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近代日本の名作:オリンピック東京大会芸術展示
オリンピック東京大会を機に、その「芸術展示」の一翼として、東京国立博物館の「日本古美術展」とともに開催された。1888年の浅井忠の《春畝》にはじまり、近年に至るまでの日本の絵画、彫刻、工芸の各分野において重要な役割を果たした作家の、最高の作品を展観し、近代日本の美術の水準を示すとともに、その全容を概観しようとした。伝統と創造の複雑な動きの中に新生面を開いてきた近代日本美術の特殊性がよく示された。 開催概要 東京国立近代美術館 1964年10月1日‒11月8日(34日間) 37,725人(1日平均1,110人) オリンピック東京大会組織委員会 26.0×18.0cm192p. 189点 146人
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本館所蔵の日本画
開催概要 東京国立近代美術館 4階展示場 1964年8月22日‒9月13日(20日間) 22点 麻田鷹司 石本正 岩橋英遠 小倉遊亀 片岡球子 堅山南風 加山又造 小林古径 中村岳陵 中村貞以 稗田一穂 平山郁夫 前田青邨 松林桂月 丸木位里 安田靫彦 山口華楊 山口蓬春 横山大観 横山操 渡辺学/21人
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現代国際陶芸展
朝日新聞社との共催のもとに、小山冨士夫がかねてから同社の依頼で各国の作家を歴訪して収集した作品を、日本陶芸界全般にわたる作品とあわせ展示した。世界陶芸の展望を試みようとしたものであり、陶芸へ世界的に大きな関心が寄せられるなか、陶芸国としての日本の多彩な作風を示し、優れた技術へ清新な刺激をもたらそうという展覧会である。大規模な「国際陶芸展」への予備的なものとして開かれ、京都分館へも巡回された。江戸後期、明治以降、国画創作協会、第二次大戦後という4つの区分に従って展望したものである。 開催概要 東京国立近代美術館 1964年8月22日‒9月13日(20日間) 14,774人(1日平均739人) 朝日新聞社 26.0×18.0cm(60)p. 232点 195人
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トーマス・シュトゥルート:マイ・ポートレイト
現代ドイツを代表する写真家の一人、トーマス・シュトゥルート(1954‒ )の個展。初期から展開されてきた《街路》、《肖像》、《美術館》の各シリーズに加え、1990年代に入って発表された《風景》、《花》、最新のシリーズである《パラダイス》まで、日本で撮影された未発表作を含む構成により、小規模ながら、国際的に注目される写真家の作品世界の全体像を視野に入れた内容となった。京都国立近代美術館に巡回した。 開催概要 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室 2000年10月3日‒12月9日(50日間) 4,576人(1日平均92人) 25.8×19.0cm (64) p. 見ることの場所:トーマス・シュトゥルートの写真 / 増田玲 無関心への抵抗 / 市川政憲 [写真]T・シュトゥルート個展「マイ・ポートレイト」 被写体からにじむ文化、歴史 / (前) 読売新聞(夕) 2000年10月20日 [ぶらりミュージアム]トーマス・シュトゥルート展 対象を正面から見据えて / 神谷幸江 朝日新聞(夕) 2000年10月25日 [写真展評]地下はいま / 倉石信乃 アサヒカメラ 85-13 2000年12月 [展評 美術館]「トーマス・シュトゥルート:マイ・ポートレイト」展 / 塚本由晴 美術手帖 798 2001年1月 47点 自作を語る / トーマス・シュトゥルート
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京都の日本画:円山応挙から現代まで
古くから日本の中心として繁栄してきた京都。その京都における日本画は、他の画派とは比較にならない深い下地と文化の累積、技術の伝統、そして感覚の洗練があるという点で、単に一地域の絵画ではなく日本絵画の源流といえるだろう。本展は、18世紀後半に新しい特色をだした近世京都の日本画が、その後どのように展開してきたかを江戸後期、明治以降、国画創作協会、第二次大戦後という4つの区分に従って展望したものである。 開催概要 東京国立近代美術館 1964年7月18日‒8月16日(26日間) 5,964人(1日平均229人) 26.0×18.0cm(32)p. 63点 50人
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ピカソ展
20世紀美術最大の巨匠ピカソ(1881‒1973)については、世界中で絶えず展覧会が開催されているが、本展は、1955年のローマでの展覧会、1960年のロンドンの大回顧展につぐ回顧形式のものである。絶えざる探求とめまぐるしい変貌を繰り返した彼の各期の代表作を集め、広範囲にわたる表現領域から、油絵、グアッシュ、彫刻など、主要なものを網羅し、巨匠の全貌を浮き彫りにする展覧会として画期的なものであった。 開催概要 東京国立近代美術館 1964年5月23日‒7月5日(38日間) 237,768人(1日平均6,257人) 毎日新聞社 24.0×26.0cm152p. 148点
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第32回ベニス・ビエンナーレ国際美術展:国内展示
本年度のコミッショナー嘉門安雄によりオノサト・トシノブ、斎藤義重、堂本尚郎、豊福知徳の4作家が日本代表として選ばれた。フランス滞在中の堂本とイタリア滞在中の豊福はそれぞれ出品作品を直接ヴェネツィアへ搬送のため、国内展示はオノサトと斎藤の2名に限られた。ヴェネツィアでは堂本が40歳以下の作家に与えられるアーサー・レイワ賞を受賞し、ローマ国立近代美術館が堂本と豊福の作品を購入するなど注目された。 開催概要 東京国立近代美術館 4階展示場 1964年2月21日‒3月1日(9日間) 財団法人国際文化振興会 嘉門安雄 25.1×17.8cm1枚 10点 オノサト・トシノブ 斎藤義重/2人
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近代作家の回顧:富田渓仙 太田聴雨 佐藤玄々 石井柏亭 中西利雄
恒例展として開かれてきた「四人の作家」を今回から「近代作家の回顧」と改め、本展では5人の物故作家を取り上げた。日本画では南画をもとに豊麗な独自の画境を築いた冨田溪仙(1879‒1936)と、近代的な画面構成をみせた太田聴雨(1896‒1958)、彫刻では木彫の伝統に立ちながら神秘的な作調を示した佐藤朝山(玄々)(1888‒1963)、洋画では平明な写実で日本の風土を描いた石井柏亭(1882‒1958)と、不透明水彩による明快な表現で新生面を拓いた中西利雄(1900‒48)である。 開催概要 東京国立近代美術館 1964年2月21日‒3月29日(33日間) 17,477人(1日平均530人) 25.6×18.2cm(28)p. 139点 石井柏亭 太田聴雨 佐藤朝山(玄々) 冨田溪仙 中西利雄/5人
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織田一磨の版画
織田一磨(1882‒1956)は、石版による創作版画の運動に尽力し、近代日本の版画界に充実した足跡を残した作家である。没後、その主要作品は遺族の好意により当館の所蔵となったが、今回は《東京風景》(1916‒17年)や《大阪風景》(1917‒19年)、《銀座》(1928‒29年)など、その中でももっとも特色ある、光と影の交錯する都会風景の連作を重点的に選び、初めて公開した。 開催概要 東京国立近代美術館 4階展示場 1964年1月5日‒2月16日(37日間) 25.8×18.2cm1枚 54点
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田中一光ポスター展:伝統への接点
現代を代表するグラフィック・デザイナーの田中一光(1930‒2002)は、日本の伝統文化や美術を見据えて固有の美を見出した制作や、象形文字やアラビア文字、ハングル、漢字といったさまざまな文字とその文化とを結びつけた創作など、独特の色使いや柔らかさ、新鮮な感覚を発揮して今日的で優れたデザインを制作してきた。そうした固有のアイデンティティと芸術的香りの高い世界を代表的なポスター作品によって紹介した。 開催概要 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室 1999年7月20日‒9月18日(45日間) 2,786人(1日平均62人) 29.6×21.0cm (96) p. 伝統と現代:田中一光のポスター / 白石和己 81点
