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採用情報
国立美術館職員を騙る電話について 詳細は国立美術館のページをご覧ください 東京国立近代美術館 東京国立近代美術館企画課任期付研究員(教育普及担当)公募(2025.4.21 17時締切) 履歴書(別紙様式1) 美術、教育等に関する実績の調書(別紙様式2) 独立行政法人国立美術館本部事務局(東京国立近代美術館運営管理部)渉外・広報課研究補佐員(広報担当)公募(2025.05.30 17時締切) 東京国立近代美術館情報研究補佐員公募(採用候補者決定次第募集締切) 履歴書(別紙様式1) 独立行政法人国立美術館本部事務局情報企画室(情報システム管理担当)公募(採用候補者決定次第募集締切) 履歴書(別紙様式1) 国立工芸館 国立工芸館研究補佐員(経営企画・広報渉外担当)公募 履歴書(別紙様式1) 国立美術館 独立行政法人 国立美術館 職員公募一覧

こども・ファミリー
こども・ファミリーが美術館を楽しめるプログラムをご用意しています。対象年齢やご都合にあわせてご参加ください。開催日・テーマなどはイベント検索からご覧いただけます。 近日開催のプログラム こども・ファミリー向けプログラム Family Day こどもまっと 「Family Day こどもまっと」は子どもと一緒に気兼ねなく美術館を楽しめる特別なイベントです。周りが気になって美術館から足が遠のいていた方も、お子さんと一緒に、はじめての、ひさしぶりの美術館へ来てみませんか? 「Family Day こどもまっと」紹介動画(約1分) https://youtu.be/kQXDmGpVSrw 「Family Day こどもまっと2024」の記録映像です。当館ガイドスタッフ(ボランティア)と一緒に、作品をよくみて、感じたことやかんがえたことを、お話しする「MOMATコレクション発見隊」や、ボランティアがナビゲーターとなって美術館の中や外を探検する「MOMATまるごと探検隊」を実施しました。 「Family Day こどもまっと」は、こどもたちが芸術に触れる機会の拡大を目指す国立美術館全体の取り組みである「Connecting Children with Museums」のひとつで、2024年からAdobe Foundationのご支援のもと実施されています。 「Connecting Children with Museums」のその他の取り組みについては、こちらからご覧いただけます。 Connecting Children with Museums initiative is supported by the Adobe Foundation. おやこでトーク 幼児とその保護者を対象としたギャラリートークです。子どもたちの目に映るアートの世界はどんなものでしょう? ガイドスタッフ(当館ボランティア)と一緒に、展示室で作品を鑑賞しませんか。 「おやこでトーク」紹介動画(約5分30秒) https://player.vimeo.com/video/925724744?h=573c67e4b1 2023年に実施されたプログラムの記録映像です。 幼児とその保護者間のコミュニケーションを大切にしながら、ガイドスタッフと作品の中の色や形を見つける、ことばと作品をつなげる、身体を使って表すなどのアクティビティを通して、作品との出会いを楽しみました。 こども美術館 小学生を対象に鑑賞を中心としたプログラムを実施します。 こども向け教材 さまざまな年齢の子どもが鑑賞に親しめるよう、対象年齢の異なる教材を開発しています。 こども向け印刷物 みつけてビンゴ! 所蔵作品展を観覧する子ども(幼児)が大人の方と一緒に使用して所蔵作品展を楽しむためのツールです。対象者に無料で配布しています。 デジタル教材 MOM@T Home こどもセルフガイド 小・中学生向けの書き込み式セルフガイド(ワークシート)をデジタル化した教材です。 タブレット端末で快適に利用でき、展示室はもちろん、自宅や学校など、どこからでも、東京国立近代美術館の作品や鑑賞のヒントを閲覧できます。

独立行政法人国立美術館本部事務局(東京国立近代美術館運営管理部渉外・広報課研究補佐員(広報担当)公募(2025.5.30 17時締切)
詳細は採用情報のページをご覧ください。

東京国立近代美術館情報研究補佐員公募(採用候補者決定次第募集締切)
詳細は採用情報のページをご覧ください。

無料ガイドアプリ「Bloomberg Connects(ブルームバーグ・コネクツ)」のご案内
2025年3月から、無料の美術館ガイドアプリ「Bloomberg Connects(ブルームバーグ・コネクツ)」に東京国立近代美術館が参加しています。 当館の開催中の展覧会、おすすめの場所、所蔵作品の解説のほか、キュレータートークなどの動画コンテンツもご覧いただけます。ご来館時だけでなく、ご自宅でもお楽しみいただけるアプリです。順次コンテンツを増やしていきますので、是非ダウンロードしてお楽しみください。また、40以上の言語に自動翻訳されるため、国内の方のみならず世界中の方にもご利用いただけます。 ダウンロードはこちらから ※館内で音声ガイドや動画をご利用になる場合は、イヤホンをご持参ください。 Bloomberg Connects(ブルームバーグ・コネクツ)とは 「Bloomberg Connects(ブルームバーグ・コネクツ)」は、世界の文化施設を紹介する無料のデジタルガイドです。ご自身のデバイスから、いつでもどこでも簡単に芸術や文化情報にアクセスすることができます。本アプリには、世界有数の美術館、博物館、舞台芸術施設、野外彫刻公園や植物園など、850を超える施設が登録されています。それぞれの施設がコンテンツを展開し、開催中の展覧会情報などを発信しています。中には、専門家による解説やハイライト動画、ピンチズーム機能、展覧会マップ表示など、便利な機能が搭載されています。アプリはGoogle PlayまたはApp Storeから無料でダウンロードできます。https://www.bloombergconnects.org

ヒルマ・アフ・クリント展
抽象絵画の先駆者、ヒルマ・アフ・クリント(1862–1944)のアジア初となる大回顧展です。スウェーデン出身の画家アフ・クリントは、ワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンら同時代のアーティストに先駆け、抽象絵画を創案した画家として近年再評価が高まっています。彼女の残した 1,000点を超える作品群は、長らく限られた人々に知られるばかりでした。1980 年代以降、ようやくいくつかの展覧会で紹介が始まり、21世紀に入ると、その存在は一挙に世界的なものとなります。2018年にグッゲンハイム美術館(アメリカ、ニューヨーク)で開催された回顧展は同館史上最多*となる60 万人超もの動員を記録しました。*2019年時点 本展では、高さ3mを超える10点組の絵画〈10の最大物〉(1907年)をはじめ、すべて初来日となる作品約140点が出品されます。代表的作品群「神殿のための絵画」(1906–15年)を中心に、画家が残したスケッチやノート、同時代の秘教思想や女性運動といった多様な制作の源の紹介をまじえ、5章立ての構成により画業の全貌をご覧いただきます。 ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944) ヒルマ・アフ・クリントはスウェーデンの裕福な家庭に育ち、王立芸術アカデミーを優秀な成績で卒業、職業画家として活動しました。一方で神秘主義などの秘教思想やスピリチュアリズムに傾倒し、交霊術の体験を通してアカデミックな絵画とは異なる抽象表現を生み出します。表現の先駆性や緻密な体系性など、モダン・アート史上、きわめて重要な存在として評価されています。 ヒルマ・アフ・クリント、ハムガータン(ストックホルム)のスタジオにて、1902年頃ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 見どころ すべて日本初公開。「神殿のための絵画」をはじめ約140点で画業の全貌を明らかに 画家の存命中、および死後も長らく、ほとんど展示されることのなかった作品約140点が一堂に。ヒルマ・アフ・クリントの今日の評価を決定づけた代表的作品群「神殿のための絵画」(1906–15年)を中心に、ノートやスケッチなども展示し、画家の制作の源泉を探るとともに、画業の全貌をご紹介します。 圧巻の大作〈10の最大物〉で体感する無限の創造力 本展のハイライトは、代表的作品群「神殿のための絵画」のなかでも異例の巨大なサイズで描かれた〈10の最大物〉(1907年)。人生の四つの段階(幼年期、青年期、成人期、老年期)を描いた10点組の大作で、高さは3メートルを超えます。多様な抽象的形象、画面からあふれでてくるようなパステルカラーの色彩、そして圧倒的なスケールは、観る者を一瞬で引き込み、まるで異空間を漂うかのような唯一無二の体験に誘います。 展示風景〈10の最大物〉 展示風景《10の最大物、グループIV、No. 3、青年期》1907年 章立て・主な展示作品 1章 アカデミーでの教育から、職業画家へ ヒルマ・アフ・クリントは1862年10月26日、ストックホルム(スウェーデン)の裕福な家庭の第四子として生まれました。父親のヴィクトルは海軍士官で、天文学、航海術、数学などが身近にある環境は、後のアフ・クリントの制作に大きな影響を与えます。 1882年、アフ・クリントは王立芸術アカデミーに入学、正統的な美術教育を受けることになります。アカデミーは1864年より本格的に女性の入学を認めていたとはいえ、女性のアーティストは当時のスウェーデンではまだ数少ない存在でした。在学中に制作された人体デッサンにおける正確な形態把握、あるいはこの時期に制作されたと思われる植物図鑑のように緻密な写生などからは、彼女が習得した技術の高さを見て取ることができます。 1887年、アカデミーを優れた成績で卒業したアフ・クリントは、主に肖像画や風景画を手がける職業画家としてのキャリアを順調にスタートします。また児童書や医学書の挿画に関わったり、後にはスウェーデン女性芸術家協会(1910年発足)の幹事という実務的な仕事を担ったりと、多方面で活躍を見せました。 《ポピー》制作年不詳 ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 2章 精神世界の探求 ヒルマ・アフ・クリントがスピリチュアリズム(心霊主義:人は肉体と霊魂からなり、肉体は消滅しても霊魂は存在し続け、現世へ働きかけてくるという思想)に関心を持ち始めたのは1879年頃、彼女が17歳の時とされています。アカデミーでの美術教育(1882–1887年)と並行しながら、スピリチュアリズムはアフ・クリントの思想や表現を形成し、決定づける要因となっていきます。当時のストックホルムには秘教的思想を信奉する団体がいくつか存在していました。特に影響を受けたのは、ヘレナ・ブラヴァツキー(1831–91)が提唱し、世界的に受容された神智学(しんちがく)でした。アフ・クリントは瞑想や交霊の集いに頻繁に参加し、知識を深めていきます。 1896年、特に親しい4人の女性と「5人(De Fem)」というグループを結成し、以降、1908年頃まで活動しました。彼女たちは交霊術におけるトランス状態において、高次の霊的存在からメッセージを受け取り、それらを自動書記や自動描画によって記録しました。残されたドローイングの数は膨大で、波線の連なりが続くシンプルなものから、植物、細胞、天体など具体的なモチーフが認められるものなどヴァリエーションも多岐にわたります。アフ・クリントはこの体験を通じて、自然描写に根ざしたアカデミックなトレーニングを離れ、新しい視覚言語を生み出し始めます。 「5人」《無題》1908年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 3章 「神殿のための絵画」 1904年、アフ・クリントは「5人」の交霊の集いにおいて、高次の霊的存在より、物質世界からの解放や霊的能力を高めることによって人間の進化を目指す、神智学的教えについての絵を描くようにと告げられます。この啓示によって開始されたのが、全193点からなる「神殿のための絵画」です。 「神殿のための絵画」は途中4年の中断期間を挟みつつ、1906年から1915年まで約10年をかけて制作されました。サイズ、クオリティ、体系性、すべての面からアフ・クリントの画業の中核をなす作品群で、〈原初の混沌〉〈エロス〉〈10の最大物〉〈進化〉〈白鳥〉といった複数のシリーズやグループから構成されています。円や四角形といった幾何学図形、花びらや蔓といった植物由来の装飾的モティーフ、細胞、天体を思わせる形態など、実に多様な要素から構成されたこれらの作品群は、そのすべてが、眼に見えない実在の知覚、探求へと向けられています。 《エロス・シリーズ、WU /薔薇シリーズ、グループII、No. 5》1907年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 《知恵の樹、W シリーズ、No. 1》1913 年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 《祭壇、グループX、No. 1》1915年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 〈10の最大物〉 1907年、アフ・クリントは、人生の4つの段階(幼年期、青年期、成人期、老年期)についての「楽園のように美しい10枚の絵画」を制作する啓示を受けます。乾きの早いテンペラ技法*でわずか2か月のうちに巨大なサイズの10点は描かれました。技法やサイズなど、彼女がかつて賞賛したルネサンス期イタリアの祭壇画が持つ荘厳さを彷彿とさせます。 《10の最大物、グループIV、No. 2、幼年期》1907年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 《10の最大物、グループIV、No. 3、青年期》1907年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 《10の最大物、グループIV、No. 7、成人期》1907年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 《10の最大物、グループIV、No. 9、老年期》1907年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation *テンペラ技法:卵などを固着剤として使った絵具で描く西洋絵画の伝統的な技法 アフ・クリントの生きた時代において、彼女が探求した眼に見えない実在とは、精神世界にのみ関わる重要事ではありませんでした。たとえばトーマス・エジソン(1847–1931)やニコラ・テスラ(1856–1943)による電気に関わる発明、ヴィルヘルム・レントゲン(1845–1923)によるX 線の発見、キュリー夫妻(ピエール[1859–1906]、マリー[1867–1934])による放射線の研究など、19世紀後半から20世紀初頭にかけて展開された科学分野における画期的な発明や発見の数々もまた、肉眼では見ることのできない世界の把握に関わるものでした。この時代のスピリチュアリズムなど神秘主義的思想には、こういった科学的実践と共通する探求として、関心が寄せられていた側面があるのです。 この精神的・科学的探究が、20世紀初頭の芸術運動、とりわけ抽象的、象徴的な表現に与えた影響は絶大なものでした。精神的世界と科学的世界、双方への関心を絵画として具現化した「神殿のための絵画」の存在こそ、アフ・クリントが今日、モダン・アートにおける最重要作家の一人として位置づけられる所以です。 〈白鳥〉 具象的な白鳥が抽象的、幾何学的形状に変化し、最後再び具象性に回帰するプロセスが全24点で表現されます。具象と抽象、光と闇、生と死、雄と雌といったアフ・クリントの関心事である二項対立とその解消が、さまざまなレベルで展開していきます。 《白鳥、SUWシリーズ、グループIX:パート1、No. 1》1914–15年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 《白鳥、SUWシリーズ、グループIX:パート1、No. 13》1915年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 《白鳥、SUWシリーズ、グループIX:パート1、No. 17》1915年 ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 4章 「神殿のための絵画」以降:人智学への旅 「神殿のための絵画」を1915年に完結させた後、アフ・クリントの制作は、いくつかの展開を見せます。1917 年の〈原子シリーズ〉や1920年の〈穀物についての作品〉などは、自然科学と精神世界双方への関心や、眼に見えない存在の知覚可能性という点において「神殿のための絵画」に連なるものですが、表現としては、より幾何学性や図式性が増しているのが特徴です。 1920年に介護していた母親が亡くなると、以前より関心を寄せていた神智学から分離独立した「人智学(じんちがく)」への傾倒を深め、1920年から30年にかけて人智学の本拠であるドルナッハ(スイス)に幾度も長期滞在します。人智学の創始者ルドルフ・シュタイナー(1861–1925)に、思想面だけでなく作品制作でも強い影響を受けたアフ・クリントは、幾何学的、図式的な作品から、水彩のにじみによる偶然性を活かし、色自体が主題を生み出すような作品へとその表現を変化させていきました。 《原子シリーズ、No. 10》1917年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation 5章 体系の完成へ向けて 1920年代に始まる水彩を中心とした制作は、人智学や宗教、神話に関わるような具体的モティーフを回帰させながら、晩年まで続きます。なかには《地図:グレートブリテン》のように、上空から見たイギリスへ、南東(ドイツ)から不吉な風を吹きかける人物が描かれた、後の第二次世界大戦を思わせるような予言的作品も残しています。 制作の一方で、1920年代半ば以降、アフ・クリントは自身の思想や表現について記した過去のノートの編集や改訂の作業を始めます。アフ・クリントの後半生においては、この編集者的、アーキビスト的作業が、あるいは制作以上に大事な仕事であったのではないかとも思われます。特に注目すべきは「神殿のための絵画」を収めるための建築物の構想です。制作が完了してからすでに15年以上経過した1930年代にもなお、作品を収める理想のらせん状の建築物について記し、建物内部の具体的な作品配置計画の検討も重ねていました。この神殿が実現することはありませんでしたが、こういった自らの思想の絶えざる編集と改訂の作業は、絵画制作を含むアフ・クリントの仕事全体が、いかに厳密な体系性を目指していたかの証左となるものでしょう。 1944年、1,000点をはるかに超える作品やノート類の資料などすべてを甥に託し、アフ・クリントは81歳の生涯を閉じました。 《無題》1934年ヒルマ・アフ・クリント財団By courtesy of The Hilma af Klint Foundation カタログ ヒルマ・アフ・クリント展 図録 刊行日:2025年3月4日価格:3,850円(税込) 仕様:A4変型、無線綴じオープンバック製本頁数:288ページ 言語:日本語、英語 発行:日本経済新聞社 目次 彼方よりの絵画|三輪健仁(東京国立近代美術館) 図版 1 章 アカデミーでの教育から、職業画家へ 2 章 精神世界の探求 3 章 「神殿のための絵画」4 章 「神殿のための絵画」以降:人智学への旅5 章 体系の完成へ向けて 認識の階梯:ヒルマ・アフ・クリントの絵画|岡﨑乾二郎(造形作家、評論家) 資料 ストックホルムの人智学協会におけるヒルマ・アフ・クリントの講演(1924 年12月6日頃) 人智学協会における絵画作品の紹介に際しての前置き(1937年4月16日) ヒルマ・アフ・クリントとその作品 年譜主要参考文献 作品リスト 開催概要 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー 2025年3月4日(火)~6月15日(日) 月曜日(ただし3月31日、5月5日は開館)、5月7日 10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00) 入館は閉館の30分前まで 一般 2,300円(2,100円)大学生 1,200円(1,000円)高校生 700円(500円) ( )内は20名以上の団体料金、ならびに前売券料金(販売期間:1月21日~3月3日)。いずれも消費税込み。 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。 キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金でご鑑賞いただけます。 本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)、コレクションによる小企画「フェミニズムと映像表現」(2Fギャラリー4)もご覧いただけます。 東京国立近代美術館の窓口では会期中の開館日に限り当日券を販売いたします。前売券の販売はございません。 前売券やスペシャルチケット、オンラインチケットや各種プレイガイドでのご購入方法は本展公式サイトをご確認ください。 下記の美術展・映画との相互割引を実施。チケット売り場でご購入の際、チケット/半券のご提示で、1枚につきヒルマ・アフ・クリント展当日券1枚を100円割引いたします。 美術展 「西洋美術、どこから見るか?」国立西洋美術館(上野公園) 「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」サントリー美術館(六本木) 「異端の奇才―ビアズリー」三菱一号館美術館(丸の内) 「ミロ展」東京都美術館(上野公園) 「岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」東京都現代美術館(木場公園)※4/29より、東京都現代美術館の3展セット券は適用外 映画 「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」ユーロスペース(渋谷) *使用前のチケット・使用後の半券いずれもご利用可能です。 *購入後の割引はできません。 *オンラインチケットのご購入に割引は適用されません。 *映画との相互割引については、高校生は対象外です。 *そのほかの割引との併用不可。 東京国立近代美術館、日本経済新聞社、NHK 大林組、DNP大日本印刷 ヒルマ・アフ・クリント財団 スウェーデン大使館

学校・団体向けプログラム
授業や行事、部活動で来館される中学生、高校生、大学生を対象に、所蔵作品展「MOMATコレクション」でスクールプログラムを行っています。来館目的、滞在時間や人数、ご希望などに応じてご提案しています。いずれのプログラムも来館の30日前までにお申込みが必要です。(企画展を扱うスクールプログラムは行っておりません。) スクールプログラムについて、詳細はこちら: 小学生の受入が可能な場合もあります。ご相談ください。 イラスト:永井ひでゆき スクールプログラム プログラム人数滞在時間の目安場所ギャラリートーク(30〜45分)10~70人90分以上所蔵品ギャラリーガイダンス(15分程度)20~140人45分以上講堂レクチャー(30〜60分)20~140人90分以上講堂 スクールプログラムのお申し込みはこちら: プログラム内容や人数等の条件をご確認のうえ、下記の申込フォームにてお申込みください。 受付は来館の30日前まで。申込多数の場合は先着順で対応します。 令和7(2025)年度のスクールプログラム 受入時期:〜2026年2月 ※5月までの受付は終了しました。 プログラム不要(観覧のみ)の場合はこちら(来館3日前まで受付): 団体観覧料について 小・中学生、高校生およびキャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員の所蔵作品展観覧料は無料です。また、教育目的の観覧は、引率する生徒・学生の料金が発生しないものに限り引率の教員も無料となります(職員証の身分証明書の提示が必要です)。企画展につきましては展覧会により設定が異なりますので、各展覧会のページをご確認ください。 キャンパスメンバーズについてはこちら: 観覧料についてのお問い合わせ 東京国立近代美術館 運営管理部渉外担当係電話:03-3214-2584 (受付時間:平日10:00-17:00) ギャラリートーク 場所:所蔵品ギャラリー人数:10~70人所要時間:30〜45分 作品をじっくり見るプログラム。少人数のグループに分かれて、トレーニングを受けたMOMATガイドスタッフ(当館ボランティア)と対話を通じて1〜3点の作品を鑑賞します。学習目的にあわせて作品等を決めるので、教員と教育普及室との事前の打ち合わせが必ず必要です。 ガイダンス 場所:講堂人数:20~140人 所要時間:15分程度 講堂でスライドを用いて、教育普及担当のスタッフが当館の概要を紹介します。初めての来館や人数が多い場合などにお勧めします。 レクチャー 場所:講堂人数:20~140人所要時間:30~60分 東京国立近代美術館の沿革や所蔵作品の特徴、教育普及活動などについて、教育普及担当のスタッフが話します。詳細は打ち合わせの上決定します。 美術館案内「ソーシャルストーリー」 主に発達障害の方とその家族に向けて、どなたでも美術館を楽しみながら過ごすことができるよう、当事者や医療関係の専門家の協力を得ながら作成しました。 入館から退館までの様子が、写真や文章で説明された冊子です。建物の内外でのルールを事前に知ることで、見通しを持って、安心して過ごすことができます。 下記よりPDFファイルをダウンロードできるほか、学校向けに印刷版もご用意しています。(印刷冊子をご希望の場合は、教育普及室までお問い合わせください) 「Social Story(ソーシャルストーリー)はじめて美術館にいきます。」企画・編集:国立アートリサーチセンター(ウェブサイト)編集:東京国立近代美術館 お問い合わせ 東京国立近代美術館 教育普及室メール: school@momat.go.jp電話:03-3214-2605 (受付時間:平日10:00-17:00)

所蔵作品画像の貸し出し
東京国立近代美術館の所蔵作品の画像を、書籍やメディア等でご使用いただくことができます。東京国立近代美術館は、DNPアートコミュニケーションズを通じて、所蔵作品画像を貸し出しています。問い合わせ先は以下の通りです。 問い合わせ先 (株)DNPアートコミュニケーションズ〒162-8001 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 下記のホームページからお問い合わせ・お申込みください。 電話番号:03-6735-6516(イメージアーカイブ画像受付専用、平日の9時30分~17時30分)ファックス:03-6735-6518(イメージアーカイブ画像受付専用) 下記の条件をご確認の上、申請の手続きを行ってください。 貸出条件 貸出目的以外の用途への使用を禁止いたします。 申請内容によっては、貸出不許可となる場合がございます。 使用は有償になります。また使用した印刷物、成果物等を1部ご提出頂きます。料金は「 DNPイメージアーカイブ画像貸出利用料金表」をご覧ください 使用にあたっては「東京国立近代美術館蔵」と明記して頂きます。 著作権保護期間中の作品はご利用者が自身で著作権者に許諾を得てください。当館が紹介、仲介することはありません。 寄託作品(原田直次郎《騎龍観音》と菱田春草《王昭君》)の画像利用申請、撮影(映像・写真)、映像二次利用(過去に撮影した映像素材の二次利用)の場合 寄託作品や登録美術品の画像利用申請や撮影(映像・写真)、映像二次利用(過去に撮影した映像素材の二次利用)に限り、当館美術課で対応いたします。申請内容によって料金が変わりますので「独立行政法人国立美術館特別観覧規則(PDF)」をご参照ください。1「特別観覧許可願」、2「誓約書」にご記入の上、東京国立近代美術館美術課までメールで申請してください。メールアドレス bijutsuka001@momat.go.jp

アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
1950年代から60年代にかけて、日本では女性美術家が前衛美術の領域で注目を集めました。これを後押ししたのは海外から流入した芸術運動「アンフォルメル(非定形)」でしたが、次いで「アクション・ペインティング」という様式概念が導入されると、女性画家たちは如実に批評対象から姿を消していくことになります。豪快さや力強さといった、男性性と親密な「アクション」の概念によって、伝統的なジェンダー秩序の揺り戻しが生じたのです。本展は、中嶋泉『アンチ・アクション─日本戦後絵画と女性画家』(2019年)で開示された視座を基軸に、日本の近現代美術史の再解釈を試みる企画です。ジェンダー研究の観点から美術史の読み直しを図る『アンチ・アクション』の見地を踏まえ、同書で取り上げられた草間彌生、田中敦子、福島秀子の三人をはじめ、これまで中心的に語られにくかったアーティストたちの活動に迫ります。今日の美術史研究の成果を広く紹介するととともに、作品の評価というものを考える視点を提供します。 山崎つる子《作品》1963年 兵庫県立美術館蔵(山村コレクション) 開催概要 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー 2025年12月16日(火)~2026年2月8日(日) 月曜日(ただし1月12日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月13日 10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00) 入館は閉館の30分前まで 東京国立近代美術館、朝日新聞社 豊田市美術館:2025年10月4日~11月30日 兵庫県立美術館:2026年2月28日~5月6日

国立工芸館研究補佐員公募(採用候補者決定次第募集締切)
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