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現代の陶芸:アメリカ・カナダ・メキシコと日本

京都国立近代美術館で前年に開催された「ヨーロッパと日本」に続く特別展として企画されたものだが、当館の特別展と交換し、相互に開催する最初の試みでもある。本展にはアメリカ、カナダ、メキシコの作家42名、日本の作家25名の作品が出品され、従来の陶芸から開拓されつつある造形の新しい可能性を紹介した。この一連の陶芸展は、1970年代という時点に立って、世界各国それぞれの作陶理念を比較し得る絶好の場となった。 開催概要 東京国立近代美術館 1971年12月14日‒1972年1月30日(35日間) 8,677人(1日平均248人) 京都国立近代美術館 25.0×25.0cm50p. 199点 67人

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近代作家の回顧 山口薫

「近代作家の回顧」展シリーズの一環として、今回は山口薫(1907‒68)一人を取り上げた。昭和の戦前から戦後にかけての洋画界において、一貫して日本的な風土性に基づきつつ近代的な造形を展開した山口の軌跡をたどり、そのヒューマンな感覚から生み出された、具象と抽象とが渾然となった抒情性豊かな造形を再評価しようとした。初期から晩年までの代表作を網羅し、特に構成上、戦前の仕事を綿密に扱うように配慮された。 開催概要 東京国立近代美術館 1971年9月4日‒10月10日(32日間) 14,157人(1日平均442人) 25.8×18.0cm(40)p. 159点

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新収蔵作品の展示:日本画 版画 工芸 書

1968‒70(昭和43‒45)年の3年度にわたって新たに収蔵された作品を紹介したものである。会場の都合で日本画、版画、工芸、書についてのみ実施し、洋画および彫刻の作品については年度末の時期に展観することを計画した。東山魁夷よりまとめて寄贈された《道》(1950年)をはじめとする多数の作品のほか、川端龍子《金閣炎上》(1950年)、小林古径《唐蜀黍》(1939年)、横山操《塔》(1957年)などが展示された。 開催概要 東京国立近代美術館 1971年8月14日‒8月29日(14日間) 4,810人(1日平均344人) 25.8×18.0cm5p. 80点 44人

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第6回ジャパン・アート・フェスティバル:国内展示

海外に日本の芸術文化を紹介し、文化交流に努め、またその市場を開拓することを目的に開催されてきたフェスティバルだが、今回は初めて南米でも開催されることとなり、11月からブラジルのリオ・デ・ジャネイロ近代美術館で、続いて翌年3月にイタリアのミラノ、ペルマネンテ展示会場へ巡回した。これに先立ち、4月28日、29日に出品作品の公募審査を行い、約1,700点の応募作品から選ばれたものを国内展示した。 開催概要 東京国立近代美術館 1971年7月17日‒8月8日(20日間) 8,073人(1日平均404人) 社団法人 国際芸術見本市協会 乾由明 今泉篤男 嘉門安雄 河北倫明 久保貞次郎 東野芳明 富永惣一 中原佑介 針生一郎 本間正義 三木多聞 山田智三郎 25.9×18.0cm(2つ折り、折りたたみ時) 62点 47人

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ルネ・マグリット展

ルネ・マグリット(1898‒1967)の日本で初めての大規模な回顧展で、ベルギー文化省によって編成された。20代の一時をパリで過ごし、アンドレ・ブルトン率いるシュルレアリスム運動に接触しながらも、その後はベルギーを拠点に独自の幻想世界を探求し続けたマグリットの孤高の画業の全貌を、彼が自己の様式を確立しはじめた1925年から晩年までを含む油絵66点、グアッシュと素描40点によって紹介した。 開催概要 東京国立近代美術館 1971年5月22日‒7月11日(44日間) 96,093人(1日平均2,184人) ベルギー文化省 京都国立近代美術館 毎日新聞社 24.0×25.0cm(172)p. 106点

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近代日本美術における1930年

1963年の「近代日本美術における1914年」展に続く企画で、今回は独立美術協会が設立され、フォーヴィスムの動きが明確化し、やがて日本の風土の中に定着してくるという重要な契機が作られた1930年前後の時点を捉えることを意図した。ここに古賀春江や三岸好太郎らの前衛的傾向や、プロレタリア美術の動向も加えて、洋画を中心に展示構成し、昭和戦前期美術の性格を明らかにしようとした。 開催概要 東京国立近代美術館 1971年4月3日‒5月16日(38日間) 15,750人(1日平均414人) 25.9×18.5cm(32)p 108点 59人

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バウハウス50年展

1969年がバウハウス開設50年に当たるのを記念して、67年西ドイツ政府によって組織された、かつて見ない大規模なバウハウスの総合展で、ヨーロッパ、アメリカなどの8都市を巡回、当館を最終会場として開催された。新しい近代美の創造を目指し、絵画、工芸、デザイン、建築、造形教育など広範にわたって展開されたバウハウスの実像を、豊富な資料と作品を有機的に組み合わせた構成で示したものである。 開催概要 東京国立近代美術館 1971年2月6日‒3月21日(38日間) 41,516人(1日平均1,093人) ドイツ大使館 22.0×22.0cm(27)p. 約1,250点 101人

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第7回東京国際版画ビエンナーレ展

今回から京都国立近代美術館が共催に加わり、東京、京都での開催となった。41カ国が参加し、出品点数の内訳は外国134名261点、日本34名67点。出品作家は日本、外国ともに新進作家が過半数を占め、作品傾向として大型化、シルクスクリーンの増加、イメージの転写などによる斬新な傾向と、伝統的技法の新たな展開を試みる傾向などが目立った。国際大賞はスイスのベルンハルト・ルギンビュール、東京国立近代美術館賞は靉嘔(1931‒)。 開催概要 東京国立近代美術館 1970年12月10日‒1月24日(33日間) 17,999人(1日平均545人) 国際文化振興会 京都国立近代美術館 ハル・ミッシンガム キャスリーン・フェンウィック 顧獻樑 ピーター・バードハ ヴィエル・モイッセン K.G.P.V.フルテン 河北倫明 23.5×18.5cm(148)p. 326点 167人

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現代イギリス美術展

国別による現代美術展シリーズの一環をなすもので、ロンドンのブリティッシュ・カウンシル美術部の協力のもとに開催された。新しい創造を目指して変化にとんだ多彩な動きをみせる世界の美術の中でも、もっとも創意と活気のある中心の一つとして注目されていたロンドン。本展は特に30歳代を中心とした新世代の動きに照準を合わせ、ポップ・アートやハード・エッジの抽象画、抽象彫刻の新しい動向などを紹介した。 開催概要 東京国立近代美術館 1970年9月9日‒10月25日(41日間) 14,884人(1日平均363人) ブリティッシュ・カウンシル 24.0×25.0cm86p. 49点 デイヴィッド・アネズリー ジョン・ウォーカー アンソニー・カロ ロナルドB.キタイ フィリップ・キング バーナード・コーエン パトリック・コールフィールド アレン・ジョーンズ ティム・スコット リチャード・スミス ピーター・セッジリー ウイリアム・タッカー ウイリアム・ターンブル ジョー・ティルソン ロビン・デニー エドゥアルド・パオロッツィ リチャード・ハミルトン バリー・フラナガン ピーター・ブレイク ジョン・ホイランド デイヴィッド・ホックニー ハワード・ホッジキン デイヴィッド・ホール ブリジット・ライリー マーク・ランカスター/25人

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第10回東京国際版画ビエンナーレ展

国際大賞は斉藤智(1936‒ )、東京国立近代美術館賞はポーランドのヨゼ・ウルバッフ。大賞の斉藤作品が写真製版であるように、作品が極めて多様となる中で、現代美術展として、開かれたコンテクストのアクチュアリティに対して、版画という枠を設けることが問題になりつつあり、本展開会中、国際審査員と組織委員参加のもとで「国際版画展のあり方と問題点─特に版画の概念の変容とそれに対する展覧会の対応」についての討論会が催された。 開催概要 東京国立近代美術館 1976年11月26日‒1977年1月9日(32日間) 12,865人(1日平均402人) 23.5×18.5cm (160) p. 第10回東京国際版画ビエンナーレ 映像利用の作品がめだつ / 安井収蔵 毎日新聞(夕) 1976年12月9日 「東京国際版画ビエンナーレ展」を見て / 小川正隆 朝日新聞(夕) 1976年12月21日 [美術]東京国際版画ビエンナーレ展 ひとりよがりな抽象 / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1977年1月6日 [焦点 岡目八目]盛り上がらぬ東京ビエンナーレ / P&Q 新美術新聞 110・111 1977年1月1日 [今月の焦点]第十回東京国際版画ビエンナーレの問題点 / 乾由明 美術手帖 417 1977年2月 [Mizue Journal]第10回東京国際版画ビエンナーレ展ほか 現代版画は自問する / 佐々木静一 みづゑ 863 1977年2月 [Art: People And Places] / Amaury Saint-Gilles, The Mainichi Daily News, December 3, 1976 274点 99人 今日の版画制作 / ロナルド・アレー(テート・ギャラリー・キーパー) 国際交流基金 京都国立近代美術館 メルヴィン・N. デイ 中原佑介 ジョン・ウォーナー ルネ・ベルジェ リシャルド・スタニスワフスキー E. L. L. デ・ヴィルデ ジョー・ミラー ドリス・シャドボルトウォルター・ザニーニ ロナルド・アーレー リヴァ・キャッスルマン ニコラス・ドラフィン ホルヘ・グルスベルグ 乾由明 S. A.クリシュナン オレ・ヘンリック・モー

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