覧会として一貫した性格をもち、その中で作品の個性が生かされるような構成となった。選ばれた6名は、版画の加納を除けばいずれも洋画で、アンフォルメル的な抽象絵画の傾向で統一された。日本画や彫刻は、この統一感を活かすために今回はあえて外された。なおパリ在住の堂本尚郎の作品はサンパウロに直送のため、国内展示には不出品。 開催概要 東京国立近代美術館 1961年3月22日‒3月26日(5日間) 1,879人(1日平均376人) 財団法人 国際文化振興会 岡本謙次郎 26.0×18.5cm(2つ折り、折りたたみ時) 67点 加納光於 斎藤義重 杉全直 田中田鶴子 田淵安一/5人

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現代日本の版画

コレクションから、大正期の織田一磨の石版画から戦後の抽象的傾向まで、特に1950年代の作品を中心に、わが国の版画の展開を概観する内容となった。 開催概要 東京国立近代美術館 1961年3月22日-3月26日(5日間) 50点 畦地梅太郎 一原有徳 瑛九 織田一磨 小野忠重 恩地孝四郎 川上澄生 川西英 北岡文雄 上阪雅人 駒井哲郎 斎藤清 笹島喜平 品川工 菅井汲 関野準一郎 土橋醇一(醇) 橋本興家 初山滋 浜口陽三 平塚運一 前川千帆 前田政雄 南桂子 棟方志功 山口源 吉田遠志 吉田穂高/28人

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現代スペイン絵画展

この頃までスペインの美術をわが国でまとめて目にする機会はなく、現代美術についても、国際的舞台でその存在を認められつつありながら、日本国際美術展などで断片的に見られるのみであった。この展覧会は、スペイン外務省の国際展覧会部長ルイス・ゴンサレス・ロブレス氏が選考した約150点の作品によって、風土を反映した黒を主調とする具象から抽象へ、思いきった展開を見せるスペイン画壇の全貌を紹介した。 開催概要 東京国立近代美術館 1961年2月11日‒3月19日(32日間) 10,890人(1日平均340人) 朝日新聞社 ルイス・ゴンザレス・ロブレス 26.0×18.5cm(36)p 147点 50人

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アニメーションの芸術

ディズニー・プロ及び東映動画からの資料提供で、漫画映画の発展や機構をプロジェクター、パネル、人形、セル画などで解説する展示で、フィルム・ライブラリー活動の一環である。「アニメーション映画の歴史」、「アニメーション映画の動画」、「アニメーション映画の研究」、「アニメーション映画の背景」の4つの章で構成された。 開催概要 東京国立近代美術館 1961年1月5日-2月5日(28日間) 86点(パネル)

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第2回東京国際版画ビエンナーレ展

第1回展は、有楽町の読売会館を会場としたが、今回から当館で開かれることになった。この第2回展は、毎日新聞社主催日本国際美術展との交互開催を調整するため、予定より1年遅れの開催となった。初回に行った公募部門はとりやめ、これ以降、海外・国内とも招待出品のみとなった。国際大賞はスタンレイ・ウィリアム・ヘイター(イギリス)、国立近代美術館賞は菅井汲(1919‒96)が受賞した。 開催概要 東京国立近代美術館 1960年11月5日‒12月4日(26日間) 12,972人(1日平均499人) 読売新聞社 アバ・ベイエフスキー ガブリエル・ヴィエンヌ ヴィル・グローマン ギュスタヴ・フォン・グロシュヴィッツ 今泉篤男 滝口修造 富永惣一 24.5×18.5cm(106)p. 531点 194人

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芸術としての写真:メトロポリタン美術館選定

アメリカ、メトロポリタン美術館で開催された展覧会の巡回版。過去約30年のさまざまな分野の写真から選抜された秀作により構成された。オリジナル展出品作はアメリカを中心とする55作家85点。当館での開催にあたっては、事情により巡回版用のセットからは省かれた9作品のうち、2人の日本作家の作品が、作家の協力により補われた。 開催概要 東京国立近代美術館 1960年8月27日-9月25日(26日間) 社団法人 日本写真協会 26.0×18.5cm(30)p 78点 49人

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ブラジルのポエマ・コンクレート

ポエマ・コンクレート(形象詩)は、言葉を思想や意味を伝達する道具として用いるのではなく、言葉そのものが持っている音や形のイメージを、音楽的にまたは造形的に組み合わせたり分解したりして、その純粋なおもしろさを追求しようという新しい詩の運動である。本展ではサンパウロのアロルド・デ・カンポスを中心とする詩誌『ノイガンドレス』に拠る詩人グループの作品が、会期の後半に展示された。 開催概要 東京国立近代美術館 1960年4月16日‒4月24日(8日間)

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特別陳列 マリノ・マリーニのリトグラフ

戦後イタリアを代表する彫刻家マリーニ(1901–1980)は、素描や版画でも注目すべき作品を制作している。作者自身からの提供で、リトグラフ《馬によるヴァリエーション》の連作を展示した。力の移動にそって奥行きや方向の暗示、プランの起伏、量と量のせりあいなどが確かにデッサンされたその線の活気、色彩の鮮やかさ、装飾感の卓抜さにおいて独自の境地を示すものであった。 開催概要 東京国立近代美術館 1960年1月29日-2月21日(21日間) 21.0×15.0cm(2つ折り、折りたたみ時) 30点

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