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特別陳列 抽象光画:ハインツ・ハイェク=ハルケ作品

ハインツ・ハイェク=ハルケ(1898‒1983)はベルリンに生まれ、1920年代からフォト・モンタージュなど実験写真の開拓に取り組み、1955年からベルリン美術大学の写真学講師をつとめた。本展は彼が独自に開発したリヒトグラフィックと呼ばれる、ネガフィルムを腐食したり、燻したりして加工し、それを原板として引き伸ばした新しい抽象的な写真を紹介したもので、当館開催後、各地を巡回した。 開催概要 東京国立近代美術館 1960年1月5日-1月24日(18日間) 社団法人日本写真協会 21.0×10.5cm 24p. 50点

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横山大観遺作展

前年2月に他界した、日本画壇における象徴的存在だった横山大観(1868‒1958)の大遺作展。初期の模写から朦朧体の作風を経て、その後大正から昭和にかけて独自の様式を確立していくまでの過程を、代表作を網羅して余すところなく示そうとするもので、東京国立博物館と当館の両会場に分けてそれぞれ系統的に展示した。東京展終了後は、京都市美術館でも開催し、また遺作展委員会の手によって画集が刊行された。 開催概要 東京国立近代美術館 1959年9月15日‒10月18日(30日間) 9,648人(1日平均322人)(京橋会場) 東京国立博物館 横山大観遺作展委員会 26.0×18.5cm(64)p. 73点(京橋会場)

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第5回サンパウロ・ビエンナーレ展:日本側出品

ヴェネツィア・ビエンナーレと交互に催されるサンパウロ・ビエンナーレには、本年は洋画家8、墨象作家2、版画家5、彫刻家3と、計18人が出品することになった。ただし海外在住で、作品を現地に直送する猪熊弦一郎、川端実、菅井汲は国内展示には出品しなかった。今回は各自の仕事をそれぞれある程度まとめて見せようという点に選考の比重が置かれたため、出品点数においてはかつてない大規模なものとなった。サンパウロでは川端が入賞した。 開催概要 東京国立近代美術館 1959年4月3日‒4月12日(8日間) 2,197人(1日平均275人) 財団法人 国際文化振興会 26.0×18.5cm(2つ折り、折りたたみ時) 118点 内間安瑆 小野忠弘 加納光於 駒井哲郎 斎藤義重 佐野繁次郎 津高和一 長谷川晶 比田井南谷 南大路一 向井良吉 毛利武士郎 森田子龍 山口源 吉田政次/15人

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ブラジル近代建築:新首都建設

1960年以後、ブラジルの新首都となるブラジリアの設計構想を中心として、その雄大な構想を実現するに至ったブラジルの近代建築の状況を、写真、模型等によって概観したものである。ディスプレイや解説に力を入れ、建築展にふさわしい立体感のある会場を構成した。資料提供はブラジル大使館。 開催概要 東京国立近代美術館 1959年3月5日-3月29日(22日間) ブラジル大使館 毎日新聞社 21.5×21.5cm(26)p 125点 ロベルト・M.M.M. ルシオ・コスタ O.R.カンポス オスカー・ニーマイヤー ピレス&サントス オスワルド・ブラトゥケ セルジオ・ベルナンデス A.E.レィディ/8人(組)

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川合玉堂遺作展

日本画壇の巨匠川合玉堂(1873‒1957)が逝去して1年余、遺作展委員会との共催の形で、日本橋高島屋との2会場を使用して開かれ、いずれも初期から晩年に至る画業の進展が俯瞰できるよう、並列的に2会場に配分展示され、先に終了した高島屋会場の出品作は直ちに当館に移され陳列替えされた。日本の自然とそこに住む人々の生活を、あたたかなまなざしで見つめ描き出した代表作が網羅された。東京展開催後、京都市美術館に巡回。 開催概要 東京国立近代美術館 1958年9月16日‒10月21日(24日間) 14,176人(1日平均591人) 川合玉堂遺作展委員会 6.0×18.0cm(34)p. 161点

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オーストラリア、ニュージーランド巡回日本現代美術展:国内展示

オーストラリア、ニュージーランド両国より、文化交流の一環として日本の現代美術展を招来したいとの要望を受け、外務省と毎日新聞社との共催によって、日本画31点、洋画35点、版画29点、工芸32点に及ぶ展覧会を編成して巡回展を計画した。本展はその海外出品に先立つ国内展示である。この展覧会は同年11月からシドニーを皮切りに約1年間にわたってオーストラリア5都市、ニュージーランド4都市を巡回した。 開催概要 東京国立近代美術館 1958年9月4日‒9月10日(6日間) 2,524人(1日平均421人) 外務省 毎日新聞社 24.0×18.5cm(2つ折り、折りたたみ時) 127点 111人

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特別陳列 歌麿と北斎

開催概要 東京国立近代美術館 1957年6月15日-7月14日 8,973人(1日平均345人) 26.0×18.5cm25p. 104点 葛飾北斎 喜多川歌麿/2人

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特別陳列 アメリカ現代美術

米国情報局の委嘱により、シアトル美術館の所蔵する8名のアメリカの現代作家の絵画と彫刻作品を展観した。このうちマーク・トビー以下4名は、シアトルを拠点とするアメリカ北西派といわれる画家たちで、彼らは東洋思想の影響を受けて、自然の中に神秘的な力を感じ、大自然の中から自己を生かす力を見出そうとしているところに共通点がある。さらに、1階ロビーではニューヨーク近代美術館の刊行図書97冊を展示した。 開催概要 40点 ガイ・アンダーソン ライス・カパーン ケネス・キャラハン モリス・グレーヴス マーク・トビー ダヴィッド・ヘア エジオ・マルティネリ セイモア・リプトン / 8人

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墨の芸術:中国と日本の絵画

東洋における独特の芸術分野を占める水墨画の展開を、中国の宋、元、明、清の時代の作例40点と、日本の室町、桃山、江戸時代の水墨画の名品27点を鑑賞本位に展示した。あわせて日本の近代において、その伝統的な系譜が西洋画法の写実的なやり方を加えながらどのように新しく展開していったかを、日本の明治以降の作例34点を加えて示そうとしたものである。出品点数を絞り、落ち着いた雰囲気を作ることが考慮された。 開催概要 東京国立近代美術館 1957年4月5日‒5月5日(27日間) 8,293人(1日平均307人) 26.2×18.5cm(40)p 101点 91人

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20世紀のデザイン展:ヨーロッパとアメリカ

本展で紹介された作品は、ニューヨーク近代美術館が長年にわたって収集した世界でも定評のあるもので、同館から作品提供を受けた展覧会である。また当館が行う最初の本格的なデザイン展であり、生活に直結するものとして多大な反響を呼んだ。清家清による陳列は、作品の近代性を伝えると同時に、静かな落ち着きのある構成となった。また、特別鑑賞日を設け専門講師の解説を行い、愛好家や研究者の注目を集め好評を博した。 開催概要 東京国立近代美術館 1957年2月20日‒3月1日(35日間) 36,787人(1日平均1,051人) 朝日新聞社 18.2×25.6cm(85)p. 299点 129人

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