の検索結果

の検索結果

No image

韓国現代絵画展

国別による現代美術の動向を紹介する特別展の一環として催された。アジア諸国の現代美術が、この当時欧米の美術に眼を向けていたのは自然なことだったが、一方で伝統の中に埋没しようとする潜在力を引き出すために、お互いの提携が必要になってくると考えられた。本展は、20代、30代の前衛作家と40代のモダニストによって支えられた韓国の現代美術を紹介し、日韓両国のより深い相互理解と協力を促す意図をもって企画された。 開催概要 東京国立近代美術館 1968年7月19日‒9月1日(39日間) 8,220人(1日平均211人) 大韓民国大使館 25.8×18.3cm(32)p. 78点 金相游 金宗学 金薫 金永周 郭仁植 権玉渕 崔栄林 丁昌燮 全晟雨 南寛 河鍾顕 朴栖甫 卞鍾夏 劉康烈 劉永国 尹明老 李禹煥 李寿在 李世得 李聖子/20人

No image

同時陳列 日本におけるダダイスムからシュルレアリスムへ

開催概要 東京国立近代美術館 1968年6月1日‒7月14日(38日間) 26.2×18.2cm(2つ折り、折りたたみ時) 42点 靉光 北脇昇 古賀春江 仲田定之助 中原実 福沢一郎 村山知義/7人

No image

ダダ展:世界のダダ運動の記録

第一次世界大戦中に起こったダダイスムは、合理の蓄積の上に立ってきた既成の美術に対して強い反抗を示し、それまでまったくみなかった表現の手段や素材を発見して、その後の前衛美術の展開を促進した。この反芸術運動の発展経過を、その当事者の一人であったハンス・リヒター(1888‒1976)の構成と解説によって展示したもので、パネルに構成された資料を中心に、作品も展示された。同時に「日本におけるダダイスムからシュルレアリスムへ」展も開催した。 開催概要 東京国立近代美術館 1968年6月1日‒7月14日(38日間) 19,421人(1日平均511人) 東京ドイツ文化研究所 ハンス・リヒター 21.0×22.0cm(80)p. 59点 85人

No image

第34回ベニス・ビエンナーレ展:出品作品国内展示

今回はコミッショナーを針生一郎が務め、三木富雄、菅井汲、高松次郎、山口勝弘の4名を代表として選出したが、ヨーロッパ在住の菅井は国内展示には参加しなかった。この34回展はパリ5月革命の余波を受けた学生運動の攻撃を受けて混乱したが、高松次郎がカルロ・カルダッツォ賞を受賞した。 開催概要 東京国立近代美術館 1階展示場 1968年2月27日‒3月6日(8日間) 国際文化振興会 針生一郎 25.1×18.0cm1枚 7点 高松次郎 三木富雄 山口勝弘/3人

No image

フリードリッヒとその周辺

19世紀の西洋美術を扱った展覧会は、当館にとって異例のことである。魂の象徴としての風景画を描いたドイツ・ロマン主義の代表的作家カスパール・ダヴィット・フリードリヒ(1774‒1840)と、その周辺の画家たちの作品を紹介するもので、本展は1974年にドレスデンのノイエ・マイスター絵画館で開催された展覧会を基本に、同館のナイトハルト博士の監修により、7つの章で構成された。当館開催後、京都国立博物館に巡回した。 開催概要 東京国立近代美術館 1978年2月11日‒4月2日(44日間) 87,116人(1日平均1,980人) 24.0×21.5cm (242) p. カスパール・ダヴィッド・フリードリッヒとその周辺 / ハンス・ヨアヒム・ナイトハルト カスパール・ダヴィッド・フリードリッヒ:展望の構造と詩魂の形成 / 今道友信 [美術]「フリードリッヒとその周辺」展 透徹したロマン / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1978年2月24日 フリードリッヒとその周辺展 自然描写の統一性 / 毎日新聞(夕) 1978年3月20日 フリードリッヒとその周辺展 身近に見る“ドイツの本質” / 朝日新聞(夕) 1978年3月22日 [美術評]「フリードリッヒとその周辺」展 独特な内面表現 / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1978年3月24日 127点 エルンスト・フェルディナント・エーメ カルル・ルートヴィッヒ・カーツ カルル・グスタフ・カールス ゴットリープ・クリスチャン・ヨハネス・ギーゼ ゲールハルト・フォン・キューゲルゲン アントン・グラフ ヨハン・クリスチャン・クレンゲル カルル・ロベルト・クロル カルル・ヴィルヘルム・ゲッツロフ ヨハン・ヴォルフガンク・フォン・ゲーテ ゲオルク・フリードリヒ・ケルスティング カール・フリードリヒ・シンケル ヨハン・クリスチャン・クラウゼン・ダール アドリアン・ツィンク アウグスト・ハインリッヒ クリスチャン・フェルディナント・ハルトマン カルル・クリスチャン・フォーゲル=フォン=フォーゲルシュタイン カスパール・ダヴィット・フリードリヒ カール・ブレッヒェン ヨハン・カルル・ベール エルンスト・ヘルビッヒ フリードリッヒ・マッテイ ヤーコプ・ヴィルヘルム・メヒャウ ルートヴィヒ・リヒター フィリップ・オットー・ルンゲ / 25人 C. D. フリードリッヒとその周辺 / H. ヨアヒム・ナイトハルト(ドレスデン国立美術館) フリードリッヒとの邂逅 / 東山魁夷 ドイツ・ロマン主義とフリードリッヒ / 今道友信 ドイツ・ロマン主義時代の文学 / 川村二郎 ドイツ・ロマン主義の音楽 / 吉田秀和 京都国立博物館 日本経済新聞社 ドレスデン国立美術館 ハンス・ヨアヒム・ナイトハルト

No image

今日の造形〈織〉:アメリカと日本

京都国立近代美術館特別展で、当館に巡回された。前年度の「ヨーロッパと日本」に続くシリーズ展で、本展では「アメリカと日本」を取り上げ、「織」造形の世界的な動向を探り概括した。アメリカ、カナダ、南米5カ国、あわせて33作家、94点、日本側からは5作家、6点の作品で構成された。あらゆる素材によるテキスタイルの可能性が披露され、特に硬質な素材による立体構築へと進んだ大がかりな実験的作品が際立った。 開催概要 東京国立近代美術館 1977年12月13日‒1978年1月29日(35日間)) 11,303人(1日平均323人) 20.0×20.0cm (91) p. 織りの造形 ─ 南・北アメリカと日本 / 福永重樹 [展覧会案内]日本画の大家5人展 8か国38作家の「今日の造形」展も / 読売新聞(夕) 1977年12月16日 [文化往来]織物芸術の可能性 / 日本経済新聞 1977年12月19日 [点描]「今日の造形〈織〉アメリカと日本」展 たくましい造形の展開 / 朝日新聞(夕) 1978年1月7日 「今日の造形〈織〉─アメリカと日本」展 新しい芸術を作る / 毎日新聞(夕) 1978年1月9日 [美術]今日の造形〈織〉アメリカと日本展 大胆さと伝統の重み / 植村鷹千代 サンケイ(夕) 1978年1月20日 100点 草間喆雄 小林尚美 高木敏子 堀内紀子 宮本和子 ネーダ・アルヒラリ ビア・ヴァスコンセラス ホセ・マリア・カルドーソ リア・クック グラシア・クトゥーリ マリアン・クレイドン ヘレン・フラン セス・グレゴール エッラ・クレブス フランソワーズ・グロッセン デービッド・ケイ ノラ・コレア クレール・ザイスラー タナ・サックス マドレーヌ・シショルム バーバラ・ショークラフト ケイ・セキマチ カローラ・セグーラ オルガ・デ・アマラル イニェス・トゥラッサ・ド・ナシメント イラシイ・ニィチェ マルタ・パラオ トム・フェンダー ゾラヴィア・ベッティオル ベティ・ボーモント ジョン・マックィーン ジャック・メルガリヤン ロイス・ランカスター リチャード・ランディス ジョーン・リヴィングストーン マリエット・ルッソウ=ヴェルメット インゲ・ロエスラー エド・ロッスバック ジョセフィーナ・ロビローサ / 38人 「今日の造形〈織〉─ アメリカと日本」について / 福永重樹 京都国立近代美術館

No image

フォンタネージ、ラグーザと明治前期の美術

1876年に創設されたわが国最初の官設の美術教育機関である工部美術学校に招聘され、教鞭をとったイタリア人画家フォンタネージ(1818‒82)と彫刻家ラグーザ(1841‒1927)の芸術を紹介。彼らと明治前期の美術との関連をたどりながら、草創期における近代日本美術の性格を明らかにしようとするもの。実用としての写実という考え方が次第に変質し、極めて日本的な洋風美術が成立する段階を跡づけようとした。 開催概要 東京国立近代美術館 1977年10月7日‒11月27日(45日間) 17,714人(1日平均394人) 24.0×25.0cm (230) p. アントニオ・フォンタネージ:〈真実〉の詩情と風景の構築 / アンジェロ・ドラゴーネ 明治以前の洋画 / 岩崎吉一 明治初期の洋画 / 市川政憲 ラグーザと日本の彫刻 / 三木多聞 「フォンタネージ、ラグーザ…」展 外光派以前の日本油彩画を展望 / 朝日新聞(夕) 1977年10月20日 [美術評]フォンタネージ、ラグーザと明治前期の美術展 / 寺田千墾東京新聞(夕) 1977年10月21日 フォンタネージ、ラグーザと明治前期の美術 見ごたえある企画が目白押し / 滝悌三 日本経済新聞 1977年10月24日 [美術]日本洋画草創期の熱気 / (雅) 読売新聞(夕) 1977年11月5日 「フォンタネージ、ラグーザと明治前期の美術」展 近代美術の源流 / 毎日新聞(夕) 1977年11月7日 252点 49人 ヨーロッパにおけるフォンタネージ / アンジェロ・ドラゴーネ(美術史家) フォンタネージ以前の洋風画 / 岩崎吉一 ヨーロッパにおけるフォンタネージ / 井関正昭 フォンタネージと日本 / 青木茂 明治初期の洋画 / 市川政憲 ラグーザと日本彫刻 / 三木多聞

No image

新収蔵作品の展示:昭和51年度収蔵作品 昭和50年度文化庁管理換作品

この展示は1976(昭和51)年度に当館に新たに収蔵された作品を紹介するために行われた。日本画は安田靫彦《鴻門会》など5点、油絵は関根正二《婦人像》など10点、水彩1点、素描5点、版画は瑛九の銅版画集《SCALE》など18点、彫刻1点、工芸は板谷波山《彩磁延寿文水差》など5点で、合計45点。また、文化庁からの1975(昭和50)年度管理換作品として、日本画15点、油絵20点、版画2点、彫刻3点があわせて展示された。 開催概要 東京国立近代美術館 1977年9月6日‒9月25日(18日間) 4,040人(1日平均224人) 25.8×18.2cm 8p. 85点 69人

No image

ソ連絵画50年展

ソ連は革命50周年の記念行事として日本との間に美術文化の交流を促進する計画をたて、わが国からは「近代日本画名作展」が構成されてエルミタージュ美術館とプーシキン美術館で展観された。逆にソ連からはこの「ソ連絵画50年展」がもたらされた。この展観ではトレチャコフ美術館とロシア美術館の所蔵品を中心として構成され、1917年の革命後の約50年間に描かれた、広大な自然を背景とした明るく力強い具象絵画が展示された。 開催概要 東京国立近代美術館 1967年10月28日‒12月10日(38日間) 29,274人(1日平均770人) 日本経済新聞社 24.0×25.0cm102p. 113点 70人

No image

浜田庄司展

浜田庄司(1894‒1978)は柳宗悦が提唱した民芸運動に共鳴し、その実践者として簡素で重厚な美の世界をひらいた近代日本陶芸の巨匠である。本展は当館での現存日本人作家4人目の個人展で、工芸部門では最初である。作品はすべて用を目的としたもので、作者の広汎にわたる知識によって研究された多様な釉薬や技法を駆使した皿、鉢、壺、徳利、茶碗、湯呑など、この年83歳を迎える浜田の生涯にわたる優品が選ばれ展観された。 開催概要 東京国立近代美術館 1977年4月16日‒6月5日(44日間) 68,669人(1日平均1,561人) 24.0×25.0cm (186) p. 浜田庄司の陶芸 / 吉田耕三 [美術]浜田庄司展 重厚であたたかな / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1977年5月6日 [美術評]浜田庄司展 “健康”な美しさ / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1977年5月6日 [文化往来]浜田、リーチ回顧展 / 日本経済新聞 1977年5月9日 いいものに接しよう 食卓の陶器を選ぶコツ / 日本経済新聞(夕) 1977年5月9日 60年の作陶・浜田庄司展 第一級の迫力 / 加藤貞雄 毎日新聞(夕) 1977年5月24日 無我の制作が凝縮 「浜田庄司作品展」を見る / 小川正隆 朝日新聞(夕) 1977年5月27日 浜田庄司展に因んで / 田村耕一 陶説 290 1977年5月 [展覧会月評]浜田庄司展 / 氷見徹 三彩 358 1977年6月 256点 浜田庄司の陶芸 / 水尾比呂志 日本工芸の展開 / 今泉篤男 生活の中の用と美 / 前田泰次 浜田庄司のやきもの / 吉田耕三 型について / 杉原信彦 現代美術と工芸 / 乾由明 日本経済新聞社

Page Top