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アール・デコのポスター

アール・デコは1910‒30年代に開花した装飾様式で、本格的に到来した機械工業時代、いわゆるマシン・エイジを背景としている。その消費生活の広がりを演出した主役がポスターである。広告・宣伝媒体の花形として大いにもてはやされ、ポスター黄金時代が出現した。その時代を、巨匠カッサンドルやポール・コラン、同時代にパリで制作した里見宗次の代表的なポスター49点で回顧したもの。 開催概要 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室 1995年8月8日‒10月7日(45日間) 4,021人(1日平均89人) 28.0×22.0cm (84) p. アール・デコ・ポスターの特質:広告的視覚言語芸術の成立/金子賢治 49点 里見宗次 オステル・ヴォイテク A. M. カッサンドル ジャン・カルリュ ポール・コラン G. サネ シャルル・ジェスマール アンドレ・ジラール ステックリン ジャック・セニール ウィリー・タネル アレックス・ヴァルター・ディッゲルマン ロジェ・デ・ヴァレリオ モーリス・デュフレンヌ テオ・ドーレ アンドレ・ニボーユ ハルティエン・パトロー ネハーフォード コルネリス・ヨハネス・ファン・デル・ラーン ピエール・フィクス・マッソー アルベルト・フス オトン・フリエス エミール=アントワーヌ・ブールデル ロベール・ベレニー ロジェ・ペロー ロベール・ボンフィス マルトン シャルル・ルポー / 28人

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東京国立近代美術館と写真 1953-1995

1995年度に開設された写真部門の最初の展覧会。この年開館した新フィルムセンターに設けられた展示室を拠点とする写真部門の発足にあたり、過去40年に及ぶ当館と写真の関わりを跡づけつつ、写真部門の方向性を探る機会とした。1953年の「現代写真展:日本とアメリカ」以降、 1974年の「15人の写真家」までの写真展の出品作を含み、さらに1990年度以降本格的な収集に着手する以前、以後のさまざまな機会に収蔵された写真作品により構成した。 開催概要 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室 1995年5月23日‒7月29日(50日間) 4,182人(1日平均84人) 25.7×19.0cm (100) p. 東京国立近代美術館における写真展 1953 ‒1974:過去の展覧会が示唆すること / 増田玲 1974年以後:表現の不自由を踏まえて / 市川政憲 美術館で「写真」は今… / 渡辺淳悦 朝日新聞(夕) 1995年7月1日 101点 石内都 石元泰博 伊藤義彦 植田正治 瑛九 榎倉康二 大竹省二 木村伊兵衛 椎原治 篠山紀信 柴田敏雄 杉本博司 高梨豊 東松照明 富山治夫 土門拳 中平卓馬 林忠彦 福田勝治 藤本四八 細江英公 森山大道 山中信夫 吉岡専造 ハリー・K. シゲタ(重田欣二) アルフレッド・スティーグリッツ / 26人

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抽象表現主義 紙の上の冒険:メトロポリタン美術館所蔵

ニューヨークのメトロポリタン美術館の所蔵作品から、抽象表現主義の画家や彫刻家たちが紙に描いた作品を選んで構成された。22作家による85点の作品には作家たちのアイデアやモチーフの発展過程を見て取ることができ、また、さまざまな技法によるこれらの作品の多くは準備習作といった域を超えて、紙に描かれた絵画という趣を持つものであった。 開催概要 東京国立近代美術館 1995年3月11日‒6月4日(74日間) 57,557人(1日平均778人) 28.0×21.5cm (127) p. 序 / リサ・ミンツ・メッシンジャー 「抽象表現主義─紙の上の冒険」展から メトロポリタン美術館所蔵 上・中・下 / 松村寿雄 産経新聞(夕) 1995年3月8-10日 現代美術 読み直す契機に / 菅原教夫 読売新聞(夕) 1995年3月16日 [美術]2つの米抽象表現展 / 宝玉正彦 日本経済新聞(夕) 1995年3月31日 [美術]2つの抽象表現主義展 普遍性めざす試行錯誤と戦略 / (若) 朝日新聞(夕) 1995年4月4日 [美術]「抽象表現主義-紙の上の冒険」展 主題の解体模索 / 山梨俊夫 東京新聞(夕) 1995年4月14日 「抽象表現主義─紙の上の冒険」展 / 赤旗 1995年4月28日 [アート]抽象表現主義─わが青春─ / 池田満寿夫 産経新聞 1995年5月14日 「抽象表現主義─紙の上の冒険」展 “始まりの美術史”をもって現代を穿とうとする試み / 谷新 毎日新聞(夕) 1995年5月15日 [Art]リサ・M・メッシンジャー 「メトロポリタン美術館所蔵 抽象表現主義─紙の上の冒険」展・キュレーター / シュプール 7-6 1995年6月 85点 フィリップ・ガストン ジェローム・カムロウスキー フランツ・クライン アドルフ・ゴットリーブ テオドロス・スタモス デイヴィッド・スミス イレイン・デ・クーニング ウィレム・デ・クーニング ドロシー・デーナー マーク・トビー バーネット・ニューマン イサム・ノグチ ウィリアム・バジオテス ハーバート・ファーバー リチャード・プーセット=ダート ジェイムズ・ブルックス フリッツ・ブルトマン ジャクソン・ポロック ロバート・マザウェル アン・ライアン セオドア・ロザック マーク・ロスコ / 22人 フジテレビジョン

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若林奮展:素描という出来事

1992年度、彫刻家若林奮(1936‒2003)が1955年から86年までの30年間に描いた3,055枚の素描群が作家本人から当館に寄贈された。この展覧会はその一部を紹介したものである。いわゆる作品と呼び得るものから、プランやいたずら描きに近いものまでと出品内容は多岐に渡ったが、総体として見る時、それは一人の彫刻家の世界というにとどまらず、広く創造行為一般について考える一つの機会となったと思われる。 開催概要 東京国立近代美術館 1995年1月5日‒2月26日(46日間) 11,493人(1日平均250人) 28.8×25.0cm (40) p. 若林奮と素描 / 市川政憲 夥しさについて / 中林和雄 [美術]「若林奮-素描という出来事」展 創造する「時間」を積み重ね / (若) 朝日新聞(夕) 1995年1月18日 [美術]若林奮展 意識下領域の隅々に光をあてる素描群 / (菅) 読売新聞(夕) 1995年2月2日 [美術]若林奮展─素描という出来事 秘密めく不条理感 / 北澤憲昭 東京新聞(夕) 1995年2月3日 [美術]若林奮展 イメージの裸形刻む素描群 / 三田晴夫 毎日新聞(夕) 1995年2月6日 若林奮展 緊張強いる素描の30年 / 宝玉正彦 日本経済新聞 1995年2月17日 [展評]若林奮展 地下から地上へ…創造の始まり / (M) 産経新聞 1995年2月19日 [Stardust]若林奮の“素描三千世界” / 藝術新潮 46-2 1995年2月 若林奮展─素描という出来事 世界を素描のうちに切り開く視線 / 難波英夫 週刊エコノミスト 1995年2月14日 317点

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日本の美:伝統と近代

明治以降の近代化は多くの面で西洋化と同義であったが、こと日本画においては伝統的表現の研究や継承も重要な意味をなした。そうして生み出された日本画の代表的作品を、近世以前の仏画、大和絵、写生画派、南画等の日本美術と並べ、そこに表された日本的美の特質について考える機会とした。なお、本展は平安建都1200年を記念し、京都国立近代美術館の1994年度特別展として企画され、交換展として開催したものである。 開催概要 東京国立近代美術館 1994年11月22日‒12月18日(24日間) 8,992人(1日平均375人) 29.0×22.0cm (150) p. 日本の美:その線と色 / 富山秀男 [Art] A tradition of line, color and beauty / Kyoko Nakajima, The Daily Yomiuri, December 2, 1994 85点 46人 京都国立近代美術館

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木村忠太展

木村忠太(1917‒87)は香川県に生まれ、1953年以来フランスを拠点として制作した画家である。すでに過去のものとされていた印象主義の光の要素を根底的に追求し、自然と画家との内面的かつ親密な交感のかけがえない唯一の「場」として光を捉え直した彼は、自らの立場を「魂の印象主義」と名づけた。本展は厳選された油彩87点に、鉛筆およびパステル画46点を加え、彼の画業の精髄を紹介した。国立国際美術館に巡回。 開催概要 東京国立近代美術館 1994年5月20日‒7月3日(39日間) 45,192人(1日平均1,159人) 28.0×22.4cm (200) p. 木村忠太によせて / ジェルマン・ヴィアット 木村忠太 / アラン・グルニエ 序論 / 本江邦夫 木村忠太のデッサン / 南條彰宏 [展評]木村忠太展 心象に昇華された光と形 / 日野耕之祐 産経新聞 1994年6月5日 木村忠太展 内面の光描く印象主義 / 宝玉正彦 日本経済新聞 1994年6月14日 [美術]木村忠太回顧展から 人間と自然を貫く光 / (川) 読売新聞(夕) 1994年6月17日 133点 読売新聞社

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山本丘人展

「世界性に立脚する日本絵画の創造」を掲げた「創造美術」の創立メンバーである山本丘人(1900‒86)。丘人は作風を変転させながらも、一貫して画面に豊かな詩情を盛り込んだ。その制作および作品は、日本画の本質、あるいは要点という問題について提起するものだといえる。この展覧会では、戦前期の作品をも含めた代表作によって丘人の創作の全貌を明らかにするとともに、それが現代の日本画にどのような意味を持つかを考察する機会とした。 開催概要 東京国立近代美術館 1994年3月19日‒5月8日(44日間) 76,184人(1日平均1,731人) 27.9×22.5cm (176) p. 山本丘人試論 / 尾﨑正明 [美術]山本丘人展 優美と剛健…感性のドラマ / (三) 朝日新聞(夕) 1994年4月5日 [美術]山本丘人展 清れつな『詩精神』 / 東京新聞(夕) 1994年4月7日 [展評]山本丘人展 雄渾さと優美な叙情と / 日野耕之祐 産経新聞(夕) 1994年4月17日 [Arts] Painting the poetry of the land / Kuniko Baba, The Japan Times, April 24, 1994 81点 日本経済新聞社

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黒田アキ:廻廊=メタモルフォーゼ

フランスで活動を続け、独特のフォルムと大胆な彩色、明確なコンセプトにより高い評価を得た黒田アキ(1944‒ )の近作展。美術館の展示空間を廻廊に見立て、絵画、素描、壁面への直接のペインティング、インスタレーションにより構成。この画家独特の自在かつしなやかな感性が反映されたものとなった。 開催概要 東京国立近代美術館 1993年12月23日‒1994年2月20日(45日間) 10,613人(1日平均236人) 28.0×21.5cm (120) p. 黒田アキ=メタモルフォーゼ / 本江邦夫 ダイダロス:黒い月の光 / パスカル・キニャール 黒田アキの時=空 / ジャン=ピエール・ビブリング [展評]黒田アキ展 晴れやかな変容 / (M) 産経新聞 1994年1月9日 [美術]黒田アキ展 軽快さに隠された重層構造の生命感 / (三) 朝日新聞(夕) 1994年1月18日 [美術]黒田アキ展 在パリ20年、鮮やか近作群 / (晴) 毎日新聞(夕) 1994年1月28日 [美術]黒田アキ「廻廊=メタモルフォーゼ」展 明快な形と強い力 / 宝玉正彦 日本経済新聞(夕) 1994年1月28日 [美術]黒田アキ展 会場全体が廻廊 複数作品に同一構造の反復 / (菅) 読売新聞(夕) 1994年2月3日 今、美術館がすべきこと…東京国立近代美術館が中堅作家のサポート開始 第一弾は黒田アキのワンマンショー / 月刊ギャラリー 105 1994年1月 [持続する現在]黒田アキ 言語の交差 / 菅原教夫 美術手帖 687 1994年4月 約110点 国立国際美術館

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国画創作協会回顧展

国画創作協会は、旧態依然とした文部省美術展覧会の体制に不信感を抱き、日本画の革新のための自由な制作の場を欲した小野竹喬、榊原紫峰、土田麦僊、野長瀬晩花、村上華岳ら京都の気鋭の日本画家たちにより1918年に結成された団体である。本展は、7回にわたり開催された同協会展出品の日本画に絞り、各回ごとに作品を分けて展示することで同協会の歩みをたどった。京都国立近代美術館の1993年度特別展として企画されたものを、交換展として当館で開催した。 開催概要 東京国立近代美術館 1993年11月16日‒12月12日(24日間) 7,639人(1日平均318人) 29.0×22.0cm (202) p. 大正期京都画壇革新の試み:国画創作協会回顧 / 内山武夫 [絵画]国画創作協会回顧展 大正の多様な深層心理映す / (三)朝日新聞(夕) 1993年11月26日 [美術]国画創作協会回顧展 意欲と情熱、脈々と / 宝玉正彦 日本経済新聞(夕) 1993年12月3日 [新美術時評]新情報の集中と利用について / 田中日佐夫 新美術新聞 688 1993年12月1日 90点 87人 京都国立近代美術館

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柳原義達展

戦後の日本を代表する具象彫刻家であり、彫刻を通して「生命」を表現しようとした柳原義達(1910‒2004)の回顧展。頭部、《犬の唄》連作をはじめとする人体、鴉や鳩をモチーフとする《道標》シリーズなど、彼の代表的彫刻作品に多数のデッサンをあわせて展示し、柳原の骨太にして気品あふれる造形の世界を探った。 開催概要 東京国立近代美術館 1993年9月10日‒10月17日(33日間) 7,312人(1日平均222人) 28.0×22.5cm (168) p. 大いなる凹(コンケーヴ) / 市川政憲 造型への意志:彫刻家柳原義達の歩み / 髙橋幸次 [アート]柳原義達展氏 “彫刻”60年の道標 / 松村寿雄 産経新聞 1993年9月19日 柳原義達展 思索的で高潔な気配 / (宝) 日本経済新聞 1993年9月20日 [美術]柳原義達展 「二重」の抵抗意識 厳しい造形に表現 / (三)朝日新聞(夕) 1993年9月21日 [美術]柳原義達展 力の凝集と拡散 / 北澤憲昭 東京新聞(夕) 1993年10月1日 [美術]柳原義達 デフォルメにヒューマンな香り / (菅) 読売新聞(夕) 1993年10月4日 [美術]柳原義達展 労苦の刻む比類ない造形 / 三田晴夫 毎日新聞(夕) 1993年10月5日 柳原義達展 具象彫刻の苦悶の跡 / (F) 京都新聞 1993年11月20日 135点 彫刻を語る / 柳原義達 中学・高校美術科担当教諭のための美術鑑賞講座 / 柳原義達 京都国立近代美術館

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