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古賀春江の水彩

サンパウロ・ビエンナーレ国内展示終了後、同じ4階展示場を用いて、当館所蔵の古賀春江(1895‒1933)の水彩画を展示した。これらは古賀春江未亡人から遺作を託され、長年にわたり保管してきた高松太郎氏によって、1955年度に当館に寄贈されたものである。初期の自然主義的な写生から、西欧の近代美術の影響を受けて、キュビスム的な造形処理やクレー風の幻想を試みるなど多彩な作風変遷の軌跡をたどることができた。 開催概要 東京国立近代美術館 4階展示場 1965年3月16日‒3月28日 44点

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近代における文人画とその影響:日本と中国

わが国では江戸時代中期以後、中国の感化を受けて文人画が起こった。本展覧会では趙之謙以後、呉昌碩、斉白石に至る近代中国作品と、明治以降の日本の文人画とを比較しながら、文人画の特質を示すことで、文人画の伝統が古来より社会の変化にともない変貌し、様式化した南画と同一視されてきた経緯を再検討しようとした。また、これにあわせて文人画的感興の濃い洋画をならべ、現代の洋画家に与えた影響も示した。 開催概要 東京国立近代美術館 1965年4月6日‒5月9日(30日間) 15,577人(1日平均519人) 26.0×18.0cm(24)p. 140点 石井林響 今村紫紅 梅原龍三郎 小川芋銭 小川千甕 奥原晴湖 川上冬崖 岸田劉生 楠瓊州 熊谷守一 小杉放菴(未醒) 小林和作 菅原白龍 須田国太郎 津田青楓 富岡鉄斎 冨田溪仙 長井雲坪 中川一政 日高昌克 平福百穂 松林桂月 水越松南 村上華岳 森田恒友 萬鉄五郎 王祺 呉昌碩 斉白石 釈虚谷 徐悲鴻 趙之謙 任伯年/33人

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近代日本の裸体画

これまでに行われた、描く対象による分類─肖像画、風景画、静物画、風俗画などのあとを受けた裸体画展である。1895年の黒田清輝の《朝妝》問題に見られるように、裸体画は曲折を経ながらも、次第にわが国に受け入れられ、定着していった。本展では、明治、大正、昭和と時代が進むにつれて裸体表現がどのように展開してきたかを、洋画では黒田から戦後の野見山暁治まで、日本画では小林古径から石本正までを集めて検討した。 開催概要 東京国立近代美術館 1965年5月14日‒6月13日(27日間) 14,882人(1日平均551人) 26.0×18.0cm(24)p. 81点 54人

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新収集の油絵と彫刻

開催概要 東京国立近代美術館 1965年5月14日‒6月13日(27日間) 27点 石井鶴三 石井柏亭 猪熊弦一郎 梅原龍三郎 岡本太郎 オノサト・トシノブ 金子九平次 木内克 小絲源太郎 古賀春江 昆野恆 斎藤義重 新海竹蔵 須田国太郎 高井貞二 高田博厚 豊福知徳 野見山暁治 長谷川三郎 長谷川利行 堀内正和 宮本三郎 毛利武士郎 山口薫 山下菊二 山本敬輔/26人

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近代日本の名作:オリンピック東京大会芸術展示

オリンピック東京大会を機に、その「芸術展示」の一翼として、東京国立博物館の「日本古美術展」とともに開催された。1888年の浅井忠の《春畝》にはじまり、近年に至るまでの日本の絵画、彫刻、工芸の各分野において重要な役割を果たした作家の、最高の作品を展観し、近代日本の美術の水準を示すとともに、その全容を概観しようとした。伝統と創造の複雑な動きの中に新生面を開いてきた近代日本美術の特殊性がよく示された。 開催概要 東京国立近代美術館 1964年10月1日‒11月8日(34日間) 37,725人(1日平均1,110人) オリンピック東京大会組織委員会 26.0×18.0cm192p. 189点 146人

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本館所蔵の日本画

開催概要 東京国立近代美術館 4階展示場 1964年8月22日‒9月13日(20日間) 22点 麻田鷹司 石本正 岩橋英遠 小倉遊亀 片岡球子 堅山南風 加山又造 小林古径 中村岳陵 中村貞以 稗田一穂 平山郁夫 前田青邨 松林桂月 丸木位里 安田靫彦 山口華楊 山口蓬春 横山大観 横山操 渡辺学/21人

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現代国際陶芸展

朝日新聞社との共催のもとに、小山冨士夫がかねてから同社の依頼で各国の作家を歴訪して収集した作品を、日本陶芸界全般にわたる作品とあわせ展示した。世界陶芸の展望を試みようとしたものであり、陶芸へ世界的に大きな関心が寄せられるなか、陶芸国としての日本の多彩な作風を示し、優れた技術へ清新な刺激をもたらそうという展覧会である。大規模な「国際陶芸展」への予備的なものとして開かれ、京都分館へも巡回された。江戸後期、明治以降、国画創作協会、第二次大戦後という4つの区分に従って展望したものである。 開催概要 東京国立近代美術館 1964年8月22日‒9月13日(20日間) 14,774人(1日平均739人) 朝日新聞社 26.0×18.0cm(60)p. 232点 195人

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トーマス・シュトゥルート:マイ・ポートレイト

現代ドイツを代表する写真家の一人、トーマス・シュトゥルート(1954‒ )の個展。初期から展開されてきた《街路》、《肖像》、《美術館》の各シリーズに加え、1990年代に入って発表された《風景》、《花》、最新のシリーズである《パラダイス》まで、日本で撮影された未発表作を含む構成により、小規模ながら、国際的に注目される写真家の作品世界の全体像を視野に入れた内容となった。京都国立近代美術館に巡回した。 開催概要 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室 2000年10月3日‒12月9日(50日間) 4,576人(1日平均92人) 25.8×19.0cm (64) p. 見ることの場所:トーマス・シュトゥルートの写真 / 増田玲 無関心への抵抗 / 市川政憲 [写真]T・シュトゥルート個展「マイ・ポートレイト」 被写体からにじむ文化、歴史 / (前) 読売新聞(夕) 2000年10月20日 [ぶらりミュージアム]トーマス・シュトゥルート展 対象を正面から見据えて / 神谷幸江 朝日新聞(夕) 2000年10月25日 [写真展評]地下はいま / 倉石信乃 アサヒカメラ 85-13 2000年12月 [展評 美術館]「トーマス・シュトゥルート:マイ・ポートレイト」展 / 塚本由晴 美術手帖 798 2001年1月 47点 自作を語る / トーマス・シュトゥルート

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京都の日本画:円山応挙から現代まで

古くから日本の中心として繁栄してきた京都。その京都における日本画は、他の画派とは比較にならない深い下地と文化の累積、技術の伝統、そして感覚の洗練があるという点で、単に一地域の絵画ではなく日本絵画の源流といえるだろう。本展は、18世紀後半に新しい特色をだした近世京都の日本画が、その後どのように展開してきたかを江戸後期、明治以降、国画創作協会、第二次大戦後という4つの区分に従って展望したものである。 開催概要 東京国立近代美術館 1964年7月18日‒8月16日(26日間) 5,964人(1日平均229人) 26.0×18.0cm(32)p. 63点 50人

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ピカソ展

20世紀美術最大の巨匠ピカソ(1881‒1973)については、世界中で絶えず展覧会が開催されているが、本展は、1955年のローマでの展覧会、1960年のロンドンの大回顧展につぐ回顧形式のものである。絶えざる探求とめまぐるしい変貌を繰り返した彼の各期の代表作を集め、広範囲にわたる表現領域から、油絵、グアッシュ、彫刻など、主要なものを網羅し、巨匠の全貌を浮き彫りにする展覧会として画期的なものであった。 開催概要 東京国立近代美術館 1964年5月23日‒7月5日(38日間) 237,768人(1日平均6,257人) 毎日新聞社 24.0×26.0cm152p. 148点

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