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第3回東京国際版画ビエンナーレ展
今回は、前回を上回る45カ国の参加があった。国際大賞はユーゴスラヴィアの若手作家ヤネズ・ベルニークで、彼と大賞を争ったロバート・ラウシェンバーグは大原美術館賞。国立近代美術館賞は加納光於(1933‒)が受賞した。すでに高名な画家の労に報いる態度をすて、未知の層から新しい創意を発見することについて熱心に論議されたという。また特別展示として、第1回展での歌麿と北斎に続き、今回は写楽の作品を5週入れ替えで展示した。 開催概要 東京国立近代美術館 1962年10月6日‒11月11日(32日間) 17,568人(1日平均549人) 読売新聞社 ハル・ミッシンガム ピエール・レスタニー ジュリオ・カルロ・アルガン ジャラルディン・アメッド ウィリアム・リーバーマン ソラン・クルツィスニク 富永惣一 23.5×18.5cm(114)p 622点 226人
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近代の屏風絵
当館創設10周年記念展として、明治後期からのわが国屛風絵の名作を展示し、この形式の近代における発展をたどる展観である。室町から桃山にかけて豪華な様式を確立した屛風絵は、近代に至り、大会場における展示効果の問題と呼応して新しく脚光を浴びることとなった。本展ではこうした近代の屛風絵が、日本の伝統的作風と、西欧風自然主義的な構成をとり入れた経過を示しつつ、日本的美観の一特性を感得しうるようにした。 開催概要 東京国立近代美術館 1962年9月1日‒9月27日(23日間) 12,769人(1日平均555人) 20.5×21.0cm(74)p 51点 今村紫紅 太田聴雨 小川芋銭 鏑木清方 川合玉堂 川端龍子 菊池契月 小杉放菴(未醒) 小林古径 榊原紫峰 下村観山 竹内栖鳳 土田麦僊 富岡鉄斎 冨田渓仙 中村岳陵 橋本関雪 速水御舟 菱田春草 平福百穂 福田平八郎 前田青邨 松岡映丘 松林桂月 安田靫彦 横山大観/26人
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近代日本の造形:絵画と彫刻
本展は前回同様、「近代日本の造形」と銘うったが、前の展示が油絵と彫刻の発展経過をあとづけたのに対して、今回は特に現代作品に焦点をおき、造形表現という根本的な立場から、2、3階では日本画と洋画という区分ではなく「絵画─具象的傾向」「絵画─抽象的傾向」という分類で構成し、これに墨象、彫刻を加えて展示した。また、その背景としての油絵と彫刻を1階に、日本画と木彫を4階会場にそれぞれ回顧的に陳列した。 開催概要 国立近代美術館(京橋) 全館 1962年7月28日‒8月26日(26日間) 6,461人(1日平均249人) 26.0×18.5cm(2つ折り、折りたたみ時) 123点 122人
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近代日本の造形:油絵と彫刻
京橋での増築工事完成後初の展覧会。明治中期以後1962年に至る間の油絵と彫刻の中から当館所蔵品を中心とし、これに館外からの若干の作品を加え、系統立てて整理し展望したものである。洋画については「写実主義の歩み」「主観主義的な流れ」「単純化と装飾化」「前衛美術の先駆者」「現代美術の諸動向」の5章で、彫刻については「洋風彫刻の発展」「伝統木彫の展開」「戦後の展開」の3章で構成した。 開催概要 国立近代美術館(京橋) 全館 1962年6月28日‒7月22日(22日間) 6,547人(1日平均298人) 26.0×18.5cm(32)p 195点 151人
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現代絵画の展望
油絵、彫刻、日本画と続けてきた日本橋三越での「近代日本美術代表作品シリーズ」の第4回にして最終展。これまでの3回の展示では戦前の作品を主体としてきたのに対して、今回は戦後の日本画、油絵を対象としたが、場所柄集まる観客の保守性も考慮し、抽象的傾向を含みつつも基調は鑑賞本位の名作展に近いものとした。展示作品の半数以上は、一般所蔵家から借用したものである。 開催概要 日本橋三越 1962年2月13日‒2月25日(12日間) 26.0×18.5cm(32)p. 50点 50人
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現代日本の版画
日本橋三越での「近代日本美術代表作品シリーズ」では版画部門が計画されていなかったが、銀座松坂屋の会場提供により、同店7階特別催事場にて本展を実現することができた。展示作品は数年来収集の強化に努めてきた当館の版画コレクションから選び、現代版画の諸傾向の紹介を中心としつつも、若干の戦前作品を加えて、その歴史的発展の概略が理解できるように配列した。 開催概要 銀座松坂屋 1962年1月5日‒1月14日(9日間) 18.5×17.0cm(36)p 60点 畦地梅太郎 池田満寿夫 一原有徳 瑛九 海老原喜之助 小野忠重 恩地孝四郎 加納光於 川上澄生 川西英 北岡文雄 北川民次 上阪雅人 駒井哲郎 斎藤清 品川工 菅井汲 関野準一郎 土橋醇一(醇) 萩原英雄 浜口陽三 平塚運一 前田政雄 南桂子 棟方志功 村井正誠 山口源 吉田遠志 吉田穂高 吉田政次 脇田和/31人
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第5回安井賞候補新人展
本年度の安井賞は、当館が増改築工事中のため、ブリヂストン美術館を展示会場としたが、会場の都合で、展示作品は推薦100点のうち予選を行い70点に絞り込まれた。本年の審査は票が割れて容易に決まらず、評決を13回繰り返すという難航ぶりであったが、最終的に高橋秀(1930‒)の《月と道》が選ばれた。また安井賞設定5周年に当たり、特に1室を設けて安井の代表的遺作19点を特別展示し、その画業を偲んだ。 開催概要 ブリヂストン美術館 1961年12月5日‒12月24日(18日間) 5,406人(1日平均300人) 26.0×18.5cm(2つ折り、折りたたみ時) 85点 57人
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近代日本の洋画:国立近代美術館所蔵
大阪市立美術館との共催で、同館の2階半分を会場として開催した。内容は、明治期のフォンタネージや浅井忠らの初期洋画から戦後の斎藤義重、杉全直らの抽象絵画に及ぶ近代日本の洋画の流れを、当館所蔵作品90点により系統的に概観したもので、工事休館中の展覧会としては最大規模のものとなった。1日当たりの平均入場者数は少なめであったが、会場の採光が自然光線を主として見やすく充実した展示となった。 開催概要 大阪市立美術館 1961年11月3日‒12月17日(45日間) 5,934人(1日平均132人) 大阪市立美術館 26.0×18.5cm(36)p. 90点 90人
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近代日本画の流れ
日本橋三越における「近代日本美術代表作品シリーズIII」は、おおよそ文展開設(1907年)以後、戦後にかけての近代日本画を対象としたが、展示された当館所蔵の25点と館外から借用した18点の作品は、いずれも各傾向の発展成果を示す代表作であり、名作展としても見ごたえのあるものとなった。この三越におけるシリーズ展は入場無料のため観覧者数の統計をとっていないが、この日本画展がもっとも盛況であった。 開催概要 日本橋三越 1961年10月31日‒11月5日(6日間) 26.0×18.5cm(36)p 43点 43人
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現代世界のポスター:東京国立近代美術館所蔵品より
1990年度の「グラフィックデザインの今日」展に出品されたポスターが大量に寄贈され、当館のデザインコレクションの核ができ、デザイン部門が設立された。その後収集されたものも加え、所蔵ポスターから選んで構成した展覧会。日本、アメリカ、ポーランドなど、ポスター大国の作品が多いが、それに加えてフランス、イギリス、スイス、ドイツなど、世界各国の第一線で活躍しているグラフィックデザイナーのポスター作品を展示した。 開催概要 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室 1996年1月9日‒2月3日(20日間) 643人(1日平均32人) 29.8×21.0cm (2つ折り、折りたたみ時) 53点 勝井三雄 亀倉雄策 サイトウ・マコト 佐藤晃一 田中一光 戸田正寿 永井一正 仲條正義 中村誠 福田繁雄 松永真 グラピュ シーモア・クワスト ヴァルデマル・シフィエジ ヘンリー・スタイナー アイヴァン・チャマイエフ ローズマリー・ティッシ アラン・フレッチャー オルガー・マティス ダン・レイジンガー ヤン・レニッツァ / 21人
