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非情のオブジェ:現代工芸の11人
展覧会概要 戦後、さかんとなったいわゆる「オブジェ」の登場は、工芸に、造形芸術の広い視野において検証される契機をもたらしました。これにより「用途」という拘束から工芸は解き放たれ、自由な創造を保障する安全圏に送り込まれたかのようにみえました。 はたしてオブジェは工芸のひとつの終着点だったのでしょうか。 今回ご紹介する11人の作品は、いずれもすっきりとしていて軽く、そしてどこかプラスティックな印象をもたらします。ガラス、陶磁、染織と向き合う素材・技法は異なりますが、求められる形態やテクスチャーは、工芸制作のプロセスに重ね合わせた作家個々の感性や思考の軌跡として提示されています。その軽やかさは、さらなる高みへ飛躍しようとする意志の表出であり、薄さや透明感は、ものの核心に迫ろうとするまなざしが探り出した造形言語なのです。そこでは、かつての前衛的なオブジェ制作のうちに展開された詩情や隠喩、苦闘の影のようなものはほとんどみられません。物質の美しさに嘆じてもそのなかに沈みきることなく、わくわくと掻き立てられながら、ある線からはクール。そこに一種のセンスが生まれるのかもしれません。約80点。 ダンテ・マリオーニ《Blue Group Vase》1996 東京国立近代美術館蔵 田嶋悦子《Cornucopia 02-VI》2003 出品作家 伊村俊見 IMURA, Toshimi (1961- )上原美智子 UEHARA, Michiko (1949- )川口淳 KAWAGUCHI, Jun (1951- )清水真由美 SHIMIZU, Mayumi (1970- )高橋禎彦 TAKAHASHI, Yoshihiko (1958- )高見澤英子 TAKAMIZAWA, Hideko (1969- )田嶋悦子 TASHIMA, Etsuko (1959- )築城則子 TSUIKI, Noriko (1952- )新里明士 NIISATO, Akio (1977- )ボディル・マンツ MANZ, Bodil (1943- )ダンテ・マリオーニ MARIONI, Dante (1964- ) 築城則子《小倉縞木綿帯 月映、丹心、分水嶺》2003-4 イベント情報 アーティストトーク 築城則子 川口淳 清水真由美 髙見澤英子 高橋禎彦 田嶋悦子 ギャラリートーク(当館研究員によるガイド) 10月17日(日)、11月14日(日) タッチ&トーク(ボランティアによるガイド) 会期中の毎週水・土曜日「さわってみようコーナー」で出品作家による参考作品や制作資料などを手にとってご覧いただいた後、会場で見どころやさまざまなエピソードをご紹介します。 ◇ 各種トークはいずれも午後2時から工芸館会場にて◇ 参加費は無料(入館に際しては観覧料が必要です) 清水真由美《プレート》2003-4 高見澤英子《Glass Plants》2004 高橋禎彦《花のような》2004 新里明士《光の器》2004 人間国宝・巨匠コーナー 近代工芸やデザインを代表する作家を紹介するコーナーです。今回は黒田辰秋、平田郷陽、森口華弘、オットー・リンディッヒほか。 開催概要 2004年9月18日(土)~ 12月5日(日)月曜日休館但し、9月20日と10月11日は開館し、9月21日と10月12日は休館 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 東京国立近代美術館工芸館 東京国立近代美術館 電話03-5777-8600(ハローダイヤル)http://www.momat.go.jp/(東京国立近代美術館ホームページ) 一般 650(550/450)円、大学生350(250/200)円、高校生200(150/100)円小・中学生は無料 ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金、消費税込み* 東京国立近代美術館にて同時開催中の「近代日本の美術」もご覧いただけます (但し、10月4日~8日は展示替のため休館)* 11月3日(水・文化の日)は無料観覧日です
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動物のモチーフ
Stripes: Modern Crafts from the Museum Collection 展覧会情報 【展覧会主旨】「動物」は、人類が長く親しんできた、たいへん身近な造形モチーフです。工芸の分野でも、現在に至るまで、材料の特性を生かした細緻な虫や鳥、また、大胆なデフォルメを加えたユニークな姿の動物など、さまざまな動物表現が試みられています。動物たちがもつ愛らしさ、おかしみ、あるいは威厳などは、時代を超えて私たちの心を動かす力があるようです。 本展は、こうした動物モチーフに焦点をあて、所蔵作品を中心に、近代以降の工芸とデザインのなかから、動物にかかわるおよそ80点の作品を展示するものです。子どもたちの夏休みにあわせ、多彩なイベントも用意しています。 動物のモチーフ 東京国立近代美術館 工芸館 2004年7月3日(土)~9月5日(日) 午前10時~午後5時まで(入館は午後4時30分まで) 月曜日(7月19日は開館、翌日休館) 東京国立近代美術館工芸館〒102-0091東京都千代田区北の丸公園1-1 東京国立近代美術館 東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口 徒歩8分東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下駅」2出口 徒歩12分 一般200円(100円)/大学生70円(40円)/高校生40円(20円)( )内は20名以上の団体料金、いずれも消費税込み小・中学生および65歳以上は無料 7月4日(日)、8月1日(日)、9月5日(日) 電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)http://www.momat.go.jp/(東京国立近代美術館ホームページ) 関連イベント ■どうぶつ スタンプ・カード「たんけん!こども工芸館~わたしをさがして」 この夏の工芸館は、動物がいっぱい。着物のもようになっていたり、花びんに変身していたり…。動物たちの楽しいすがたを、いくつ見つけられるかな? 来館した小・中学生には、特製スタンプ・カードをプレゼントします。作品のモチーフになっている動物を探しながら、作品の制作方法や材料について学べる、楽しい鑑賞ガイドです。スタンプ・カードのおしまいに、「動物にがおえ大会」の参加用紙もついています。 【どうぶつスタンプ・カード配布期間】 7月3日(土)から(先着750名)【対象】 小学1年生~中学3年生 ■ワークショップ「つくろう!こども工芸館~ミニミニ・どうぶつ・かめん」 小学生対象の、お面づくりのワークショップです。壁掛けにもなる小さな仮面を粘土でつくります。 【日時】 8月17日(火) 午後1時~4時【講師】 結城美栄子さん(陶芸家・俳優)【対象】 小学1年生~6年生【定員】 15名(抽選)【応募方法】 住所・参加者氏名・学年・電話番号・保護者氏名を明記し、往復ハガキでお申込みください。 ◎しめきり 2004年7月20日(火)(消印有効)◎宛先 〒102-0091東京都千代田区北の丸公園1-1 東京国立近代美術館工芸館「ワークショップ係」【お問い合わせ】 03-3211-7781(ワークショップ係)※参加無料(ただし高校生以上の付き添いの方は入館に際して観覧料が必要です)※付き添いの方のご見学は会場の外からのみとなります。ご了承ください。 タッチ&トーク 工芸館のボランティアガイドスタッフがご案内をいたします。「さわってみようコーナー」で、参考作品や制作資料などを手にとってご覧いただいたあと、展示室にて、見どころや作品にまつわるエピソードなどをご紹介します。 【日時】 毎週水曜、土曜日 午後2時~(休館日を除く) ギャラリートーク ◎出品作家によるギャラリートーク 7月18日(日)14:00- 「動物モチーフと私の制作」 安藤泉(鍛金造形家) ◎当館研究員によるギャラリートーク 7月04日(日) 「文様の楽しみ」 今井陽子(当館主任研究官)7月11日(日) 「風景の中の小動物」 諸山正則(当館主任研究官)7月25日(日) 「形象と造形」 唐澤昌宏(当館主任研究官)8月01日(日) 「動物立体表現―古代から現代へ」 金子賢治(当館工芸課長)8月08日(日) 「動物をモチーフにした近代工芸の名品」 木田拓也(当館研究員)8月15日(日) 「モチーフ表現と素材」 冨田康子(当館客員研究員)8月22日(日) 「動物のイメージを楽しむ」 北村仁美(当館研究員) ※各日とも午後2時から工芸館会場にて※参加費は無料(入館に際しては観覧料が必要です)
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アール・デコの精華 : 所蔵作品展
展覧会要旨 1925年(大正14)パリでは「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称アール・デコ博覧会)」が開催されました。芸術と工業の融合、新しい時代の装飾美術の創造と産業の活性化を目的として開かれたこの博覧会を通じて、工芸・デザイン・建築などの幅広い分野で一世を風靡した装飾美術様式がアール・デコです。幾何学的な文様や形態に特徴を示すアール・デコ様式は、二つの世界大戦にはさまれた「狂騒の時代」とも呼ばれる1920年代のパリを舞台に、家具や工芸品、建築やポスターなど、さまざまな領域にわたって浸透していきました。この展覧会では、当館の所蔵品の中から、フランスのアール・デコを代表する作家――ルネ・ラリック、ジャン・デュナン、ピエール・シャロー、カッサンドルら――による家具、ガラス、陶磁器、銀器、ポスター等を展示するとともに、同時代にアール・デコの影響を受けた日本の工芸家たち――内藤春治、高村豊周とよちか、磯矢いそや阿伎良あきらら――の作品もあわせて紹介します。約80点 主な出品作家:ルネ・ラリック(ガラス)、ジャン・デュナン(漆)、ピエール・シャロー(家具)、カッサンドル(ポスター)、ジャン・ピュイフォルカ(銀)、ルネ・ビュトー(陶)、ジャン・カルリュ(ポスター)、杉浦非水ひすい(ポスター)、高村豊周とよちか(金工)、内藤春治(金工)、磯矢いそや阿伎良あきら(漆工)ほか ピエール・シャロー《書架机》1930年頃 内藤春治《壁面への時計》1927年 イベント情報 ギャラリートーク:工芸課研究員による 今井陽子 冨田康子 木田拓也 北村仁美 唐澤昌宏 諸山正則 ピエール・シャロー《書斎机、椅子》1928年頃 ドーム・クリスタル《剣先文トパーズ壺》1935年 ロジェ・デ・ヴァレリオ《シトロエン》1930年代 ルネ・ビュトー《幾何学文花瓶》1935-40年 ※各日午後2時から工芸館会場にて※参加費無料、ただし入館に際して観覧料が必要です ボランティア(工芸館ガイドスタッフ)による「タッチ&トーク」をはじめます 6月9日以降、会期中の毎週水・土曜日午後2時より、ボランティア(工芸館ガイドスタッフ)によるガイドを行います。「さわってみようコーナー」で制作工程の資料や参考作品など、さまざまな素材・技法の持ち味をお楽しみいただいた後、展覧会場に並ぶ作品の見どころやエピソードをご紹介いたします。時間は約60分を予定。 6月9日(水)、6月12日(土)、6月16日(水)、6月19日(土)、6月23日(水)、6月26日(土)※各日午後2時から工芸館会場にて※参加費無料、ただし入館に際して観覧料が必要です 開催概要 2004(平成16)年4月20日(火)~6月27日(日) 東京国立近代美術館工芸館〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園1-1 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 月曜日(ただし5月3日(月・祝)は開館。5月6日(木)は休館) 東京国立近代美術館 一般200円(100円)、大学生70円(40円)、高校生40円(20円)*( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込み*小・中学生および65歳以上は無料 5月2日(日)、5月18日(火)、6月6日(日) 地下鉄東西線「竹橋駅」下車徒歩8分(1b出口)地下鉄東西線・半蔵門線・都営地下鉄「九段下駅」下車徒歩12分(2番出口) 電話03-5777-8600(ハローダイヤル)http://www.momat.go.jp/(東京国立近代美術館ホームページ)
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近代工芸の名品–花 : 所蔵作品展
展覧会要旨 日本の近代工芸では、伝統の技術や様式を基としつつ芸術として豊かな個性を発展させたことが優れた特質となっています。なかでも工芸を彩る図案意匠は、典型的な伝統の意匠から作家が自由な創作を表したものまで実に多彩であり、その制作意識をも反映して工芸の魅力を高めてきました。 本展では、自然の四季折々の美しさと豊かな情感を表象する“花”という主題に焦点をあてます。当工芸館が所蔵する名品によって、近代日本の工芸の豊かな特質とともに作家が表現した美しさを明らかにいたします。十二代酒井田柿右衛門<色絵草花文蓋物>、北大路魯山人<金彩雲錦鉢>、平田郷陽<桜梅の少将>などの典型的な花を意匠としたものや、富本憲吉<色絵金銀彩四弁花文壷>、松田権六<蒔絵桜鳥平卓>、稲木東千里<木製筥>、木村雨山<訪問着 群>、大木秀春の帯留や髪飾りなどの伝統の用と美を表したもの、楠部彌弌<彩埏花瓶 夏日>、藤田喬平<飾筥 菖蒲>、高橋節郎<陽春賦>などの花を叙情的に描写したもの、そして三代徳田八十吉<耀彩華文鉢>、岩田藤七<黒牡丹>、八幡はるみ<南の風>などの心象として花を表現したものなど、約100点で構成いたします。 なお、染織作品は会期半ばで展示替えをいたします。 高橋節朗《陽春賦》1985年館蔵 森口華弘《縮緬地友禅訪問着 菊》1970年館蔵(前期陳列予定) 出品リスト 品目作家名作品名制作年備考第一室<展示期間:2004.2.10~4.11>金工桂光春(1871~1962)女郎花帯留不詳寄託作品金工桂光春(1871~1962)桜帯留不詳寄託作品金工大木秀春(1895~1968)紫陽花衿飾1918-43年金工大木秀春(1895~1968)想花玉虫装塡胸飾1918-43年金工大木秀春(1895~1968)花ブローチ1944-68年金工大木秀春(1895~1968)梅花髪飾1918-43年金工大木秀春(1895~1968)紫陽花髪飾1918-43年金工大木秀春(1895~1968)想花束髪差1918-43年金工大木秀春(1895~1968)桔梗金具1918-43年金工大木秀春(1895~1968)紫陽花帯留1918-43年金工大木秀春(1895~1968)金具 蘭1918-43年金工大木秀春(1895~1968)想花帯留1918-43年金工大木秀春(1895~1968)菊帯留1918-43年金工大木秀春(1895~1968)梅花帯留1918-43年金工大木秀春(1895~1968)梅花帯留1918-43年金工大木秀春(1895~1968)金具 椿1962年頃金工大木秀春(1895~1968)金具 蘭1960年金工大木秀春(1895~1968)古代文様髪飾1953年頃金工大木秀春(1895~1968)菊帯留1937年頃金工大木秀春(1895~1968)蘭帯留1935年頃金工大木秀春(1895~1968)梅帯留1935年頃金工大木秀春(1895~1968)菊帯留1944-68年金工大木秀春(1895~1968)蘭帯留1944-68年第一室<展示期間:2004.2.10~3.14>染織志村ふくみ(1924~)紬織着物 梅の段1981年染織中村勝馬(1894~1982)縮緬地梅文黒留袖1969年染織古賀フミ(1927~)佐賀錦松皮菱文帯 春匂う1978年染織森口華弘(1909~)縮緬地友禅訪問着 菊1970年染織木村雨山(1891~1977)縮緬地友禅あおい文振袖1971年染織芹沢銈介(1895~1984)芭蕉布地型絵染花蝶魚文着物1958年染織喜多川平朗(1898~1988)打掛唐織萌黄地牡丹文1963年染織稲垣稔次郎(1902~1963)型絵染野草の図屏風1959年第一室<展示期間:2004.3.16~4.11>染織北村武資(1935~)亀甲花文経錦着尺1983年染織原田麻那(1922~)着物 雪月花1977年染織玉那覇有公(1936~)苧麻でいごに蝶文紅型帷子1979年染織鈴田照次(1916~1981)紬地木版摺ほととぎす文着物1973年染織森口華弘(1909~)縮緬地友禅花丸文着物 薫影1959年染織平良敏子(1921~)芭蕉布 田舟花合わせ模様1964年染織喜多川平朗(1898~1988)紅地鳥蝶唐花文錦1960年染織喜多川平朗(1898~1988)黄地牡丹文倭錦1960年染織鎌倉芳太郎(1898~1983)印金紅型秋草文長着1961年第二室<展示期間:2004.2.10~4.11>金工佐々木象堂(1882~1961)蝋型鋳銀置物 蕾1961年工芸資料石黒宗麿(1893~1968)一行書 一華不落1940-49年頃参考出品漆工三田村自芳(1886~1979)春秋蒔絵茶箱1950年頃漆工三田村自芳(1886~1979)春秋蒔絵茶器1950年頃漆工小川松民(1847~1891)松竹梅漆画会席飯汁椀1881年漆工松田権六(1896~1986)螺鈿桜文椀1966年漆工松波保真(1882~1954)乾漆菊形中次1952年頃漆工松田権六(1896~1986)蒔絵螺鈿有職文飾箱1960年漆工磯井如真(1883~1964)蒟醤草花文八角食籠1956年人形平田郷陽(1903~1981)桜梅の少将1936年陶磁三輪壽雪(十一代休雪)(1910~)萩灰被花入1997年参考出品陶磁十三代酒井田柿右衛門(1906~1982)色絵草花文大鉢1975年陶磁十二代今泉今右衛門(1897~1975)色鍋島うつ木文大皿1962年陶磁十二代酒井田柿右衛門(1878~1963)色絵草花文蓋物1957年陶磁十二代今泉今右衛門(1897~1975)色鍋島更紗文八角大皿1962年陶磁板谷波山(1872~1963)彩磁延寿文水指1942年陶磁北大路魯山人(1883~1959)色絵牡丹文鉢1935年頃陶磁北大路魯山人(1883~1959)金彩雲錦鉢1951年木工前田南斉(1880~1958)桐遠州棚1956年第三室<展示期間:2004.2.10~4.11>金工長野垤志(1900~1977)四季花文だつま釜1960年漆工山永光甫(1889~1973)乾漆捻梅鉢1935年頃寄託作品漆工山永光甫(1889~1973)乾漆布目菊形鉢1935年頃寄託作品漆工室瀬和美(1950~)きすげ蒔絵小箪笥1991年漆工松田権六(1896~1986)蒔絵松桜文棗1969年漆工松田権六(1896~1986)蒔絵桜鳥平卓1956年漆工大場松魚(1916~)平文小箪笥1963年漆工音丸耕堂(1898~1997)彫漆銀連糸茶入1963年漆工音丸耕堂(1898~1997)彫漆貝母文菓子器1960年頃陶磁塚本快示(1912~1990)青白磁彫花鉢1990年陶磁田村耕一(1918~1987)銅彩蓮文大皿1985年陶磁石黒宗麿(1893~1968)赤絵茶碗1956年頃陶磁富本憲吉(1886~1963)色絵薊文角鉢1938年陶磁加藤土師萌(1900~1968)色絵金彩団花文飾壺1965年陶磁藤本能道(鉄釉黒彩大皿1964年陶磁浜田庄司柿釉丸紋大平鉢1959年陶磁富本憲吉(1886~1963)色絵金銀彩四弁花文飾壺1960年陶磁田村耕一(1918~1987)鉄釉蝋抜梅文大皿1960年陶磁加藤土師萌(1900~1968)紅地金襴手菊花文飾壺1961年陶磁荒川豊蔵(1894~1985)志野菊香合1952年木工稲木東千里(1892~1979)木製筥1936年寄託作品木工秋山逸生(1901~1988)縞黒檀珠文八角箱1987年寄託作品第四室<展示期間:2004.2.10~4.11>ガラス藤田喬平(1921~)飾筥 菖蒲1973年ガラス岩田久利(1925~1994)金赤三色花文鉢1976年漆工本間蕣華(1894~1991)浄飾筥1966年漆工音丸耕堂(1898~1997)彫漆色紙箱 カトレヤ1992年漆工田口善国(1923~1998)カサブランカ蒔絵飾箱1994年漆工室瀬春二(1911~1989)華文漆卓1947年漆工寺井直次(1912~1998)夕顔書類箱1957年漆工高橋節郎(1914~)陽春賦1985年漆工増村益城(1910~1996乾漆花蓋物1978年漆工田所芳哉(1912~1993)乾漆高台蓋物1965年漆工高野松山(1889~1976)牡丹木地蒔絵手箱1956年陶磁吉田喜彦(1936~)黒陶蓮弁1992年寄託作品陶磁吉田喜彦(1936~)黒陶しのぎ手蓮弁1992年陶磁吉田喜彦(1936~)黒陶蓮弁1992年陶磁林敏夫(1933~)彩磁牡丹文壺1991年寄託作品陶磁宮之原謙(1898~1977)釉彩華文壺1963年寄託作品陶磁十三代今泉今右衛門(1926~2001)色絵薄墨珠樹文蓋付瓶1989年陶磁宮下善寿(1901~1988)白彩梅文花瓶1955年陶磁叶光夫(1903~1970)白釉扁壺 雪の朝1955年陶磁楠部彌弌(1897~1984)彩埏花瓶 夏日1976年陶磁六代清水六兵衛(1901~1980)秋叢花瓶1970年第五室<展示期間:2004.2.10~4.11>ガラス野田由美子(1956~)春の息吹き1987年ガラス岩田藤七(1893~1980)黒牡丹1964年漆工黒田辰秋(1904~1982)赤漆流稜文飾箱1957年頃染織八幡はるみ(1956~)南の風1994年染織八幡はるみ(1956~)食卓1994年染織福本繁樹(1946~)花信風 '91-A、B1991年染織芹沢銈介(1895~1984)紬地型絵染二曲屏風 四季1960年陶磁三代徳田八十吉(1933~)燿彩華文鉢1991年陶磁六代清水六兵衛(1901~1980)古稀彩飾皿 秋叢1975年陶磁六代清水六兵衛(1901~1980)古稀彩飾皿 春魁1975年陶磁田嶋悦子(1959~)Cornucopia 02-XI2002年陶磁松井康成(1927~2003)晴白練上壺1989年陶磁松井康成(1927~2003)練上瑠璃光大壺1999年名品コーナー(第六室)<展示期間:2004.2.10~4.11>竹工生野祥雲斎(1904~1974)紫竹まがき華籃1968年陶磁川喜田半泥子(1878~1963)志野茶碗 赤不動1949年陶磁富本憲吉(1886~1963)色絵金銀彩羊歯文八角飾箱1959年陶磁浜田庄司(1894~1978)青釉十字文大鉢1958年陶磁石黒宗麿(1893~1968)黒釉葉文茶碗1940年頃寄託作品人形堀柳女(1897~1984)瀞1959年ガラス各務鑛三(1896~1985)クリスタル花瓶1962年漆工松田権六(1896~1986)蒔絵槇に四十雀模様二段卓1972年金工高村豊周(1890~1972)鼎1955年金工長野垤志(1900~1977)矢筈釜1958年染織平良敏子(1921~)芭蕉布斜角取縞絣着物1970年染織上野為二(1901~1960)一越縮緬地友禅訪問着 寿山の曙1958年名品コーナー(第六室)<展示期間:2004.3.16~4.11>染織志村ふくみ(1924~)紬織着物 湖北残雪(白)1981年 イベント情報 【ギャラリートーク】:工芸課研究員による 今井陽子 木田拓也 冨田康子 唐澤昌宏 諸山正則 北村仁美 ※各日午後2時から工芸館会場にて※聴講無料、ただし入館に際し観覧料が必要です 喜多川平朗《紅地鳥蝶唐花文錦》1960年館蔵(後期陳列予定) 八幡はるみ《南の風》1994年館蔵 【ワークショップ~〈花〉を染める~】 ワークショップは終了致しました. 「シェイプド・ダイ」(しぼり染めの一種)の方法で、自由に花をイメージして布を染めます。 八幡はるみさん(染色作家) 3月21日(日)午後1時~4時 現在小学4年生から中学3年生まで 15名 無料(但し、高校生以上の付き添いの方は、入館に際し観覧料が必要となります) 往復ハガキでお申込みください。先着順で15名の方にご参加いただきます。 〒102-0091東京都千代田区北の丸公園1-1東京国立近代美術館工芸館「ワークショップ」担当係 お知らせ ●名品コーナーを設けました。富本憲吉、松田権六、竹久夢二、またルネ・ラリックやカッサンドルなど、近代工芸およびデザインを代表する作家の作品をこれから年間を通してご覧いただけます(展示替えあり)。 開催概要 2004(平成16)年2月10日(火)~4月11日(日) 東京国立近代美術館工芸館〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園1-1 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 月曜日(3月29日、4月5日は開館) 東京国立近代美術館 一般200円(100円)、大学生70円(40円)、高校生40円(20円)*()内は20名以上の団体料金消費税込み*小・中学生および65歳以上は無料 3月7日(日)、4月4日(日) 営団地下鉄東西線「竹橋駅」下車徒歩8分(1b出口)営団地下鉄東西線・半蔵門線・都営地下鉄「九段下駅」下車徒歩12分(2番出口) 電話03-5777-8600(ハローダイヤル)http://www.momat.go.jp/(東京国立近代美術館ホームページ)
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近代工芸の百年 : 所蔵作品展
概要 日本の近代工芸は、技巧の粋を尽くした明治時代の華麗な工芸品に始まり、やがて作家としての目覚めの時代を経て、多様な表現の場へと展開してきました。 1920年代には、作者の内面を表現しようとする試みとともに、民芸運動のように、工芸を通して正しい社会のあり方を提言しようとする動きもあらわれてきます。戦後は、伝統への意識が高まる一方で、〝オブジェ〟という、これまでの工芸にない新しい表現が登場し、工芸独自の可能性が、さまざまな面から探られるようになりました。 今日では、工芸という分野に見られる独特な精神性を、美術史全体の問題として見直そうとする視点が示されているほか、素材や技術の意味に注目した新しい造形論も、さかんに論じられています。本展では、工芸に対するこのような新しい視点を盛り込みつつ、約90点の作品によって、日本の近代工芸のあゆみを紹介します。 I 明治の技巧――初代永澤永信(寄託作品)・初代宮川香山ほかII 大正・昭和[図案家から工芸家へ/民芸運動の作家たち]――広川松五郎・河井寛次郎ほかIII 工芸のモダニズム――磯矢阿伎良・高村豊周ほかIV 戦後の工芸[伝統/生活/造形]――金重陶陽・森正洋・八木一夫ほかV 素材からの出発[ファイバー/クレイ]――久保田繁雄・井上雅之ほかVI 1990年代以降の表現――小川待子・大村俊二・古伏脇司ほか 出品作品リスト 第一室〈明治の技巧〉19世紀 ジャポニスム 万国博 殖産初代宮川香山(1842~1916)鳩桜花図高浮彫花瓶 一対1871-82頃 初代永澤永信(1861~1919)白磁籠目花鳥貼付飾壺1877頃寄託作品 山川孝次(1828~1882)金銀象嵌環付花瓶1877頃登録美術品 駒井音次郎(1842~1917)鉄地金銀象嵌人物図大飾皿1876-85頃登録美術品 金森宗七(1821~1892)花鳥文様象耳付大花瓶1892頃登録美術品 鈴木長吉(1848~1919)十二の鷹1893年 露出木村雨山(1891~1977 )一越縮緬地花鳥文訪問着1934年 小宮康助(1882~1961)よろけ縞1958年 板谷波山(1872~1963)霙青磁牡丹彫文花瓶1925年 二代宮川香山(1859~1940)窯変洋紅釉花瓶1926年 第二室〈図案家から工芸家へ〉明治初年頃生まれの作家 帝展以前の作品⇒大正・昭和の作品へ六角紫水(1867~1950)漆画丸盆1924年 六角紫水(1867~1950)金胎蒔絵唐花文鉢1935年頃 松田権六(1896~1986)蒔絵福寿草文小盆1911年 松田権六(1896~1986)獅子蒔絵香●1916年 松田権六(1896~1986)蒔絵鷺文飾箱1961年 香取秀真(1874~1954)雷文鋳銅花瓶1931年 香取正彦(1899~1988)鋳銅花器1930年 香取正彦(1899~1988)青銅回文菱花器1963年 広川松五郎(1889~1952)臈染文武紋壁掛1930年 壁富本憲吉(1886~1963)染付祖師ヶ谷風景飾壺1929年 富本憲吉(1886~1963)柿釉金彩小壺1931年 富本憲吉(1886~1963)白磁八角蓋付壺1932年 富本憲吉(1886~1963)色絵薊文角鉢1938年 第二室〈民藝運動の作家たち〉大正・昭和の作品リーチ、 バーナード(1887~1979)ティー・セット1920-29頃 河井寛次郎(1890~1966)花鳥図壺1926年頃 芹沢〓介(1895~1984)四曲屏風ばんどり1958年 和室浜田庄司(1894~1978)刷毛目珈琲椀セット1925年 第三室〈工芸のモダニズム〉1900年前後まれの作家 大正・昭和の作品藤井達吉(1881~1964)草花図屏風1916-20頃 高村豊周(1890~1972)鋳銅双耳花瓶1920年 高村豊周(1890~1972)青銅花瓶(mtk607)1926頃 内藤春治(1895~1979)壁面への時計1927年 杉田禾堂(1886~1955)用途を指示せぬ美の創案1930年 磯矢阿伎良(1904~1987)花文棚1930年 磯矢阿伎良(1904~1987)バイオリン・ケース1931年 磯矢阿伎良(1904~1987)はないかだ文様長手箱1934年 北原千鹿(1887~1951)双魚衝立1932年 露出豊田勝秋(1897~1972)鋳銅広間用花さし1933年 豊田勝秋(1897~1972)鋳銅花生B1937年 岩田藤七(1893~1980)彩色壺1935年 山崎覚太郎(1899~1984)喫煙具1935頃 佐藤潤四郎(1907~1988)鍛鉄硝子吹込花瓶1940年 初代松本佐吉(1884~1942)彩果文花瓶1937年 第四室〈戦後の工芸1―古典への志向〉戦後~60年代の作品石黒宗麿(1893~1968)黒釉褐斑鳥文鉢1958年 三輪休和(1895~1981)萩茶碗1958年 喜多川平郎(1898~1988)紅地鳥蝶唐花文錦1960年 荒川豊蔵(1894~1985)瀬戸黒茶碗1959年 金重陶陽(1896~1967)備前水指1960頃 加守田章二(1933~1983)立法壺1969年 生野祥雲斎(1904~1974)竹華器 怒涛1956年 林尚月斎(1911~1986)鉄脚盛器1953年 金森映井智(1908~2003)象嵌鋳銅花器1992年 第四室〈戦後の工芸2―造形〉戦後~60年代の作品鈴木治(1926~2001)双頭壺1952年 森野泰明(1934~)海碧1952年 八木一夫(1918~1979)黒陶 環1967年 熊倉順吉(1920~1985)力つきて1969年 藤田喬平(1921~)虹彩1963年 第四室〈戦後の工芸3―生活〉戦後~60年代の作品森正洋(1927~)G型しょうゆさし1958年 森正洋(1927~)ファンシーカップ1969年 淡島雅吉(1914~1979)しづくガラスと氷入れ1958年 有岡良益(1930~)しろいうつわ1970年 第五室〈素材からの出発1―ファイバー〉小名木陽一(1931~)赤い手ぶくろ1976年 露出(壁)久保田繁雄(1947~)The weaving spaceII1988年 露出第五室〈素材からの出発2―クレイ〉秋山陽(1953~)地質時代1994年 露出井上雅之(1957~)タイトルなし 露出第六室〈1990年代以降の表現〉深見陶治(1947~)遥カノ景〈望〉1993年 露出古伏脇司(1961~)草舟98-011998年 露出藤田敏彰(1959~)MELT1988年 栗木達介(1943~)銀緑彩文壺・壺態Ⅲ1988年 高橋禎彦(1958~)ARC1993頃 重松あゆみ(1958~)骨の耳’96-11996年 松井康成(1927~2003)練上嘯裂文茜手大壺1981年 小川待子(1947~)90U1990年 関島寿子(1944~)無題かごNo.3961994年 長谷川潤子(1964~)ホワイト・プレート1994年 大村俊二(1962~)流(Ryu)IX2001年 橋本真之(1948~)重層運動膜(内的な水辺)1982-83年 ロビー狩野智宏(1958~)Free Form00051999年 開催概要 2003年12月9日(火)-2004年2月1日(日) 毎週月曜日(但し1月12日は開館し、1月13日は休館)、年末年始(12月29日-1月1日) 午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで) 東京国立近代美術館工芸館(東京都千代田区北の丸公園1-1) 地下鉄東西線 竹橋駅1b出口徒歩8分地下鉄東西線・半蔵門線・都営新宿線 九段下駅2番出口徒歩12分 一般200円(100円)、大学生70円(40円)、高校生40円(20円)( )内は20名以上の団体料金、いずれも消費税込み/小・中学生および65歳以上は無料 1月4日(日)、2月1日(日) Phone 03-5777-8600(ハローダイヤル)またはhttp://www.momat.go.jp/
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現代の木工家具:スローライフの空間とデザイン
開催主旨 今日、木工の作家らによる家具は、生活空間にもっとも親密でありかつ新鮮な、現代の造形分野として急速に発展してきました。木という素材の特質や自然観、美しさへの従順な思考を個性的な表現へと結びつけた家具の制作が明らかとなっています。近年、従来の性急な経済性や合理性の追求とは異なって、一般の居住や生活空間に対して自然で精神的な豊かさが再認識されまたライフスタイルの個性化が提唱されるなか、長い成長の現われである木という自然素材への確固たる信念と美に対する理想を掲げて自己の制作に徹する木工家らの制作姿勢も注目されています。 わが国の家具は、伝統の木工芸作家黒田辰秋や民藝家具の池田三四郎、日系二世で国際的な家具作家ジョージ・ナカシマ、デンマークのデザイナーのハンス・ウェグナーらを先達として、また建築家らデザイナーによる生産家具が大きな指標となってきました。そうしたなか、家具を専門とした木工家らは1970-80年代頃から次々と自らの工房をかまえ、独自の自由な創作を表明して個性的な活動を繰り広げてきました。単なる注文に随従した制作ではなく、伝統木工を基調とする制作や造形上の創作性やデザイン性を高めた制作において、明快な家具としてのメッセージを示しつつ固有のアイデンティティとオリジナリティを獲得しています。 本展では、家具作家の先駆として活躍してきた早川謙之輔をはじめ、現代に家具という造形芸術の分野を主導的に開拓してきた作家9名をとりあげます。テーブルや椅子、棚・キャビネット、机、箱もの等、その造形のうえで今日的な指標となっている制作品約70点で構成いたします。家具を総体的にとりあげる企画展としては初めてとなりますが、その優れた造形の本質と将来の可能性を展望いたします。 出品作家 (生年順) 早川はやかわ謙之けんの輔すけ(1938生、岐阜・付知)小島こじま伸しん吾ご(1947生、埼玉・飯能)谷たに進しん一郎いちろう(1947生、長野・小諸)中村なかむら好文よしふみ(1948生、東京・大田)高橋たかはし三太郎さんたろう(1949生、北海道・札幌)村上むらかみ富とみ朗お(1949生、長野・御代田)徳永とくなが順男としお(1952生、兵庫・吉川)富田とみた文ふみ隆たか(1953生、群馬・境)須田すだ賢司けんじ(1954生、群馬・甘楽) 出品作家 略歴 早川 謙之輔 岐阜・付知町在住 岐阜県付知町生まれ 黒田辰秋の知遇を得る 杣工房設立 個展「盆」開催(東京青山・ギャラリーアメリア)以降隔年に同所で「額縁」「座卓」などをテーマとした個展開催。 白井晟一設計石水館(静岡市立芹沢銈介美術館)の天井張り等の内装を行う 個展「チェスト・椅子」開催(東京・ギャラリーアメリア、以降1989年第5回展まで開催) 著書『木工のはなし』刊行(新潮社) 小島 伸吾 埼玉・飯能市在住 東京・青山生まれ 武蔵野美術短期大学専攻科卒業 大阪・松村木工に勤務 個展「盆」開催(東京青山・ギャラリーアメリア)以降隔年に同所で「額縁」「座卓」などをテーマとした個展開催。 埼玉・飯能市に工房設立(1972年現在地に移転)初個展開催(東京吉祥寺・東急百貨店) 個展開催(東京青山・スパイラルガーデン)東京造形大学講師 谷 進一郎 長野・小諸市在住 東京都生まれ 武蔵野美術大学で家具デザインを学んだ後に松本民芸家具で修業 群馬県に工房設立(1975年現在地に移転) 個展開催(東京新宿・小田急ハルク) 国展工芸部奨励賞受賞 個展開催(東京赤坂・乾ギャラリー) 中村 好文 東京・大田区在住 千葉県生まれ 武蔵野美術大学建築学科卒業 東京都立品川職業訓練校木工科で学ぶ 吉村順三設計事務所に勤務 レミングハウス設立 第18回吉田五十八賞特別賞受賞 日本大学生産工学部教授 家具展~桐づくし~開催(東京新宿・リビングデザインギャラリーOZONE) 高橋 三太郎 札幌市在住 名古屋生まれ 北海道大学中退 家具工房santaro設立初個展開催(札幌丸善) 札幌・芸術の森クラフト公募展大賞受賞 個展「santaro・works展」開催(東京六本木・AKIS) 個展「15 YEARS 15 CHAIRS」開催(東京・銀座松屋デザインギャラリー) 第2回暮らしの中の木の椅子展優秀賞受賞 村上 富朗 長野・御代田町在住 長野・丸子町生まれ 家業の木工業を継ぐ ニューヨークのキャビネットメーカーで家具製作に従事 個展開催(東京・三春堂ギャラリー) 個展開催(前橋市スペースエヴァ) 徳永 順男 兵庫・吉川町在住 兵庫県生まれ 岩手大学農学部卒業京都・竹内碧外に師事 初個展開催(大阪・ギャラリー井上)兵庫・吉川町に工房設立 日本工芸会正会員認定 個展開催(大阪セントラルギャラリー) 個展開催(東京・日本橋高島屋) 富田 文隆 群馬・境町在住 群馬県生まれ スウェーデン・カールマルムステン工芸学校で家具製作を始める 群馬・粕川村に工房設立 初個展開催(高崎) 個展開催(東京銀座・ギャラリーアートポイント) 個展開催(東京九段・夏目美術店) 須田 賢司 群馬・甘楽町在住 東京都生まれ 東京都立工芸高等学校卒業父須田桑翠に師事 独立日本工芸会正会員認定 北海道立近代美術館「箱で考える」展グランプリ受賞 個展開催(東京銀座・和光) 群馬・甘楽町に工房を移す 第41回日本伝統工芸展奨励賞受賞 東京芸術大学大学院非常勤講師 イベント情報 作家座談会 9月20日(土)午後2時から本館講堂にて 聴講無料出品作家による ギャラリートーク作家座談会 早川謙之輔(木工家、出品作家) 諸山正則(工芸課主任研究官) 中村好文(建築家・家具デザイナー、出品作家) 高橋三太郎(木工家、出品作家) 唐澤昌宏(工芸課主任研究官) *午後2時から工芸館会場にて 聴講無料、ただし入館に際し観覧料が必要です 開催概要 2003(平成15)年9月20日(土)~ 11月30日(日)午前10時~午後5時(入館は、午後4時30分まで)月曜休館、ただし10月13日(月)、11月3日(月)、11月24日(月)は開館、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)は休館 東京国立近代美術館工芸館〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園1-1 営団地下鉄東西線「竹橋駅」下車徒歩8分(1b出口)営団地下鉄東西線・半蔵門線・都営地下鉄「九段下駅」下車徒歩12分(2番出口) 東京国立近代美術館 ジャム・ファクトリー・コンテンポラリー・クラフト・アンド・デザイン 一般630円(510円)、大学生340円(250円)、高校生250円(140円)*( )内は20名以上の団体料金 消費税込み*小中学生無料 11月3日(月、文化の日)
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三代藍堂 宮田宏平展―金属造形の先駆け
概要 工芸館では今年度より現代の工芸家を積極的に紹介することを目的とした新たなシリーズを展開します。その第一回目として金属作家、三代宮田藍堂を採り上げます。 三代藍堂は1926(大正15)年、代々鋳金を家業とする佐渡の家に生まれました。東京美術学校在学中には《月兎三趣釣花生》で日展の特選を受賞し、華やかなデビューを飾ります。 藍堂が継承する鋳金技法は、蜜蜂の巣からとれる蜜蝋に松脂を混ぜたもので原型を制作する蝋型鋳金です。季節の変化や制作する作品にあわせて、蝋の固さや粘りを微妙に変え、自由に形を生み出すには非常な熟練を要します。 こうした伝統的な鋳金技法を受け継ぐ一方、常に時代の感覚を追求し制作を続けてきました。その活動は、古美術研究旅行中に奈良で見た廃寺をモチーフとした《千手観音堂》(京都国立近代美術館蔵、1970年)に代表されます。現代をとらえる諧謔と奇知の精神は、この時代に制作された一連の金属造形にあふれています。同時にこれらの作品で工芸における新しい動きをリードしました。20世紀、工芸で使用される素材によって「用」を前提としないオブジェを生み出した集団として陶芸の分野では走泥社がよく知られていますが、日展の美術工芸部門でも同様の動きがありました。そこではまず金属を素材とする若手作家たちが中心となってオブジェの制作が推し進められましたが、藍堂はその一人として活躍します。 その後も金属だけでなく幅広い素材を取り入れ自由で旺盛な創作活動を続けています。本展では、アクセサリーを含む初期から現在までの多彩な活動を約100点の作品で振り返ります。 イベント情報 夏休みこども工芸館プログラム 会期中に来館した小学生には、「三代藍堂 宮田宏平」展にあわせて制作したワークシートをさしあげます。楽しみながら宮田藍堂の作品の魅力にせまることができるこどものための展覧会セルフガイドです。 開催概要 「三代藍堂 宮田宏平展―金属造形の先駆け」 同時開催 所蔵作品展:近代日本の工芸―戦後の金工 2003(平成15)年7月8日(火)~9月7日(日)午前10時~午後5時(入館は、午後4時30分まで)〈月曜休館、ただし7月21日(月)は開館、翌日休館〉 東京国立近代美術館工芸館〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園1-1 地下鉄東西線「竹橋駅」下車徒歩8分(1b出口)地下鉄東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」下車徒歩12分(2番出口) 東京国立近代美術館 新潟県立近代美術館 一 般 = 200円(100円)、 大学生 = 70円(40円)、 高校生 = 40円(20円)* ( )内は20名以上の団体料金* 小中学生無料 8月3日(日)、9月7日(日) 7月 8日(火) 三代藍堂 宮田宏平7月19日(土) 樋田豊次郎(京都工芸繊維大学助教授)7月26日(土) 冨田康子(当館客員研究員)8月 2日(土) 木田拓也(当館研究員)8月16日(土) 北村仁美(当館研究員)8月30日(土) 小見秀男(新潟県立近代美術館 学芸課長) *午後2時から工芸館会場にて 聴講無料、但し入館に際し観覧料が必要です お問合せ: 電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)http://www.momat.go.jp/(東京国立近代美術館ホームページ)
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採用情報
国立美術館 【国立美術館】国立工芸館任期付研究員(教育普及担当)公募(2022.9.30締切) (PDF/193 kB) 履歴書(別紙様式1) (XLS/17 kB) 研究業績調書(別紙様式2) (XLS/11 kB) 東京国立近代美術館 東京国立近代美術館企画課研究補佐員(司書)公募(R4.9.5〆切) (PDF/147 kB) 独立行政法人 国立美術館 研究員公募 独立行政法人 国立美術館 研究員公募一覧 JRECIN(研究者人材データベース)
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令和6年能登半島地震により被災された皆さまおよび関係者の方々へ
令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に、深く哀悼の意を表します。 ご遺族の方々には謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆さまの安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。 国立工芸館は、1月5日(金)まで安全確認のため臨時休館しておりましたが、1月6日(土)より通常開館しております。 あたたかいご支援、お言葉をいただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。 令和6年1月10日 国立工芸館館長 唐澤昌宏
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本日より開館します
館内の安全が確認できたため、本日より開館します。皆さまお気をつけてご来館ください。
