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没後50年記念 佐伯祐三展
佐伯祐三(1898‒1928)は、民衆の生活の匂いのしみこんだパリの裏町の光景を、独特の鋭い線描と奔放な色彩によって描き出し、日本の近代美術史の中でも高い人気を誇る画家である。彼がその短い生涯をパリで閉じてから50年目に当たり、本展はそれまでのあらゆる佐伯展を上まわる規模で作品を収集展示し、プロジェクト・チームによる徹底的な研究調査の成果をふまえて、佐伯芸術の真価を新しく問い直そうとした。 開催概要 東京国立近代美術館 1978年7月22日‒9月3日(38日間) 194,052人(1日平均5,107人) 24.0×21.5cm (220) p. 佐伯祐三の人と芸術 / 河北倫明 佐伯祐三の実像を追って / 朝日晃 回想の二三 / 里見勝蔵 佐伯祐三君の藝術 / 前田寛治 追懐 / 山口長男 佐伯祐三と作品 / 市川政憲 [美術]佐伯祐三展 燃焼度の高さに魅力 / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1978年7月28日 佐伯祐三展 燃焼への直線的軌跡 / 滝悌三 日本経済新聞1978年8月1日 [美術評]佐伯祐三展 純粋な情感の魅力 / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1978年8月4日 近代洋画と日本の美意識 ─佐伯祐三の遺作展に寄せて─ / 原田実 読売新聞(夕) 1978年8月21日 佐伯祐三展によせて 「日本人の油絵」に悲願 / 小川正隆 朝日新聞(夕) 1978年8月26日 [The Week in Art] / Barbara Thoren, The Japan Times, August 6, 1978 Yuzo Saeki Exhibition / Mieko Sasaki, The Daily Yomiuri, August 8, 1978 205点 佐伯祐三の人と芸術 / 匠秀夫 京都国立近代美術館 朝日新聞社
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斎藤義重展
戦前の1930年代から常に前衛美術運動に関わり続け、戦後は国際的にも活躍し、この年に74歳を迎えてもなお、革新的な若い美術家たちにも大きな影響を与えていた斎藤義重(1904‒2001)。その独創的な創造活動を、初期から最新作に至るまでの100点以上の平面・立体作品でたどり、歴史性と今日性をあわせもつこの作家の全貌を概観するとともに、単なる回顧展ではなく、現代美術に重要で根源的な問題を提起しようとした。 開催概要 東京国立近代美術館 1978年6月16日‒7月9日(21日間) 10,256人(1日平均488人) 24×21.7cm (140) p. 斎藤義重の軌跡 / 三木多聞 斎藤義重論:再制作の今日性と歴史性 / 千葉成夫 [美術]斎藤義重回顧展 さわやかな秩序 / 日野耕之祐 サンケイ新聞(夕) 1978年6月24日 [手帳]美術の巨匠二人の回顧展 / 読売新聞(夕) 1978年6月26日 話題性富む抽象の二展 / 滝悌三 日本経済新聞 1978年6月27日 斎藤義重の軌跡一〇八点 / 加藤貞雄 毎日新聞(夕) 1978年6月27日 斎藤義重と東京国立近代美術館 / 小川正隆 朝日新聞(夕) 1978年7月6日 [美術評]斎藤義重展 / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1978年7月7日 [藝術新潮欄]国立美術館が初めて開く抽象画家の個展 / 藝術新潮 29-7 1978年7月 [連載 日本の親しき友への手紙VIII] / 池田満寿夫 藝術新潮 29-8 1978年8月 [The Week in Art] / Barbara Thoren, The Japan Times, July 2, 1978 [Art: People And Places] / Amaury Saint-Gilles, The Mainichi Daily News, July 8, 1978 108点 斎藤義重 ─ 永遠の冒険者 ─ / 針生一郎
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マリノ・マリーニ展
現代イタリア彫刻を代表するのみならず、ムーアと並んで世界の現代彫刻界の最高峰に位置するマリーニ(1901‒80)の、日本で初めての大規模な回顧展。古代地中海文化の原初的な生命力に触発されながら、鋭い現実感覚をも示す、簡潔で強靭な形態を生み出したマリーニの造形世界を、作者自身の選定による1920年代の初期作品から最新作に至る彫刻、油絵、グアッシュ、素描によって構成した。山形、北海道、兵庫、熊本に巡回。 開催概要 東京国立近代美術館 1978年4月15日‒6月4日(44日間) 52,217人(1日平均1,187人) 24.0×21.5cm (218) p. 序文 / エリッヒ・シュタイングレーバー マリーニと日本彫刻 / 三木多聞 [美術]マリノ・マリーニ展 彫刻も絵も一体化 / サンケイ(夕) 1978年4月27日 マリノ・マリーニ展 迫力ある強烈な個性 / 毎日新聞(夕) 1978年5月9日 マリノ・マリーニ展 生の原点を暗示 / 日本経済新聞 1978年5月16日 マリノ・マリーニ展を見て / 小川正隆 朝日新聞(夕) 1978年5月31日 [藝術新潮欄 スター・ダスト]はじめてのマリノ・マリーニ展 / 藝術新潮 29-6 1978年6月 [Mizue Journal]マリノ・マリーニ:騎馬像の確執 / 末永照和 みづゑ 879 1978年6月 [Art: People And Places] / Amaury Saint-Gilles, The Mainichi Daily News, May 27, 1978 138点 マリノ・マリーニについて / 吾妻兼治郎 マリーニの人と芸術 / 今泉篤男 読売新聞社
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第5回東京国際版画ビエンナーレ展
前回まで共催していた読売新聞社にかわり、今回から国際文化振興会との共催となった。これに付随して、国際文化振興会会長賞が外国作家に与えられることとなり、前回までの国際大賞=海外作家、国立近代美術館賞=国内作家という振り分けにこだわる必要がなくなった。43カ国の参加があり、国際大賞はスウェーデンのパー・グナ・テランド、国立近代美術館賞は日下賢二(1936‒)が受賞した。 開催概要 東京国立近代美術館 1966年12月4日‒1967年1月22日(36日間) 14,545人(1日平均404人) 国際文化振興会 ホルヘ・ロメロ・ブレスト ジャック・ラセーニュ ヴェルナー・シュマーレンバッハ ノーマン・リード ジェイムズ・ジョンソン・スイーニー 今泉篤男 土方定一 23.5×18.5cm(176)p. 536点 188人
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ブリジット・ライリー展:1959年から1978年までの作品
現代イギリスにおいて、オプ・アートの代表的な作家の一人とされるブリジット・ライリー(1931‒ )の回顧展。すでに当館では1969年の「現代世界美術展」や翌年の「現代イギリス美術展」で彼女を紹介していたが、国際巡回展を組織したブリティッシュ・カウンシルの呼びかけに応えて本展を開催し、彼女がスーラの模写や点描風の風景画から出発し、独自の自然観に基づきながらオプティカルな作品へと展開したことを示した。 開催概要 東京国立近代美術館 1980年1月19日‒3月2日(38日間) 17,834人(1日平均469人) 27.0×24.1cm (96) p. 現われ出ることにほかならない:ブリジット・ライリーの作品についての序論 / ロバート・クディエルカ ブリジット・ライリーとオップ・アート / 三木多聞 [美術]ブリジット・ライリー展 自然の感動、象徴的に視覚化 / (雅)読売新聞(夕) 1980年1月24日 「ブリジット・ライリー展」 視覚を華麗に惑わす / (邱) 朝日新聞(夕) 1980年2月2日 ブリジット・ライリー展 / 滝悌三 日本経済新聞 1980年2月5日 ブリジット・ライリー展 華麗な色彩を加えた曲線 / 加藤貞雄 毎日新聞(夕) 1980年2月8日 「ブリジット・ライリー展」をみて よくわかる画家の歩み / 中原佑介東京新聞(夕) 1980年2月28日 84点 ブリティッシュ・カウンシル 東京新聞
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ミロ展
明るい色彩と記号的な形がからみあう幻想的な作品を描いた、スペインの画家ジョアン・ミロ(1893‒1983)の回顧展。油絵、グアッシュ、版画をはじめ、彫刻、陶器、タピスリー、挿絵本など多方面にわたる作品が紹介された。作品は、ミロ自身の配慮によって、パリのマーグ画廊を中心にヨーロッパ各地、またニューヨークのピエール・マティス画廊を中心にアメリカ各地から集められ、初期から今日まで、各時期の作品を網羅してその展開をたどった。 開催概要 東京国立近代美術館 1966年8月26日‒10月9日(39日間) 167,349人(1日平均4,291人) 毎日新聞社 174点
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ドローネー展:ロベールとソニア
抽象美術の誕生と展開に決定的な役割を果たしたロベール(1885‒1941)とソニア(1885‒1979)の二人、ドローネー夫妻の、日本で最初の本格的な展覧会。最初、キュビスムに身を投じ、やがてこの運動とは一線を画した「純粋絵画」を完成させたロベール、非対象絵画の制作と並行してデザインの領域でも活躍したソニア。二人の芸術創造の展開の軌跡を、世界6カ国の美術館、所蔵家から集めた作品により構成した。 開催概要 東京国立近代美術館 1979年11月9日‒12月23日(39日間) 13,482人(1日平均346人) 27.8×20.8cm (191) p. 序文 / ベルナール・ドリヴァル ロベール・ドローネーの芸術と芸術論 / 穴沢一夫 ドローネー展 抽象・具象 両方をこなす / 滝悌三 日本経済新聞1979年12月4日 ドローネー展 “フランスの血”をひしひし / 毎日新聞(夕) 1979年12月7日 [美術評]ドローネー展 卓抜な色彩の美 / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1979年12月12日 ドローネー展 ロベールとソニア 「色彩と光」二人の円環 / 朝日新聞(夕) 1979年12月13日 [美術]ドローネー展 純粋な色彩の造形 / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1979年12月17日 [The Week in Art] / Barbara Thoren, The Japan Times, December 2, 1979 145点 ソニア・ドローネー ロベール・ドローネー / 2人
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第11回東京国際版画ビエンナーレ展
現在の国際展のあり方、そして版画そのものの状況を勘案し、出品規定に改正が加えられた。すなわち、①従来の版画概念で捉えられる版画作品、②広義の〈版〉技法を用いた作品の2項が設けられた。国際大賞はポーランドのアントーニ・スタルチェフスキー、東京国立近代美術館賞はドイツのユルゲン・シーファーデッカーが受賞。なお、国際交流基金の共催が今回までとなり、継続を模索しつつも本展はこれで終了となった。 開催概要 東京国立近代美術館 1979年6月29日‒8月5日(33日間) 15,964人(1日平均484人) 23.5×18.5cm (112) p. 東京国際版画ビエンナーレ展 全体としては低調 / 加藤貞三 毎日新聞(夕) 1979年7月18日 [点描]国際版画ビエンナーレ展 発足当時の迫力欠ける / 朝日新聞(夕) 1979年8月1日 [今月の焦点]第十一回東京国際版画ビエンナーレ展 版画の行方 / たにあらた 美術手帖 454 1979年9月 [The Week in Art] / Barbara Thoren, The Japan Times, July 8, 1979 [Art: People And Places] / Amaury Saint-Gilles, The Mainichi Daily News, July 21, 1979 262点 99人 国際交流基金 国立国際美術館 北海道立近代美術館 ダムロン・ウォン=ウパライ ニコラス・ドラフィン 呉光洙 東野芳明 イェルコ・デネグリ マウリチオ・ファジョーロ=デッラルコ ホセ=アウグスト・フランサ パット・ギルモア ラウル=ジャン・ムーラン エリザベス・アンダーヒルペドロ・アルカンターラ ジュディス・ゴルドマン ジョン・フィッツ・ギボン ジェフロイ・ジェームズ アンヘル・カレンベルク 小倉忠夫 岡田隆彦 井関正昭 乾由明 ネッロ・ポネンテ L. P. シハール E. L. L. ドゥ・ヴィルドゥ 中原佑介 本間正義
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現代写真の10人
年次秀作展として開催されてきた「現代写真展」にかわる企画。戦後に写真家として出発した世代を中心とする10名の写真家の作品により構成され、作家の観念に立脚した主観的傾向と、対象の洞察に始まる客観的傾向の二つの側面から、同時代の写真表現の動向を探った。作家と作品の選定には伊奈信男、金丸重嶺、渡辺勉があたった。 開催概要 東京国立近代美術館 1966年7月15日‒8月21日(33日間) 伊奈信男 金丸重嶺 渡辺勉 26.0×18.0cm(12)p 139点 安斎吉三郎 佐藤明 篠山紀信 高梨豊 東松照明 富山治夫 中村由信 奈良原一高 細江英公 横須賀功光/10人
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ポーランドのポスター
日本とポーランドの文化交流の一環として、両国ユネスコ国内委員会を通じ、日本宣伝美術会によって交換されたポスター展である。本展に出品されたポスターは、ポーランド造形美術家同盟を中心に、主要作家のものはほとんど含まれ、ポーランドのデザイン界を知る好機となった。世界におけるポーランドのグラフィック・デザインの占める独自な位置と、自由で大胆な表現が注目された。 開催概要 東京国立近代美術館 1966年7月15日‒8月21日(33日間) 20,151人(1日平均611人) 日本宣伝美術会 日本ユネスコ国内委員会 20.5×20.0cm(73)p. 119点 マチェイ・ウルバニェッツ ヴィクトル・グルカ スタニスワフ・ザグルスキ ヴォイチェフ・ザメチニク スタニスワフ・ザメチニック ヴァルデマル・シフィエジ ロスワフ・シャイボ フランチシェック・スタロヴィエイスキイェジー・スロコフスキー ブロニスワフ・ゼレック ロマン・チェシレヴィチ ヘンリック・トマシェフスキー イェジー・トロイトレル アンジェイ・ドンブロフスキ ユリアン・パウカ マチェイ・ヒブネル フーベルト・ヒルシェル ヴォイチェフ・ファンゴル イェジィ・フリサク マレック・フロイデンライヒ レシェック・ホウダノヴィッチ ヤン・ムウォドジェニェツ ユゼフ・ムロシチャック ヴィトルド・ヤノフスキー タデウシュ・ヨドウォフスキ マチェイ・ラドゥツキヤン・レニッツァ/27人
