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ピカソ展:その芸術の軌跡
画家の孫娘マリーナ・ピカソのコレクションから選んだ188点(いずれも日本初公開)を主体に、アメリカとソビエト連邦の諸美術館が所蔵する油彩画の重要作18点(基本的に青の時代からキュビスムまで)を加えて構成された。油彩・彫刻・水彩・素描・画帖など総計206点の出品作により、ピカソの幼年期から最晩年までの旺盛かつ多面的な創作活動が眺望できる内容となった。 開催概要 東京国立近代美術館 1983年4月2日‒5月29日(50日間) 295,742人(1日平均5,915人) 24.0×21.5cm (346) p. 「ピカソとその時代」:破壊と持続 / ヴェルナー・シュピース ピカソと空虚 / 本江邦夫 ピカソと《ラ・ヴィ(生)》 / 市川政憲 ピカソ展 “生”の芸術化の軌跡 / 滝悌三 日本経済新聞 1983年4月26日 [美術]ピカソ展 マリーナ・コレクション加え 芸術の全過程構成 / 加藤貞雄 毎日新聞(夕) 1983年5月4日 [点描]東京国立近代美術館「ピカソ展」 初公開作品集め高い密度 / 朝日新聞(夕) 1983年5月25日 [展覧会評]ピカソ展 / 難波英夫 アトリエ 677 1983年7月 206点 読売新聞社
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抽象と幻想:非写実絵画をどう理解するか
歴史的な回顧の性格をもつ展覧会ではなく、同時代の動向に目を向けた最初の企画。当時の日本における前衛的な傾向として、二つの主流を形成していたシュルレアリスムとアブストラクトを系統立てて整理し、展覧会の副題が示すように、いわゆる「分りにくい新しい絵」を理解させるように努めた。観客の理解を深めるため、各作家に自作に関するコメントを寄せてもらい、また写真や図表などのパネルもまじえて二つの潮流を解説した。なお、東都文化出版の〈近代美術叢書〉の1冊として『抽象と幻想』が後日刊行された(1955年6月)。 開催概要 東京国立近代美術館 1953年12月1日‒1954年1月20日(38日間) 16,657人(1日平均438人) 25.9×18.3cm(6)p. 91点 88人
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四人の画家:中村彝 小茂田青樹 萬鉄五郎 土田麦僊
この企画は、物故作家の中から4人を選び、その業績を見直すとともに、近代美術史上における位置と、近代美術家の系譜を再検討しようとしたもので、以後シリーズ展として継続される。第1回は、洋画では大正期に深い精神性を湛えた人物像を描いた中村彝(1887‒1924)と個性的な造形上の実験を続けた萬鉄五郎(1885‒1927)、日本画では大正から昭和初期にかけて写実に基づきつつ装飾性を加えた独自の様式を確立した小茂田青樹(1891‒1933)と土田麦僊(1887‒1936)を取り上げた。 開催概要 東京国立近代美術館 1953年10月10日‒11月25日(40日間) 中村彝・小茂田青樹:10月10日‒11月1日 萬鉄五郎・土田麦僊:11月3日‒11月25日 17,260人(1日平均432人) 中村彝18.3×12.9cm(36)p. 小茂田青樹18.3×12.9cm(15)p. 萬鉄五郎・土田麦僊18.3×12.9cm(23)p 255点 中村彝 小茂田青樹 萬鉄五郎 土田麦僊/4人
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現代写真展:日本とアメリカ
ニューヨーク近代美術館(写真部長:エドワード・スタイケン)の協力を得て、アメリカの現代写真家30名と日本の第一線写真家72名との作品をあわせ展観。写真の広汎な機能を自覚しながら、写真ならではの新しい視覚を創造しようとする芸術表現の現況を示した。日本側の出品写真の選定には伊奈信男、板垣鷹穂、金丸重嶺の協力を得た。この展覧会は大阪にも巡回され、当館初の地方進出を試みた。 開催概要 東京国立近代美術館 1953年8月29日‒10月4日(32日間) 22,505人(1日平均703人) 24.9×18.4cm(84)p 214点 102人
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近代日本絵画展:日本画の流れ(系譜と展開)
近代の日本画になお生き続ける伝統的な表現法を、大和絵、漢画、琳派、円山四条派、南画、風俗画など伝統諸派との関係を軸に考察し、さらに現代日本画の新傾向も加えてその展開を探った。《鳥獣戯画》《信貴山縁起》などの古典作品を参考出陳し、近代美術館が現代のもののみを展示するのではなく、古来より日本で育まれ独自の発達を遂げてきた絵画の流れと将来への展望の中で、近現代の美術を捉えていくという立場を表明した。なお、東都文化出版の〈近代美術叢書〉の1冊として『日本画のながれ』が後日刊行された(1955年4月)。 開催概要 東京国立近代美術館 1953年5月12日‒6月21日(36日間) 34,198人(1日平均950人) 18.4×12.9cm(73)p 104点 67人
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世界のポスター展
日本におけるポスターの国際的な展覧会として戦後初めての企画で、スイスをはじめ、フランス、イタリア、アメリカ、中国、インドなど世界各国から屈指のポスター約150点と日本の代表的作例約100点を展示したこの展覧会は、商業美術においてポスターがいかに大きな機能を発揮するかを示した。また、丹下健三と猪熊弦一郎による金属管を縦横に這わせた斬新な展示構成は、展覧会の形式に新機軸を打ち出した。 開催概要 東京国立近代美術館 1953年4月18日‒5月5日(15日間) 17,947人(1日平均1,196人) 26.0×18.4cm(8)p. 257点 154人
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近代美術展:近代洋画の歩み(西洋と日本)
印象派から戦後まもない時期のサロン・ド・メの作家に至る西洋近代絵画の発展の経過と、それに呼応するわが国の近代絵画、特に明治初期の高橋由一から昭和戦前期の前衛的な動向に至るまでの油彩画を中心とした洋画の展開の跡を比較しながらたどった。洋画の他に少数の彫塑を加え、西洋近代美術が日本近代にいかに影響を及ぼしたか、また日本近代美術がいかに独自のものを生み出したかをふり返った。なお、東都文化出版の〈近代美術叢書〉の1冊として『近代洋画の歩み:西洋と日本』が後日刊行された(1955年7月)。 開催概要 東京国立近代美術館 1952年2月1日‒4月15日(63日間) 55,704人(1日平均884人) 18.2×13.0cm(48),(34),18p. 182点 102人
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近代彫塑展:日本と西洋
明治以後の木彫と塑造が過去と現代、日本と外国との二重の対比の中からいかに発展したかを跡づけるために開催された。日本の部では高村光雲から戦後の柳原義達までの51人にラグーザを加えた107点が、西洋の部ではロダン、ブールデル、マイヨールらの国内にある名品35点が出品された。さらに中国、東南アジアの石彫25点が参考に出品され、ギリシャ美術の東漸をテーマとした図示パネルと平行して彫塑の系流を明らかにした。 開催概要 東京国立近代美術館 1953年6月27日-8月23日(50日間) 26,334人(1日平均527人) 18.4×12.9cm(56)p 157点 76人
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近代日本の美術:1945年以前 所蔵作品による全館陳列 開館30周年記念展 2
春に開催された「近代日本の美術:1945年以後」と対をなす展覧会で、第2部として所蔵作品のうち1907年の文展開設から第二次大戦終戦にかけての美術を展示した。通常の常設展示では200点程度の作品しか展示できないが、第1部と第2部あわせて600点以上の作品を展示し、当館の所蔵する名作をほぼすべて含むかたちで、近代日本美術の流れをかなり高い密度をもってたどれるものとなった。 開催概要 東京国立近代美術館 全館 1982年9月18日‒10月31日(38日間) 23,666人(1日平均623人) 26.0×19.0cm (32) p. 当館コレクションの成り立ちと性格 / 市川政憲 近代日本の美術展 数も質も名作ぞろい / 滝悌三 日本経済新聞 1982年9月25日 316点 183人 カタログ
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日本の型染:伝統と現代
日本における型染を通史的に概観しようとした企画である。国宝・重要文化財を含む奈良時代から明治時代までの作例を歴史資料として工芸館で展示し、これに各種の型紙資料も含めた。本展では、伝統的な型染の領域をさらに大きく広げた芹沢銈介、稲垣稔次郎をはじめとする近代作家から、新しい創作を試みようとする現代の作家たちの動きも紹介して、今日の型染の多彩な動向を示した。 開催概要 東京国立近代美術館 本館 工芸館 1980年6月20日‒8月3日(39日間) 28,885人(1日平均741人)本館 17,475人(1日平均448人)工芸館 11,410人(1日平均293人) 24.0×24.0cm (32), 144, (48) p. 日本の型染について / 杉原信彦 「日本の型染」展 自然で温和な装飾世界 / 滝悌三 日本経済新聞 1980年7月1日 [手帳]「型染」、柔軟、軽快に / 読売新聞(夕) 1980年7月2日 「日本の型染」展 手工芸見直す好企画 / 毎日新聞(夕) 1980年7月22日 214点 初代安藤広重 伊砂利彦 市川市兵衛 市川作兵衛 稲垣稔次郎 狩野吉信 鎌倉芳太郎 喜田寅蔵 児玉博 小宮康助 小宮康孝 小山保家 島田万喜男 清水幸太郎 鈴田照次 関口信男 芹沢銈介 玉那覇有公 中村勇二郎 古川喜兵衛 古川忠兵衛 古田重郎 松原定吉 松原与七 宮崎某 森義利 屋宜元六 弥蔵 柚木沙弥郎 四本貴資 / 30人
