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アメリカの日本作家

京都国立近代美術館の1973年度特別展で、前年の「ヨーロッパの日本作家」の続編として企画された。戦前のわが国の美術界はパリ一辺倒の傾向が強かったが、第二次世界大戦後、世界の現代美術の推進力がヨーロッパからアメリカに移行するとともに、多くの日本人芸術家たちがニューヨークを目指すようになった。本展ではアメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、ブラジルの4カ国に居住する日本人ならびに日系人作家34名が選ばれた。 開催概要 東京国立近代美術館 1973年1月5日‒2月17日(38日間) 10,611人(1日平均279人) 京都国立近代美術館 25.0×25.0cm(58)p. 121点 靉嘔 池川司郎 池田満寿夫 猪熊弦一郎 伊原通夫 大竹登美江 岡田謙三 金光松美 川島猛 川端実 岸正豊 木村利三郎 桑山忠明 近藤竜男 酒井和也 篠原有司男 白井昭子 高井貞二 竹田鎮三郎 土本真澄 豊田豊 中川直人 中里斉 新妻実 樋口シン 福井延光 堀内ポール 松原直子 マベ・マナブ 皆島万作 村田簣史雄 村田博 ロイ・キヨオカ ルイス・ニシザワ/34人

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ジャコモ・マンズー展

古代から輝かしい伝統に恵まれたイタリア彫刻は、現代においても数多くの英才を輩出しているが、マンズー(1908‒91)はその中でも代表的な彫刻家の一人として、深くイタリアの伝統的土壌に根ざしたヒューマニスティックな作風で、世界の具象彫刻に大きく影響を及ぼしている。彫刻と浮彫56点、金属小品12点、素描・版画63点から成るこの展示は、わが国初の包括的なマンズー芸術の紹介となった。 開催概要 東京国立近代美術館 1973年11月14日‒12月23日(35日間) 16,931人(1日平均484人) マンズー美術館 サンケイ新聞社 20.0×22.0cm(160)p 131点

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東京国立博物館より移管の日本画

開催概要 東京国立近代美術館 1973年8月7日‒9月5日(26日間) 58点 58人

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近代日本美術史におけるパリと日本

当館では東西美術交流をテーマに何度か展覧会を企画してきたが、本展では近代日本の海外との接触の中でももっとも重要な、19世紀末から第二次世界大戦までの間のパリと日本との関係を取り上げた。①ジャン・ポール・ローランスとラファエル・コランからの習得、②印象派とその周辺の受容、③フォーヴィスム以後の影響、④エコール・ド・パリその他、⑤ロダン以後と日本彫刻に区分し、それぞれの影響関係を示す作品を並行して展示した。 開催概要 東京国立近代美術館 1973年9月15日‒11月4日(44日間) 24,604人(1日平均559人) 京都国立近代美術館 24.0×25.0cm(136)p. 152点 110人

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新収蔵作品の展示

1972(昭和47)年度に収蔵された作品33点の展示。新たに購入された前田青邨の《郷里の先覚》や靉光の《馬》をはじめ、徳岡神泉のご遺族から寄贈された《仔鹿》など7点や、大沢昌助作家本人より寄贈された4点などが展示された。なお、この展示に併設して、1963(昭和38)年東京国立博物館から本館に管理換になった美術作品のうち、第二次世界大戦中「軍用機献納作品展覧会」に出品された184点の中から58点を選び陳列した。 開催概要 東京国立近代美術館 1973年8月7日‒9月5日(26日間) 6,784人(1日平均261人) 26.0×18.0cm7p. 33点 靉光 朝倉文夫 十三代今泉 今右衛門(善詔) 大沢昌助 金光松美 鎌倉芳太郎 小泉清 澤田政廣 篠田桃紅 篠田守男 谷本重義 徳岡神泉 豊福知徳 林武 福沢一郎 舟越保武 堀内正和 前田青邨 松原直子 和田三造 オットー・ピーネ/21人

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戦後日本美術の展開:抽象表現の多様化

「戦後日本美術の展開」シリーズの第2回展として企画された。本展は、さまざまな世界の動きに刺激されつつ展開したわが国の抽象美術の動向を、絵画、彫刻、版画、墨象作品で概観した。展示は「戦前からの継承および具象から抽象への移行」、「抽象表現主義の台頭」、「抽象表現主義以降の諸局面」の3章で構成され、最終章では反芸術的傾向やハード・エッジ、オプ・アートなどの作品も紹介された。 開催概要 東京国立近代美術館 1973年6月12日‒7月29日(42日間) 11,709人(1日平均279人) 26.0×18.0cm(56)p. 92点 70人

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現代ユーゴスラヴィア美術展

恒例の国別による現代美術展。ユーゴスラヴィアは東京国際版画ビエンナーレ展でそれまでに二人の大賞作家を輩出するなど、版画の分野では知られていたが、本展は総合的に同国の現代美術を紹介するもので、わが国では初めての、東欧圏における現代美術の総合展となった。作品選定はリュブリアナ近代美術館館長クルジシュニクが主に当たり、複雑でユニークな表情を見せるこの国の現代美術の、主要な流れが概観できた。 開催概要 東京国立近代美術館 1973年4月21日‒6月3日(38日間) 12,625人(1日平均332人) リュブリアナ近代美術館 ユーゴスラヴィア大使館 26.0×18.0cm(45)p. 101点 コスタ・アンゲリ・ラドヴァニ アンドレイ・イェメッツ ウラディミール・ヴェリチコヴィッチ シュイメ・ヴラス ニヴェス・カヴリチ=クルトヴィチ ドラゴシュ・カライチ=ドラゴ ユリイェ・クニフェル メフメド・ザイモヴィチ デュシャン・ジャモニャ ミロスラヴ・シュティ ヴォイスラヴ・スタニッチ ストヤン・チェリチ ジョゼ・ツィウハ スラヴコ・ティヘツ ドラゴ・トルシャル ヴォイン・バキッチ ペタル・ハツィ・ボシュコヴ ヤゴダ・ブイッチ ヤネズ・ベルニーク ブランコ・ミリュシュ エド・ムルティチ ボグダン・メシュコ ジェンセスラヴ・リヒテル ラドミル・レリィチオト・ロゴ フランツェ・ロタル/26人

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平櫛田中展

かねてから懸案であった当館における日本人現存作家の本格的個人展開催が、美術界最長老で、前年に100歳を迎えた平櫛田中(1872‒1979)の個人展でようやく実現した。長きにわたるわが国の木彫の伝統を積極的に活かしながら、西洋彫塑のレアリスムを加えて、新しい近代木彫を完成させようとした平櫛。その激しい葛藤の軌跡が、作家との協議によって厳選された、初期から大作《鏡獅子》に至る代表作によって展観された。 開催概要 東京国立近代美術館 1973年2月20日‒3月25日(30日間) 16,805人(1日平均560人) 26.0×18.0cm(56)p. 33点

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第8回東京国際版画ビエンナーレ展

第5回展から共催者であった国際文化振興会が秋に解散し、かわって本年10月に発足した国際交流基金が共催者となった。今回は46カ国が参加し、出品点数の内訳は外国124名245点、日本25名43点となったが、このうち日本作家は実行委員会による選定をやめ、コミッショナー岡田隆彦に選定を委嘱し、版表現の可能性を問う先鋭的な作品が集められた。国際大賞は高松次郎(1936‒98)、東京国立近代美術館賞はオットー・ピーネに与えられた。 開催概要 東京国立近代美術館 1972年11月16日‒12月20日(30日間) 15,897人(1日平均530人) 国際交流基金 京都国立近代美術館 オラシオ・フローレス=サンチェス ゾラン・クジシニック 李逸 ジョセフ・ラヴ ディートリッヒ・マーロー 岡本謙次郎 R.W.D.オクセナール 23.5×18.5cm(146)p. 288点 149人

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現代の眼:近代日本の美術から 開館20年記念

1952年に創立した当館の開館20年を記念した特別展。今回の「現代の眼」展は、特に近代日本の美術から日本画(富岡鉄斎から加山又造まで)、油絵(高橋由一から菅井汲まで)、彫刻(高村光雲から木村賢太郎まで)、工芸(板谷波山から清水卯一まで)を取り上げ、各分野ごとに、できるだけ親しみやすく、身近に理解できるように企画した。全館展示場を使用して行った近代日本美術の名作総集篇である。 開催概要 東京国立近代美術館 1972年9月6日‒11月5日(53日間) 45,085人(1日平均851人) 24.0×25.0cm(130)p. 424点 148人

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