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20世紀アメリカのポスター:ニューヨーク近代美術館所蔵品による
1978年に開催した「ヨーロッパのポスター」と対をなすよう企画された展覧会で、ニューヨーク近代美術館の全面的な協力のもとに、同館の膨大なポスター・コレクションから厳選された作品によって構成された。ヨーロッパの影響から出発し、第二次大戦中にバウハウスからの亡命者を迎えて刺激を受け、戦後の1960年代に豊かな開花を見せる20世紀アメリカのポスター・アートの流れと現状を紹介した。 開催概要 東京国立近代美術館 1983年12月14日‒1984年1月22日(28日間) 7,405人(1日平均264人) 24.0×25.0cm (180) p. 「20世紀アメリカのポスター」展 80年の歴史たどる / 滝悌三 日本経済新聞 1983年11月15日 213点 142人 京都国立近代美術館
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第3回サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展:出品作品国内展示
前年のヴェネツィア・ビエンナーレ出品作品の国内展示に引き続き、本年からブラジルのサンパウロで隔年開催される国際展へ出品される日本人作家の、事前国内展示を開催することとした。出品者のうち山口長男、脇田和、植木茂、昆野恆の4名は、「19人の作家」展の出品作家で、この部分は重なりあう展示となった。サンパウロでは棟方志功が版画部門大賞を受賞して話題となった。 開催概要 東京国立近代美術館 1955年2月15日‒2月20日(6日間) 国際文化振興会 36点 植木茂 岡田謙三 恩地孝四郎 昆野恆 棟方志功 山口長男 脇田和/7人
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19人の作家:戦後の絵画・彫刻
戦後10年間の日本の美術は、一方では西欧の近代美術との落差を見極め、他方ではわが国の伝統美術を顧みることにより、かなり激しい変貌を遂げつつ、次第にその独自の方向を見出しつつあった。本展は、第一線で活躍している中堅作家のうちから、戦後10年間に注目すべき仕事を残した日本画7名、洋画9名、彫塑3名を選び、その近作を陳列し新しい動向を示唆しようとしたものである。 開催概要 東京国立近代美術館 1955年2月5日‒3月13日(32日間) 11,527人(1日平均360人) 20.9×14.9cm23p 91点 植木茂 海老原喜之助 小倉遊亀 川口軌外 小牧源太郎 昆野恆 佐藤忠良 鶴岡政男 徳岡神泉 稗田一穂 東山魁夷 福沢一郎 福田平八郎 村井正誠 山口薫 山口長男 山本丘人 吉岡堅二 脇田和/19人
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現代の眼:日本美術史から
古代から近世に至る日本の美術を現代の感覚で捉え、従来と違った角度からその永遠の新しさを探り出そうとする企画。古代遺物、絵画、彫刻、陶磁器など部門別に分類し、展示構成に谷口吉郎の協力を得て、御影石やレンガ、コンクリートなどを組み合わせた台や畳などを用いて照明も工夫し、企画趣旨に沿った清新な陳列となった。また中庭には堀口捨己の協力を得て、京都・本法寺にある光悦作といわれる庭がモダンに模された。なお、東都文化出版の〈近代美術叢書〉の1冊として『現代の眼:日本美術史から』が後日刊行された(1955年3月)。 開催概要 東京国立近代美術館 1954年11月16日‒1955年1月30日(60日間) 21,508人(1日平均358人) 25.8×18.2cm(29)p. 173点 池大雅 石元泰博 浦上玉堂 尾形乾山 尾形光琳 可翁宗然 加藤武雄 坂本万七 佐藤辰三 慈雲 信海 立原杏所 俵屋宗達 白隠慧鶴 堀口捨己 本阿弥光悦 与謝蕪村 良寛 霊山道隠 渡辺崋山 渡辺義雄/21人
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世界の児童画
本展は、日本ユネスコ美術教育連盟の協力によって、世界の32カ国から集められた約2,000点の児童画を、10名の委員によって選考し展示したものである。日本国内からも、10,966点もの作品が集められた。これによって児童画の特性と、各国の民族的特質や地方色を通じて美術教育の現状を伝えようとしたもので、従来の美術教育のような技術偏重ではなく、児童の人格形成に資するための美術教育の大切さを訴える展覧会となった。 開催概要 東京国立近代美術館 1954年9月1日‒9月19日(16日間) 27,475人(1日平均1,717人) 富永惣一 滝口修造 久保貞次郎 倉田三郎 小林保司 湯川尚文 桑原実 山形寛 今泉篤男 河北倫明 25.7×18.4cm11p. 388点
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水彩と素描
本展は、水彩画と素描とが油彩画などの下絵としての位置にとどまるものではなく、独自の芸術作品として制作され、鑑賞されるという観点に立って企画された。西洋はシニャック、セザンヌら後期印象派以降、第二次大戦後までの作品、日本はワーグマンら明治初期に日本に水彩を伝えた画家たちをはじめ、浅井忠、大下藤次郎ら日本的水彩画を確立した画家たち、そして戦後の作家(日本画家も含む)に至るまでの作品を陳列した。 開催概要 東京国立近代美術館 1954年8月1日‒8月29日(25日間) 13,078人(1日平均523人) 25.5×18.1cm(7)p 290点 158人
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黒田清輝展
日本洋画の先覚者たる黒田清輝(1866‒1924)の30周忌に当たり、彼の遺志により創立された東京国立文化財研究所(もとの美術研究所)の協力により開催された。フランスに渡り画家を志した初期の習作から、晩年の小品に至るまでの代表作を網羅し、生涯の発展経過をたどるに充分な内容の作品が集められ展示された。また、彼がフランスで師事し、外光主義の強い感化を受けたラファエル・コランの作品をも参考出品した。 開催概要 東京国立近代美術館 1954年7月8日‒7月27日(17日間 24,949人(1日平均1,468人) 東京国立文化財研究所 25.9×18.3cm(6)p 137点 黒田清輝 ラファエル・コラン/2人
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大正期の画家
特定の時代に焦点を合わせ、絵画を通じてその時代を物語らせようとする最初の試みである。大正時代は、明治末期以来の西欧文化の移入による爛熟と、1923(大正12)年の関東大震災や経済界の変動に基づく不況という不安要素とがうらはらになり、民衆の社会や政治へのめざめもある、短いながらも変化に富む充実した時代であった。こうした時代の雰囲気が、洋画、日本画のみでなく版画や雑誌表紙の下絵などの資料を通じて伝えられた。 開催概要 東京国立近代美術館 1954年5月1日‒6月6日(32日間) 14,451人(1日平均452人) 25.9×18.3cm(6)p. 88点 53人
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近代の肖像画
近代日本の絵画をジャンル別に絞って各論的に考察する展覧会として最初のもので、本展では近代の肖像画の中で主に知名人をモデルにしたものや、多くの自画像を出陳した。写真が発明されてから、肖像画はモデルにただ似せるだけでは不十分となり、画家とモデルとのそれぞれの個性が複合したところに表現の要点が移ったが、それをみるのがこの展覧会のねらいである。なお、各モデルについて簡単な解説をつけ、鑑賞を助けた。 開催概要 東京国立近代美術館 1954年1月26日‒3月10日(37日間) 19,551人(1日平均528人) 26.0×18.3cm(6)p. 123点 62人
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フランシス・ベーコン
ダブリン生まれで20世紀の英国を代表する画家であるフランシス・ベーコン(1909‒92)の日本初となる本格的な回顧展。歪められた身体、叫ぶ顔、シンプルな枠組が生み出す入り組んだ空間表現など、ベーコンの特徴をよく示す、1945年から1982年までの作品45点が展示された。本展の実現に際しては、ブリティッシュ・カウンシルの公的援助とマールボロ画廊の全面的な協力の寄与が極めて大きな意味をもったが、ベーコンの来日自体は叶わなかった。その理由は風邪と伝えられる。なお本展は京都と名古屋に巡回した。 開催概要 東京国立近代美術館 1983年6月30日‒8月14日(40日間) 42,766人(1日平均1,069人) 27.0×24.0cm (111) p. フランシス・ベーコン / ローレンス・ゴーイング フランシス・ベーコンについて / 市川政憲 フランシス・ベーコン展 生の空虚と生臭さ暗示 / 滝悌三 日本経済新聞 1983年7月5日 「フランシス・ベーコン」展に寄せて 現代世界の悲劇性えぐる / 大岡信 東京新聞(夕) 1983年7月21日 [美術]フランシス・ベーコン展 視野の“奥”描き不意を打つ動態 / 田中幸人 毎日新聞(夕) 1983年7月29日 フランシス・ベーコン展 「見る」欲望かきたてる迫力 / 米倉守 朝日新聞(夕) 1983年8月3日 フランシス・ベーコン展 “生きる幻想”の肉体 / (川) 読売新聞(夕) 1983年8月4日 [Art News]フランシス・ベーコンの正体 / 色川武大 藝術新潮 34-8 1983年8月 45点 フランシス・ベーコンの芸術 / アラン・ボーネス(テート・ギャラリー館長) 東京新聞 ブリティッシュ・カウンシル
